南紀ツーリング3日目

朝食前にカメラだけを提げてブラっと出かけたついでに「くしもと大橋」で向かいの大島へ渡ります、串本の町から見るループもさほどの勾配でもなく潮岬や橋杭岩も望め、6時に九度山人さんに電話して「15分もあれば来られるよ」と呼びつけてしまいました。
 7時にはビジホに戻り朝食、いつもは朝食を取らずに早朝に飛び出ししばらく走ってからコンビニおにぎりをかじる習性の私も、今朝は丁度良いウォーミングアップができました、しかし九度山人さんの良く食べる事(*_*;
 ちなみに泊まった「ビジネスホテル串本(本店)」は込\6.000で最近の地方都市のビジホとしては安くはありませんが、隣の温泉に入れて朝食付きバイキングと言うほどオシャレなものではありませんが、セルフサービスで好きなものが選べてなかなかよろしいです。


潮岬で旦那とキャンプしていた大黒屋さんと8時に合流、使いきったスペアチューブを補給しに自転車に立ち寄ります、結構大きな店なのですが700C米式バルブを使用している九度山人さんの分はありません(大阪でも店に置いている処はそうは無いゾ)、その上タイヤサイドがかなり痛んでいたのかエアーを足そうとしたらバースト、結局店にあったスキンサイドのパセラ28Cを買って2本チューブを修理して貰う事に… 大幅な時間ロスに先が思いやられます。
 古座まで極力旧道を使いながら陽射しの厳しいR42を古座町へ、R42から離れ山間部に入るとコンビニ等は皆無、オークワに立ち寄り食料と飲料を補給、古座川から支流の小川(こがわ)沿いに県道那智勝浦古座川線を滝の拝に向かいます。


11時には滝の拝に到着、鮎釣を眺めながら木陰で昼食、その後も小川沿いに遡り小森川へ、篭へは県道を10キロ程の距離ですがそちらへは強烈な登りが待ち構えてますので、新しく開通した小森川小匠林道を利用して小匠へ向かいます、途中ベニヤ板に赤文字で「小匠へは抜けられません」とか「トンネルは照明、非常電話なし」とか書いてありますが、間引きされてましたがちゃんと照明も点いていて、非常電話までありました。
 ↑新しく開削された林道は木陰が少なく辛い登りでしたが、トンネルは天然のクーラー思いっ切り涼しいです。


小森川小匠林道を下り、一旦昔からある高野林道に入りますが、昔skuramさん、乾さん、ヤマタンさんと4人で走りパンクしまくったダートも既に分岐から南側は舗装済み、分岐から北側も舗装工事中でした。
 樫山林道から小匠ダムへのダブルトラック?のダート路も考えましたが、パンクのリスクと時間を考えて、再び小森川小匠林道へ入り山越え区間、どうにか2つのトンネルを越え14時過ぎには小匠集落へ、お店はありましたが「あずきバー」どころかアイスクリームは売っていませんでした、子供がいなくなると売れないそうです。
 ↑樫山林道を見下ろします、まだまだ走れそうですし小匠ダム堰堤が閉じられるも大雨の時だけだそうです。 なお小屋はなくなって鉄橋はコンクリート橋になっていました。


小匠から太田川沿いに<45>那智勝浦熊野川線を走り、庄という処から浦神へ越える未踏のダートへ入ります、一応軽トラで走れそうな道ですが、途中の分岐などが判りづらく地形図は必携です。 なおこのルートの取り付きは熊野古道大辺路浦神峠と重なっています。
 ダートの登りを半ば押してきたのですが、トンネル内を乗車して抜けようとするお二人、ライトを点けて先導したのですが… 少し早すぎたのか、大黒屋さんの「見えへん」の声の後、ガチャ?ンと音が九度山人さんが見事に転倒していました。 ちなみに九度山人さんは1日目も転倒しています。
 紀伊浦神駅で輪行支度をし、九度山人さんは16:04発の下り(和歌山回り)、大黒屋さんは旦那のお迎え、私は16:40発の上りで帰途に就きました。

 走行72.8キロ(くしもと大橋往復含む)、平均15.2キロ、最高38.1キロ、実走行時間4:47。



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「南紀ツーリング3日目」への3件のフィードバック

  1. cancanさんとしか行けないマニアの道、堪能しました。
    cancanさんのガイドで紀伊半島の奥地を旅するという私の夢は、予想外に早く実現してしまいましたので、今度はもっとすごいむずかしい注文をしますね♪ハプニングもありましたけど、すっごい楽しい旅になりました。
    次はどこへ行きますか?

  2. 大瀬矢野口に将軍川林道、那智勝浦古座川線とおいしい処は回りましたよ。
    すさみ古座川線と大附見老津停車場線の香の塔峠ならミニで一人で回って来れると思いますよ。
    大塔村木守も良い処だけどかなり長丁場になりますからね。

  3. 帰宅して一日経ってから筋肉痛がでてきました。
    よくも走りに走ったなぁと思います。
    今は達成感で満たされています。
    cancanさんには、いろいろと面倒を見ていただいて、どうもありがとうございました。
    自転車での移動の様子が少しは理解できたかなっと、自信が持てそうです。
    私のデジカメで撮った数少ない写真をdoblogに貼り付けましたので、見に来てください。

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