気の効かないバックたち(其の四)フロントバッグ

オーストリッチの巨大なフロントバッグ、もちろんキャリアは必須でハンドルバーに2本のベルト、ヘッドチューブに1本のベルトで固定し、恐らく蓋の2本のベルトをフロントキャリアを潜らせて固定する様に考えられている。 前左右に3つのポケット、後ろに2つのファスナー式の縦長のポケットが付いている。
 蓋が前開きが良いか後開きが良いかはともかくとして、この前開きの蓋は開くとベルトが前に垂れ下がってしまい非常に使いづらい、うっかり忘れて動きだしたりするとバックルがスポークにからまり悲惨な事になる、開閉は停車時に前からするものなんて事を云う人もいそうだが、そんな事までどうこう云われたくもないし、だからと云ってこの仕様が納得できるものとも思えない。
 スナップ止めのマップケースとレインカバーが付属しているが、これも使い勝手の良いものではない。
 5点で固定しても荷物が重いといかんせん左右の振れは大きい、私の場合はリクセンカールのブラケットにコの字型の金具で挟み込む様にして使用していたが、バッグそのものの使い勝手の悪さに最近は収納量を犠牲にしてもモンベルのフロントバッグを使用している。


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