【187】 千代川村道路元標 (京都府南桑田郡)

京都府南桑田郡千代川村は昭和30年に亀岡町周辺16町村が合併し亀岡市となった。 その後南桑田郡は樫田村が大阪府高槻市に、篠村が亀岡市に編入され消滅した。
 ’千代川村道路元標’は山陰道(旧R9?)に面した亀岡市立千代川小学校正門前に建っているが、この正門は明智光秀の居城として知られる丹波亀山城の数少ない遺構(御殿門)を移築したものらしい。


どうやら此処の道路元標は家庭ゴミを出す場所の目印にされているらしく、カラス避けのネットがかぶせてあった。 小学校の門前に変な格好をした人間が自転車で乗り付けてネットをのけたり写真を撮ったりとウロウロしているものだから、誰かに通報されたのか自治会とか自主パトロールと覚しき人がやってきてジロジロこちらを窺っている。 御殿門の由緒を書かれた案内を見ていたから誤解は解けたのか声を掛けられる事もなかったが、せちがない世の中になったものである、まあ’道路元標’を探して自転車で走り回っているのだから’変質者’と云えば’変質者’かも...


資料に拠ると’千代川村大字小川小字樋ヶ辻40番地先’となっていて、位置的には移動している雰囲気だが、’千代川村道路’以下は埋まってしまっている。


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