住基カード

 いまだに普及率2%に届かないと云われる悪評高い住基カード、ユニークな番号がカード面に記載されていない事を理由に単体では公的身分証明としてみとめない処もあると云うのも情けない話なのだが。 運転免許証を持たないし、この先渡航予定もない我が身にはパスポートも必要ない。 この国では日本国籍を有していると主張できれば身分を証明するものを携行する義務もない、でも色々不便を感じる事も少なくない、例えば遠路はるばる訪れた「宮崎県文書センター」では閲覧すら身分証明の提示を求められた(その時はHPにその旨の記載がまだなかったので無理強いしたが)、無料で取得できるtaspoは身分証明にならないそうだし(タバコをやめなかったら取っていただろうけど)、今回 e-taxでの利用もあって取得する事にしたのだが。

 もとより写真付き身分証明を持たない身では「住基カード」の取得手続きにも余計に郵送による確認手続きが必要になる、と云う事はホームレスになると取れなくなるんだ。 さすがに普及率2%とあっては役所職員の動きもテキパキとは行かない、個人認証端末でエラーが出たら(*_*) ごくろうさん。
 しかし暗証番号を入力するキーボードって上から123となるCCITT準拠と、789となるISO準拠が混在しているのはネェ。 一般人には早くに普及したプッシュホン電話機に合せたのだろうけど、フルキーボードに馴れ過ぎた私には危なっかしくて、電話では間違えて押してしまう事がしょっちゅう、さすがに携帯電話で数字をいちいち叩く機会はあまりないが。 ちなみにうちのマンションのオートロックはCCITT、でも普通な電卓はISO。 電話機はCCITT、計算機はISOだと納得しても、暗証番号入力ではどっちもとなった訳なの、これには色々と諸説がある様だが、結局はIBMがAT&Tと違う様にしたかっただけなのでは。 銀行ATMでは暗証番号は横一列に並ぶ銀行もあるが、我が地元の南都銀行のATMでは、覗き見防止にタッチパネルの暗証番号入力画面が変わる度に数字のマトリックスが入れ替わる優れ(困り)物。

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