馬見村道路元標(奈良県北葛城郡)

20140822a.jpg 道路元標フリークにはちょっとショッキングな画像(^_^) 奈良県は北葛城郡の馬見(うまみ)村道路元標の現況です、さて何処にいるのでしょう。
 奈良県の道路元標探索のバイブルとも云える上田倖弘著「道路元標」を尋ねてによると昭和63年(1988年)の時点で、折損していて頭部が元の設置場所近くに放置とあるが、2006年9月に私が訪れた時には既に無かった。 それが昨年になってネット上で再発見された情報がでてきた。 自宅から15キロ足らずの広陵町、元の設置場所から西へ300m程、祐福寺の墓地に他の墓石や石仏と一緒に保管?されているとある。 その窮状を見るに偲びないので、ついつい後回しにしていたが、いつまでもあると思うな何とかと道路元標、朝和村道路元標の例もあるので、今になって向かう事に。

20140822b.jpg「馬見」の文字を残して頭部40cm程、前出の「道路元標を尋ねて」掲載の写真と変わりはないが、その記録を知らなければ道路元標だったと云う事は忘れ去られてしまっている。 どうやらここが終の棲家となってしまいそうである。

20140822c.jpg元は広陵町疋相のこの辻に建っていたされる(2006年9月撮影)。 馬見村は昭和28年に町制を施いた後、昭和30年いわゆる昭和の大合併で百済村、瀬南村と合併し広陵町となり現在に至る、馬見の地名はその後、香芝市に跨る真美が丘ニュータウンの語源ともなった。

 本日の収穫 【1003】 奈良県 北葛城郡 馬見村 (現 広陵町) 

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