道路元標蒐集サイク

 今日は伊賀上野を経て大和街道を走り、亀山市内に残る未収の神辺村道路元標を尋ねるサイクリングに出かけてきました。  今日のコースは県道<38>桜井都祁線で初瀬ダムから針へ登り旧R25を走ります。 旧R25は自動車専用道の現R25に平行して走っていて車の騒音がうるさいので小倉から助命(ぜみょう)を経由するルートがお気に入りなのですが、そちらは次の機会にして素直に旧R25を走り三ヶ谷を過ぎた辺りで上津ダムへ入ります。
 上津ダムの下流遅瀬川に沿って走る県道<181>遅瀬西波多線、かなり改良が進んできましたが私のお気に入りの道の一つです。 三脚があればマイブームの自分撮りをしたい処なんですが、ロードではなかなか持ってこれないもので。
 再び旧R25に入り名張川に架かる五月橋を渡ると三重県に入ります。 五月橋は前後に石造りの親柱とボニートラスの付くレトロなトラス橋。 銘板には昭和2年横河橋梁製作所大阪工場製作とあります。
 今回伊賀上野へ立ち寄りたかったのは横溝正史原作の映画「病院坂の首縊りの家」のロケ地巡りをする事です、原作の舞台は吉野と云う事なのですが、ロケ地には東京神奈川他ここ伊賀上野で何ヶ所か使われている様です。 写真は伊賀市車坂町伊賀街道沿いの上田商店、なおこのサイトが詳しいです。
 吉野警察署としてロケに使用された旧小田小学校、現存する小学校校舎としては三重県で最も古い建物だそうです、3年前にも一度訪れ中を見学して帰ったのですが、今日は写真だけ。   20141107f.jpg
 忍者の街、伊賀上野ならではのスナップ他、楽器店の前のニッパー君も健在です。
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丁度お昼前になりましたので昔良く利用した伊賀上野駅近くのとろろ庵「伊賀路」へ、お昼に「わかや」で田楽を頂き御斎峠を越えて信楽を回って戻ってきてここで宴会して輪行で帰る云うサイクリングが仲間うちでブームになった事があります、その後狂牛病騒ぎで一時牛タンがメニューから消えた事もあって足が遠のいてしまいました、今日は定番の「麦飯とろろと牛タン御膳」を頂きます。
 関西線の佐那具駅近くから大和街道に入ります、今までにも断続的に走ってはいるのですが、今日は関までトレースしてみます。 伊賀上野は松尾芭蕉所縁の地と云う事で「ミニ奥の細道」と云う幟がところどころに立っていますが残念ながら旧街道の雰囲気はあまり残ってはいません。
 柘植町の東柘植村道路元標の建つ角、以前はこんな感じだったのですが、レトロな建物が新築されていますがカラオケ店になっています、復元物でしたが木製の里程標が見当たりません。

 大和街道は旧R25に入り加太越へと、峠前後は静かな峠道のはずなんですが、採石場がいくつかありダンプの往来が多いのです。



 大和街道は関宿で東海道につながっています。 大和街道をなぞるのと向かい風に苦しめられたり、関宿で写真を撮っていたりして、結構時間をとられてしまいました。 関宿は平日でも結構観光客が多いです、写真を撮るなら西よりが良いですよ。
 神辺小学校前で予定の神辺村道路元標を回り伊勢別街道へ、こちらも旧街道をなぞる予定でいたのですが時間も押してきたので少し端折って椋本宿へ、写真は登録有形文化財の角屋旅館です。 津駅に着いたのは陽も傾いた16時半、予定では津からまだ走るつもりにしていたのですが100キロ越えですし今日はこれで充分です、津駅で輪行支度を済ませ近鉄で帰途に就きました、本日の走行115.3キロ。 本日の収穫 【1020】  三重県 鈴鹿郡 神辺村 (現 亀山市)  

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