10年ぶりの野迫川村

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平川釜落林道
奈良県吉野郡野迫川村、奈良県の南西部に位置していて人口522人(平成24年8月)と奈良県下で最も人口の少ない村ですが、自然豊かでとても魅力的な処です。 1990年代に良く走りに行っていました、マウンテンバイク全盛の頃で、身軽に高野山まで輪行したり、川原樋川沿いの民宿に1泊したりと、行き止まりの道を除けば村内の走れそうな道は走り尽くしました。 その後車に便乗させて貰って2004年と2005年にそれぞれ紅葉の11月に訪れましたが、以来すっかりご無沙汰してしまう事に。 最近ちょっとしたきっかけで再び行きたいなと思ったのですが、車を持たない自分には往復自走は敷居が高いし、輪行するにしても中途半端すぎてなかなか足が向かないでいたのです。
 
20150501b.jpgとにかく往復100数十キロ自走と腹を括って輪行袋も持たずに出発する事に、距離よりもそのコースの標高差が問題なのですが、選んだコースは高野山経由、同じ奈良県なのですから何も和歌山県に一旦入らなくても思うのですが、五條から車の多いR168を南下し旧大塔村から入るルートはどうも気がすすみません。 未明の4時40分に出発し走り慣れたコースで五條から橋本へ、写真は紀の川に架かる橋本橋南詰、ここまでDST 36.9km AVS 20.4km/hとちょっと飛ばし過ぎ。
 
20150501c.jpgR370を登る気は毛頭ありませんからR371狼頭峠へ、九度山まで遠回りすれば丹生川沿いに行くルート<102>宿九度山線がありますが、長らく通行止めになったまま、南海高野線の踏切を渡るなりインナーローに。 しかしR371は思い出深いルートです、30代でMTBでキャンプツーリングを再開した時の最初のテーマが橋本以南のR371完走、当時は串本まで走り抜けるには未開通区間でダート林道への迂回が必要でした。
 峠の登りで追い越して行くオートバイがサインを送ってくれました、思わずお返しのサインを、バックミラーに映ったかな、オートバイはうるさいから嫌いですが、そんな時は音まで優しく聴こえます。
 
20150501d.jpg折角登ったのにもかかわらず、もったいない話ですが宿(やどり)まで一旦下り、そこから高野山まで標高差600mの登りが続きますが、なにやらイベントでもやっているのでしょうか、ゼッケンを付けたオフロードバイクが何台も下りてきます、一応ナイトランの準備してきていますので、薄暗い林間の道ですから、ライト2灯をフラッシングにして走ります、向こうにすれば音のしない乗り物ですからね、突っ込まれでもしたら勝ち目はありません。 弘法大師の衣干岩で一息入れたものの9時10分には高野山の東の入り口にあたる摩尼隧道にたどり着きました。
 
20150501e.jpg摩尼隧道を抜け奥の院に下るとある意味別世界、GWとあって観光客と車でごったがえしています。 今は高野山にもコンビニ(ファミマ)ができた様で、奥の院からはちょっと離れていますが、お昼の弁当を買いに往復します。 途中で大門の方から走ってくるロードが、皆さんR370を観光バスや車に追われながら登ってくるんですね、自分にはとても真似ができません。
 
20150501f.jpg「ファミマ」の前で「ガリガリ君」をかじって、そんな季節なんですね、奥の院へ戻ります。 <53>高野天川線に入り桜峠を越え10時50分には標高989mの天狗木峠へ、12時までには野迫川入りを予定しましたので上出来です。 10年ぶりの野迫川村です、「ご無沙汰してました。 」
 
20150501g.jpg天狗木峠を過ぎても野迫川村役場方面へは幾らか登らなければなりませんが、東側に標高1,000m超えの展望が開けます。 この辺りが今日の最高点でしょうか。
 
 
 
20150501h.jpg暫く下ると高野辻、道路からは見上げる格好なので判りにくいかも知れませんが四阿があります、ここでお弁当を拡げる事にします。 ここは東西に開けた鞍部で心地良い風が通り抜けて行きます。
 
 
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野迫川村には立里荒神と云う荒神社があって、展望も素晴らしいのですが、県道から標高で300m近く登っていかなければなりません、高野山までにかなり足を使っているので、さすがに今日はパスします。 そして<734>高野辻堂線へ入り池津川へ、昔野迫川村役場はここにあったそうです。
 
20150501j.jpgさらに下ると釜落、ここから平川釜落林道が分岐しています、現在は舗装されてR168が土砂災害で不通になった時は迂回路ともなった事もあるのですが、ガードレールも整備されとは雰囲気が変わってしまいました、実はここで「自撮り」をするのが今日の目的の一つだったのですが。
 
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ガードレールが邪魔になるのと、木が成長して後ろの県道を隠してしまっていますが、せっかく来たのですからとにかく「自撮り」の準備を。
 
 
 
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写真右は2004年11月、「自撮り」ではなくてSORA氏とFSR氏が写っています、何と云っても後ろのクネクネ坂道がこの写真のポイントですからね、季節こそ違いますが10年の歳月です。 林道の峠を越えますが、舗装が痛んでいる処が多くて、迂闊にロードで飛ばして行くと危なっかしいです。 下りの途中で撮ったのが最初の写真、新緑が鮮やかですが紅葉の時期に再訪するのも良いかな。
 
20150501m.jpg平川釜落林道を下ると再び<53>高野天川線へ、せっかくですから野川上まで往復します、まだ桜が。 ここには「奥高野自然の里」と云う廃校跡を利用した宿泊もできる施設があって、昔タニムラサイクル(現在のビチコルサアヴェル)の皆さんとご一緒した事があります。 それとここはskuram氏のルーツの地でもあったりして。
 
20150501n.jpg<53>高野天川線を東へ行くとR168へ出るのですが、五條へは天辻峠を越えなくては戻れません。 野迫川村から自転車で一番楽に紀の川筋へ戻るのは、<733>川津高野線の紀和トンネル、再び和歌山県高野町へ入ってしまうのですが。 昔は五條から野迫川村野川へ来る奈良交通のバスもこのトンネルを越えていました、その後阪本経由となり、今はそのバスも無くなってしまいました。
 
20150501o.jpg高野町上筒香、先の野迫川村池津川と同様、癒される日本の風景ですね。


 
 
 
 
20150501p.jpg高野町富貴、標高500m程の高原の村です、お店も幾つかあってタイムスリップしてしまったかのようなレトロな家並みが。

 
 
 
20150501q.jpg富貴から紀の川河畔までは標高差500m近いダウンヒル、眼下に紀の川筋の展望が。 野迫川村からここへのルートは「グランドフォンド吉野」のスーパーロングのコースにもなっているのでご存知の方も多いはずですが、終盤ですし風景を愛でている余裕なんぞないでしょうね、きっと。
 無事に五條市街へと下り「吉野ストア」で補給、R24には入らず栄山寺橋から吉野川右岸の道を走り大阿太高原を越えて帰るいつものコース。 走行距離を計算してみると、最短の明日香村経由で行くとセンチュリ-ランに僅かに届かない距離、今夜は夕食の用意もないのでお馴染み橿原市の食事処「よろづ」で夕食を済ませて帰る事に。
 本日の走行164.0キロ、この標高差でAVS 15.9km/hは私としては上等です。
 

 

「10年ぶりの野迫川村」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    いつもたくさん走っておられますね。
    私は、先日九度山から370?で高野山に登りました。
    大塔や野迫川、よさそうなところですね~。

  2. ギンタロウさん、レスが遅くなってすみません。
    ご覧のようにGWも遊びほうけていましたので、ブログの更新や写真の整理が溜まってしまいました。
    R370は観光バスが多くて大変やなかったですか、R371はキツいですがのんびり走れるのが良いです。
    野迫川村は良い所なんですが、のんびりしていると帰ってこれなくなりますのが…

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