踏み込んではいけない道へ…

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日頃お付き合いのある方もブログ読者の方も、私が自転車メカに関しては触らない人、触れない人である事はご想像の通りなのですが。 知識もないし勉強しようと云う気持もないし、そんな事は自転車屋に任せるものと思っているのですが、自転車は乗り倒すもののことメカに関してはほったらかし同様、もちろんツーリング中に最低限度必要とするタイヤ交換やチェーンを継いだりする事や、バーテープやメーター、ライト、変わった処でマッドガードの加工取り付けはしますが、それ以上の事はできませんし、知識もなく専用工具も揃えていません。 と云うか性格的に凝り性なもんで、そっち方面に手をだすと泥沼にはまる事は目に見えています。 まして嗜好はマニアックな要素の多いツーリング系や旧車、その上幸か不幸か私のまわりにはその筋では一流の方々が… あえて踏み込みたくない領域なのですが、お世話になっていた「シクロサロンあすか」の親爺さんが体調を崩されてもう何年になるのでしょうか、私の暮らす奈良県中和地域にはいわゆるプロショップと云うのでしょう、スポーツサイクルを専門的に扱う店が皆無同様、何かと不自由を囲っております。 特にここ一年程は走行距離が伸びるに従ってあちこち不具合も、結局どうなんでしょうね、専用工具を揃える費用や余計な部材を抱えたりするロスと、自転車屋に任せる費用を天秤にかけると。 趣味的要素が多い点では自作PCと良く似た感じかと、まぁそちらの知識は仕事との関わりもある事ですが、お陰で身の回りはガラクタ同様になったいわゆるDOS/Vパーツで一杯、これと同じ事が自転車で起これば…

 ところが先日のkoga-miyataのトラブルに加えて、浮世の義理?で参加せざる得なくなってきた今月末のあるイベントにロードが至急必要となり、そんな事も云ってられなくなってきました。 旧知の九度山人さんが色々と気を使ってくれて、急遽asuka号を駆って45キロ余りの道のりを和歌山県九度山町へ。
 
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旧知の龍(ロン)さんから昔譲って頂いたと云うカーボンロードはどうかな、と云うお話もあったのですが、目を付けたのは写真左下のasukaロード、その存在は以前から知っていましたが、ご一緒する機会はなかったかと。 フレームサイズ540mmは私には少し大きいのですが、これをお借りしてkoga-miyataのハンドル周りと、サドル、ペダルを付け替えさせて貰う事で、話がまとまると早速AMAZONに必要な部材をスマホから発注、便利な世の中になったものです。 ここまで走ってきた我がasuka号をブーン君に背負わせて、あつかましついでに桜井まで送って貰う事に。
 
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慣れない手つきでハンドル周りを交換、ブレーキアウターはもちろん上出し、この長さに拘る方がおられましてねぇ、フレームサイズが大きくなった分ステムが長すぎるのですが、これは体を合わせる事に。 なぜかサドルはselle ITALIA STORIKA、初期の鋲付きモデル、これが私のお尻には合っているんですねぇ、養生もせずに輪行したりするもんでボロボロなんですが、新品なら3万円以上のプレミアが付いているとか、Mossのテントとかうちには時々分不相応なお宝があるのです。 ステムは良かったのですが、ピラー径は合いませんでしたのでシートポストはお借りしました、デュラやったのに残念。 ディレーラーはサンツアーのオーレ、26年ものの短命の珍品、さすがに変速まわりは触れません。 ペダルはSPDに換装。 実はこのasuka号、あすかの親爺の手になるものではないのです、私は三連勝のフレームだとばかり思っていたのですが、UG兄さんのお話でZUNOWのものだと初めて知りました。 少々ブレーキワイヤーの交換にてこずりましたが、無事に走れる様になりボジションを出しながら、隣町のT御大のお宅へ、ダメ出しを貰ってサドルとハンドルバーの調整、とにかく一応の格好は付きました。
 
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 代車はさてとしてkoga-miyataの事もあるので自転車をバラバラする処までは工具を揃えるつもりです、少しはきれいに乗れる様になるかな。 しかし既に部屋の中はひっくり返っております。 まず使わないだろうDOS/Vパーツの入ったコンテナを片付ける事から始めなければならない様です。
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「踏み込んではいけない道へ…」への2件のフィードバック

  1. こんばんは。
    ずぶずぶ言う音が聞こえてきます。
    まずはkoga-miyataの分解からですが、次にフレーム手に入れたら自分で組上げたくなりますぞ~。
    パーツをとっかえひっかえするようになると、もう首まで浸かる事に。
    お大事に。

  2. 9さん、色々と有難うございました。
    しかし泥沼にはまった亡者どもが足を引っ張るので大変ですわ。

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