第9回月うさぎキャンプ(2日目)


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旧国道166号高見峠にて
 
20160504b.jpg 未明に雨風が強くなった時もあったのですが、左程に心配する事もなく、明るくなる頃にはすっかり上がって、眩いばかりの朝日が差し込んできます。 「月うさぎ」は何十年も昔に作られた分校跡とあって、近年造成された様なキャンプ場と違い、水捌けが良く昨夜降ったのが嘘の様に、水たまり一つできていません。
 
20160504c.jpg 「月うさぎキャンプ」、2泊3日の日程の時は2日目に揃って村内周回サイクを行うのですが、今回は昨夜の雨がどれ程長引くかも判りませんでしたし、周回サイクのパターンも出尽くしているので、何も考えていませんでした。 そこにLibertyさんが今日は高見峠を越えて三重県側のキャンプ場へ移動すると云う事で調べてみると、長らく通行止になっていた高見峠旧道が4月から通行可能になっている事を知りました。 そこで急遽みんなで高見峠まで往復しようと云う事になり、てっちゃんがサポートカーを引き受けてくれる事になり、機材を運んで峠で料理をしようと云う事に。
 
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 9時過ぎには準備をすませ、全員が標高898mの高見峠を目指します、4サイドのままのLibertyさんとタンデムのバクローさん親子は些か大変でしょうが。 「月うさぎ」から滝野へ下り<28>吉野室生寺針線を南下します、写真先頭は愛知県から自走参加のおつねさん、「月うさぎキャンプ」は初参加ですが、名古屋の新春ランでご一緒しています、日本一周の猛者、ヘルメットにはちょんまげの様にカメラが、動画が公開されるのが愉しみです。 
20160504e.jpg 高見川沿いに出ても可能な限り旧R166を行きます。 天気も回復した事もあってか、R166を往く車も結構多い様です。 高見登山口のバス停近くで一息入れて再びスタートです。  
20160504j.jpg 1キロ程R166を我慢しなければなりませんが、近年桜で有名になった「高見の郷」を過ぎれば、峠への旧道の分岐は近いです。
 
20160504h.jpg 旧道に入り暫く行くと、正面に高見山の山容を見上げる事ができます。 斜度もそれなりにあるので、皆さん思い思いのペースで進みますが、高見峠旧道はちょっとした山岳コースの雰囲気を味わえる魅力的なコースです。 しかし最高のお天気です。
 
20160504k.jpg 4サイドのLibertyさんは大変ですが、そこは百戦練磨のベテラン、確実に詰めて行きます。 先頭グループが遥か上のガードレールの処から手を振っています。
 
20160504i.jpg 峠まで1キロに満たない処ですが、どうやらここが通行止になっていた崩落箇所の様ですね。
20160504l.jpg Libertyさんをフォローしながら峠に到着、先着組は既にお昼の準備をテキパキと始めています。 ところで四阿の屋根と案内板が枠だけ残してなくなっていますねぇ、以前の写真。 調べてみますと高見峠へは2007年10月以来、天五さんとの「松阪ホルモン」ツーリングが流行った頃ですね。
 
20160504m.jpg さてお昼、メインはshokoraシェフによる「缶詰のミートソースとカットトマトを使ったポロドーロ」を頂きます、しかし風が強いのには参ります。 ところで何やら一昨年の北摂最高峰深山での「山の釜飯」に続いて、ここで「峠の釜飯」をやろうと云う話が持ち上がっています。
 
20160504n.jpg 高見峠を越えると三重県なのですが、神戸三宮から自走でみえられたたもさんは、兵庫県~大阪府~奈良県と走ってこられていますから、ここが3つ目の県境と云う事で1枚。 そしてLibertyさんは次なる目的地に向かってここでお別れです。
 
20160504o.jpg お腹も一杯なった処で「月うさぎ」に戻ります。 標高差200m程の登り返しがあるのですが、まずは高見峠から500mのダウンヒルです、木津(こつ)まで下って谷尻(たんじり)へ登り返します。
 
 

県道251号谷尻木津線を行く、バクローさん親子のタンデムとUG兄さんのエルス。 実は両者この時は大変な事になってます。

20160504p.jpg ストーカーのYouすけ君が頑張ってくれればお父さん楽勝なんですが。 それでも高見峠から1時間程で帰ってきました。
 

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 今日も「たかすみ温泉」には昨日の迷惑な団体が来るそうなので早めに往復してから、午後の時間をのんびりと過ごし、D女史からはお抹茶の振る舞いが。 秋の「月うさぎ」と違い陽が長いと気持ちゆっくりできますね。 さておやつか夕食か判らないうちに食事の準備が始まります。
 
20160504q.jpg まずはてっちゃんのたこやきからスタートかな… アクアパッツァ」、「酢豚」、「カレースープとサフランライス」、「豚の角煮」 etc.etc.
 
20160504r.jpg 陽が暮れるとキャンプファイアに火が入ります。 昨今は直火禁止のキャンプ場が殆どになってしまった中、こんな豪勢な焚火を囲む機会はそうありません。 共通の趣味を持つ気の置けない仲間、話の種は尽きません。
20160504s.jpg 気が付くと空には満天の星空、表の県道に出て暫し星座観察、「月うさぎ」の夜は更けて行きます。
 
本日の走行34.8キロ。
 

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