第15回あすか鍋サイク(前編)

桜井市穴師 山之辺の道にて

 15回目を迎えた「あすか鍋サイク」、最近は隔年開催にしていますので20年の歴史が、今回は遠来の方の事も考えて初めて土曜日開催にしたのですが、意外と振るわず事前にサイク参加を表明していたのが8名(内初参加4名)でした。今回はお馴染みの芋ヶ峠~吉野川河畔~壷阪峠の周回コースが先月の台風禍で使えず、ハイカーの多い山之辺の道をコースに入れているので、あまり大人数でも大変だったのですが。

 さて当日、昨日は結構風がきつかったのですが、風もおさまり最高のお天気、集合場所の明日香村岡「めんどや」駐車場には案の定大ちゃんを筆頭に常連3名がドタ参、なんとdendenさんは富田林から自走とかで、総勢11名に。メインはマッドガード付きですが小径車3台にロード1台が加わる構成、残念なのは最近には珍しく女性がいない事、おっとややこしいのが若干1名。
 予定通り10時には「めんどや」駐車場を出発、特に案内も解説もないのですが、板蓋宮跡、入鹿の首塚、水落遺跡、大官大寺跡と車の入って来ない小径を継いで北へ、明日香村を後にします。今回は非常にややこしいコース設定ですので、引率が精一杯でなかなか写真を撮る事ができません、バックショット連発。
  本日のコースは基本的に平坦なのですが、まずはウォーミングアップに天香久山東麓の「万葉の森」を越えて貰います。
 R165を跨いで横大路へ、いわゆる竹内街道、伊勢街道(初瀬街道)に繋がる東西の道です。

 天理までのコース前半にはコンビニがないので桜井市街のスーパーに買出しに立ち寄ります。
 山之辺の道へは桜井側からですと金屋の石仏、三輪神社を経由して行くのですが、三輪神社から山越えのシングルトラックとなるので、上街道(上ッ道)を卑弥呼所縁の箸墓古墳近くまで北上し桧原神社まで迂回する事にします。
  桧原神社への参道は本日最大の激坂、頑張る人もさっさと押す人も、桧原神社からは鳥居越しに二上山を望む事ができます。
 山之辺の道の中でも景行天皇陵の手前、三輪山を望む辺りが一番長閑な風景が拡がります。好天の休日ですが思った程にはハイカーの姿は多くない様です。特に自転車の通行を禁止している訳でもなく、地元の人の生活道路でもある訳ですが、行楽シーズンともなるとハイカーが長蛇の列となる事もあります、しかしこの道でウォーキングイベントも些か迷惑な話です。
 崇神天皇陵付近、シングルトラックが続きます、歩行者の為に石畳が整備されていて少々走りにくくなりました。
 長岳寺ではたかやんさんとすれ違ったり、自転車は引退したと云っているSORAさんが自転車で待ち伏せしていたり、ここから12名に。
 中山町では乗車困難な区間が少しあります。

 予定では内山永久寺跡の休憩所でお昼にする予定でしたが、萱生町の休憩所が空いていたのでここでお昼にする事に。
(つづく)
※ 一部の写真をsetoさんからお借りしました。

 

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