走れる時に走らんとね

五條市西吉野町茄子原にて

 「月うさぎキャンプ」以降、走れない日が続いていますが、お天気がまずまずなら走れる時に走っておかないとね、今年は梅雨入りが早いと云う話もあるしね。
 100キロを目標に暫くご無沙汰の県道49号勢井宗川野線を目指す事に、吉野口から重阪峠と走り慣れた道で五條へ、オークワでおにぎりと羊羹を買って、五新線跡に沿って旧西吉野村域へ。丹生川に沿った十津川街道(写真左)、ロードで踏み込む様な道ではありませんが、現状ではasuka号でも乗っては行けませんからね、押し担ぎならロードの方が軽いですしね。由緒ある道ですしどうにか車が通れるだけの幅員があったのですから整備して貰いたいものです。賀名生バス停跡にて小休止(写真右)。
 少しR168を走り宗川野でお目当ての県道49号勢井宗川野線に入ります。丹生川の支流宗川に沿って新旧のR309笠木峠に至る11キロ程の県道です。距離的には五條から天川への最短ルートになります。

 平雄集落への分岐に「萌の朱雀記念碑」への案内があるのですが、いまだに訪れていません、何しろここから標高で200m以上登らなくてはならないのです。商店を兼ねた西日裏簡易郵便局、この県道上で唯一の自販機があります。
 宗川に沿って幾つかの集落を経て、県道は現在のR309の新笠木トンネルと新川合トンネルの間へ出ますが、さらに上の旧R309を目指します。眼下にR309が見え結構車が行きかっているのですが、こちらの旧道では1台の車にも出遭いません。黒滝村と天川村との間の笠木峠ですが、新笠木トンネル(1,693m)は1984年9月に開通したものの、続く新川合トンネル(2,751m)が開通するのは13年後の1997年10月、新笠木トンネルが供用されながらもこのルートが険しい事もあって、路線バスも含め殆どの車は相変わらず旧笠木トンネルを経由していました。しかしその頃は天川村を訪れる行楽客は少なかったです。
 旧笠木トンネルの天川村側へ、旧R309はここから切抜トンネルまで更に登るのですが、今日はここから黒滝村へ下る事にします。実はここまで旧西吉野村域、従って現在の五條市なのですが、R309は新旧ともに一旦五條市域に入っているのです、意外と知られていないのですよね。
 黒滝村から地蔵トンネルを経て才谷から吉野山へ登り、裏芋経由で帰途に就く事に、昨年から通行止のままの芋ヶ峠の県道ですが、吉野側に新たな崩落箇所が。本日の走行102キロ。

 

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「走れる時に走らんとね」への1件のフィードバック

  1. 県道49号はどこだろう、と思って地図を見たら私の地図では大台ケ原や大峰山も一緒に見えていて、他にも楽しそうな山道がいっぱいありますね。梅雨以降は雨だったり暑かったりで大変なので今がいい季節かも知れません。

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