「自撮りのすゝめ」⑤

20160709a.jpg 奈良県高市郡明日香村稲渕 朝風峠

 私にとって「自撮り」に欠かせない重要なアイテムは’自撮り棒’ならぬ’三脚’なのですが、自転車にとってはこれが大変なお荷物なのです。
 
20160709b.jpg 最近まで使っていたのがSLIKのスプリントMINI2 、20mm丸パイプ、レバー式4段、クイックシュー付き自由雲台。 高1,090mm、縮長350mm、重量780gと自転車で運ぶ事を考えるとほぼ限界と思える大きさです。 老舗のSLIK製品だけになかなか良い三脚だったのですが長年の酷使で、雲台とクイックシューにガタが出てきて、とりあえず雲台だけを中華ブランドの安価なものに付け替えて使っていたのですが。 自分の不注意で脚を少し曲げてしまい、脚を収納しずらくなってしまいました。 今なおSLIKの現行商品ですので修理も可能だったのですが、やはり唯一不満だったのが全高の低さ。
 
20160709c.jpg 色々と物色してマンフレートあたりに食指が動いたのですがさすがにお値段が。 先のSLIK用に買った中華ブランドの雲台と同じメーカーの三脚が目にとまりました、雲台も決して悪くなかったですし、縮長350mmにも係わらず全高が1,420mmは魅力的です、しかし実際に手にとって太い、重いと感じたのは否めませんでしたが、1.420mmと云う高さはほぼ大人の視線の高さを稼げる訳ですから、この魅力は大きいです。 先のSLIKと同じ縮長350mmはキャラダイス等の大型サドルバッグを使って横置きできる限界でもあります。
 話が前後してしまいますが、何故ここまで大きな三脚が必要になるかと云いますと、小型の三脚で高さが稼げないと云う事は、作画に致命的な影響があると云うか、思い通りの絵が作れないと云う事はいくら良いカメラと技量を持っていたとしても、どうにもならない問題なのです。
 
20160709d.jpg しかしだからと云っていつもそんな大きな三脚を持って行く訳には行きません、まして荷物を載せられないロードバイクならなおさらです。 写真は昨年に「しまなみ」へ行った時のものですが、泊りがけですからそちらの荷物で満杯、昔買った何処の馬の骨とも判らぬ三脚を押し込んで行くのが精一杯。 当然高さを稼げませんから、見下ろせる場所やガ-ドレールやフェンスに括り付けて撮影するのがやっとです。 当然撮影できるアングルが限られてしまいますし、まずカメラをセットできる処を探す事から始まってしまいます。
 
20160709f.jpg それでも場所に恵まれれば、これ位の「自撮り」写真は撮れるものなのですが。
 
20160709e.jpg そこで帰ってから思いついたのはあのゴリラボッドです。 フレキシブルな構造の三本の脚と云うか触手で巻きつけたり、もちろん自立もできると云うあの奇妙な三脚です。 ただ一般に目にするタイプ(写真右の上)はコンデジを支えるのが精一杯で、デジイチクラスとなると一番下の大きなモデルが必要になってきます、それですら縦位置にするのは不安がありますが、ゴリラポッドと云えどもこうなると決してコンパクトではないのです。
 
20160709g.jpg これがうちにある三脚なのですが、確か他にもう1本あった様な。 ビューカメラ用の一番上は論外としても、上から2番目が最近買った中華ブランドのもの、3番目がSLIKのスプリントMINIⅡ、一番下が件のゴリラポッドZOOM-SLR、重さはともかくとして決して使えるゴリラポッドは小さくないのです、これで高さが稼げないのですから「自撮り」用として満足の行くものではありません。 結局は大きな三脚をどうにかして積んで出掛ける訳です。 私の「自撮り」写真にロードバイクが殆どないのはその辺りが理由なのです。
 ただゴリラポッドは自在に変形する事ができるのでバッグなどにも押し込む事ができ、ロードバイクの時とかグループでのサイクリングの記念撮影用としては重宝しています。
 
20160709h.jpg あと三脚のアクセサリーとして役立つのがストーンバッグを呼ばれる物、簡単なものなのですが、ありあわせの石とかを入れて、三脚に重量を持たせ安定させ、風などでの転倒を防ぐ事があります、当然「自撮り」故にカメラから離れる訳ですから、安心感が違います。

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還暦を過ぎてもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。