「キャンプ」カテゴリーアーカイブ

笠置キャンプ(1日目)

 毎年11月に行なわれている「笠置キャンプ」ですが、私が管理人をさせて貰っているFacebookグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」のイベントとして行う事になりました。当初は滋賀県在住のメンバー2人でのプライベートなプランだったのですが、最近時間が取れず何処に行けずに腐っていた処、笠置ならどうにか仕事の合間に参加できそうと、私も加えて貰う事にしたのですが、ならばと先のグループのイベントにもさせて貰いました。そうなると週間予報で天気の目処がついた頃から参加者が増えて7~10名になりそうな按配に。しかし片道40キロ程の笠置とは云え、仕事の合間の33時間に往復してキャンプする訳ですからかなりの強行軍です。
 笠置キャンプ場は料金が安くてアクセスが良い事もあって結構人気のキャンプ場、デイキャンプも多いのですがこの季節少しでも早く行ってサイトを確保しておきたい処、大型車の多いR163はあまり走りたくはなかった処、setoさんが車でサポート役を買って出てくれたのと、4月の「月うさぎキャンプ」の後、その足でから四国~九州彷徨っていたおつねさんが名古屋への帰途に立ち寄って金曜日から前泊してくれる事になりこれで一安心、陣取りは2人にお任せして、のんびりと大和高原経由で笠置に向う事にしました。
 前日のうちに全ての準備を済ませておいて、仕事を済ませて一旦帰宅して0947桜井を出発、県道38号で長谷寺門前から初瀬ダムへ、ダムへは10%の急勾配ですが、ここさえこなせば後は適度な斜度で名阪国道の針まで行けます。
 県道25号月瀬針線を北上し12時過ぎには布目ダムへ、ここまでほぼノンストップでしたので小休止の後、柳生へ下ります。

 13時丁度には「笠置キャンプ場」に到着、案の定混んでいますが、先遣隊がいつもの木立の下を確保してくれていました、感謝。滋賀からのSさんも既に到着しています。まわりは大型テントのファミリーが殆どの中、setoさんが準備してくれたタープとテーブルの回りにソロテントが並びます。なお笠置キャンプ場ですが、今年4月から料金が300円/日から500円/日値上げになっています、昨年の豪雨被害も酷かったですからね。
 早速、設営を開始、まだまだ朝夕は肌寒いですので、まだまで夏のテントではと、Mossと夏用の寝袋、衣類をしっかり目の装備で来ました。
 近くの温泉へ往復して宴の始まりです。
 ショコラさんは出ました串カツを揚げます、kitamakiさんはすき焼、私はチーズダッカルビの豚肉バージョン「チーズトンカルビ」に挑戦。
 横着な私はガス派なのですが、往年の名器小ブスでご飯を炊くツワモノも、しかし上手く炊けた様で。(写真左 : setoさん)
 宴の途中ですが、所用で往路輪行となった滋賀のM氏をお迎えに笠置駅へ、これで今回の「笠置キャンプ」は都合8名となりました、しかし駅が真横にあるキャンプ場もちょっと珍しいでしょうね。宴は遅くまで続いていた様ですが、私の方はいささか飲み過ぎたのか、疲れがたまっていたのか、テントにもぐり込んだら、そのまま早々に寝てしまいました。

第12回月うさぎキャンプ(3日目)

 3日目朝の集合写真。今回期せずして「旅する自転車 ランドナーの本」に掲載された自転車が3台揃ったので、掲載誌を入れて記念撮影を。(大きな画像はうちのHPの「ツーリングの記録」でご覧頂けますが、認証が必要です。

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最後の「月うさぎキャンプ」へ


 2010年10月から足かけ9年、今回で12回目(番外編を加えると13回目)を迎える「月うさぎキャンプ」ですが、場所をお借りしている古民家カフェ「月うさぎ」が東吉野村谷尻(たんじり)から宇陀市菟田野岩端へ移転する事となり、ひとまず今回を以って最後と云う事になりました。今では決してメジャーとは云えない自転車キャンプツーリングですが、キャンプ支度の自転車で山深い「月うさぎ」に集おうと云うもので、年1回か2回をGWと10月の連休に原則2泊3日で行なっていて、今回は4月28日から30日の日程となりました。
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笠置キャンプ(2日目)

参加者8名と陣中見舞い1名で記念撮影、大きな画像は「ツーリングの記録」(要認証)からご覧下さい。

 今回は12日(日)がI’sBICYCLEの例会+タンデム学会とバッティングしたためか、マッドガード付き4サイドでの参加者は私を含めてトリトンさん(写真左)とkitamakiさん(写真右打)の3台と少々寂しかったですが。
 変わった処では、滋賀県から走ってきたniwa-chanさんのKHS、実は延陽伯号の参入で埃をかぶっていたウチのKHSをお譲りしたものなんです。
 あちこちで自転車談義、ただ今回はカヌー談義の方が盛り上がっていた様な。(Photo : トリトンさん))
 昨年秋同様haradaさんが差し入れを持って遠征してきてくれました。
 名残惜しいですが、夕刻から所用があるので、10時過ぎ一足先に笠置キャンプ場を後にします、いつもは山越えで帰るのですが、今回は往路と同じくR163から奈良市街経由で。1144に府県境を越え、1220観光客で賑わう猿沢池で一息入れ、1342には無事桜井に帰投しました。本日の走行43.0キロ。

 例に拠って集合写真を含む両日の写真をうちのHPのアルバムに順次アップしています、[BYCICLE]→[ツーリングの記録]→[2017]と辿って下さい。1920×1280の大きなサイズもダウンロード可能です、参加者の方には再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、ログインは’2017’、パスワードは2017年の「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下黄色枠内の4桁の数字です。

 これで今年14泊目のキャンプ納めになるかと。

5月3~5日「第11回月うさぎキャンプ」
6月22~24日「猪名川キャンプツーリング」
7月13~16日「しまなみキャンプライド」
8月13~14日「野迫川キャンプ」
8月27~28日「南の海へ」
9月24~26日「淡路島キャンプツーリング」
10月8~9日「月うさぎキャンプ番外編」
10月31日~11月2日「野迫川キャンプツーリング」
11月「笠置キャンプ」

 

笠置キャンプ(1日目)

 この週末は恒例の「笠置キャンプ」、昨年秋と同じくFacebookのグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」のイベントをも兼ねています。気になっていたお天気の方ですが、未明にはあがる予報でしたので明るくなったら出掛けるつもりでいたのですが、グズグズと降ったり止んだりの状態が続いて出るに出られません。いつもの様に大和高原経由のルート(針~布目ダム)は諦めてギリギリの時間まで様子を見ていたのですが、雨雲レーダーを見ると何やらうちの回りだけがピンポイントで降っているではありませんか。1024 雨の止み間に4つのサイドバッグにカバーをかけて、ポンチョを準備して走り出す事に。「笠置キャンプ」にはイスやテーブルも積んで行くので荷物は目一杯、そこへ雨具は余計な荷物になるんですが。
 天理の手前で少し時雨た位でポンチョを出す事もなく一路上街道を北へ、奈良市に入る頃には青空も見えてきました。ただ晴れるに従って北西の風が強くなってきました。

 途中で調味料などを入れたケースを積み忘れてきた事に気がついて「ビッグナラ」へ寄り道、もとの遊郭街の中にあるスーパー、奈良市街では木辻町のこのお店が結構安いんですよね、ついでに昼食のおにぎりも調達。
 「ビッグナラ」の後、いつもの様にならまちへ入ってしまうと観光客がゾロゾロと、よくよく考えると休日のお正午、すんなりと通り抜けられる訳がありません。県庁前から奈良阪へ、少年刑務所跡前を経てようやく京都府へ入ります。鹿背山から観音寺と大仏線跡に沿った道を経て木津川河畔へ、しかし鹿背山界隈も宅地開発が進んでずいぶんと変わってしまいました。ここまで街や村の中を縫う様に走ってきたので風はさほど抵抗にならなかったのですが、木津川べりでは横風に煽られ、恭仁大橋ではまともに向かい風で前に進みません。
 ようやく渡りきり井平尾の交差点への抜け道を、ここから信楽への府道はローディも結構多いルートです。1台のローディが怪訝そうな眼差しでこちらを覗きこみながら無言で抜かして行きます、「こんちわ!」と挨拶したものの無視、すれ違い様とかで無視されても、気がつかないとかタイミングとかもありますので一々気にはかけないのですが、キャンピングが珍しいかも知れませんが、本当に失礼な輩もいるもんです。
 井平尾からあまり走りたくないR163へ、しかし加茂から笠置へはこの道を通るしかないので。トンネルを抜けると前方にキャンピングが、どうやら枚方から走ってきているKさんの様です、気が付くまで写真を撮ったりしながら黙って付いて行きます。実は木屋から峠を下ってきた滋賀のNさんが私の後ろに付いたそうなんですが、砂にタイヤをとられて転倒していたとか。

平尾

 笠置大橋の手前でようやく気づかれました。橋から見下ろすキャンプ場は盛況です、この季節にこれだけ埋まっているキャンプ場はそうはないでしょう、1日300円と安い事もありますが。
キャンプ場へは13時過ぎに到着、既に鈴鹿のあびさんが到着しています、今回はリハビリ中とかで自転車は積んでいるものの車で来ていますが、あれだけカヌーに乗っていて何がリハビリやねんとの声。「転けた、転けた」とNさんも到着、しかし後続車がいなくて無事でなにより。早速設営開始です。

 さて設営が済んだところで遅めのお昼に、寒いシーズンの私の定番、なべ焼きうどん也。
 神戸からタモさんも到着して今回の参加者8名が揃いました。うち自走での参加が4名、4サイドが3台と云う内訳です。あびさんが大型テントとストーブを持ち込んでくれたので夜もみんな揃って暖かく過ごせます。
 日頃は飲まない私もグループでのキャンプの時は別、従って9月の「月うさぎ」以来のアルコールです。さすがにここも直火禁止ですので、タモさんは焚き火台を持ってきて、0時過ぎまで宴は続きました。