「自転車」カテゴリーアーカイブ

梅雨の合間に PartⅡ

 梅雨なので当然と云えば当然なのですが、週末の天気は思わしく無いので、先週に続いて晴れ間を見て走っておこうと。 でも近場ではさしてどこどこへ行こうという計画もなく、ちょうど「月うさぎ」にお渡しするブツがあるので、担いで行く事にしました。 先週に続いて大峠ルート、最も高い処まで登らなくてはならならルートなのですが、車が少ないと云う理由だけで定番化しつつあります。

317289247.jpg 多武峯村八井内にて、曇り時々晴れ蒸せます。 今日は大きな荷物があるのですが、パニア台を外しているので、珍しくバッグを担いでいますので余計にです。 もちろんランバーバッグとかヒッブバッグの類は使いますが、特に夏場は背中を覆ってしまう様な大きなバッグはご免です。 荷物を自転車そのもの積む方法が限られているロードなんかで荷物がある時は皆さん当然の様に担いでいる訳なんですが。

 

317307584.jpg 宮奥ダムなう。 たまには下から見上げて。






 

317321755.jpg 大宇陀の神戸村道路元標、久しぶりにご機嫌伺い、川ざらいで発見された道路元標です。





 

317331454.jpg 大宇陀界隈で美味しそうなカレー屋の情報があったので、一度寄ってみようかと少し探してみたのですが、たどり着けずに結局は今日もアナンダへパンを買いに。



 

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 13時頃に「月うさぎ」到着、残念ながらお留守の様ですので、荷物だけ置いて引き上げます。 今日は吉野側へは下らず、再び一谷峠を越え、宇陀へ下ります。



317422916.jpg どうにもカレーが食いたかった訳でもないのですが、久しぶりに宇陀野依「おごぽご」へ、たっぷり野菜のサラダがお気に入りです。 ここでは鉄人児玉さんの事を「おとうさん」と呼びます。

 

317450920.jpg 宇陀川右岸の道が整備されていました。 これで榛原から野依の手前まで国道に出なくて済みます、あと「おごぽご」の対岸を整備してくれれば、そのまま旧街道で大宇陀まで行けるのですが。 右は額井岳、左は鳥見山。


 

317452342.jpg 田植えの済んだ田圃を見ながら、女寄の旧道をのんびり下ります、本日の走行67.0キロ。

輪童さん新車お披露目サイク

 タイトルはまぁ酒飲みが集まるきっかけみたいなもんで…

 いつもの明日香村石舞台前に10時集合、お約束の様にドタ参、と云うよりデフォルト、多少入れ替わりもありますが、数年来と云うか変わり映えのない面子が揃って5人で走り出します。 石舞台には珍しく宮崎さんもたまたま姿を現していて、お誘いしたのですが、最近腰の調子が悪いらしくて、ここまでと云う事でした。

 いつもの様に栢森で休憩しますが、遅れているだけと思っていた9さんが一向に姿を現しません。 ここから圏外になってしまうので、念のため連絡を入れてみると、どうしたものか道を間違えて多武峰方面へ向かってしまった様です、声は元気そうですし、まぁ勝手しったるコースですので、行者辻、芋峠と休憩を入れながらお昼の予定の千股へ先に向かわせて貰う事にします。

 千股にて、結局ここで1時間以上ものんびりする事に、まぁ今日はどこどこまで行くなんて話でもないのでのんびりしたものです。

 上市橋を渡り吉野川左岸を走り椿橋で戻る処で、九度山へ帰る9さんとお別れし壺阪峠へ向かいます。 壺阪峠越えの旧街道には「安産の滝」と云うのがありますが、今日は水量も豊富で、それに最近になって水垢離に方のためにでしょうか、こんな着替えスペースが作られていました。

 壺阪峠にて、明日は「高取城戦国ヒルクライム」なんですね。

 近鉄飛鳥駅前でアースカフェに立ち寄り、私は「いちご大福」を頂きました。 ここで皆さんとお別れした後、明日香村を少しウロウロしから「よろづ」で夕食をして帰宅。 本日の走行61.2キロ、天気にも恵まれのんびりまったりと走った一日でした。

梅雨の合間に

 ロングライド月間は100キロ越が2回だけと、ほぼ不発のまま梅雨入りしてしまいました。 梅雨の合間を縫って少しは走っておかなくてはと。 今日は初瀬ダムから小夫、白木街道に取り付き榛原へ下り、定番の東吉野右回りルートで100キロ越を画策してみたのですが… 熟睡できなかったせいか朝起きると気分が思わしくない上に、スマホを充電し忘れていたりして、しっかり出遅れてしまいました。 結局白木街道へ向かうのはやめて素直に南へ進路をとり多武峰から大峠宮奥ルートへ向かう事にしました。

 GWに4サイドで漕ぎ上げた事が多少気持ちの余裕になったのか、下居のバス停で一息入れただけで八井内のヤマザキ前まで、この頃にはだいぶ調子も良くなってきました。 雲行きは少々怪しいのですが、お陰で日陰のない八井内トンネルと大峠トンネルの間も上りきり、一気に宮奥ダムまで。

 宮奥ダムを見下ろす処で、少々Twitter休憩。

 大宇陀に下り、アナンダでパンを… 旧街道沿いのこのお店、ちょっとパン屋さんに見えないので、知らないと入りにくいでしょうネ。
 ここのパン、決してお安くはありませんが、食べ応えがあって腹持ちも良いのです、もちろん美味しい。 2個GET、今日は右下のクリームとベリーの入った「フロマージュ フリュイ」が絶品でした、でも250円もするのです。


 

 「月うさぎ」まで頑張ろうと思ったのですが、お腹が空いてきたので、岩端でアナンダのパンを1個かじります。

 12時少し前に「月うさぎ」到着、平日なのに「営業中」の看板がちゃんと出ているなぁと思ったら、グル-プのお客さんがみえている様です。 相変わらず犬どもに吠えられながら、オーナーとどういう訳かヨットやカヌーの話をしながら、まったりとすごします。

 谷尻木津(たんじりこつ)線から小村木津線、吉野東吉野線と川沿いの下り基調の道を走ります。 しかし昨日までの雨で谷尻木津線はビチョビチョ、今日もガードなし仕様なので背中までハネがあがります、ロードの細いタイヤに比べるとハネの量も多いんですよ。 いつもなら椿橋から壺阪峠と云うコースなんですが、明日も壺阪で帰る予定になっているので、今日は久しぶりにいわゆる裏芋、芋峠を南から越える事にします、しかし何年ぶりでしょうか、正直云って真夏の午後に西日を受けながらヘロヘロになって登った記憶があって、どっちかと云えば苦手だったんですが、千股の水辺公園で少し休憩したあと、峠まで一気に登る事ができました。 本日の走行91.2キロ、今朝の不調を思えば良しとしましょう。

鴨池キャンプ乱入

 今日はakutaさん主催で行われる「鴨池キャンプ」に今日1日だけですが、顔を出させて貰う事にしました。 ゲストに’98年~09年にかけて11年間130ケ国訪問15万km走行、世界2周ツーリングの中西大輔さんを呼んで頂いているそうです。
 せっかくですのでキャンプ乱入の前に、例によって課題消化、未踏の道路元標を4基ばかり巡る事にします。 朝4時過ぎに出発し奈良駅まで21.2キロを自走、輪行で福知山線篠山口駅へ向かう事にします。 写真は木津駅、ここから東西線~福知山線直通の学研都市線(片町線)の新三田行に乗車します。 実は近鉄大阪線利用で鶴橋を経由すれば、なにも奈良まで走る必要もないのですが、輪行袋を担いで改札や混雑する大阪駅コンコ-スと通らなくても済むのです。 ただ誤算が新三田で福知山行きに追いつくこの快速、新三田駅で折り返しの為に上り3番ホームに入ってしまい、乗換えの2分で階段を登り下りする事に、ちょっと焦ってしまいました。
 さて今日はAsukaCross ガードなし仕様、一番でかいTIOGAの輪行袋の出動です。 4両目と5両目の編成の継ぎ目、運転台の後ろにちゃっかり陣取、手すりにショックコードで固定、至って普通のアウトドア用品で20年以上愛用しています。 これで安心して居眠りできます。
 多紀郡篠山町は明治の里程標の現存は従来から確認されていましたが、大正の篠山町道路元標の現存は知られていませんでした、ところがはづきの伊集院さんがたまたま篠山歴史美術館門内に保存されているのを発見されてお知らせ頂きました。 私の知る限りネット上では初めて現存情報となるはずです。 なお篠山歴史美術館は元篠山地方裁判所の建物で見学は有料ですが、開門していれば道路元標の建つ処へは行けます。
 篠山と云えば小西パンの黒豆パン、差し入れにと3個入り2袋を買って行きます、2006年の「鴨池キャンプ」はなべちゃんと一緒で、季節も秋でしたので、加えて丹波黒豆も担いで貰って走ったものです。 しかし小西パンにはこの「黒豆パン」しか置いていません、そこが凄いと云うか。
 次の課題は有馬郡の長尾村道路元標大沢村道路元標、福知山線に沿ってできるだけ旧道を利用しながら南下し、相野駅前から新興住宅地のウッディタウン内を抜けるつもりですが、地形図もGPS搭載の地図も古くて、軌跡は何もないところさまようばかり、ニュータウンの中を登ったり下りたり、いつのまに方向を見失ってしまう始末。 最後はスマホ+GoogleMapで現在地と周辺地図を確認する始末、無駄な登り返しもあってかなり消耗してしまいました。
 どうにか長尾村と大沢村と巡り、北六甲ゴルフ場の間を抜けて、今日のコースのピークを越えます、と云っても標高300m足らずでしょうが。 今日最後の課題、美濃郡は淡河村道路元標に到着、この時点で予定の時間よりは遅れているので、鴨池キャンプ参加者との合流は諦めて、道の駅淡河でゆっくりします。 さて道の駅淡河を出発しようかとする頃に、キャンプ組とようやく連絡が取れて、まだ電鉄志染駅付近にいると云う事で、とにかく時間を見ながら三木方面を目指して走り、どうにか追いつけそうなので、志染駅へ方向転換、ただ付近の地図を準備していなかったので、またまた迷走して余計な坂を登る事に。 幸いキャンプ組とも合流し、鴨池キャンプ場まで一緒に走る事ができました。
 鴨池キャンプ場には子囃子さん他が待ち構えておられて、暫し歓談し記念撮影を。 その後こちらは世界1周の待井さんも駆けつけられて宴もたけなわとなるのですが、私とダイバーてっちゃんは翌日の予定があるので、ここでお別れ。 ダイバーてっちゃんのお世話になって桜井まで帰ってきました。 本日の走行、奈良まで自走を含め114.3キロ。
 なお大きなサイズの集合写真をダウンロードできます。 (要認証)

細野村道路元標まで

 気候も良くなって陽も長くなって、これから梅雨までの間はロングライドのシーズン。 後輪を夏支度(ツアラー700x28c 32h 11-27t)、あえて暫くはガードを付けずに、走るだけ走って気軽に輪行で帰ってこれるスタイルに。 ところがここ数日は待機モードが続いてあまり遠くへ行けなかったが、とにかく土曜日までは大丈夫そうので、まずは課題消化と云う事で、京都府北桑田郡にあった細野村道路元標まで走って行く事にしました。 実は昨年7月にあまり走りたくもない周山街道沿いの弓削村と小野郷村へようやく行ったばかり、細野村もその時に傍を通っていたものの気づく事なく、それが最近になって現存が確認されたのです。 しかしいくら自動車に乗らないとは云え1基の道路元標のために100キロも走って行くのも、ただ県道走破とか県道ヘキサとか何か目的がないと走り出せない性格なもので。

 いつもの様に上街道を北上、ならまち、猿沢池、興福寺境内を抜けて0630県庁前西交差点へ、いつもウロウロしている鹿どももまだこの付近には出勤前、鹿せんべい屋が屋台を出す頃にはどこからともなく集まってきます。 

 写真は奈良阪を登った処にある奈良少年刑務所正門、あの山下洋輔のおじいさんの設計だそうで、一昨年の矯正展では洋輔が所内でコンサートを開きました。

 細野村道路元標に行くだけなら高雄経由が最短なのですが、なにもわざわざ京都市内を抜けて交通量の多い国道を走る気は毛頭ないので、ひたすら自転車道を北上、流れ橋と松尾大社前のファミマで休憩しただけで嵐山に到着。 

 平日とは云え9時を回ると渡月橋界隈は観光客がゾロゾロ、化野から六丁峠を目指します。

 途中のコーナーを過ぎた辺りまでは乗って行けたのですが、嵐山まででちょっと調子に乗りすぎたのか、峠が見えているものの最後の100mが登れず押してしまいました、後ろからロードが1台、「もうちょっと」とあえぎながらスタンディングで漕ぎ上がってきました。 

 六丁峠を下るとJR保津峡駅を見下ろす辺りまでお気に入りコースです、運が良ければトロッコ列車や保津峡下りの船も見下ろせます。 とにかく新緑の緑が鮮やかです。

 保津峡駅への分岐を過ぎ、水尾、神明峠、樒原とひたすら登ります、昨夏は夏の盛りだった事もありますが結構堪えた印象が残っていて無理せずぼちぼちと行く事にします。

 神吉からR477を下り途中から府道<363>宮の下神吉線に入ります、細野川に沿った道ですが全く未踏区間で、R162に突き当たった処に細野村道路元標があるとの事。

 まえださん判ります? 笠トンネルから下ってきて信号に引っかかれば気が付くかも知れませんね。 とにかく細野村道路元標を無事GET、938基目になります。
 この後、笠トンネルが交互通行になっていて、車に追われるように抜けるのが怖かったですが、トンネルを抜けた処で一気に抜かれると、後は雁行状態なので車は暫くやってきません、中山橋まで一人旅、車さえなけれな周山街道は快走路なんですね。

 京見峠への府道<31>西陣杉坂線に入ります、実は昨夏R162が大雨で高雄付近で暫く通行止めになっていた時に来たので、迂回路になった京見峠は大渋滞。 今日は平和なものです、たた平日にもかかわらず学生の多い京都だけあってかロードがどんどん下ってきます。 ところで京見峠茶屋のところまで終えてくるとお休み、どうやら休日のみの営業だった様です。 後で調べるとHPもあって季節によって金曜も営業しているようです。

 おまけ、京見峠の下りでこんな光景が、どうやったらこう云う風にこけるんでしょうね。
 昨夏は不案内な京都市内を迷走した上やっとの思いで自転車道に出て、もう輪行するのも邪魔くさくなって日没後も走り続けて、桜井まで走って帰ったのですが。 今回は夕方の混雑する時間帯までに下って来れたので、近鉄と相互乗り入れしている地下鉄の国際会館駅に見当を付けて走って行ったら、松ヶ崎と云う駅に出たので、そこから輪行で帰途に就く事に、でも後で調べると北山駅か北大路駅の方が近かったのですね、やはり京都は良く判りません。 竹田駅で少し待って橿原神宮行き急行に乗り換えて17時には桜井まで帰ってきました。 走行126.8キロ、ちょっと走り足りないかなと云う感じでしたが、爽やかな空気と目に眩しい新緑の中を機嫌よく走ってきたのですから、信号の多い京都市内をウロウロしても興ざめなだけですので、これで良しと云う事で。

日本の峠100選

最近、ツーリング系の雑誌やムックが賑やかになってきて、ロード一辺倒の風潮の中にあって嬉しい話です。 「旅と自転車」 Vol.2の特集は「日本の峠100選」、わが盟友峠おやじナワールドさんがいくつか執筆していると云う事で、近くの本屋2,3軒を覗いてみたのですが、田舎の本屋では見当たらず、通販でお願いしていたのが今日届いた。 峠おやじ以外にも、m-kojimaさん、GAMIさん、kondoさん、中堀さんと面識のある方々が名を連ねています。
 峠100選となると、いつもその選択に一言云いたくなるのが悪い癖、本誌では東北の峠が自粛?とやらでカット、バランスを欠いてしまったものの、昨年の「自転車人」の特集に比べれば良く練られたものだと思います、選者の選択が良かったと云う事でしょうか。 と云ってもこの100峠のうち、私の越えた峠なんて、たかが知れている訳なので、エラそうな事を云える立場でもないのですが、あのナワさんでさえ未踏の峠が25もあったとか…
 さて、あえて云わしてもらうなら、三重県で剣峠、鴻坂峠、能見坂、藤坂峠、水呑峠が並んでしまったのは東北地方自粛の余波? しかし鴻坂峠とは。 それに加杖坂峠が入るとは、所詮は高見峠の前衛では、この辺りはきっとSORAさんも同意見でしょう。 信州ではしらびそ峠と秋葉街道の地蔵峠がかぶっている様な、杖突、分杭、青崩と秋葉街道の峠を選んだGAMIさんが地蔵峠を選んだ上にしらびそ峠まで選んでしまったのは。 しかし関東に比べて関西は少々寂しい様な、京都や兵庫でもう少し選択の余地があった気もしますが、「自転車人」の時の様に数合わせで、アセボ峠や壺阪峠を選ぶ様な恥ずかしい事がなかっただけでも良かったかと。 さて私のフィールドの紀伊半島は歴史的に由緒ある峠では、自転車がマトモに走れる処が少なく、この手の企画では選びにくいのですが、高地さんが引牛と牛廻をセットで紹介して頂いたのは我が意を得たりと云う処。 ナワさんの選で福井の丁坂(ようろうざか)、情報の少ない山陰の峠がピックアップされた点が好ましく。 「自転車人」の時にその選択に疑問をつけたら、早速うちのBlogにコメントを返してきた kondoさん 今回は10ヶ所の九州の峠を紹介してくれています。 個人的にはm-kojimaさんの伊勢神峠と、四国、九州の幾つかの峠に行きたくなりました。

 余談ですが大阪和歌山境の蔵王峠、2009年6月のナワさんの「2000峠達成記念サイク」で私がチョイスしたコースで、100峠に相応しいかはともかく、紀の川を見下ろしながら歓談する鉄人児玉さんと山内さんの写真がそっと掲載されているのは、ナワさんのちょっとしたサービス精神!? 奇しくも同じ歳ですが、3000峠はともかく、2500峠位までは一緒に走らせて貰いますよ。

月うさぎお花見キャンプ(2日目)

 色々な鳥の声が聞こえてきて5時頃に目が醒めたのですが、珍しく30分位寝袋の中でうとうとしていました。 フライの裾からの冷気が結構寒かったものの、嵩高いマットの断熱効果が大きかったです、あとホカロン一つあれば快適だったかも、今年のこの気候標高600mの「月うさぎ」なめてはいけません。 Colemane AVORの中は横になったまま着替えられるのが精一杯の断面、一応前室があって長さは充分あり、俯せになって読み書きするには不自由はありませんが、でも中で過ごすには限界のサイズ、横になればすぐに寝付けてしまう人でないと辛いでしょうね、それに夏場はどうでしょうか。 収納サイズとペグダウン必須と云う事は自転車ツーリングのゲリキャン用としては及第点は出せませんね。

 気持ちの良い朝です。 荷物を片付けたり、適当に残っているもので朝食にしていると、仕事の都合で昨日から参加できなくなったtatsumi御大が名古屋から直接こちらへやってきたり、わしはGTさんが大宇陀の道の駅から走ってきたりと賑やかに。

 kikiさんは榛原まで走り、車にキャリーして貰って敦賀へ、今夜のフェリーで北海道へ渡りGW休みを過ごすそうです、若さとバイタリティには感心します。

 お昼から室生寺まで行こうと云う話になります、往復30キロ位2時間半位の行程です。 昨秋は往復単独行でオーストリッチのサイドバッグを外すの鬱陶しいのでこちらでは走らず仕舞でしたので、帰路も自走約75キロの行軍に備える9さんを置いて、5人で走る事に、まずは隣村の滝野にある「投石の滝」に寄ってから、染谷峠を目指します。

 染谷峠の北行きは何度となく走っていますが、正直云って室生寺から辰尾橋~大内峠~染谷峠と戻ってくるコースは苦手なんです、その上携帯が使える染谷峠まで登ると雲行きが怪しくて風も強い、雨雲レーダーを見ると奈良県北部を雨雲が通りすぎていrる様です、荷物も拡げたままですし。 SORAさんも冷やかしに来る様な書き込みがあったので、私だけここで引き返す事にします。

 染谷峠を下り滝野から一気に「月うさぎ」へと登り返しましたが、SORAさんは9さんと一緒に帰途に就いた様でもうからっぽです。 荷物を片付けていると少しパラパラと来たので慌てて荷物を屋根のある処へ移動させたものの、心配する程の事もありませんでした。 何しろ携帯も入らないので荷物を片付けてしまうとする事がありません、写真を撮ったりベンチに転がってみたり、11匹の犬と9匹の猫たちと同様に平和な春の午後を過ごします、そうようやく猫たちの名前と顔?が一致する様になってきました。 写真左下は店長のももたろう、右下は唯一の洋犬チロです。

 15時までには室生組も戻ってきたので15時半、天五さんと2人で「月うさぎ」を後にする事にしました、一谷峠を下り榛原の手前で天五さんと別れ、R166女寄を下って17時頃に帰投、2日間での走行72.7キロでした。 「月うさぎ」のオーナー夫妻と参加の皆さん有難うございました。 
 例によってうちのHPの「ツーリングの記録」に写真をUPしましたが、認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 なおIE6以前のプラウザでは正常に表示できない場合があります。

月うさぎお花見キャンプ(1日目)

昨年秋に続いて東吉野村「月うさぎ」でお花見キャンプをさせて貰おうと考え、昨年参加できなかった方を中心に日程を詰めてみたのですが、最初予定していた4//16~17の日程では天気が悪くて、4/29~30に順延して行う事になりました。

 今回はモンベルのサイドバッグ大小をセットして出掛ける事にしました。 取付具の関係でちょっとイレギュラーな点もあるのですが、使う度に頭にきてキレかかる、気の利かないオーストリッチ製バッグを今回は使わない事にしました。 エアマットはバルブが壊れたままなので、嵩高いですがスポjンジ製のロールマットを積んで行く事に、とにかくマット以外の荷物はバッグに収まりました。 後は初めてのバッグレイアウトなのでシミー現象の発生が心配だったのですが、そちらは大丈夫の様です。 ただ走りだしてすぐに引き足がリアサイドに干渉するので一旦引き返す事にはなりましたが。

 昨年秋はR165西峠を越えたのですが、GW初日の上に天気も良いとあって車が多いので、距離、標高差ともに大きいのですが、大峠~宮奥ダムコースをとる事にします。 まずは多武峰へ向かいますが県道桜井吉野線も新鹿路トンネル開通後は交通量が増えました、それに今日は紅葉シーズン程ではありませんが観光バスも多くて、路線バスも増発されている様です。

 下居付近から百市にかけての急坂は押す覚悟していたのですが、どうにか休み休み漕ぎあげる事ができました、八井内から大峠を目指しますが、車は少なくなりますが、今日はこちらへも奈良交通のバスが回送でしょうか入ってきています。 標高560m程の大峠トンネルを越え、宮奥ダムまで下って暫し休憩です。

 菟田野松井橋のローソンで少し買い食いして、一谷峠への登りの始まる少々岩端で休憩。 今回は大阪天神橋から自走の天五さんも既に榛原まで来ている様子です。

 13時40分「月うさぎ」到着直前に大黒屋さんの車に追いつかれます、ダイバーてっちゃんも既に到着し、鉄人児玉さんも陣中見舞いにやってきて、春の柔らかな木漏れ日の中でコーヒーブレイクです。 残念ながら月桜は昨日の雨風で花を散らしてしまいましたが、その袂にテントを張らせて貰う事に。

 今回はMossOutlandではなくColemanのAVOR X1を下ろしてきました。 実は未使用のソロテントが2つもあったのです。 ビビィサックにするまでの勇気もなくゲリキャン用として買ったのですが、収納サイズや重量は満足できる程のものではありません。 一番の難点は自立しないのでペグダウンが必要です。

 泊まりのメンバーも揃い、近くの「たかすみ温泉」まで車で往復し宴の始まり、「月うさぎ」オーナーがキャンプファイアを準備して頂き、京都美山でのアイズラリーに参加していたUG兄さんも差し入れのケーキを持ってやってきてくれました。

2日目へ

クラシックロード走行会

恒例の「クラシックロード走行会」に参加させて貰ってきました。 予定では「月うさぎお花見キャンプ」と日程が重なったので参加は諦めていたのですが、週末の天気は悪いものの日曜には回復すると云う事で「クラシックロード」の方は予定通り開催と云う事になり、集合場所の名阪国道針テラスに向かいました。

 今回のメインはレストア成った tatsumi御大のチネリのお披露目、1975年に伊チネリ本社で直接オーダーした車、長いこと埃をかぶっていたのを2001年7月に、この「クラシックロード走行会」の最初の集まりで引っ張り出してきたものの、誰が云ったかはともかく「日本一きたないチネリ」と評される状態でした。 (左写真)

 自宅から針まで私の足では1時間半では苦しいので、小夫集落を過ぎて笠山荒神奥宮の水場の処まで登ってT御大が追いついて来るのを待つことにします。 さすが元国体チャンプ、聞くと長谷寺から20分程で登ってきたそうです。

 集合場所に着くと、お馴染みのメンバーが主催のakutaさんを筆頭に今日は12名も集まる事に、「クラシックロード」と事で一応レギュレーションはあるのですが、お天気も良くなったので急きょSORAさんも参加する事に、実は私もSPDペダルなのでレギュレーションからは外れるのですが、そこは専従カメラマンと云う事で。

 針テラスを出発し柳生付近まで北上するいつもの定番コースですが、今回は昨日の雨で<127>北野吐山線がかなり濡れているだろうと云う事で<25>月瀬針線を北上する事ににします。 一度休憩を挟んでここもいつもの布目ダム堰堤にて。 今回はT御大を含めて3台のチネリが集まりました。

 お昼は今回もレイクフォレストリゾートの中のレストランで頂きます、人数が多くても安心。 私はまたも1,570円のバイキングにしましたが、前回食いすぎて登り基調の帰途が苦しかったのと、最近野菜不足だったのでヘルシーな内容にしました、それでもがっつり食べてましたが。

 この走行会はとにかく品評会休憩の多くて長い事、ところが最近は走行時のペースが早くなっていて、専従カメラマンとしては苦しい事、休憩で追い越してロケハンしながら待つと云うパターンの繰り返しです。 午後はかなり陽射しも入って明るくなってきたので、どうにか暗い長玉を振り回せる様になりました。

水間を過ぎハーブハウスでコーヒー休憩の後、15時半には集合場所の針テラスに戻り、ここでも自転車談義が続きますが、自走で戻る私たちは16時頃には遠慮させて貰い下界に下る事にしました。

本日の走行、針テラスまでの往復自走を含めて89.4キロ。

例によってうちのHPの「ツーリングの記録」に写真をUPしましたが、認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 なおIE6以前のプラウザでは正常に表示できない場合があります。

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ちょっと明日香まで

20110411d.jpg   昨日、通った時に満開だった稲渕の桜が気になったので、少しよってきました。 遠目に立派ですが、集落の上にあって電線とかがかぶって撮影ポイントも限られるのでちょっと絵にしにくかったです。 さすがに平日とあって静かなものです。

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で、いつもの様にに案山子ロードを登って祝戸へ下り、甘橿丘から橿原神宮へ、「よろづ」でお昼を食って早々に帰ってきました。
 昨日の「お花見サイク」の写真をうちのHPの「ツーリングの記録」にUPしました。 例によって認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードをFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 なおIE7未満のプラウザでは正常に表示できない部分があります。