「青春18きっぷ」カテゴリーアーカイブ

2024年春 18きっぷ輪行旅総括

 既に2週間になろうとしているのですが、ようやくブログの更新が追いつきましたので、今春の「18きっぷ輪行旅」の総括です。3月は天気と休みの巡り合わせが悪く、手付かず故に払い戻しも考えていたのですが、1泊2日が3回、最後は使い切って名古屋から近鉄で帰ってきた次第。2023年春2023年夏に続いての「18きっぷ輪行旅総括」です。
 赤線が今回自転車で走った区間、灰色はログのある1999年以降に走った区間。
3月28-29日 2024年春 18きっぷ輪行旅「新見~津山」
3月28日 桜井1137→1205奈良1215→1307大阪1315→1417姫路1434→1453相生1525→1656倉敷 所要5時間19分 4,840円分乗車
3月29日 倉敷0543→0627新見0718→0742刑部 所要1時間59分 1,520円分乗車 刑部駅~津山口駅 走行60.2キロ
津山口1703→1706津山1731→1831佐用1848→1952姫路1956→2058大阪2106→2122鶴橋(2138→2216桜井) 所要5時間13分 内JR3,410円分乗車(+近鉄760円)

4月5-6日 2024年春 18きっぷ輪行旅「佐用~湯郷温泉~津山~日生」
4月5日 桜井1013→1041奈良1045→1137大阪1145→1247姫路1325→1356播磨新宮1358→1427  所要4時間14分 3,740円分乗車
佐用駅~杉坂峠~湯郷温泉 走行31.6キロ
4月6日 湯郷温泉~津山~吉ヶ原~和気~日生駅 走行95.8キロ
日生1652→1706播州赤穂1707→1739姫路1741→1843大阪1857→1952奈良2001→2029桜井 所要3時間37分 3,740円分乗車

4月10-11日 2024年春 18きっぷ輪行旅「中津川~岩村~猿投」
4月10日 桜井0543→0616奈良0626→0642加茂0653→0816亀山0826→0956名古屋1018→1137中津川 所要5時間54分 4,070円分乗車 中津川駅~恵那~岩村 走行36.9キロ
4月11日 岩村~明智~猿投駅 走行59.1キロ
(猿投→知立→金山→名鉄名古屋/近鉄名古屋→名張→桜井) 名鉄980円 近鉄2,310円

 4月10日までの5回分で19,800円分乗車、待ち時間を含めて13時間45分乗っていた計算になりますが、自転車で走っていた時間はざっと17時間程。

 今回は3回とも延陽伯号での出動と云う事になりましたが、重いasuka号を抱えての輪行は齢70歳を迎えて辛くなったのが正直な処、さりとてerbaロードでは荷物の積載量が、デモン太はどうもロングが駄目なんですよね。

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18きっぷ輪行旅「中津川から岩村へ」

中山道 中津一里塚址にて

 4月10日「18きっぷ」春のシーズンの最終日、最後の1回分です、3月はお天気と休みが嚙み合わず、未使用のまま払い戻しかとも思っていたのですが、富山~信州を除いて当初計画していたコースを走る事ができそうです。今日は名古屋経由で中津川へ向かいます。米原経由の方が早いのですが、乗換回数の少ない関西線経由にしたのですが、加茂から亀山までのキハ120 1両編成は満員、加茂駅ですんなり乗換できないと立ちっぱなしになる処でした。桜井0543→0616奈良0637→0652加茂0653→0816亀山0826→0956名古屋1018→1137中津川 4,070円分乗車。
 名古屋駅の接続は22分間、並んでいると少々厳しいですが、空いていたので例によって「きしめん」、季節限定「タラの芽と姫竹の入った春きしめん」昨年より20円値上がりして550円になってます。
 定刻に中津川着、輪行支度を」解きますが、この陽気は… 今日は恵那(大井宿)まで中山道を辿り、明知鉄道(旧国鉄明智線)に沿って城下町岩村を目指します。田切地形とまでは云いませんが、木曽川に流れ込む支流の浸食でこの辺りの中山道って細かなアップダウンがあります。

 「こでの木坂」車道は九十九折れで上ります。

 飛騨へ向かう苗木道への分岐だそうです、こんなのばかりで前に進みません。

 どれが「双頭一身道祖神」かが判りません(-_-;)

 恵那山を背に中山道を西へ向かうと目立つのが笠置山(写真左)、また下って上って。

 恵那へ越える最後の坂「甚平坂」、振り返ると冠雪の御嶽山が、この春は冠雪の北アルプスを見たかったのですがね。
 中津川から1時間半程かけて恵那(大井宿)へ下ったきました。

 恵那から岩村へは標高差約230m、阿木川沿いにR257が通じているのですが、交通量も多く途中に阿木川ダムがあり勾配とトンネルを避けて、東側に大きく迂回する明知鉄道に沿って走る事にします。(写真左)県道407号阿木大井線から見上げる明知鉄道。(写真右)飯沼駅は普通鉄道としては日本一急勾配(33‰)にある駅。

 岩村駅の一つ手前の極楽駅、明知鉄道となった以降に開業した駅ですが、あまり趣味が良いとは… 暫くすると下り列車がやってくるので待ってみましたが。

 16時前には岩村駅に到着、明知鉄道の写真を撮るならこちらの方が良かったですね。城下町岩村 2004年に恵那市と合併するまで岩村町でした、関西人にはあまり馴染みがないのですが、岩村城は高取城、備中松山城と並んで日本三大山城だそうです。

 宿にチェックインするには時間もあるので、坂の城下町を散策します。電線が地中化されていて風情が感じられますね。

 岩村城は標高721mにあり、太鼓櫓にある歴史資料館まで行く事に、ここまで自転車で行くのはさして苦でもありませんし、名残りの桜が出迎えてくれます。城址までは更に30分は歩かなければならない様です。
 今夜の宿は古い町並みの中にある染物屋さんをリニューアルしたゲストハウス「やなぎ屋」。ところで町中で食事のできそうな店は本日休業となっている処が多かったのですが、この町水曜定休が多いそうです、洋食屋ですが宿で教えて貰ったお店へ行く事に。R418沿いに出ればローソンがあり、先の極楽駅傍にファミマもありました。

 ゲストハウスの中はこんな感じ、一部が吹き抜けになっています。
 2段ベッドが4組ある男女兼用と女性専用のドミトリーがあります、台所他共用スペースがあって、シャワールームだけが別棟になっていますので、冬はちょっと辛いかな。今夜のお客さんは姫路から来た女性が一人のみ。
 本日の走行36.9キロ、走ったのは半日ですが距離の割に疲れました。(つづく)

津山から「片鉄ロマン街道」へ (後半)

同和鉱業片上鉄道 苦木駅跡

 ゆっくりと資料館を見学し13時過ぎに吉ヶ原を後にします。8年前に訪れた2016年4月9日は吉ヶ原を出たのが17時過ぎで和気まで走る抜けるのが精一杯でしたが今回は余裕です。
 自転車専用道の入り口はここ、途中専用道でなかったり R374の歩道部分だったりする部分もあります。

 概ねR374と吉井川と並行していますし、ブルーラインや案内が充実していますので道を誤る事はないでしょう。なお片上鉄道は吉井川に支流吉野川が合流する直前に左岸から右岸に渡っていたのですが、その鉄橋は撤去されたので自転車道は吉野川を1キロ近く遡った処の鷺橋を経由しています。しかし沿線は何処も桜が満開です。

 桜の季節でなくとも「片鉄ロマン街道」での見所はこの苦木駅跡でしょう、木造のホーム上屋が良い状態で維持されています、サイクリスト以外にも車を路駐して見物に来ている人も少なくない様です。でもプラットホームにアスファルト舗装された路盤の自転車道、どこか違和感がありますよね、「新春ラン」でお馴染みの三河広瀬駅の方が良いかも。


 苦木駅跡手前から天瀬駅まで(2分19秒)


 和気の3つ手前にあった天瀬駅跡もホームと上屋が残っており、そして桜を見る事ができます。なお途中にトンネルは和気以北に2つ、以南に峠清水トンネル(203m 照明有)があります。

 1443 和気駅南口に到着、こちら側からは乗り降りできず、北口へ繋がる地下道と駐輪場とトイレだけがあります。前回は和気駅に辿り着いたのが暗くなってからでしたので、北口に出て輪行支度をして帰途に就きましたが、今回は日生まで走る予定です。ロータリーを挟んだ南側にドラッグストアがありましたので、飲み物を補給し西片上へ向かいます。

  和気から西片上へは傍示ヶ峠があり峠清水トンネルが抜けています。西片上からスタートするとトンネルまでだらだらと登りが続くのと、輪行で関西方面に帰途に就くなら山陽本線和気駅より赤穂線の西片上駅の方が便利が良いので「片鉄ロマン街道」を往復されるなら和気駅スタートで赤穂線の駅をゴールにした方が良いかと。
 赤穂線をアンダーパスした処で自転車専用道は終わります。最寄り駅は西片上ですがR250を日生まで走ります。交通量が結構あるのと2度ばかりアップダウンがありますのでせっかくだから「カキオコ」食って帰ろうと云う向き以外はお勧めしません。ちなみに私は牡蠣が駄目で「かきおこラン」で一人「豚玉」食ってた人なんで、単に日生以西は西大寺まで未踏だと云う理由なんです。

 16時には日生駅前に到着、昨年12月まで近くの桟橋から小豆島大部港行きフェリーが1日4便出ていたのですが休航となってしまいました、実質的には廃止の様で色々とプランを練っていたのですがついに乗る機会がないままでした。
 日生 1652 発播州赤穂行きに乗車、播州赤穂では概ねすぐの接続で多くは大阪以東へ直通の快速となります。播州赤穂、大阪、奈良と最小限の乗り継ぎで 2029 無事桜井駅に、3,410円分乗車、本日の走行 95.8キロ。

1日目 2日目前半 2日目後半

津山から「片鉄ロマン街道」へ(前半)


 7時半には宿を出発、「片鉄ロマン街道」の吉ケ原へは川沿いにR179を走れば14キロ程なのですが、津山を回って行きますので結構遠回りになります、 林野駅近くまで戻り出雲街道に入ります。

 できるだけ国道を避けて旧街道を行きます、写真は出雲街道勝間田宿、どこかに道路元標落ちていないかなぁ… ちなみに道路元標の根拠法である大正の道路法が施行された大正8年(1919年)当時は405もの市町村があった岡山県、現在道路元標は18基しか現存が確認されていません。

 9時には津山市へ、岡山県では3番目の規模の市なんですが、今一つ印象が薄いですよね、桜の名所ですし丁度「さくらまつり」が開催されていますので、中心部を東西に走る旧街道も朝から結構な賑わいです。
 さて津山の市中心市街地を横切って、先週リタイヤした津山口駅へ、これで近畿と中国地方の足跡が繋がった訳です。タイミング良く国鉄色のキハ40を先頭に下り列車がやってきました、これを見送って 1020 津山口駅をスタート「片鉄ロマン街道」の吉ケ原駅を目指しますが…

 今日は時間の余裕もありますので「津山まなびの鉄道館」へ、元の津山機関区の敷地、施設を利用した展示施設、非電化路線の集まる津山だけにDLやDCの展示が中心でSLは1台のみ。JR西日本と云う事で大糸線のキハ52やDD16があったり。こちらも好天の土曜日とあって家族連れの多い事。

 左の一番手前は珍品のキハ33、やはり短命に終った客車改造気動車。1988年から2010年にかけて米子界隈で使用されていた様ですが、お目にかかった事はないかと。他にジオラマもあったりして「鉄」な人は充分愉しめるかと。

 「津山まなびの鉄道館」を後にして吉井川右岸の県道26号津山柵原線で吉ケ原へ向かいます。対岸路も断続的にあるのですが、確実な処で羽仁橋まで県道を走り対岸に渡ります。吉ケ原まで少しアップダウンがありますが、吉ケ原まで殆ど車の来ない自転車には快適な道が続きます。

 12時半には吉ケ原駅に到着、正しくは「柵原ふれあい鉱山公園」に保存されている同和鉱業片上鉄道吉ケ原駅跡です、現在では駅舎が登録有形文化財に指定されています。構内にはキハ702と客車が、キハ702は元の国鉄キハ42000系、運転台窓とシールドビームが窓下に付いていて国鉄時代とは趣が変わっていますが。
 ここ「柵原ふれあい鉱山公園」が「片鉄ロマン街道」(岡山県道703号備前柵原自転車道線 34.2キロ)の終点になります。好天の休日それに沿線の桜並木が満開とあって訪れているサイクリストの数も結構な、ただ「さくらであい舘」程ではないのでご安心を。ガチで走る今時ローディより女性を含むグループやミニベロだとかが多い様です

 「柵原ふれあい鉱山公園」には資料館(入館料520円)があって鉱山や鉱山を支えた町や人々の生活を紹介しています、なかなか見応えがあり、1999年に「ディスプレイデザイン優秀賞」を取っている様です。ただ吉ヶ原へやってくるサイクリストが多くてもここを訪れる人は少ない様なのが残念です。

1日目 2日目前半 2日目後半

津山リベンジへ

 「18きっぷ輪行旅」この休みは先週の「姫新線に沿って」のリベンジに向かうか恵那市方面へ向かうか、天気予報を睨みながら昨夜まで迷っていたのですが… 次の休みとか晴れ具合を考えて津山へ向かう事にし、勤務明けから一旦帰宅後、準備してあった輪行袋を担いで桜井駅へ。
 桜井1013→1041奈良1045→1137大阪1145→1247姫路1325→1356播磨新宮1358と乗り継いで佐用に向かいます。写真は姫新線が播磨新宮の手前で揖保川を渡る処を車内から、反対に川岸から1970年8月17日2007年4月27日に撮っています。
 佐用駅1427到着、智頭急行経由の特急が出て行きますが直通の「スーパーはくと」なら大阪から1時間半で来るんですよね。ところで当初の目的を果たすためには4駅先の林野駅までこのまま輪行すれば良いのですが、次の津山行には1時間半もありますので、ここから走り出す事にします。

 今日は杉坂峠を越えて湯原温泉までの約30キロを走るだけですので、のんびり輪行支度を解きます。R373から県道124号宮原力万線と走り旧佐用郡幕山村域へ、曇り空が残念ですが行くところ行くところ桜が満開です。ここには藤原勝永氏著の「兵庫県の道路元標」によると道路元標が残っていたのですが、行方知れずになっています。
 旧街道の美作道を辿り杉坂峠へ向かいます、2016年4月9日に来ていますが、途中登録有形文化財の石堂家住宅にて。特に「自撮り」の準備はしてきていなかったので、ゴリラボッドとTZ85のインターバル撮影機能でトライしますが、何分何秒後ではなく何時何分からと云う設定で、なかなかタイミングを取るのが難しいです。

 どうにか17時前には県境の杉坂峠(247m)に到着、以前にはなかった鳥居が並んでいるので、作業をしている地元の方に尋ねてみると、なんと「お遊び」で造ったんだとか。

 1720 美作江見駅へ、ここから国道を避けて出雲街道を辿る事にしたのですが…
 ところが途中からよく踏まれているとは云えダートに、耐パンク性のない延陽伯号故にここでパンクされるとね、ただ夕暮れ時とは云え横を中国道が走っているので不安感はないのですが、旧街道の雰囲気はありません。

 2キロ近くもダートを押して林野側に下ります。30キロ程の距離とは云え、些かのんびりし過ぎました。

 暗くなる直前の18時半には湯原温泉に到着、車でないと不便な処ですので外国人観光客の姿は皆無、宿は温泉旅館の別館で格安のホステル風、シンプルですが清潔で本館の温泉が何度でも利用できますので、久しぶりに温泉でゆっくり。本日の走行31.6キロ。
1日目 2日目前半 2日目後半

姫新線に沿って

姫新線富原駅にて

 倉敷 0543 発の伯備線始発に乗車します。道はまだ濡れていますが、予報通り雨は上がり天気は回復に。写真は姫路行きの始発、山陽本線相生以西は広島前後を除けば旧国鉄型がまだまだ活躍しています。伯備線は4月に特急「やくも」の車両が新しくなるかして、鉄な人の姿もちらほら。

 新見で20分程待って 0718 発の姫新線津山行きに乗車、実は当初のプランでは新見泊でここから走りだすつもりだったのですが、刑部駅から新見へは2009年3月に走っていて、こちらからだと登りが続くので刑部駅スタートにした次第、延陽伯号には119キロはちょっと辛いですからね。姫新線は姫路から津山を経て新見に至る158.1キロの路線、新見側は1日7往復の超の付くローカル線。50何年前「鉄」だった頃、当時から天邪鬼だった私は三重連で騒がしい隣の布原信号所を避けて、この姫新線に通ったものです、当時の写真

 0742 刑部駅下車、他に乗り降りする人は全くいません。ここで下り列車と交換しますが列車が出て行くと次の上りまでの2時間半静かな駅に。姫新線では幾つかの駅が地元自治体の出資で山荘風にリニューアルされていますが、刑部駅もその一つ、公民館的なスペースも併設されています。2つ手前の岩山には絵に描いた様な木造駅舎も残っていますが。

 のんびりと輪行支度を解き出発準備、寒くも無く青空が広がり清々しい空気と、最高のツーリング日和です。
 岡山県道32号新見勝山線に入り真庭市との境の傍示峠(390m)へ、本日の最高標高点ですが、刑部駅までで結構登っ てきていますんで。
 峠を下ると再び線路に沿って県道を走ると、線路沿いに桜の木が、標高のある山間にも関わらず満開近いです。向こうに富原駅のホームと駅舎が見えていて絶好のロケーションなのですが、次の列車が来るまで1時間はあります。
 とにかく富原駅へ、こちらも山小屋風にリニューアルされていてます。ところでSNSを見ていると輪友のダイバーてっちゃんが輪行で津山に向かっているとか、今夜は湯郷温泉に泊まって明日は「片鉄ロマン街道」を走るんだとか。佐用へ向かわずに津山から吉ヶ原へ向かっても走行軌跡は繋がるのですよね、ただ片鉄ロマン街道は良いとしても山陽線の和気か赤穂線の西片上まで走り抜けなくてはなりません。
 さて次の列車は 1023 の津山行、桜に1日7往復の姫新線、これも一期一会の機会だと富原駅のベンチで待つ事に、トイレをお借りしたり、吉ヶ原から和気、西片上へのルートを計算したりしながら山峡の駅で小一時間を過ごします。
 そろそろ上りの津山行がやってくる時刻ですので、撮影ポイントへ戻ります。写真左の様に反対向きは殺風景なんです、追っ掛けて撮る格好になりますが、後ろだって事は普通の人は気付きませんよね。

  無事に撮影を済ませ富岡を後に、県道32号からR181へ入り 1055 には2010年8月以来の中国勝山駅前を通過、旭川沿いの道へ。
 R181は久世から美作追分までショートカットするのですが、姫新線に沿って川沿いを迂回し1144 美作落合駅にて(写真左)、岡山県道411号垂水追分線に入り 1225 美作追分駅(写真左)へ、旭川水系と吉井川水系の境にあたるために小さな峠になっています。追分の由来は出雲街道と旧津山備中松山往来の分岐にあたる処から。
 再びR181に戻り1228 津山市域に入ります。

 国道を避けて旧出雲街道を辿ってみます。

 小さな峠になっていて案内板によると「鶴坂」となっています。下ると出雲街道坪井宿。
 院庄駅前を過ぎ津山まで後1駅の距離の処まで来た処で路面の酷く傷んだ部分を越えた途端パンク、すぐの美作國二ノ宮髙野神社の門前でチューブ交換。パンク耐性が弱いのが判っていながら予備チューブ新品とは云え1本しか入っていません、封を切って交換しますが一向に膨らみません、インフレーターもそろそろパッキンが心許ないので、最初はそのせいかとも思ったのですが、一旦チューブを取り出したものの、チューブにピンホールがあるかして膨らみません、場所が判らないので、パンクした方のチューブを見てみると、そちらは少なくとも1ヶ所の場所は確認できますので、パッチを当てする事にしますが、ところがゴム糊が渇いてしまっていて使い物になりません、そう云えば暫くはチューブ交換だけで済んでいたしね。とにかく津山市街が目の前ですし自転車屋とかを探すしか、1キロ程でコーナンがあるので押し歩き。ゴム糊は缶の他はパッチと紙ヤスリとのセットものが、24インチのチューブはあったものの1.5サイズの英式バルブ、当然ですよね。ゴム糊を買ったものの店の周りには適当な場所が見当たりません、水道の使えるトイレのある公園とかあれば良いのですが、ただ津山線の津山口駅が1キロ程先に。

 津山口駅に辿り着いたものの、なんとご覧の様な簡易駅舎、トイレすらありません、すっかり意気消沈。この時点で既に15時半をまわっているのですが、何故か次の上りは 1505 だと1時間勘違いして再び走り出せる保証のないチューブ修理を諦めて、急ぎ輪行支度を始めます。
 ところがヘッド抜き輪行しようにも上玉押しが緩んでくれません、輪行袋のサイズには余裕があるので、前後輪とリアガードを外して輪行袋へ、ご覧の様に。
 しかし津山線って結構本数があるのですが、日中は半分近く快速「ことぶき」、津山口駅には停まらないのですよね、上り下りそれぞれ快速が通過した時点で時間を1時間見誤っている事に気が付いた次第、そうなると次の上りは 1640 の岡山行き、下りは 1703 の津山行き、1640 で岡山回りだと18きっぷだけでは桜井には辿り着けません、津山回りだと18きっぷだけで帰り付く事も可能です。とにかくパンクしてから津山口駅まで2時間のロスタイムがあった訳で、加えてこの何の風情もない駅で1時間半を過ごす事に。まぁ後40キロは走るつもりでいたのですからそうなりますよね。
 混雑時の岡山駅での乗り換えと待ち時間を避けて津山口 1703 発津山行に乗車、津山から佐用行に、佐用で予定通りに走れば乗る予定だったで 1808 発姫路行に、数少ない姫路直通なのですが1両編成なので姫路に近づくにつれて満員に、姫路駅では姫新線と播但線から山陽線には乗換改札があり、無事に4分の乗換時間をこなしたものの、さすが奈良での47分待ちでの桜井 2325 着は辛いので、鶴橋から近鉄利用で桜井 2216 に無事帰投。
 今回は津山口でリタイアとなり本日の走行は60.2キロ。走行軌跡が繋がらかった上に、今月の走行距離は400キロにも届かない事が確定、成果は富原駅での写真のみですが、半日は気持ちの良いお天気の中を走る事ができました。津山口1703→1706津山1731→1831佐用1848→1952姫路1956→2058大阪2106→2122鶴橋 3,410円分乗車

岡山の奥の方へ向かいます


 先月20日の発売間もなく買ってあった「青春18きっぷ」、休みとお天気の巡り合わせが悪く使えず、有効期限の4月10日まで丸々1日の休みは 3/29 4/1,6,9,10 だけ、手付かずですので払い戻しもあるかなと思っていた処、28日午後から降り出し29日朝には西から回復する予報、以前から計画していた岡山県の新見から兵庫県の佐用まで走るプラン(上図赤線)、28日勤務明けですが倉敷まで輪行し倉敷泊、翌朝伯備線の始発で新見まで移動して走り出す事に。
 今回道路元標とか特に目的がある訳でもないのですが、これを走ると近畿と山陽の走った軌跡が繋がるんですよね。新見から佐用駅まで走ると約119キロ、延陽伯号こと片倉シルク グロワール24で出掛ける事にして、前日に輪行支度を済ませておきます。
 9時過ぎには帰宅、ただ昨夜は全くと云って良いほど仮眠ができず仕舞、まぁ今日は倉敷までの移動だけですので。乗り換えが楽で一番空いてそうなスジを、桜井1137→1205奈良1215→1307大阪1315→1417姫路1434→1453相生1525→1656倉敷 (所要5時間19分)、相生での待ち時間が長いですが、「18きっぷ」利用者にとって相生〜広島間は東海道山陽本線のボトルネックですからね、それと岡山駅での乗り継ぎが結構ウザいのですが、何本か直通するスジがあり、相生1535発は伯備線の備中高梁行きです。

 相生にて、ここまで少なくとも8両編成だったものが、山陽本線側が2両から4両編成になり、接続時間がタイトだと「18きっぷ」のシーズンはちょっと大変な事になります。
 倉敷に泊まるのは3度目だと思うのですが、降られるのが判っているので、駅チカの安ホテルを昨夜予約しておきました、駅前のAPAホテルだと駅から全く濡れないのですが、安くはないのでね、予約したのはAPAホテルの裏側であまり濡れずに行く事ができたのですが、カプセルでないホテルでは今までで最狭、どうにか輪行袋が収まりましたが、バスタブはなしでシャワーとトイレのみ、テーブルもないのでコンビニ弁当を買ってきてと云うのも不自由、それで楽天トラベル経由で現金決済のみの4,600円ですからね。まぁ輪行袋担いでの移動ですからね駅チカがなにより。
 はなから食事は外へ行くつもりだったのですが、倉敷駅前だけに不自由はしません。APAホテルが入っているテナントビル、昭和の香りのする結構古いビル、1Fにドラッグストア他、地下と2Fの食事のできる店や飲み屋が入っています。明日は新見駅スタートではなく姫新線で3つ先の刑部駅スタートとしたので、朝食と津山までの携行食を準備しておきます。
 地下の「れんが亭」と云う店でハンバーグオムライスを頂きます、950円でハンバーグがなかなか美味しかったです。ところで地方都市で泊まる時は時間があればJAZZ屋を探す事にしていて、今まで松江、益田、大崎、宮崎、今治と色々行きましたが、ビルの店舗案内を見ていて見つけましたよ「SOMETHING」、ちょっと入りにくそうな扉の横には大きな Sonny Clark の「Cool Struttin’」のアルバムジャケットが、JAZZファンならそれでOKです。同世代と云うか少し上の喜寿のマスターとすっかり意気投合して水割り2杯飲んで帰ってきました。家飲みしない私には暮れの「祝日麦酒」以来3ヶ月ぶりのアルコールでした。本日の走行通勤の6.5キロのみ。
(つづき)

2024年の「青春18きっぷ」

 例年通り3月20日から発売が始まった2024年春のシーズンの「青春18きっぷ」、例年は2月頃には春と夏と冬のシーズンの発売期間と利用期間がまとめて発表されるのですが、今年は何故か春の日程のみ1月に発表されたので、ネット上には「もしや廃止」なんて憶測も流れたり、一説によると年間80億円に及ぶと云われる売り上げ、そう簡単に止められる訳がありませんよね。なおネット上には2月8日に残りの期間も発表されたと云う書き込みがありましたが、JRの公式のサイトでは確認できていません。

  発売期間 利用期間
春季用 2024年2月20日(火)から2024年3月31日(日)まで 2024年3月1日(金)から2024年4月10日(水)まで
  例年通りだとすると…  
夏季用 2024年7月1日(月)から2024年8月31日(土)まで 2024年7月20日(土)から2024年9月10日(火)まで
冬季用 2024年12月1日(日)から2024年12月31日(火)まで 2024年12月10日(火)から2025月1月10日(金)まで

… となる訳ですが。
 今年は北陸新幹線敦賀延伸による敦賀~金沢間の3セク化に拠る乗車可能区間の変更が春のシーズンの途中の3月16日から行われるだろう事は予想の範囲だったのですが、従来からJRの飛び地路線となっている七尾線、氷見線、城端線への特例として金沢~津幡間と富山~高岡間の乗車が認められていたのですが。越美北線が飛び地路線に加わるとともに特例措置に大きな変更(やや難解)が加わっています。
 左図は青色がJR、黒線が「18きっぷ」で乗車できない第3セクターの区間、赤色が通過を認められる特例の区間(途中下車は不可)で。3月15日までは従来通りで金沢~津幡間(11.5km)と富山~高岡間(18.8km)が特例の区間となっています。
 3月16日以降は「あいの風とやま鉄道」富山~俱利伽羅間( 富山、高岡駅のみ途中下車可能)と「IRいしかわ鉄道」倶利伽羅~津幡間( 津幡駅のみ途中下車可能)の計30.0km、「ハピラインふくい」越前花堂~敦賀間( 越前花堂、敦賀駅のみ途中下車可能)の51.4kmの、それぞれの区間が「青春18きっぷ」で乗車可能となるとの事。難解と云えば難解、理に適っていると云えば理に適っているのですが。要するに関西や中京地区からだと福井の一つ手前の越前花堂(朝を除いて無人駅)で乗り換えるなら「18きっぷ」だけで越前大野方面へ行け、高山線経由なら津幡乗り換えで同様に和倉温泉まで行けると云う事です。従って金沢駅と福井駅は「18きっぷ」だけでで行けない県庁所在地の駅となってしまいました。
 ちなみに2016年まで発売されていた「鉄道の日記念JR西日本一日乗り放題きっぷ2015年に北陸新幹線開業により経営分離された北陸本線一部区間(IRいしかわ鉄道線全線、あいの風とやま鉄道線全線、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン市振駅 – 糸魚川駅間)が利用できたのですが、その1年だけでその後は発売されていません。
 今回は発表スケジュールがいつもと違ったのは、正月に起こった能登半島地震による北陸離れと3セク区間への特例措置が営業的に現時点で妥当かどうかが見極められないではと私は勝手に想像しているのですが。
 能登半島は何度も走っている地域で、見知った風景の地震での惨状は、実は石川県には未収の道路元標が幾つか残っていて、昨年秋から敦賀延伸までにと色々画策していたのですが、能登半島地震で暫くは自転車で踏み込む事は厳しくなってしまいました。

名前が変わって使えないやつに「秋の乗り放題パス」

 画像は2011年以前「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」として発売されていたもの。
 青春18きっぷの発売されない秋、学生の休みがありませんし、行楽シーズンの稼ぎ時ですから判らなくもないのですが、実際「18きっぷ」の利用者って乗り鉄を除けば、高齢男性一人旅とおばちゃんグループが多い様な。今や高齢化時代「第2の青春65きっぷ」でも出して貰いたい処、
 その秋のシーズンですが「秋の乗り放題パス」7,850円なるものが発売されています、2011年以前は「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」として3回分のフリー切符として発売されていた事もあり、利用期間が鉄道の日(以前の鉄道記念日)を挟んだ約2週間で、今年2023年の場合はは10月7日(土)から22日(日)の間となっています(発券は20日まで)。「18きっぷ」より割高なものの子供料金の設定がありました。以前は「18きっぷ」同様の利用方法だったのですが、ところが「秋の乗り放題パス」と名前を変えてから、利用は連続する3日間、購入時に利用開始日を指定(1回に限り変更可)すると云う事になってしまいました。連続する3日と云うのは乗り鉄ならともかく、私の様な輪行サイクリストには中1日を無駄にでもしない限り使えないシロモノ、と云う訳で「秋の乗り放題パス」となってからは一度も利用した事がありません。
ところで石川県下に未踏の道路元標が9基残っています(図赤印)、来春には北陸新幹線で石川県には行けなくなるので、この秋に幾つかは回っておきたい処、そこで「秋の乗り放題パス」の利用を考えてみたのです、しかしなかなか丸々3日の休みは取れません、確保できたのが10/12,13と10/19,20。未明に奈良まで自走し午前中に羽咋まで輪行して穴水まで4基の道路元標を巡って70キロ程走り、のと鉄道の部分は料金が必要ですが金沢まで輪行して1泊、翌日にほぼR157を走り越前大野まで80キロ余り、未乗の越美北線で輪行するも良し、余裕があれば福井市まで走り抜けてもと考えていたのですが…
■ 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0838福井0841→1002金沢1131→1222羽咋 所要7時間34分 5,440円分乗車
■ 穴水1902→1946七尾2008→2143金沢 1,170円分乗車(別途のと鉄道穴水→和倉温泉690円)
■ 越前大野1709→1759越前花堂1821→1906敦賀1919→2104京都2113→2215奈良2257→2325桜井 所要6時間16分 4,510円分乗車
 確かに11,120円分乗車する訳ですから7,850円の元は取れている訳なんですが「18きっぷ」なら2回分相当の4,820円で済む訳ですからね、貧乏症所以のせいか何か損する気分なんですよね、せめて3連休があればネェ…
 実は夏のシーズンの時にも考えていたのですが、R157は2001年10月にasuka号で走っているのですが3度の輪行を考えると、とは云え延陽伯号やデモン太で標高700mの谷トンネル 1462.5m)を越えて80キロ以上近く走るのは、と云う訳でErba号の復帰を待っていたのですが…

 今年2度やっているとは云えこの季節になって未明に奈良駅まで自走する事を考えると、まず今週は挫折してしまいました。

2023年夏 18きっぷ輪行旅総括

 今夏の「18きっぷ輪行旅」の総括です。7回分を利用、5の倍数ではありませんが、売ったり買ったりしますので。2泊3日が2回と日帰りが3回、もう少し回りたかったのですが、後半の不安定な天気と休みがシンクロしなかったもので、来春には3セク化で行けなくなる石川県は行っておきたかったのですが…


 余談になりますが、上図は青線が自転車で走った区間である事は云うまでもないのですが、ふと思ったのは輪行した区間を点線とかで表現したい、すなわち鉄道での経路部分をKML等で出力する、ところがこれができない。探してみると GPS Visualizer と云うツールを使うとできるらしい、試してみると現在はGoogleMap APIキーを求められる、これは想定外の課金が怖くて止めたので、使えないので頓挫。そうなると余計にやりたくなってきている。ないか良いアイデアはないだろうか。

7月26-28日 
2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征」

7月26日 (桜井0952→1020名張1024→1149近鉄名古屋)名古屋1224→1340中津川1415→1621塩尻1659→1758小淵沢1801→1951中込 所要11時間59分 内JR 5,170円分乗車
7月27日 中込~十石峠~伊勢崎 走行123.2キロ
7月28日 伊勢崎~籠原駅 走行53.0キロ
籠原1313→1541二宮1546→1630熱海→掛川1840→1846豊橋2004→2058名古屋(近鉄名古屋2130→名張→桜井2337) 所要時間10時間24分 内JR 7,150円分乗車

8月21日
 2023年夏 18きっぷ輪行旅「北陸本線廃線跡 山中越」
~奈良駅 走行21.0キロ
奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0757今庄 所要3時間9分 2,640円分乗車
今庄駅~山中越~敦賀市内~敦賀駅/桜井駅~ 走行51.2キロ
敦賀1523→1657京都1707→1751奈良1812→1845桜井 所要3時間22分 2,640円分乗車 計5,280円乗車

8月23-25日 2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征 Part.2」
8月23日 (桜井0952→1020名張1024→1149近鉄名古屋)名古屋1224→1340中津川1415→1621塩尻1659→1758小淵沢1801→1951中込 所要11時間59分 内JR 5,170円分乗車
8月24日 中込~軽井沢~碓氷峠~富岡~前橋 走行122.4キロ
8月25日 前橋~安中駅 走行53.0キロ
安中1029→1041高崎1054→1225籠原1241→1457熱海1519→1728掛川1738→1843豊橋1903→1958名古屋(近鉄名古屋2010→伊勢中川→2225桜井) 所要時間11時間56分 内JR 8,030円分乗車

9月1日 2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」
~奈良駅 走行21.4キロ
奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀 所要2時間52分 2,310円分乗車
敦賀駅~三方五湖~上中駅 走行74.2キロ
上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井 所要5時間41分3,740円分乗車 計6,050円乗車
桜井駅~

9月7日 2023年夏 18きっぷ輪行旅「兵庫県の道路元標」
桜井0543→0616奈良0619→0627木津0640→0836西宮名塩0846→0853道場 所要時間3時間10分 1,690円分乗車
道場駅~奥吉川村道路元標~社町道路元標~大和村道路元標~西脇市駅 走行75.43キロ
西脇市1645→1731加古川1736→1822尼崎1836→1903放出 所要時間2時間18分 1,980円分乗車
放出2056→2136奈良2204→2241畝傍 所要時間1時間45分770円分乗車 計4,440円分乗車 畝傍駅~

 7回分で41,290円分乗車、待ち時間を含めて68時間35分乗っていた計算になりますが、走っていた時間はざっと40時間程。

 そうそう2回目を駅の窓口で求めた時にアンケートが付いていました。ネットで「青春18きっぷ」の先行きを心配する書き込みがありましたが、このアンケートは今に始まった事でもないので、ご心配なく。JRにすれば特になにもせずに売上が上がるので無くすなんて事はありえないでしょう、しかし実際に何枚売れているかとかJR6社にどのように配分されているのか知りたい処ではあります。一説によると「18きっぷ」の売上は年間80億円に及ぶとか、すると枚数は… アンケートの回収率、こんな原始的なアンケート集計だとサンプリング数も知れている、となると意味があるのでしょうかねぇ…