伊勢本街道ツーリング

 昨日は一旦は晴れマークが少し出ていた三重県の天気予報、今朝になると再び悪くなってます。 相棒は既に現地で待機していますので、たとえ雪が降ろうともとにかく集合場所の榊原温泉口駅までは行かなくてはなりません。 雨仕度を少し強化して0754発の宇治山田行き快速急行に乗車します。

 榊原温泉口0853着、既に鈴鹿のあびさん他3名の方が駅前に待っておられ、東京から始発の新幹線と近鉄特急を乗り継いで来られる田村氏の到着を待ちます。 輪行袋から出てきたのはシクロツーリスト誌でお馴染みのスポルティーフですね。

 今日のコースのテーマは伊勢本街道なのですが、途中の多気宿から走りだすために、近鉄の榊原温泉口駅からのスタートとなっていて30キロ近く南下しなくてはなりません、一昨年の台風禍で不通になったままの、JR名松線が運休中でなければ終点の伊勢奥津駅からのスタートも考えられるのですが。 <28>亀山白山線を南下し、名松線沿いの<15>久居美杉線を走り、伊勢竹原駅付近から<29>松阪青山線に入り君ヶ野ダムへの登りへ、しかし日頃ご一緒していないメンバーですし、結構ええペースなんで大変です。

 君ヶ野ダムの天端道路から暫く対岸路を走った以外は、いずれも走った事のある道で、ずいぶん久しぶりですが、八手俣川沿いの道はあまり変っていません。 お天気は小雨程度がが降ったり止んだりと云う感じで雨具を出す程でもない程度です、下之川の清水峠への分岐にある大清館の前で一服。

途中で少し雨が酷くなってきたので北畠神社前で少し雨宿りしたあといよいよ伊勢本街道へ、古い宿場の趣きを残す多気宿で写真を。 この後丁度良い時間ですので道の駅「美杉」でお昼にします。 食事の後も雨は止むこともなさそうなので、いよいよポンチョをかぶって雨仕度です。

 

伊勢本街道のこの辺りを走るのも随分久しぶりですが、仁柿峠まで道路改良がすすんでいて峠も大きく切り下げられる工事が始まっています。 ただ松阪市側は昔と変わらず延々と林間の下りが続きます。 おかげでブレーキシューがかなりちびってしまいました。

 

 

峠を下りたら少しは雨も収まっているかと淡い期待を持っていたのですが、そうは思い通りには。 R166に入り昨日走った立梅用水沿いの道のこちら側を黙々と走り、小片野から櫛田川寄りの道をとります。 今回はあびさんがコースリーダーで私はゲストなので、すべてはお任せして安心して後をついて行って楽させて貰っていたのですが、津留の渡しのところでコースミスをしかけたので、ついつい口をはさむ事に。 津田村道路元標の横を通り、四疋田の常夜灯から相可の道標広場へと伊勢本街道をなぞって行きます。

 

 

今日のあびさんはTOEIのパスハンターでの出撃だったのですが、道の駅でトップチューブに傷をつけた上に、フロントディレーラーとチェーンのトラブルに見舞われる事に。



 

 

 途中からダートに入ります、伏拝坂と云う処で、私はまったく始めての道です。 濡れたダートにちびって効きの悪くなったブレーキとかなり厳しかったですが、お天気の良い日に再び走ってみたいルートです。

この後、田丸を過ぎてから信号でちぎれてしまった私が、予定のコースを忠実になぞってしまったために、どこかで待ってくれていた皆さんを抜かして先に度会橋に着いてしまうと云うアクシデントがありましたが、16時40分目的地の伊勢神宮外宮に無事到着しました。

 伊勢市駅に到着、ここからそれぞれ輪行で帰途に就きますが、皆さん名古屋線方面なのでここでお別れに、今日は有難うございました。 本日の走行86.1キロ、昨日と合わせて227キロと久しぶりに連荘で良く走りました。
 輪行で桜井駅に降り立つと土砂降り、いまさらドロドロの自転車を組み立てる気力もないので、10分とは掛かりませんが雨の中を輪行袋を担いで帰宅、今日一番の「濡れ場」でした。

R166旧道脇道裏道回送ツーリング

 明日30日は鈴鹿のあびさんから「伊勢本街道ツーリング」のお誘いを受けているのですが、集合場所は近鉄大阪線の榊原温泉口駅に午前9時との事、自走では桜井からR165を走れば約60キロ、一本道なのですが、交通量が多い上に青山峠の白山トンネルが控えていると云う、自転車にとっては何も愉しくないコース、それを日も短くなってきたこの季節に走って、本番のツーリング80キロは些か大変過ぎます。 輪行なら急行乗り換えなしで1時間と楽勝なのですが、あまりに芸がないのと輪行仕度も邪魔臭いので、前日の今日かなり遠回りですがR166で高見峠を越えて松阪の手前から北上し榊原温泉口駅を目指す段取りです。

 西峠を上り榛原から芳野川沿いの道へ、ご覧の様に最高のお天気です。 ただ昨日の時点で明日の予報が思わしくなかったので、今朝の天気予報をみて改めて明日のツーリングを決定すると云う事ですので、中止ならば中止で回送はやめて旧道の高見峠まで往復してみようかと。

 菟田野町の大きな旧家の前にて。 この後松井橋のローソンで食料を買い込み一谷峠への道へ、本来R166は佐倉峠~木津峠を経て高見峠へ向うのですが、せっかく東吉野村を通るのですから「月うさぎ」へできたての「猫カレンダー」を少しでも届けようと持ってきているので、今日はこちらのコースをとります。 最高のお天気の下、ご機嫌で走っていると追い越しざま幅寄せする車が、….と運転手を睨み付けると「月うさぎ」のオーナーでした(^_^) 「載って行きますか」とのお言葉は遠慮させて貰ってもちろん走ります。 一谷峠への途中であびさんからメールが、明日は予報も多少良くなっているので決行との事、確かに三重県だけ晴れマークが少し。

 「月うさぎ」にカレンダーを届けて先を急ぐ事にします。 高見峠への旧道ですが3週間前は通れないとの情報でしたが、現在は「通行止」などの案内はありませんでした、まぁ旧道峠を越える余裕はなく紅葉にも少し早いので今日は素直にトンネルを抜けてループ橋を下る事に。 しかしR166の交通量が増えた様な気がします、台風禍以降長島、尾鷲方面への車がR169を避けてこちらへ流れる様になったのでしょうか。 今では高見峠を越えると三重県松阪市になってますが、まだまだ市街へは60キロ以上あります。

 R166は東吉野村鷲家で紀ノ川筋を遡ってきた和歌山街道となります、紀州徳川公が江戸初期に参勤交代に利用した街道で、松阪で参宮街道に繋がります。 ここ数年でずいぶん道が整備されましたが、雰囲気の良い旧道も残っていますので、自転車向きのマニアックな旧道脇道裏道を縫って行きます、このコースは2007年に2度ばかり、皆さんを案内して走っているのでご存知の方も多いのです。 「R166旧道脇道裏道ツーリング」でググると天五さんの動画とか一杯でてきますし、SORAさんのブログもお勧めです。

 まずは車が渡れない様に規制された橋を渡り波瀬の集落へ、現在の国道から離れているために、ここだけ時間が止まってしまった様な佇まいの家並みが、和歌山街道波瀬宿、本陣や旅籠跡に建つ旧家が並び、そして里程標や丸ポストなんかも立っています。

 R166は高見峠を越えてから小片野まで櫛田川に沿っていますが、新しく整備された道はバイパスとなっている処が多く、この様に川沿いに雰囲気の良い旧道が昔のまま残されています、車も地元の人が行き交うだけです。 写真は乙栗子を過ぎた辺り。

 和歌山街道で外せないのはやはり珍布(めずらし)峠、最近はウォーキングコ-スとして案内板が整備されたりしていますが、 やはり判りにくいです。 旧R166(今は一応R422に)の赤桶橋の下をくぐって行きます。

 見事な切通しの珍布峠、前後には色々と曰くありげな案内もあります。 なおこの峠を東に下ると宮前集落に出ますが、R166沿いの道の駅「飯高駅」を通り過ぎた処ですので、あてにしている方は注意が必要です。
一度国道に出ますがすぐに櫛田川に架かる黄色い橋で対岸(右岸)へ渡り、県道<745>片野飯高線に入ります。 高見山から東に延びる山塊の東端にあたる局ヶ岳をバックに櫛田川に架かる新旧の橋、なかなかのビュ-ポイントなのです。 ちなみに櫛田川の北岸には中央構造線が知っているために、それに関係する案内も見られます。

 片野飯高線はR166の対岸を走るのですが、R368を越えて立梅辺りから先は、地形図で点線道になっていますが、最近グーグルマップを見ていると、幅員はないものの舗装はされている立梅用水沿いの区間より、しっかり書かれていますのでどうやら整備されたのかと、いままで踏み込んでいない貴重な道だけに、これは行くしかありません。  しかし行く手には「通行困難」の案内板と未舗装路が。

 意外とダート区間は短く、その先は道路と云うか堰堤というかコンクリートの回廊が、小匠ダムを彷彿とさせ、その上洞門まで。 危険なので殆ど押してましたが、MTBなら99%乗車可能です。
 一キロ足らずでガードレールが見えてまともな道に、振り返るとこんな感じです。
 どうやら文政年間に開削された立梅用水は昭和に入ってトンネルでショートカットされるまでは、このルートに沿っていて、洞門はその時の名残の様です。

 ようやく立梅用水の快適な疎水沿いの道へ、対岸のR166は深野の街並みの中で路肩が狭く走りにくいのですが、こちら走ると格段に快適です。
 小片野で櫛田川と離れR166で瀬戸峠を越えて、辻原から北上し、近鉄大阪線川合高岡駅を目指します、ただ「旧道脇道裏道」を縫って走っていたのですっかり遅くなってしまい、五輪峠を越える頃には16時をまわってしまいました。
 それでも川合高岡駅辺りまで良かったのですが、そろそろ暗くなってくるので、雲出川北岸の道を避け様と考えているうちに名松線の伊勢川口駅方面に入ってしまい、計画より5~6キロ程遠回りして、19時前にようやく榊原温泉口駅に到着しました。 予定では駅の自転車置き場に相棒をしっかり括り付けて、明朝まで置き去りにするつもりでしたが、その適当な自転車置場がこの榊原温泉口駅にはありません、これは一つ東の大三駅まで戻るしかないかと少し引き返すと、単車自転車預かり所の看板が、ここなら100%安心とその上おばあちゃんは一泊200円にまけてくれて、フロントバッグだけ担いで再び駅へ戻ったのです。 本日の走行141.6キロ。

CanCan謹製卓上カレンダーのできるまで。

毎年年末に、主にその年一年間自転車でご一緒して頂いた皆さんに。 感謝の気持ちでお配りしている「CanCan謹製卓上カレンダー」、採用する写真は12月に行う「あすか鍋サイク」や「石川ポタ」まで、トップシークレット(^_^)扱いにしていますので制作のプロセスも秘密、と云う訳でもないのですが… ところで昨年からキャンプで大変お世話になっている東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」さんへのお礼の意味と、今年亡くなった看板犬のチロちゃんへの追悼の意味で「CanCan謹製卓上カレンダー」と同じ仕様の「猫カレンダー」を作ってみました。

2001年から現在と同様の3.5吋FDサイズで続いています(2004年だけMO用ケースを使用しましたが)、しかしフロッピーディスクがあたりまえのものでも無くなってしまった昨今ですので、今後安価にケースが入手できるかちょっと心配になってきました。

昔はG.Crewなんてソフトを使っていた頃もありましたが、現在はCorel DRAWを使っています。 アドビ製品を使わないあたりが天邪鬼たるところ。 A4版3枚それぞれに上半期と下半期の各月を、表紙と裏表紙は3枚ずつ割り付けています。

プリントそのものは普通のインクジェットプリンタで、当然インクを大量に消費しますので、しっかり詰め替え用インクを使わせて貰ってます、しかし最近は詰め替えインクを使わせまいとの仕掛けが組み込まれているので、インク残量検知リセッターなるもののも使ってみましたが、チップを壊してしまう多いのか殆ど実用になりませんでした、インク切れを起こさない様にマメにチェックしながれプリントしています。 その後ラミネート作業です、波打ったりしない様に結構温度管理も重要です。

ラミネートの後カッテイング作業です、押し切りとかでズバズバ切れれば良いのですが、そうは行きません。 一枚一枚カッターで切ります、ラミネートされていますので決して簡単ではありません。 何と云ってもこの作業が一番大変です。

まぁ10年もやっていると、なかなかの精度です。

次は丁合と呼ばれる作業です、順番に揃えてゆきます、この辺からの作業は白手袋で汚れを拭いたり指紋が着かない様に行います。

 ケースにいれて、ポリプロピレンの袋に入れて完成。 とにかく「月うさぎ」へプレゼントする予定の30部のうち27部が完成しました。
 さて肝心の「自転車」版、今年も100部以上は作らなあきませんが、各月の写真がまだ揃いません、毎年何枚か写真を提供して頂いているskuram氏とそろそろ打ち合わせをしなくては… 

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3th「月うさぎ」キャンプ (3日目)

今朝も烏の羽音で目が醒めました。 あの騒がしい犬だちは相変わらず夜中じゅう誰かが用足しに行くたびに吠えていた様ですが、すみません私はあまり気にならず寝ていました(^_^;) さて今日の朝食はなんやよう覚えていません、昨夜の「ラタトゥイユ」やウィンナがいっぱいあったり、パン以外にUG兄さんは昨日頂いた餅を次から次と焼いて、色々なトッピングで出してきてくれます。 実は今回の「月うさぎキャンプ」、後の9~10日は私とskuramさんの共通の古い仲間、今はなきパソコン通信の日経MIX(1987-1997)のフォーラムkansai会議のメンバーでのオフ会「アウトドア宴会」と抱き合わせで行わせて貰いました。 そちらは私を別にして5名の参加者、料理は別メニューだったのですが、酒や一品を交換しながら交流。 ところで日経MIXでは私はoutdoor会議の議長を勤めさせて頂いてました。 日経MIX組を加えた2日目キャンプ組から、早立ちのnanaさんが抜けてオーナー夫妻が加わって記念写真を、しかしチロちゃん亡き今、看板犬のはずのココロはなかなかポーズをとってくれません。 「月うさぎキャンプ」は建前上はキャンピング装備の自転車での自走が基本ですから、これが本隊です。 12時丁度に「月うさぎ」を後にし帰途に就く事に、和歌山方面へ帰る九度山人さんは鉄人児玉さんを介添役に吉野経由、私と大阪組はなべちゃんのサポートで宇陀から女寄を下り自転車道経由で王寺を目指します。 4サイドが4台も連なって走る機会はそうはありませんから、しっかり写真を撮りました、一谷峠を下ってきたこの写真と上の集合写真はなべちゃんです。 と云う訳で2泊3日の「月うさぎキャンプ」を無事に愉しく終えさせて貰いました、参加の皆さん、「月うさぎ」の滝口オーナーご夫妻、有難うございました。 今回は参加できなかった皆さんも含めて次の機会も、お目にかかれる事を愉しみしています。 本日の走行29.3キロ、地元で幹事役とは云え3日間で100キロ走ってません。 ちなみに大阪市内の山内さんは南回りの往路約105キロ、帰途約75キロだったそうです、お疲れ様でした。

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SORAさんのブログ鈴鹿のあびさんのブログ九度山人さんのブログだいすけさんのブログ niwa-chanさんのブログ 「月うさぎ」のブログ いつもの様に「月うさぎキャンプ」の写真をうちのHPにUPしています。 TOPから「BICYCLE」→「ツーリングの記録」→「2011」とたどって下さい、集合写真他大きなサイズの画像を落とす事も可能です。 なお認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 また申し訳ありませんがIE6以前のプラウザでは正常に表示できない場合があります。

3th「月うさぎ」キャンプ (2日目)

朝6時少し前に烏の羽音で目が覚めました、お天気は最高、その分寒いです、10度少し切った位でしょうか。 今日から参加するメンバーや日帰り組が11時頃までには揃う予定ですので、それまでのんびりと朝食を。 遅刻常習犯のnana魔女が本日一番乗り、夜勤明けで走ってきて車で仮眠していたのかな。 つづいてあの「ランドナー補完計画」のだいすけさんが夫人同伴で到着、もちろん奥さんもばっちり走ります。

今日のサイクリングは「月うさぎ」を出て滝野側へ越え平野川沿いに下り、旧R166で木津峠を越えて、鷲家から東吉野村役場のある小川まで下り、高見川から谷尻川沿いに戻ってくる約37キロのコースです。 前半は下り基調、知れてはいますが比較的交通量が多いので2班に分けました。 先発8名は弁当持ちで、後発6名は「月うさぎ」のランチをリクエストされたグループです。 ところが鈴鹿のあびさんはアクシデントで遅れながらもどうにか到着されたのですが、UG兄さんが一向に姿を現しません。 これ以上待つと先発組に追いつけなくなるので、UG兄さんのランチを私が頂く事にして、12時を回った頃にどうにか出発。

私は後発組に加わっていたのですが「月うさぎ」を出るなりメカトラブルで一人遅れる事に、かなり危なっかしいですが、どうにか走る事が可能になり、追っかけますが、「たかすみ温泉」まで下っても一向に待っている気配がありません。 ようやく平野出合で鈴鹿のあびさんを補足、ようやくR166旧道で捕まえる事ができました。 木津峠の旧道トンネルを出て鷲家まで下りた処で先発組の九度山人さんから電話、どうやら秋祭で蟻通橋のベンチは使えそうにありません。 私が祭は明日10日と勘違いしていた様です。 高見川を少し上流に遡って貰い、河原かどこか適当なところで食事休憩をして貰う事にして追いかけます。 先発組は「投石の滝」へ寄ったり、みたらし団子の「豊田旭堂」に寄ったりと結構、ご機嫌なポタペースだった様です。 この辺は先発組のSORAさんのブログだいすけさんのブログが詳しいのでそちらをどうぞ。

途中から鉄人児玉さんを加えた先発組に合流し総勢15名の大部隊になり、高見川沿いに<221>小村木津線を北上しR166に合流する処で、高見山をバッグに記念撮影を。

R166を跨いで<251>谷尻木津線に入ります、緩やかとは云え谷尻集落まで標高差150mの登り基調の道ですが、なぜか先頭グループがどんどんペースを上げて行きます、日之前神社で一旦休憩を入れてしんがりの九度山人さんの到着を待ちますが、再び走り出すと、修行と云ってサイドバッグを付けて走っていたkiki君と唯一の小径車のniwa-chanさんが「月うさぎ」までのバトルを演じていました。

今日で帰途に就く yururli君と niwa-chanさんを見送ります。 暫くして南回り(吉野経由)の山内さんが到着。 テントとサイドバッグを下ろしたままて行方が知れなかったUG兄さんも帰ってきて、今夜のメンバーも揃い、交代で車で「たかすみ温泉」まで往復し、夕食の準備を進めます。

今夜のメニューは現地「月うさぎ」で調達の栗の入った「栗ごはん」に「ラタトゥイユ」、昨夜好評でアンコールの満棒さんお四国風「芋煮」その他色々、それに先の日之前神社で行われていた秋祭りの餅撒きのお餅までが加わります。

今夜も昨夜に続いて月と星を見上げながらキャンプファイアーが夜遅くまで続きます。 <つづく>

本日の走行37.2キロ

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3th「月うさぎ」キャンプ (1日目)

 昨年秋に今年春と、恒例になりつつある奈良県吉野郡東吉野村谷尻(たんじり)の古民家カフェ「月うさぎ」で行われるキャンプ。 そもそも「月うさぎ」はキャンプ場ではありませんが、元分校跡の敷地をお借りしてキャンプをさせて貰っています、今回は3連休を利用してお休みのとれる方には2泊3日の日程でゆっくりして貰える様にして、また基本的に現地集合ですので個々に示し合わせないと一緒に走る機会がないので、中日に東吉野村内を周回するサイクリングプランを設定してみました。
 いつもの事ですが、自分が幹事役の時は週間予報に一喜一憂させられるのですが、今回は本当に心配なし、かえって晴れ過ぎて標高600mの「月うさぎ」では放射冷却で朝はかなり寒くなるのではと心配する程のお天気まわりに。

 どの道で行くかを決めきれないうちに7時20分に桜井を出発、桜井町道路元標の残る横大路(初瀬街道)と上街道のぶつかる辻まで来て、西峠経由にする事に決めます。 最近この辻に伊勢街道、忍坂街道、多武峰街道と書かれた案内板が設置されました。  

 R165と旧道を継ぎながら初瀬で一旦長谷寺参道へ回り込んで与喜浦へ、土曜日とは云え車の多い時間帯ですので桜井浄水場を過ぎてから左側の旧道と歩道を使って0830 標高348mの西峠へ、いつもならそのまま榛原駅側へ下るのですが、今日は右折して少し余分に登ってR370の篠樂へ、ここのローソンは今日行われるブルベ400kmのPC2,PC6なのですが、さすがにこの時間では早い様です。
 今日は午後から大黒屋さんと車で買出しに出る予定にしていたのですが、どうやら到着時間が遅れそうなメールが、SORAさんはともかく今日始めて「月うさぎ」へ来るメンバーも走っているので、午後のスケジュールが難しくなってきそうです。

 榛原篠樂、菟田野松井橋のローソンで少し休憩しながら県道31号を岩端へ、一台のロードが「おはようございます」と云いながら追い越して行きます、岩端でで追いついたので話をしてみると、八木から来られたとの事で、大阪の某大サイクリング部OB、転勤で奈良住まいになってまだ土地勘がないとの事ですが、今日は高見峠を目指すそうです。  1055 一谷峠を越えて11時過ぎに「月うさぎ」に、大黒屋さんも1115に針インターとの事で、大きな遅れはなく到着してくれそうです。

 無事買出しも済ませ、「月うさぎ」へ戻る途中でniwa-chanさん、SORAさんの車を追い越し、皆さんの到着を待ちます。 さっそくオーナーが夜のキャンプファイイアーの準備をしてくれています、右に写っているのは滞在中のシェフご夫妻のお子さん音尾(ねお)くん、裸足で走り回る野生児です。

 今夜のメニューは松茸ごはんと、四国風の芋煮、ポトフ。 食後は月明かりの下で焚き火を囲みます。 8名のうちテント泊7名、SORAさんは横着してログキャビンを利用させて貰う事にしたのですが、一人では広い過ぎるログキャビンは密閉度の高いテントより寒かったそうです。 私自身寒くて寝られないと云う程ではなかったものの、ホカロンを持ってきて大正解でしたね。 <つづく>

本日の走行31.4キロ

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試運転のつもりが

今週は公私ともに色々と忙しいのですが、昨日仕事上の懸案事項がひとつ片付いたのと、すがすがしいお天気に誘われて、再び試運転に出掛ける事に。 リアサイドは空ですが、フロントサイドにはテント、マット、寝袋が入ってます、写真は明日香村にて。

 しかしこの時期の明日香村は平日でもハイカーとか遠足とかが多くて結構な人出です、栢森を過ぎて芋峠の道へ、平日ですがロードが2台追い越して行きました、芋峠でTwitterに書き込んでいると1台のロードが、お話をしているとまえださんのお知り合いでしたよ。

 12時を回っていますが、芋峠を越えてしまうと、もう行くっきゃありません、吉野川河畔から東吉野へ。 西峠、女寄峠、大峠ルートに比べて吉野回りは「月うさぎ」までで60キロを越えてしまうので、ほぼ倍の行程ですが、一番気持ちよく走れるルートです。

 ところでリアディレーラーの調子は相変わらず芳しくありません、以前なら下手をするとサイドバッグを外すだけで10分以上格闘する処でしたが、サイドバッグの取り付けを改造したお陰でワンタッチ。

写真を撮ったりしながらですが、小川13時半、蟻通橋14時、R166を越えたのが14時50分頃、結局「月うさぎ」に着いたのは15時半を回ってしまいました。 なお<251>谷尻木津線は両側に「通行止」の案内が出たまま、電話線工事をやってたりはしましたが、通行には全く問題なし、配達や移動販売の軽トラも行き来してます。

せっかくですからテント、マット、寝袋を下ろしてログキャビンに放りこみ身軽になって、陽が傾く中を一谷峠と女寄峠を下って帰ってきました。 しかし嵩高いものを運びはしましたが、残りは重いものばかりだったりして。 本日の走行90.3キロ。

サイドバッグ改造中

サイドバッグは現在、オーストリッチのとモンベルのものを持っているのですが、オーストリッチS-5の方はオードックスなスタイルで上端の2つのフックとショックコード、上下左右のベルトで固定するタイプ、モンベルのものはフロント用、リア用としているものが1組づつ。 オーストリッチの方は非常に使い勝手が悪く、いつも脱着の度にキレかけていますし、モンベルの方はリクセンカール製のアダプタで固定する優れものなんですが、使っているキャリアとの相性が良くないのと、デザインが今風のMTBやクロスバイク向きなんです。 ただキャリアとバッグに規格なんてある訳でもないので、汎用性のある取り付け方法になってしまわざる得ないので、仕方がないといえば仕方ないのですが。 昨秋の「月うさぎ」はオーストリッチ今春はモンベルで出掛けたのですが、今年は2日目9日の村内周回サイクは走る予定でいるので、いかんせん現地で前後4つを脱着する事になります。 そこでちょっと勿体無い気もするのですが、モンベルからリクセンカールのアダプタを外してオーストリッチに付けてみようと云う訳です。 バッグに孔をあける事にはなりますが、ネジで固定している訳ですから、元に戻す事も可能ですし。

バッグの中には芯材が入っているのですが、キャリアへの装着具合をを現物合わせでみてみます(写真左)。 モンベルでは下部のスライダーは横方向についてますが、ここは縦方向に取り付ける事で確実に固定できそうです。

 

パニア台に取り付けてみました、オーストリッチのいまいましい上下方向の固定ベルトはこの際切ってしまいましたが、左右方向のベルトは装着は簡単ですし、バッグをキャリア枠にしっかり固定できるので利用する事にしました。

 

脱着もスムーズ、実用性の高いものができましたので、続いて残り後2つも改造する事に。 しかしリクセンカールのアダプタだけ手に入らないかなぁ、モンベルのフロント用はコンパクトでKHSのリアに丁度良いので、そちらでも使いたいし。

 

干渉とか問題がないかと、とりあえず寝袋とか空のペットボトルとか軽いものを詰め込んでテストラン。 せっかくですからスーパーまで買い物に。
 今回、オーストリッチのこのサイドバッグを触ってみて、エエ加減な製品やと云う事を再認識しました、バッグそのものの素材や防水性といった点ではモンベルの方が格段に優れています。 どこか見かけはオーソドックスやけど使い勝手や性能、品質にすぐれたもの出してくれないかなぁ…