第12回「あすか鍋サイク」

20111211d.jpg今年で12回目となる「あすか鍋サイク」、毎年12月に奈良県明日香村岡の食事処「めんどや」に集合してサイクリングの後、名物の「あすか鍋」を頂くという忘年会サイクリングイベントです。 1998年にHP「ランドナー補完計画」のBBSのメンバーでの企画として始まり、第10回以降は隔年開催で行われています。 当初は東吉野や室生ダムに集合してサイクリングの後、車で明日香村へ移動するパターンもあったのですが、参加人数の増加や輪行での参加者もあって、現在の様に「めんどや」の駐車場を一日お借りして、明日香村を起終点とするスタイルが定着しました。 おのずとコースも限られてしまうのですが、今年は芋峠を越えて吉野側へ越えて壺阪峠で戻ってくる2003年、2007年に準じたコース設定としました。

今回はなべちゃんとkiki君がそれぞれ大阪から自走でやってくるので、道案内にと大和川御幸橋までお迎えに行く事に。 お昼に芋峠を越えた吉野町千股の水辺公園で「ぜんざい」を振舞う予定ですので材料と鍋他を積んだ2サイド仕様で大和川河畔を北上します。 いつも2サイドの時はリアにセットするのですが、今回は始めてフロント側にセットしてみました。 フロントキャリアの構造上どうしてもフォークががっしり固定されてしまい腕への負担があるので敬遠していたのですが、リアにパニア台を付けると、使い勝手の良いキャラダイスのサドルバッグがセットしづらくなるので、バッグレイアウトとしてはこちらが良いのです。 まぁ走行性と云う点ではフロント派、リア派がそれぞれいて賛否両論分かれる処ですね。

結構桜井を余裕で出たつもりだったのですが、天理市庵冶のコンビニでお昼の弁当を調達しておこうかと時計を確認してみると、御幸橋南詰め8時40分までと云う約束の時間にはぎりぎり、コンビニはスルーして御幸橋へ急ぎます。 既になべちゃんもkiki君も到着していましたが滑り込みセーフ。 そのまま停まらずに自転車道へと、しかし2サイドで健脚のお二人とご一緒するの大変です。 (写真:なべちゃん)

どうにか「めんどや」へ9時40分過ぎに到着、既に殆どのメンバーが揃っていたので、霧のイベントが行われる石舞台に移動して貰う事にしましたが、どうやら乾さん早速パンクをやらかしてしまった様です。 明日香村石舞台では「飛鳥アートプロジェクト2011」のひとつとして9時から18時までの毎正時から10分間、霧による演出が行われています。 遠来の参加者もおられますし、折角の機会ですから時間を合わせて見て頂く事にします。

今回のサイクリング参加者は14名、特にレギュレーションを定めている訳ではありませんが、ガード付きツーリング車がメインで、今回も東叡、アルプス、片倉、エルスの名車が並んでいます。 それにフロントサイドバッグを装着した車も3台、全員のコーヒーを用意して下さったつっちーさんのアルプスと肩を並べて走らせて貰いました。 (写真:輪童さん)

日本の棚田100撰に選ばれた稲渕の棚田を見下ろす場所や、栢森、行者辻とローディには考えられないペースで休憩をしながら芋峠で目指しますが、栢森を出た処でkiki君がパンク、先頭集団は行者辻で待ってくれていましたが、体を冷やしてしまうので先にすすんで貰う事に、標高は高いものの少し日差しのある芋峠で待つ事にします、でも皆さん自転車談義で退屈する事はありませんが、私は「ぜんざい」の準備もあるので先にすすませて貰う事にします。

標高差250m余りの下りを一気に、始めてのフロント2サイドですがバランスも良く、荷重にもよるでしょうがシミー現象の心配も全くありませんでした。 吉野町千股の水辺公園へ、ここで昼食休憩です。 皆さん思い思いの弁当やらを広げます。  

各自、昼食の後は温かい「ぜんざい」を、今回は女性の参加者がなべちゃんだけだったので、色々とお世話になりました、有難うございました。 2kg余りのつぶあん、餅と栗入りぜんざい、完食して頂きました。

昨日の下見では千股と高取城跡の休憩で合わせて2時間半の余裕があると踏んでいたのですが。 千股を出発したのは13時をまわってしまい、今日は吉野川河畔まで下らずに、山麓の道を縫って壺阪峠の取り付きを目指す事にしますが、好事魔多しとは… 今度はつっちーさんがパンク。

壺阪峠に着くのはすっかり遅くなってしまい、これから高取城跡へ往復する時間はないので、つっちーさんが積んできてくれたコーヒーの用意もあるので、五百羅漢へ行く途中の空き地でコーヒータイムをする事にしました。

 

紅葉の高取城跡を端折ってしまいましたが、予定の時間までに「めんどや」に戻り、「あすか鍋」を囲んで宴の始まりです。

今年も皆さん色々とご一緒頂き有難うございました。

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「あすか鍋サイク」下見ラン

明日の「第12回あすか鍋サイク」の下見で走ってきました。 写真は石舞台で行われている「霧」のイベント、毎正時に霧が噴出されます。 明日「めんどや」駐車場を10時出発の予定ですが、予定のメンバーが揃えば9時45~50分に出発して、ここで記念写真を撮っても良いかななんて考えてます。

 明日の集合場所はお馴染みの「めんどや」駐車場、右の坂を登った左側、お店の裏と云うか上です。

石舞台前を10時過ぎに出発し、ロケハンも兼ねて、明日のタイムテーブルで芋峠を越えて吉野町千股まで走ります。 棚田を見ながら稲渕、栢森、行者辻とローディには考えられない間隔で休憩しながら11時10分に芋峠到着、あとは千股の水辺公園まで一気に下ります。 栢森から千股までで出会った車は1台、それより自転車が4台、ちょっと前まで考えられなかった事です、しかもこの季節に。 写真は芋への登りで、すみません知らない人です。

ところがここで大変な事に気がつきます、サブとは云えデジカメのLUMIX DMC-ZX1を石舞台を見下ろす公園のベンチに忘れてきたのです、今さら取りに戻っても元の場所にあるとはとても考えられませんし、デジイチのG1ならともかく大したデータも入ってないので、予定通り壺阪峠を回ってから明日香村岡の交番へ行く事にします。
 写真は明日の昼食休憩場所、吉野町千股の水辺公園、四阿は定員オーバーですが、日差しがあって風がなければポカポカと暖かいのですが。
今日は吉野川河畔まで下らずに山麓の<255>寺前千股線と<222>今木出口線の旧道を継いで壺阪峠の南側へ出ます。 このルートは2003年の第6回「あすか鍋サイク」で走っているのですが、アップダウンがあって時間的にはあまりショートカットにならない様ですね。 壺阪峠への道はご覧の通り落ち葉の絨毯です。

壺阪峠からさらに標高で150m程登ると日本三大山城の高取城へ行け、今年はまだ紅葉が愉しめそうなのですが、写真を撮るにも今日は日差しが期待できないので、明日の愉しみにして峠を下ります。 途中からは葛城山麓から二上、生駒が望めます。

鷹取町の古い街並みへ入り、観光案内所の「夢想館」まで下りてきましたが、今日の午後は臨時休業。 高取町道路元標を横にみて明日香村へ戻ります、ただいつもの消防署裏から檜股へ抜ける道が途中で工事中、自転車は押して通れなくもないのですが、明日は時間によってはバイパス経由した方が良いかも知れません。
 明日香村へ戻りまずは石舞台へ、まだベンチにデジカメがそのままある訳もないでしょうが。 続いて岡の交番へ、ここへは届いていない様でとにかく届けをだすと、石舞台周辺の係員が見つけると高松塚の国営飛鳥歴史公園管理センターに届くそうなので、そちらへ連絡してみると良いと教えられ。 早速管理センターへ走ります。 案の定公園係員の手を経てこちらへ届いていました。 川原の母方の実家へ顔を出した後、交番に報告とお礼を云って一件落着、桜井へと帰途に、本日の走行56.1キロ、思いがけないトラブルで早く帰るつもり遅くなってしまいました。 暗くならないうちに慌てて明日の準備を、フロントにサイドバッグ用のキャリアを取り付け、ボトルゲージを1.5リッタ-用に交換。

シクロツーリスト 旅と自転車 Vol.5

12/8に発売された「シクロツーリスト 旅と自転車 Vol.5」(グラフィック社 1500円)に10月30日に行った「伊勢本街道」の記事が、鈴鹿のあびさんの文で掲載されています、私も幾つか顔をだしていますので、ご笑覧をば。 他にm-kojimaさんやくりくりさんの街道記事、UG兄さんの自転車の紹介や、旧知の方々も多く名を連ねておられて愉しいものです。
 でも私のあすか700Cツーリング、「前が700x28Cの32H、後は32Cの36H」ってのは間違いですよ、それぞれのセットをケースバイケースで履き替えてます。
 

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