バッグのリクセン化

 先週、先々週に続いて「18きっぷ」と「Gotoトラベル」を駆使して道路元標蒐集の旅に出掛けようかと企んでいたのですが、asuka号の補償交渉とかがまだ解決していないので、今週は大人しくしている事に。asuka号が使えない現状ではerabaロードやデモン太での出動になりますが、泊まりとなると増える荷物がを運ぶ方法に悩む事に、基本的に荷物は背負わない主義、ましてこの猛暑に背中からの放熱を妨げるバッグは耐えられません、自転車に積みきれないといわゆるヒップバッグ、マウンテンスミスのランバーバッグに頼る事になりますが、できれば自転車の方への積載キャパを増やしたいものです。今流行りのバイクパッキングって方向もありますが、本来泊まりのツーリングはasuka号の出番なので、あまり投資もしたくありません、まぁバイクパッキングへの抵抗もあるのですが。
 4年前に買ったIBERAのフロントバッグ(ハンドルバーパック)がそろそろ痛んできたし、ある企みもあって中華ブランドの安いバッグを買ってリクセン化してやろうと云う事に。Forbsetlyと云う聞き慣れないブランドのフロントバッグがAMAZONで1,680円也、プライム商品でなくて中国からの配送で良ければ、同様の物がもう少し安く買えるもかも。
 幅が320mmと広くハンドルにベルクロで3ヶ所縛り付ける仕様で、フラットハンドルにステムが突き出していないミニベロでもないといわゆるロードにはすんなりとは付きそうにありません。

 ランドナーバーではサイズ的に無理もありますし、取り付け方を工夫してサドルバッグにした方が良いかも(写真右)。内側にポケットの類はありませんし、ファスナーも片方向と、フロントバッグとしてはちょっとチープなシロモノです。
 リクセン化の手順は従来通りですが、リクセンカール互換のBASILのプレートがAMAZONでは手に入らなくなっています、ググると楽天市場とかで入手は可能ですが、送料分割高になってしまいます、AMAZONへ圧力?
 今回は取り付けたい高さの関係で手持ちの純正品を使いますが、裏側にプレートの付くBASILに対して純正品は裏側にナット部が飛び出してしまいます、BASILも長年使って品質上の問題はないので、BASILの方が優れている?
 元々付いていたベルクロやベルト類をていねいに外し、取り外した芯材にポンチで穴を空けます、芯材はドリルでも可能ですが、ビニール製のバッグ本体はそうは行きませんので、ポンチを用意するのがベターですね。もともと防水をうたった製品でもありませんが、ベルト類をはがした針穴をテープで養生しておきます、ガムテープでも構わないでしょうが、私は「気密防水テープ」と云う商品を使ってます。またベルト類が縁のパイピングに巻き込んである部分は無理に切らずに、残してループしておくとかの方が良いかと。底の部分はバッグがタイヤにこすってしまった時の補強になりますし。この辺りはネタにするバッグを見ながらじっくり検討して下さい。
 ベルトの始末の針仕事が一番手間でしたが、半日もあればリクセンカール対応のバッグの完成です。ハンドル幅やワイヤーの取り回しにも寄りますが、うちの場合は、erbaロード、デモン太のいずれにも装着可能ですが、実はこのバッグを作った企みはここからなんです…

(つづき)篇 (その後)篇

No tags for this post.