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野迫川キャンプツーリング(1日目)

 野迫川村野川で一年でも限られた日だけオープンする「昭和食堂」(チェーンの昭和食堂とは関係ありません)、食堂と云うよりガレージを利用したカフェ?、最近では「のせがわ村雲海の里の宿」と云うゲストハウスもやっておられますが、6月30日の夜に「蛍鑑賞会とナイトパーティー&BBQ、Bar」を開催するとの知らせが、オープンする日が他のイベントと重なる事が多くて、なかなかお伺いできない「昭和食堂」なのですが(ちなみに2016年4月30日以来になります)、今回はキャンプ場ではないのですが空き地を利用してテント泊も可能との事、梅雨時とあってなかなか厳しいものがありますが「蛍鑑賞会」とあればそれも致し方ない事、それに翌日の7月1日は奈良県サイクリング協会主催の「山岳グランフォンド吉野」の当日、今年は「昭和食堂」の前がスーパーロングとロングのコースに入ってますので、知った顔が何人か参加するので応援も兼ねて、天気が酷くならない事を願って準備を進めておく事にします。
 今回はキャンプと云っても食事は「昭和食堂」が準備してくれるのとテントサイトで火を使わないと云う事ですので正味寝るだけの準備があれば良いので無理をすれば2サイドで行けなくもないのですが、飲料類は各自持ち込みと云う事ですし、テントをサイドバッグに押し込み、雨具一式を準備すると重さはともかく結局4サイド支度になってしまいました。
 野迫川村野川へ向う時に一番悩ましいのがコース、桜井からだと最短は下市町から県道20号で樺の木峠を越えてR168天辻峠で旧大塔村へ下り中原橋を渡り県道53号で野迫川村へ入る約57キロのコース、ただ芦原トンネルを経由する前提の距離ですし、中原橋を渡ってからの登りがなかなか辛いのです。あと吉野川沿いに下って五條市火打口から県道732号で高野町富貴を経て筒香から紀和トンネルで野迫川村へ、距離は約58キロ、ただ火打口から延々と続く登りが。そこで昨年夏の野迫川キャンプでは九度山まで下り、R370を9キロ程走り南海高野線の紀伊細川駅と極楽橋駅近くを抜けて北側から高野山へ入るルート、九度山まで南下する訳ですから距離は70キロを越えてしまいます、それに同じ野迫川村でも川原樋川沿いのキャンプ場へ向う訳でもないので標高1,000m超の天狗木峠と高野辻をわざわざ経由するのは無駄が多い様な、ただ高野山内を経由するので補給が最後にできると云うメリットは。
 今回は仕事の都合で0853に橿原市スタートになります、飛鳥駅前から県道120号で重阪(へいさか)峠を越えて五條市に向う定番コース、R24に合流するまでは車も少なく自転車にはベストなルートです。

 途中吉野口駅前の「柳屋」に立ち寄ってお昼用にと柿の葉寿司を仕入れて行きます。田舎のローカル駅で今なおここ「柳屋」の駅弁が売られているのですが、実は大阪の百貨店や駅でも売られてる銘店なのです、
 10時過ぎには重阪(へいさか)の集落(写真)を抜け峠を越えてR24を下ります。五條市今井で業務スーパーへ立ち寄ったのですが、お目当ての黒ビールはなく、PETボトル入りの安物ワイン他を調達。

 R24を走っているとリアサイドにリュックを背負ったサイクリストが。ロードバイクにサンダル履き、荷物の量からして長期のツーリングの様です。このスタイルで走る若さが羨ましいと云えば羨ましいですが、ロードバイクを選択する今の時代が残念です。ところでサイドバッグ左右まちまちなのですが、なんと片方は私が4つ使っているオーストリッチのS-5なんです。追い越し様に「頑張って」と声を掛けると、突然で驚いた様ですが、後ろから「有難うございます」の声、片手を揚げてこの先の無事を願いました。
 1112には県境を越えて和歌山県へ、橋本橋南詰を経て紀ノ川沿いのサイクリングロードに入ります。途中四阿やトイレが整備された一画がありますので、ここでお昼にする事にします。サイドバッグにクーラーボックスを押し込んできていますので、飲み物を冷たいまま運べるのが有り難いです。
 九度山のローソンで小休止、高野山へ向わないのならここが最後のコンビニになります。氷結PET飲料を2本調達、お陰で「昭和食堂」到着後に自前で冷たいビールを飲む事ができました。
 赤瀬橋に到着、ここままR370を高野山方面に向うか、このまま丹生川に沿って進むか。




 悩んだ挙句に丹生川沿いに和歌山県道102号へ進む事に、最後に紀和トンネルへの激坂が待っているのですが、木蔭が多く玉川峡と呼ばれる渓谷沿いの涼やかなルートは最高、週末ですが川遊びの行楽客の車もまだまだ少ない様ですし。
 彦谷で橋本から狼頭峠を越えてきたR371と合流します。この先河合橋から先高野山方面へは通行止になっている様です。



 宿(やどり)温泉で小休止の後、河合橋で筒香へ向う町道へ入ります、渓谷沿いの道から里山風景へと。
 少々雲行きが怪しくなってきたので雨雲レーダーを確認すると夕立の雨雲ですね、幸い少しパラパラっと来たもののかすめた様で中筒香の三叉路に到着、この先は雨宿りできる処がありませんので、暫く様子を見て1552に紀和トンネルへ向います、ここから4キロで300m登らなくてはなりません、北側からアタックするのは何と30年ぶりかと、以来北行き専用コースになってます。
 一度停まると発進できないので頑張ったのですが、幅員はないし路面は悪いはと蛇行も思うにまかせず約1.5キロでついに足付き、緩斜面になるコーナーまで推すハメに。最後の右コーナー(写真右)を回るとトンネルまでは随分楽になります。
 1648に標高780mの紀和トンネルに到着、どうにか17時過ぎには「昭和食堂」に到着できそうです。後年阪本経由になるまで奈良交通の野迫川村行きバスはここを越えていたのです。

 予定通り17時過ぎには「昭和食堂」に到着、参加者は16名との事。怪しげな天候に自転車組が二の足を踏んでしまった事もありますが、オーナーの泉本さん以外は面識のない人ばかりなんです。まずはテントを設営、県道脇ですが綺麗に草が刈ってくれてあって立派なテントサイトです、県道と云っても夜には通る車もありません。
 料理をしなくて良いと云うのも少し寂しい気もしましたが、美味しくボリューム満点の料理を頂けるのが有り難いです。そして「スウェディッシュトーチ」、話には聞いていたのですが実物は初体験、なかなか良いものですね。少々雨も降ってきたのですがもちろん「蛍観賞」も、回りが少し明るくて見えにくかったのですが、しかし蛍を見るのは何年ぶりかな。
 本日の走行71.3キロ、2018年上半期を5,224キロで折り返しました。

笠置キャンプ(2日目)

 恒例の集合写真ですが、なんと三脚のクイックシューを忘れてきたために三脚が使えません、出発時刻が迫っていたのでLiberyさんに撮って貰いましたが、いっそキャンピングを6台並べて撮れば良かったですね。しかし何の為に重い三脚を積んできたのやら。なお大きなサイズの画像は「ツーリングの記録」(要認証)にて。
 5月の末ともなると明るくなるのが早いです(写真 : setoさん)。私とショコラさんが所用で早く帰らなくてはならないのですが、滋賀からのSさんとMさんが、奈良で行なわれるスミ旦那の新車お披露目ラン&大仏鉄道廃線跡巡りに参加すると云う事で、ならばと4人で7時半には出発すると云う事に。ただ車それも大型車の多いR163を避けて山越えルートを、キャンピングを連ねて奈良市街へ向う事になりました。
 今回参加の6台です。
 名残惜しいですが、後はsetoさん達にお願いして7時半過ぎに笠置キャンプ場を後にします、少々慌しかったものの涼しい内に撤収を済ませる事ができました。しかし今回はsetaさんとおつねさんに陣取りから大変お世話になりました、「笠置キャンプ」次回は11月ですね。
 笠置から奈良への山越えルートは県道33号奈良笠置線なのですが、そのまま辿ると須川町で車も多く結構な坂があるので途中から白砂川の支流安郷川に沿った山道に入ります。2007年5月の「笠置キャンプ」の折にN女のら先生に教えて貰って以来使っているルートです。(写真左 : ショコラさん)
 このルートなら渓谷沿いの木蔭の道で車は殆ど入ってこないので、自転車にとって快適この上ないのです。後は県道47号と県道752号を少し継いで走り再び県道33号に戻りR369へ。

 奈良市街に下った処でちょっと道を曲がり損ねて皆さんを1キロ以上遠回りさせてしまいましたが、お約束の9時半には余裕でJR奈良駅前に到着。(写真右 : スミ旦那) 一応スミ旦那のランドナーのお披露目なのですが、ロードバイクから小径車まで色々な自転車が、その上そこにキャンピングが4台乱入。
 挨拶の後、ショコラさんは大阪へ、私は上街道経由で帰途に就きましたが、桜井帰着が1105とは異例の早さで「笠置キャンプ」を終えました。

 ショコラさんの四半世紀の時の流れ 自転車

 集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2018]と辿って下さい、一部に瀬戸口さん他の写真をお借りしています。私の分に関しては大きなサイズ(1920×1280)の画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’2018’、パスワードは2018年の卓上版「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の数字です。

笠置キャンプ(1日目)

 毎年11月に行なわれている「笠置キャンプ」ですが、私が管理人をさせて貰っているFacebookグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」のイベントとして行う事になりました。当初は滋賀県在住のメンバー2人でのプライベートなプランだったのですが、最近時間が取れず何処に行けずに腐っていた処、笠置ならどうにか仕事の合間に参加できそうと、私も加えて貰う事にしたのですが、ならばと先のグループのイベントにもさせて貰いました。そうなると週間予報で天気の目処がついた頃から参加者が増えて7~10名になりそうな按配に。しかし片道40キロ程の笠置とは云え、仕事の合間の33時間に往復してキャンプする訳ですからかなりの強行軍です。
 笠置キャンプ場は料金が安くてアクセスが良い事もあって結構人気のキャンプ場、デイキャンプも多いのですがこの季節少しでも早く行ってサイトを確保しておきたい処、大型車の多いR163はあまり走りたくはなかった処、setoさんが車でサポート役を買って出てくれたのと、4月の「月うさぎキャンプ」の後、その足でから四国~九州彷徨っていたおつねさんが名古屋への帰途に立ち寄って金曜日から前泊してくれる事になりこれで一安心、陣取りは2人にお任せして、のんびりと大和高原経由で笠置に向う事にしました。
 前日のうちに全ての準備を済ませておいて、仕事を済ませて一旦帰宅して0947桜井を出発、県道38号で長谷寺門前から初瀬ダムへ、ダムへは10%の急勾配ですが、ここさえこなせば後は適度な斜度で名阪国道の針まで行けます。
 県道25号月瀬針線を北上し12時過ぎには布目ダムへ、ここまでほぼノンストップでしたので小休止の後、柳生へ下ります。

 13時丁度には「笠置キャンプ場」に到着、案の定混んでいますが、先遣隊がいつもの木立の下を確保してくれていました、感謝。滋賀からのSさんも既に到着しています。まわりは大型テントのファミリーが殆どの中、setoさんが準備してくれたタープとテーブルの回りにソロテントが並びます。なお笠置キャンプ場ですが、今年4月から料金が300円/日から500円/日値上げになっています、昨年の豪雨被害も酷かったですからね。
 早速、設営を開始、まだまだ朝夕は肌寒いですので、まだまで夏のテントではと、Mossと夏用の寝袋、衣類をしっかり目の装備で来ました。
 近くの温泉へ往復して宴の始まりです。
 ショコラさんは出ました串カツを揚げます、kitamakiさんはすき焼、私はチーズダッカルビの豚肉バージョン「チーズトンカルビ」に挑戦。
 横着な私はガス派なのですが、往年の名器小ブスでご飯を炊くツワモノも、しかし上手く炊けた様で。(写真左 : setoさん)
 宴の途中ですが、所用で往路輪行となった滋賀のM氏をお迎えに笠置駅へ、これで今回の「笠置キャンプ」は都合8名となりました、しかし駅が真横にあるキャンプ場もちょっと珍しいでしょうね。宴は遅くまで続いていた様ですが、私の方はいささか飲み過ぎたのか、疲れがたまっていたのか、テントにもぐり込んだら、そのまま早々に寝てしまいました。

第12回月うさぎキャンプ(3日目)

 3日目朝の集合写真。今回期せずして「旅する自転車 ランドナーの本」に掲載された自転車が3台揃ったので、掲載誌を入れて記念撮影を。(大きな画像はうちのHPの「ツーリングの記録」でご覧頂けますが、認証が必要です。

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笠置キャンプ(2日目)

参加者8名と陣中見舞い1名で記念撮影、大きな画像は「ツーリングの記録」(要認証)からご覧下さい。

 今回は12日(日)がI’sBICYCLEの例会+タンデム学会とバッティングしたためか、マッドガード付き4サイドでの参加者は私を含めてトリトンさん(写真左)とkitamakiさん(写真右打)の3台と少々寂しかったですが。
 変わった処では、滋賀県から走ってきたniwa-chanさんのKHS、実は延陽伯号の参入で埃をかぶっていたウチのKHSをお譲りしたものなんです。
 あちこちで自転車談義、ただ今回はカヌー談義の方が盛り上がっていた様な。(Photo : トリトンさん))
 昨年秋同様haradaさんが差し入れを持って遠征してきてくれました。
 名残惜しいですが、夕刻から所用があるので、10時過ぎ一足先に笠置キャンプ場を後にします、いつもは山越えで帰るのですが、今回は往路と同じくR163から奈良市街経由で。1144に府県境を越え、1220観光客で賑わう猿沢池で一息入れ、1342には無事桜井に帰投しました。本日の走行43.0キロ。

 例に拠って集合写真を含む両日の写真をうちのHPのアルバムに順次アップしています、[BYCICLE]→[ツーリングの記録]→[2017]と辿って下さい。1920×1280の大きなサイズもダウンロード可能です、参加者の方には再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、ログインは’2017’、パスワードは2017年の「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下黄色枠内の4桁の数字です。

 これで今年14泊目のキャンプ納めになるかと。

5月3~5日「第11回月うさぎキャンプ」
6月22~24日「猪名川キャンプツーリング」
7月13~16日「しまなみキャンプライド」
8月13~14日「野迫川キャンプ」
8月27~28日「南の海へ」
9月24~26日「淡路島キャンプツーリング」
10月8~9日「月うさぎキャンプ番外編」
10月31日~11月2日「野迫川キャンプツーリング」
11月「笠置キャンプ」