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だいすけさんのツイード乱へ

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奈良公園片岡梅林にて
 
20160131b.jpg 今日は格段の予定もなかったので、お天気も良さそうなのでだいすけさんの「ツイード乱なら」に参加する事にしました。 ツイードランと云ってもツイドのブレザーの持ち合わせがないのですが、別にドレスコードが厳しい訳でもないので、いつもと変わらない格好で行く事に、集合場所の橿原運動公園へ向います。 ヤマタンさんのドタ参もあって都合7名で走る事に。 予定では奈良公園へ梅を見に行って、後は中尾さんがどうしても「4’season」に寄りたいと云う事で、コースを一任されてしまいました。
 
20160131c.jpg まずは葛城川河畔まで西に進み、飛鳥葛城自転車道へ入り北上します。 御幸橋を渡り富雄川沿いに奈良自転車道へ。 お昼はどないしようかと云う事になったのですが、奈良市街まで行ってしまうと混んでいそうなので、郡山城址へ立ち寄ってから、モゼールさんの知っている郡山のお店に行く事にしました。
 
20160131d.jpg 郡山城址は今週末からの盆梅展の準備が始まってますが、梅の開花はまだまだこれからです。 先週倉橋溜池で咲いていたので、もう少し咲いているかと期待していたのですが。
 
20160131e.jpg 目的のお店は郡山警察近くの「HAMP 3rd」と云うお店、バイクラックもあってサイクリストは50円引きか100円のお菓子が(1人400円以上の会計時に)と云うお店です。 オムライスが売りの様で、何故か暮れからオムライスづいていますね。 今日は暖かいのテラス席で、全員がオムライスとサラダ等のセットを頂き、居心地が良いので結構長居してしまいました。 郡山と云えば「菊屋」と「とんまさ」位しか知らないので良い処を教えて貰いました。
 
20160131f.jpg ここまで来てしまうと自転車道まで戻ると遠回りになってしまうので、車が多いのですが県道9号から124号へ入り京終(きょうばて)駅へ抜け、奈良公園へ向う事にしました。 佐保川沿いにショートカットできないかとも思ったのですが、この界隈はあまり走り慣れないもので。
 
20160131g.jpg 13時過ぎに奈良公園片岡梅林に到着、私も知らなかったのですが、浮見堂の北側のこじんまりした処です、「まんま亭」ならぬ丸窓亭の傍と云った方が判りやすいかな。 ところでお目当ての梅ですが、やはりここでも早かった様ですね。
 
20160131h.jpg ここで大阪から自走で来ていたロードのお二人とお別れし、上街道を南下します。 ならまちを抜け天理へ、丹波市(たんばいち)では陽気に誘われて出てきた冬眠中のSORAさんとばったり、だいすけさんとは随分久しぶりだった様な、お互い1990年代ネットワーク黎明期からのお付き合いです。
 
20160131i.jpg 丹波市と箸墓古墳で休憩したり、無理にショートカットせずに上街道~横大路(初瀬街道)と旧街道をなぞって走ったので「4’season」に着いたのは16時前とすっかり遅くなってしまいました。 バイクラックにはどこかで見た様なコルナゴが、店内には「よろづ」のmillonさんが、東吉野の「麦笑」へパンを買いに行った帰りだそうです、お店以外で遭うのは久しぶりですね。
 デポ地の橿原運動公園へはモゼールさんに案内して頂く事にして、私はここでお別れして桜井に引き返す事にさせて貰いました。 本日の走行75.4キロ、今月は1,000キロには届かず800キロで終わる事に。 (だいすけさん、なかおさん、りょうさんの写真をお借りしました。 )
 

 例によって集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2016]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの奥付等でご確認下さい。
 
だいすけさんのブログレポートはこちら
モゼールさんのブログレポートはこちら

 

鳥見山サイク

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白木街道を行く
 
 既に時期を外してしまった感もありますが、今日は鳥見山に行く事にしました。 鳥見山は宇陀市の北端にある標高734.4mの山で標高600m程の山腹に鳥見山公園が整備されていて、東海自然歩道の経由地でもあります。 地元ではツツジの名所と知られているのですが、紅葉もなかなか見応えがあるのです。 なお桜井市外山(とび)にも鳥見山と云う名の小さな山があり、万葉集に歌われているのは、こちらの鳥見山の様です。 その鳥見山は榛原から車道が通じているのですが、これがとんでもない激坂で、下るのさえ一苦労と云う斜度が続きます。 ところが桜井市側から白木街道と云う、由緒の良く判らない道が、西側から山腹を巻く様に通じています。 アップダウンが多くて効率は良くないのですが、常識的な斜度で鳥見山公園直下まで辿り着く事ができます。
 
20151212c.jpg R165を長谷寺まで走り初瀬ダムへ。 県道から白木街道に取り付くには幾つかのルートがあるのですが、桜井市側には鳥見山を記す案内などは殆どありません。
 
 
 
20151212d.jpg  今日は小夫(おぶ)集落から小夫嵩方(おぶだけほう)へ標高差100m程をショートカットする道へ入ります。 一旦奈良市藺生(いう)町まで行って回りこむ道もあるのですが、スクラップ工場とかあって雰囲気が今一つなので。
 
20151212e.jpg その白木街道ですが、とにかく分岐が多く地形図を持っていても間違う程に判り難いのです。 一歩間違うと元来た初瀬ダムへ下ってしまいます。 かと云って登り側を選べば良いと云うものでもないのです。
 
20151212f.jpg 桜井市側最後の集落萱森で長谷寺側から直登してきた東海自然歩道と合流します。 ここで初めて鳥見山の文字が。
 
 
 
 
 
20151212g.jpg 集落の中の坂を登りきるとほぼ平坦になって、木々の間から宇陀の盆地を望め、暫くで鳥見山公園の入り口へ。 ここから300m程ですが標高差は50m程あります、ここは無理せず推して行く事にします。
 

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 鳥見山公園は先日からの木枯らしで、木々は葉を落としてすっかり冬景色でした。 ただ風もなく冬の陽射しが心地良いので、お湯を沸かして持参のコンビニ弁当とカップ麺でお昼にします。
 
 
 
20151212i.jpg お昼の後は少し写真を撮りに公園内を回ったのですが、大した成果もないので昔の写真をば。 さて榛原側に下りますが今は2つのルートがあります、新しく出来た車道は展望は良いのですがコンクリート舗装のかなりの急坂です。
 
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 鳥見山に登っている時からFacebookに書き込みをしていたので、宇陀警察署の処まで下りてきたら、原住民のいまやんさんが待ち構えていました。 何でもここ2ヶ月程は皆目走っていないとの事、山部赤人墓~戒長寺~室生ダムと宇陀市中引き回しの上、榛原駅前でお茶しばいて、放免と致しました。
 女寄経由で一旦桜井に帰り、明日の「あすか鍋サイク」の準備で買出しに回って帰宅、本日の走行60.9キロ。
 

今日は「自撮り」サイクへ

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若草山にて
 
20151209b.jpg 今日もお天気が良さそうなので「自撮り」サイクに出掛ける事にしたのですが、朝一に一仕事済ませて出掛け様とと思っていたらちょっと手こずってしまい出遅れてしまいました。 初瀬ダムへ登ったらもう10時を回っていました。
 
20151209c.jpg 今日は春日山原始林が一応の目的地なので福住から<186>福住矢田原線へ入ります。 今日のコースの最高地点ですね。
 
20151209d.jpg 12時過ぎに石切峠の峠の茶屋へ、大して旨くもないのですが、おでんでもやってればと思ったものの、どうやらやっていない様なので、今日はスルーして奈良奥山ドライブウェイへ。
 
 
 
20151209e.jpg 昨年のリベンジを狙ったのですが、どうもここは朝早くでないと陽射しがあまり入らないのですね。 「自撮り」は諦めておざなりの紅葉黄葉の写真を何枚か。
 
20151209f.jpg せっかくですから、久しぶりに若草山へ、結構観光客がウロウロしているのでタイミングを見計らって「自撮り」を何テイクか。 合間に福住で買っておいた菓子パンを食おうとすると、目ざとく鹿どもが押し寄せてくるのでどうもいけません。
 
20151209g.jpg 春日山遊歩道を下りますが、見上げる位置には幾らか紅葉しているのですが、「自撮り」のバックになるのは昨年と同じ場所でした。 まぁ今年の紅葉の状況を考えるとまずまずかな。
 
20151209h.jpg 春日大社の中を抜けて1440ローディ御用達「まんま亭」に到着、天理の銀杏並木も寄ってみたかったのですが、長居をしてしまい上街道を真っ直ぐ帰途に、本日の走行62.1キロ、一昨日は仕事での往復とは云え3日間天気に恵まれまずまず走れました、お天気は明日から下り坂とか。
 

 
 

名残の紅葉 吉野山サイク

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 吉野山吉野神宮近くにて
 
20151208b.jpg 昨日に続いてお天気が良さそうなので、週末の「あすか鍋サイク」の下見を兼ねて吉野山に登ってきました。 実はasuka号はリアのマッドガードを痛めてしまっているので、今日は昨日の京都行きに続いてErbaの出動です。 大官大寺跡にて。
 
20151208c.jpg 今朝の奈良はかなり冷え込んだのですが、最高のお天気で気持ちが良いです。 芋峠前後は先週の強風でかなり柴とかが散乱していますが、ツーリング車でのんびり走る分には全く問題ありません。
 
 
20151208d.jpg 上市橋で吉野川を渡り、近鉄吉野駅に立ち寄ってから吉野山へ。 いつもの「静亭」でお昼にします、今日は鴨葛うどんと柿の葉寿司のセットにします。 秋冬は季節限定で「鴨鍋」「ぼたん鍋」の一人鍋セットなんてのもあります、いかが。
 
20151208e.jpg 今年の紅葉はいずこも今一つの様ですが、12月になって綺麗に色づいているものをちょくちょく見かける様に、吉野山はあまりに桜の印象が強すぎるのか、他のシーズンは桜の時期の混雑が嘘のように静かです、それも風情があって良いのですが、ライトアップとかも行なって集客を計っている様ですが。 写真は蔵王堂にて。
 
20151208f.jpg いつもの椿橋を渡り、壺阪峠で帰途に就きます、冬場は空気が澄んでいるので、峠から見る大和盆地の展望も見応えがありました。 日の走行62.3キロ。
 

笠置キャンプ(1日目)

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奈良市大平尾(旧大柳生村域)にて
 
 木枯らし一号が吹いた云うのにキャンプをしようと云う物好きな御仁が何組か、先月の「吉野周回ツーリング」から帰ってきたasuka号も、キャンピング装備を解けず待機状態。 4日水曜にkirakirabazilさんから6~7日と笠置までキャンプに行きますとの知らせ、7日には別の予定もあったのですが、そちらはあえて私が出るまでも無い様な感じなので、笠置の方へ参加させて貰う事に。
 kirakirabazilさんとはTwitter繋がりなのですが、最近ちょくちょく流れ橋でお逢いする事が、実は古く「ランドナー補完計画」(本家の方)でのリンク繋がりだったりして、世の中狭いもんですわ。
 
20151106b.jpg 笠置キャンプ場へは2008年にも行っていますが、桜井からだと普通に考えると奈良~木津経由となるのですが、否が応でも加茂から大型車の多いR163を走らなければなりません、それでいつも大和高原を越えて柳生から下る山越えルートで行く事にしています。
 とにかく大和高原へはここを登らないと始まりません、初瀬ダム。 4サイドに10%はなかなかキツいものがありますが、距離も知れていますし、私的には天理ダムより楽だと思うのですが。
 
20151106c.jpg 笠置へは針からR369経由が一番楽なのですが、交通量も少なくもないですし、大平尾で「自撮り」をしたかったので山田から田原へ抜ける事にしました、「大和高原早朝ラン」とかで何度も走っているコースですが、ここの無名の峠やはりキツいですわ、ちなみに本日の最高標高。
 
20151106d.jpg 峠を越えると快走ダウンヒル、晩秋の里山の風景が素晴らしいです。
 
20151106e.jpg 県道<47>天理加茂木津線に入りえっちらおちらアップダウンをこなして大平尾分校跡へ、ちょっと場所をお借りしてお昼にします、今日は日なたにいると暑い位の陽気です。 そして食後は「自撮り」、先月にも来ていますが狙い通り向かい側の山が色づいています。 コース取りを確認しながら2テイクばかり、こうやってメイキングショットを見て貰うと大したロケーションでもないのですがね、雪が降ったらまた来てみようかな。
 
20151106f.jpg 大柳生まで下ってきたのでこのまま川沿いに下れば良いのですがせっかくですので、大柳生村道路元標の後、小さな峠を越えて柳生村道路元標と、生存確認に回ります。
 
20151106g.jpg 柳生から下りの途中で京都府となり笠置町の古い街並みに下りてきました「かさぎ」ではなく「かさおき 2Fビリヤード」と書かれた看板がレトロですね。 写真には写っていませんが、この辻に京都府相楽郡の笠置村道路元標があります。
 
20151106h.jpg 予定では15時だったのですが、14時過ぎにはキャンプ場に到着、関西本線笠置駅の真下です、ここのキャンプ場は車であろうと自転車であろうと、大型のファミリーテントにタープを張ろうと一律1人300円/日、1泊だと600円と単純明快リーズナブルなキャンプ場です、サイトは木津川の何にもない河川敷で土手の上に炊事設備とトイレがあるだけです。
 kirakirabazilさん一行は1545到着の予定と云う事ですので、それまでに設営して「おでん」の仕込をやっておいて、交替に近くの温泉に行こうかと。
 SNSによるとどうやら木津川の自転車道でパンクした様なのですが、思いのほか早くやってきました。 イワイ、グランボアと私のアスカで3台のマッドガード付き自転車が揃いました。 本日の走行47.6キロ。
 

1日目 2日目

野迫川紅葉サイク

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奈良県吉野郡野迫川村檜股にて
 
20151025b.jpg 設営した時は月明かりの下だったのですが、夜中に少し雨が降ってきました、雨雲レーダーを見ると大阪府南部からこちらにかけて降っている様で暫くすると止んだものの風が強くなってきました。 四阿の下とは云え標高1,000mのほぼ稜線上なのでいささか心配、それにこの風では雲海も期待できないでしょうね。 雨がおさまると途端に寒くなってきた様で、テントの中にいる分には大丈夫ですが、外は風が吹くとかなり寒い。 それでも暗い内に起き出す事に、7時半には集合場所の野川弁天まで下らなくてはなりません、朝食はペヤングと昨日に続いてレトルトのぜんざい。
 
20151025c.jpg しかしこうも寒くなると朝の7時に標高差350mのダウンヒルは堪えます、さすがに指抜きのグローブでは耐えられないので軍手を流用、少し早めに待ち合わせ場所に着きましたが、既に大方のメンバーが揃っています、私を入れて都合9名、はるばる滋賀、京都からも。 滋賀からのniwa-chanさんは昨夜からここで車中泊だったそうで、なにやら差し入れもあったそうで、雲海にかすかな期待を持たずにこちらに来ても良かったかな。
 
20151025d.jpg <53>高野天川線を少し下り平川釜落林道へ、サイドバッグを下ろしているとは云え、斜度がキツくなる辺りから全く着いて行けません。
 
 
 
 
20151025e.jpg なんとも14時間前に通った釜落谷に下ってきました。 UG兄さんがメカトラブルで小休止、なにやら「シクロ変速機のケーブルが外れてしまった」と云う私には理解不能のトラブルの様でして。
 
 
 
20151025g.jpg 池津川集落へ、いくらか紅葉した木もありますが、野迫川と云えども全体的には紅葉にはまだちょっと早かったかな。
 
 
 
 
 
20151025f.jpg いつもの様に池津川の廃校跡にやってきます、風が吹くと見事な銀杏吹雪が。
 
 
 
 
 
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 9時を回って谷あいにも陽がさしてきて暖かくなってきまして、皆さんワイワイガヤガヤと愉しく走ってはります。 昨日月明かりの下登った道なのですが、またもや離されてしまいます。
 
20151025i.jpg 今日のコースでは大股から北今西にかけてが一番紅葉が見事な場所なんですが、やはりちょっと早かったですね。
 
20151025j.jpg 川原樋川林道への分岐で小休止(写真左上)、私は写真を撮るために先に出たのですが、何人かがダートの川原樋川林道を少しピストンしてきた様です。 この後、北今西のキャンプ場でお昼の休憩を。
 
20151025k.jpg 檜股集落、ここにはまるで映画のセットの様なかわいい小学校跡があります。 外で写真を撮っているとピアノの音が、心得のあるniwa-chanさんが何やら聞き覚えのある曲を弾いています。 こんな山奥の廃校跡のピアノですがある程度調律してあったそうです。 ふと思い出したのは加藤ローサとチュートリアルの徳井義実が主演した映画「天国はまだ遠く」のワンシーン、映画では河原さぶ演じるおじいさんが元調律師だったのですが。
 
20151025m.jpg 檜股から標高差300m程の登りをこなして高野龍神スカイラインに取り付きます、好天の休日とあって行きかう車や単車の多い事、のどかな野迫川村でもここは俗世間と云う感じです。 峠には「棒峠」と云う標識が出ていますが、以前は方(法)峠と呼ばれていて、野迫川村史にも「棒峠」と云う記述はなかったと記憶していますが、出典はどこからなんでしょうね。 峠と云って概ね稜線上を走る高野龍神スカイラインの事ですから古来「峠」となっているところは鞍部であったりします。
 
20151025n.jpg スカイラインを北にとり、野迫川村役場のある北俣上垣内へ下り今朝下ってきた道を登って高野辻へ。 私はここで一周してきた計算になります、UG兄さんが積んできてくれたジェットボイル一式でお湯を沸かしてでコーヒータイム、午後の陽射しにあたっていると暖かいです。 後は野川弁天へ下ると今日のサイクは終了です。
 
 デポ地の野川弁天へ戻り滋賀からお見えのniwa-chanさんの車に便乗させて貰い帰途に就き、2泊3日の「吉野周回ツーリング」を終えました。 帰途、車ですので吉野町から新鹿路トンネルで桜井へ向って貰いましたが、件の犬でしょうかビッコ(差別用語?)を引いて歩いていました(1日目を参照)。 本日の走行66.5キロ、3日間で301.2キロでした。
 
 
 
 閲覧には認証が必要ですがうちのHPの「ツーリングの記録」にも集合写真を含む当日の写真をUPしています。

「延陽伯」号「しまなみ」を往く(3日目)

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 来島海峡大橋
 
20151017b.jpg 今日は今治港0825のフェリーで岡村島へ渡り「とびしま海道」を走って、JR呉線沿線から輪行で帰途に就きます。 「とびしま」沿線にはいわゆる大手コンビニの類はありませんので、一応今治市内で準備して今治港へ向かいます、1時間程ですが船の旅は良いもんです、一昨日入手しておいた「せとうちサイクルーズPASS」で100円の割引になります。
 岡村港をでるなり前回と同じポイントで「自撮り」をしていたのですが、どうも後輪が振れて仕方がありません、大崎下島に渡った処で確認すると、後輪のスポークが何本か手で回せる程にユルユルです、やはり「延陽伯」号で一気に100キロ近くは厳しかったかな、とにかくニップル回しは持ってきているので、平羅橋の見える公園で座り込んでフレ取りです、こんな時にダブルレッグのセンタースタンドが着いていると便利です。
 
20151017c.jpg 大崎下島、古い街並みが保存され観光化されている御手洗地区の手前、北側にある大長地区、ここが元の豊町の中心部なのですが、私は作為的に保存された御手洗より、昭和の香り漂うでも生き生きとしたこちらの雰囲気が好きですね。
 
20151017d.jpg 一応は御手洗地区も回ります、テレビでも紹介され全国的に有名な時計屋さんとか、もちろん中村春吉碑へも、諸説ありますがこちらこそ「サイクリストの聖地」に相応しいかと。
 
20151017e.jpg 今日は走る距離は知れているので、大崎下島南岸や上蒲刈島の大浦海岸とかでたっぷり「自撮り」を。
 前回は豊島と上蒲刈島は北岸を走ったので今回は南岸を行きます。 日影が全くないので真夏は辛いかも知れませんが。
 
20151017f.jpg 蒲刈大橋の手前の道の駅に着く頃には結構な時間になってしまいました。 前回はここで時間が余ってしまったので下蒲刈島を大回りしたのですが、今回は素直にブルーラインに従って安芸灘大橋へ。 呉線の最寄駅から輪行の予定なのですが、最寄の安芸川尻駅は跨線橋を渡る必要があるので、反対側の仁方駅に向かったのですが、なんと仁方駅は今は無人駅。 実は帰りの「鉄道の日記念JR西日本一日乗り放題切符」をまだ買っていなかったのです、当然企画切符ですから乗車後に車内で買うなんて事はできませんので、遅くとも尾道駅で買っておくべきだったのです、駄目もとで今治駅で聞いてみましたが、やはりJR四国では駄目でした(旅行代理店って手はあるのかな)。 仁方駅はかつての国鉄連絡線の仁堀航路の駅ですから、安芸川尻駅が有人駅だから仁方駅も有人だろうと云うのは考えが甘かった様です。 戻るか進むかナビで検索すると次の広駅まで約3キロ、広駅は間違いなく有人駅です。 乗車する予定の列車とは反対方向に走っている訳ですから、徐々に時間は厳しくなってきます。
 
20151017g.jpg とにかく広駅1651発の糸崎駅に無事乗車する事ができました。 この電車広駅始発なんで3番ホームからの発車で結局は輪行袋担いで跨線橋を渡る事に、こんな事なら最初から素直に安芸川尻駅へ向かうんだったと。 そんな訳で安芸灘大橋から電車に乗り込むまでの間の写真は1枚も無いのです。

 

 広1651~1819糸崎1821~1949岡山1955~2121姫路2137~2238大阪2243~2259鶴橋2308~2339桜井、岡山駅ホームは結構混むのですが休日が幸いした様で、姫路駅ではホームの立ち蕎麦を食らう余裕も、鶴橋からは近鉄利用で、桜井駅からはおっちら担いで帰って無事にその日のうちに帰宅できました。 本日の走行58.6キロ。
 

 1日目 2日目 3日目

赤福本店ツーリング

 2月、7月に続いて今年3度目の伊勢ツーリングです、実はR女史から「お伊勢さんへ行きたいからお供せよ」とのお達しなのですが、スケジュールを合わせるとことごとくお天気が悪くなります、さては雨女かと云うと他のツーリングでは晴れているのです、どうにも巡りあわせが悪い様で。 赤福本店で「赤福氷」を食べ様と云う話は、季節は巡って「赤福氷」は9月17日(本店)で販売が終了していました。

 
20151006b.jpg 帰途輪行の120キロライドですから、Erbaロードで行く事にしますが、どうもディレーラーの調子が思わしくありません、殆ど平地巡航の京都往復ならさして問題はないのですが、西峠~佐倉峠~木津(こつ)峠~高見峠~珍布(めずらし)峠~桜峠と越えて行く獲得標高1,000m超えのこのコースでは些か辛いものがあります。 落ち合う場所を宇陀市榛原のローソンにして貰い、少し早めに出て調整しながら西峠を登る事にします。
 真夏の7月の折には朝5時に出発し、伊勢おかげ横丁の「赤福本店」には13時20分に到着したのですが、今回は榛原を7時に出て、とにかく「赤福本店」には15時半までには着こうと云う段取りです、16時を回ると「おかげ横丁」のお店は次々と店じまいしてしまうのです。
 
20151006c.jpg 芳野川沿いの道を走り、菟田野から佐倉峠を越え東吉野村へ入ります、道路脇の温度表示は10℃を示しています、週末の「月うさぎキャンプ」未明は1桁台は確実、「ホカロン」買っておこうかな…
 いつもなら新木津(こつ)トンネルを抜けると目の前に高見山の雄姿が見えるのですが、残念ながら今日は雲の中です。
 
20151006d.jpg 奈良県側の標高632m、延長2,470mの高見トンネルに到着、今日のコースの最高点です。 三重県側に向って下り基調のトンネルなのですが、トンネルに入るなり強烈な向かい風、いつもと違って漕がないと進みません、結局今日は伊勢までずっと向かい風でした。 高見ループ橋を見下ろせる場所で休憩です、ホットコーヒーをボトルに入れて持ってくれば良かったかな。
 
20151006e.jpg R166は東吉野村鷲家から和歌山街道となります、紀州公が初期には参勤交替に利用した道でもあり、高見峠を越えて最初の宿場がここ波瀬(はぜ)です、R166から少し離れているので静かな佇まいはタイムスリップした様な感覚です。 ここには里程標も現存しています。
 
20151006f.jpg R166に戻ってからも時間的に無理のない範囲で旧道をよって走りますが、ここは外せません珍布(めずらし)峠、岩盤を切り開いた切通しで櫛田川の蛇行部分をショートカットしています。 ここを越えると道の駅「飯高駅」の先に出てしまいますので、珍布峠を越えて少し戻る事にします、私の知る限りこのコースですと高見トンネルを過ぎると桜峠を下る途中まで、公衆トイレの類は道の駅以外には見当たりません(珍布峠の西側に仮設がありますが)。
 
20151006g.jpg 道の駅「飯高駅」を出ると櫛田川右岸の<745>に入りますが、途中で局ヶ岳をバックに沈下橋を見下ろせるお奨めのポイントがあります。 このコースのままR166に戻る事なく桜橋東詰めでR368へ入る事ができます、普通にR166を走って行くと旧飯南町粥見界隈が走り難いのですよね。
 
20151006h.jpg R368は和歌山別街道となり桜峠を越え多気町に入ります。 ここで丁度お昼になりましたので「伊勢うどん」でも頂きたい処なのですが、この界隈では無い様です。
 
 
 
20151006j.jpg 7月に来た折に見つけた丹生大師の向かいの「ふれあいの館」の中にある食事処、結構良かったので今日も当てにして走ってきたのですが、なんと今日はお休み、この付近には食事にできそうなお店は記憶にありません、なにやら豆腐バイキングのお店があるそうなのですが、ちょっと困った事に。 ところがレジ横にお弁当が2つ、店内にテーブル席もあって使えるとの事、お弁当は600円でボリュームもバラエティもあってお味もなかなか、伊勢茶やミカンを頂いてなにやら得した気分。
 この後舗装はしてあるとは云えロードには少し厳しい区間もあるのですが熊野街道に抜けて、後は<13>伊勢多気線を淡々と走るだけです。
 
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 度会橋を越えてから伊勢市街に入ると車も信号も多くなって走りづらいものの15時少し前に「赤福本店」に無事到着、赤福3個入りを頂いて大満足、R女史は赤福のお店のおばさんにお嬢さんと云われて舞い上がってます、私は父親かい。
 一応、内宮前まで行って記念撮影をして最寄の近鉄五十鈴川駅へ、本日の走行120キロ余り。 幸い1653発の直通の上本町行き快速急行に乗る事ができて、楽チン快適安上がりで桜井に帰ってきました、弁当600円、赤福290円、交通費1,390円となんと安上がりな「赤福本店ツーリング」でした。