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2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」

三方五湖 水月湖畔にて

 本来は先月21日の「北陸本線廃線跡 山中越」の続きで28日に行くつもりだったのが… 今年の夏は疲れがとれませんわ、月が変ってしまいましたが、敦賀から三方五湖に向かいます。今回は三方五湖を巡る一部の路面状況が心配でしたので延陽伯号ではなくデモン太で。
 前回同様に奈良駅 0448 発の始発に乗るために桜井から20キロ余り、上ツ道を自走します。真夜中とは云え街灯に照らされた旧街道が続き、加えて今夜は月明かり、涼しくて気持ちが良いのですが、早起きと云うか殆ど寝る時間が無いのが。

 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀、近江塩津での乗り換えを無事こなせば、8時前には敦賀に着いてしまいます。今津で京都よりに移動しておいて2両編成の米原行きの最後尾に乗り込み、塩津でさっさと下りて狭い地下道を急ぐのがキモです。
 来春の北陸新幹線延伸開業も3月16日と昨日発表された敦賀ですが、相変わらず9600の動輪の前で輪行支度を解く事に、些か曇り空、大丈夫かなぁ…
 今回は風光明媚な三方五湖と云う事で「自撮り」の準備と「北陸3県デジタルスタンプラリー」のチェックポイント巡りがテーマです。まずはチェックポイントの気比の松原に立ち寄ってから敦賀半島を中途半端に回る県道33号佐田竹波敦賀線へ、「わかさいくる」のブルーのサインが引かれています。

 馬背(まじょう)峠トンネル(1,405m)で敦賀半島を横断します、峠への旧道は塞がれている様です。

 ダウンヒルで水晶浜へ、ここもチェックポイントですが、対岸の原発が複雑ですね、その見返りと云うか早くから道路は良くなって、裕福な地元自治体によるハコモノもあちらこちらに。雲は途切れてきて降られる心配はなさそうです、それはそれで陽射しが入ると途端に暑くなります、それでも9月を感じさせますね。

 トイレ休憩を兼ねて道の駅「若狭美浜はまびより」へ、JR小浜線美浜駅前にあってかなり立派な施設です。夏休み明けの午前中とあってか空いていてスタッフの数がやけに目立ちます。パンケーキにスパゲティとお洒落なメニューしかないのですが、この先の目当てもないのでここで早いお昼にはします、しかし豚肉とキャベツのホワイトソースにアイスコーヒーLサイズで1.628円とはちと高い。

 12時過ぎに三方五湖へ、写真は久々子(くぐし)湖畔と日向(ひるが)漁港。なお日向湖は海水、久々子、水月、菅湖は汽水湖、三方湖は淡水湖です。

 日向湖の西半分を反時計回りして再び久々子湖へ。なお途中に「レインボーライン」への入り口があります自転車歩行者通行禁止となっています。


 久々子湖と水月(すいげつ)湖を繋いでいる浦見川(運河)、ただ並行する道路は結構登らされます。

 小さな峠を越えると三叉路があって、直進すると菅湖畔から小浜線沿線に、左折して浦見川を渡ると水月湖を巡るルートに入ります、「わかさいくる」のルートで湖岸に沿って1車線路が5キロ程続きます、三方五湖々畔のサイクリングロードのハイライトでしょうね。専用道ではない様ですが離合できそうな場所が皆目ありませんので車はまずやってきません。懸念していた路面状況ですがロードバイクでも問題はありません。。

 水月湖畔、フェンスが設置している区間も多いです。

 ようやくフェンスが途切れて「自撮り」できそうなポイントが…

 最近ヘッダー用の横長サイズにはまっているのですが、波があるとパノラマ合成ができない場合が多いのですが、今回は上手く行った様です、恐るべし「Microsoft Image Composite Editor」。

 水月湖と三方湖の間の水道、人工的な水路ではない様で案内には瀬戸と記されてますね。三方五湖のうち菅湖を除く4つを巡り終え世久見トンネル(715m)を抜けて日本海側へ。

 世久見トンネルを抜けると若狭湾に浮かぶ烏辺(うべ)島と常神半島が。国道162号沿いの世久見展望台がチェックポイントになっています。

 「田烏の棚田」実は3月に来た折にたまたま見つけたのですが、時間がなくて通り過ぎたので今日一番立ち寄りたかった処で、あわよくば「自撮り」も考えていたのですが、曇ってきましたし、ちょっと難しいロケーションです、棚田と云っても整然と区画整理がされていて、白米や丸山や奥三河の四谷には叶いません、まあ放棄地が多い中でこの厳しい環境で稲作を続けようとする人の苦労を考えると部外者の都合なんですがね。それよりこの棚田が人目に触れずに海岸に出られるのかして密漁防止のゲートがあります、たまたま稲刈りの準備で開いていたのですが、どうやらいつも入れるとは限らない様です。

 田烏トンネル(527m)を抜けて再び内陸部へ、後10キロ程足を伸ばして小浜市街まで走る事も考えたのですが、上中駅から帰途に就く事にします。1743 発下りに乗れば敦賀回りで18きっぷのまま 2234 には桜井へ帰り着けるのですが、今日は東舞鶴経由で帰途に就きます、実は小浜線の小浜~松尾寺間は国鉄時代を含め未乗区間なのです。上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井、時間も乗換回数も多くて京都駅では34番ホームから10番ホームと在来線の端から端と大変なのですがね。

 「北陸3県デジタルスタンプラリー」の方は予定の7ヶ所を回って都合11ヶ所、「53.気比の松原」「57.水晶浜」「59.若狭国吉城歴史資料館」「55.道の駅はまびより」「56.美浜町レイクセンター」「62.茅葺きの舟小屋」「64.世久見展望台」一応賞品を申し込む最低ラインはクリアしたものの、11月一杯までもう少し考えてみます。
 本日の走行95.6キロ(奈良までの自走21.4キロを含む)、18きっぷ  6,050円分乗車。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「北陸本線廃線跡 山中越」


樫曲隧道(旧北陸本線トンネル群)

 早速ですが整備したばかりのデモン太を担いで福井県に向かいます。実は今週末にゆるゆるCCのイベントで皆さんが旧北陸本線の山中越(杉津線)の廃線跡へ行くのですが、残念ながらその当日は私は仕事で参加できません。山中越の廃線跡は過去2度ばかり(2009年6月2017年5月)、北行きで走っているのですが、代わりに今回は今庄スタートで南行きで走ろうと考え、あわよくば未踏の敦賀市~若狭町を走ってみたいと考えてみたのですが… ただこれにはかなり無理があります、と云うのはデモン太で100キロを越える距離を走った事がないのですよね。
 と云う訳で色々と調べ物をしていると石川県のやっている「いしかわ里山里海サイクリングルート」のスタンプラリーが「北陸3県デジタルスタンプラリー」として富山県、福井県にエリアを拡大して11月末まで行われているそうです。ただ従来のスタンプラリーとは異なりチェックポイントにQRコードの掲げた看板等がない様で「NAVITIME」を利用している様なのですが、チェックインの方法とか良く判らないのと、アプリのお試し期間を過ぎてもスタンプラリーの利用が無料なのか、不可解なまま今庄宿と敦賀市街にチェックポイントが何か所があるのでトライしてみる事にしてプランを練ってみました。11月末までには富山県と石川県を走る計画もある事ですし、「いしかわ里山里海サイクリングルート」では能登牛や醤油とドレッシングのセットを云った商品も頂いてますしね。

 今庄駅へは桜井駅を始発に乗っても18きっぷだと1007着、京都駅まで近鉄を利用でも0902着になってしまいます。そこで未明に奈良駅までの20キロ余りを自走し0488発の始発に乗るという裏技、これなら今庄駅に0757に着く事ができます。殆ど寝る間もなく3時前にスタートし上ッ道を奈良駅へと急ぎます、真っ暗な時間帯ですが古くからの集落を縫って行く道ですので街灯の明かりが続いていて安全に走る事ができます。奈良駅 まで DST 21.0km / TM 1:24:51 / AVS14.7km/h / MAX 25.9km/h。
 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0757今庄、京都、近江今津と無事に乗り換えを済ませますがこのスジの危ないのは近江塩津での乗り換え、近江今津で乗車するのは米原行き、従って近江塩津での乗り継ぎにはホームが変わります、3分で狭い通路の地下道を通って行かなくてはなりませんし、反対方向の乗り換え客もいるので結構難儀です。

 無事に今庄に到着、駅舎は綺麗になってますが、今ではエレベーターもない無人駅となっています。輪行支度を解きまずはスタンプラリーのチェックポイント「今庄宿」、漠然としていて範囲も広いので良く判りません、結局チェックインが上手く行かないまで今庄宿を離れたのは9時を回ってしまいました。その上山中越の県道207号今庄杉津線と並行する旧街道は災害復旧工事で通行止になっているのに案内が不備で何度か引き返す事に、既に北陸新幹線の工事は終わってはずなのに県道はダンプが行き交っています。

 1962年の北陸トンネル開通までの北陸本線旧線の敦賀~南今庄間には3か所の駅と3か所の信号場がありましたが、その一つだった大桐駅跡。ところで今庄と敦賀では100m以上の標高差があり、北行きですとピークの山中トンネルまで約250mの登りには夏でも涼しいトンネルが幾つもあり木陰も多いのですが、南行きですと山中トンネルまで県道を淡々と登って行かなければなりません。

 0957 ようやく山中トンネルに到着、ここから下り基調で山中隧道(1,170m)~伊良谷隧道(467m)~芦谷隧道(223m)~曲谷隧道(260m)~第二観音寺隧道(310m)~第一観音寺隧道(82m)~曽路地谷隧道(401m)~鮒ヶ谷隧道(64m)~葉原隧道(979m)と9つのトンネルが続きます。なお旧北陸本線トンネル群とは湯尾隧道(368m)と樫曲隧道(87m)を含めている様です。なおトンネル内は漏水により路面が濡れていて水溜りもあります、天候にもよるでしょうが特に山中隧道の漏水は酷く車種はランドナーを選択するのが最良かと。もちろんライトは必須です。

 トンネル間の幾つかでは敦賀湾越しに敦賀半島を望む事のできるポイントがあります。

 以前は葉原隧道と伊良谷隧道に交互通行の信号機がありましたが、現在は芦谷隧道などにも信号機が設置されています。それぞれ3~5分の待ち時間が設定されていますが、青になっている時間は僅かです。平日とあって通う車は工事関係者だけの様でしたが、サイクリストは3人ばかりすれ違いました。
 なお現在の北陸自動車道杉津PA近くで廃線跡ルートと県道207号は別れますので注意、廃線跡は北陸道を右へくぐります。

 旧線の杉津(すいづ)駅の跡地はPAになってしまっています、写真は次の新保駅跡。

 9つのトンネル群とは離れていますがトンネル群の一つ樫曲(かしまがり)隧道、併行している国道476号線を走っていると見落としてしまいがちです。歩道トンネルとなっていてレトロな街灯が付いていますが、もちろん鉄道トンネル時代にはなかったシロモノですよね。実はこの街灯が点いているつもりで「自撮り」の準備をしてきたのですが、点灯していません、点いていないと絵になりませんよね、涼みがてらのんびりしていると突然点灯、どうやら天井にセンサーが付いている様です、あわてて「自撮り」の準備を始めたものの、一旦消えると今度はセンサーの下をウロウロしてもなかなか点いてくれません、結局は樫曲隧道で1時間近くいた事に。なお今庄を出ると廃線跡ルートには樫曲付近までコンビニや商店はもとより自販機すらありません。

 そして敦賀市街に入ったのは既にお昼を回ってしまいました、こうなると若狭方面へ足を延ばすのは諦めざる得ません、時間よりもこの暑さが。市内の「北陸3県デジタルスタンプラリー」を3ヶ所程回ってみましたが上手く行きません、諦めてお昼でも食べて敦賀駅1443発の姫路行き新快速で帰途に就こうかと考え、アルプラザのフードコートでカレーを食べながらスタンプラリーのオンラインマニュアルを見ます、どうやら「NIVITIME」の機能にまるっきり依存しなけらばならない様です、これではジオキャッシングライクなスタンプラリーの愉しみがないではないですか、まぁ複数チェックポイントを効率的に回る順列の工夫は必要でしょうが、せっかくですのでもう一度敦賀市街を一回りして再度トライ、今度は上手くゆきました。そうなるとせっかくですので「赤レンガ倉庫」まで足を延ばします。

 「赤レンガ倉庫」の影に運転台前面窓がパノラミックウインドウになった後期型のキハ28が保存されています、急行「わかさ」ってありましたね、乗った事はないけど。

 無事に市街地のチェックポイントを回り4ヶ所目の敦賀駅前「星野鉄郎とメーテル」像へ、敦賀市と松本零士は何の所縁もありません、やや無理っぽいその訳をググってみて下さい。しかし来春に北陸新幹線の敦賀延伸を控えて駅の変わりようは…

 市街をもう一回りしたお陰で1本遅れて敦賀1523→1657京都1707→1751奈良1812→1845桜井と敦賀直通の新快速のお陰で2回乗換所要3時間22分でラッシュになる前に桜井に帰ってきました。いつもなら輪行袋を担いで自宅まで歩くのですが、デモン太ですので駅前で組み立て数100mの帰路を走り、本日の走行63.2キロ、「18きっぷ」は往復で5,280円分乗車。

遠回り通勤サイク 再び「風の森」へ

御所市鴨神「風の森」にて

 梅雨の中休み、しかしこの季節になると勤務明けで9時頃から走り出すのはなかなか辛いものがあります。それでも西へ走り「松のや」で得朝ロースとんかつ定食で腹ごしらえしてR24に沿った旧街道を南へ「風の森」と向かいます。御所橋南詰から小殿までの3キロ歩道を除けば旧道を走って行く事ができます。

 船路で船宿寺へ立ち寄りますが、紫陽花も盛りを過ぎています。

 今日は「自撮り」の準備をしてきたのですが、既に田植えが済んで日が経っています、田圃に水が入った直後を狙いたかったのですが、昨年6月21日の模様。数テイク撮ったのですがコース取りが難しくてなかなか思い通りに行きません。
 五條側に少し下り弥勒寺から重阪(へいさか)へ越えて、一昨日同様吉野口経由で帰途に就きました、本日の走行44.9キロ。

 ところで一昨日の131キロに続いて今日は約45キロ、世間では熱中症が話題になっていますが、当の本人はそんなには堪えてないのですよね、まぁガチに走っている訳でもありませんし、水分補給も十分に摂っていて心配はしていなかったのですが、歳をとると異常を感じ難くなったり、調整機能が低下していると云われるので気はつけておかないと思っていたのですが…
 帰宅後、アイスとか冷たいものを摂ってシャワーを浴びて横になっていたのですが、クーラーをつけていないのに妙に涼しいと云うか軽い悪寒さえ、体温を測ると35.4度、平熱より1度は低いではありませんか、もしや熱中症! 暫く布団を被って横になってたら治ったのですがね。

6月25日の日記

 今日は帰宅後、大和高原方面へ向かう予定で「自撮り」の準備をしてあったのですが、万葉文化館でバンドネオン奏者の北村聡さんのレクチャー&コンサート「バンドネオン大解剖」がある事を思い出して、急遽予定を変更して明日香村へ、整理券の配布が1130からと云う事ですので少し早めに到着して待ちます、並ぶの嫌いなんですがね。開場は1300、コンサートもできる企画展示室ってこんな感じなんです。
 45分程バンドネオンと云う楽器の解説があってからコンサート、少々冷房が効いていて些か堪えたのですが大好きなPiazzollaの「Oblivion」やC.Gardelの「Por Una Cabeza」が生で聴けて大満足、この季節貴重な晴れの一日を潰した価値はありました。本日の走行延陽伯号で26.1キロ。
※ 会場で配布されたドキュメント(但しモノクロPDF)

 帰宅後、先日届いたRRCBのボトル(中と右)のシール貼り、前回(左)は貼ったものを貰ったのですが今回はシール別、薄めた中性洗剤を吹き付けて接着力を弱めて貼りなさいとのお達し、完全に乾くには時間がかかるのですが、上手く貼れた様です。真ん中がギンタロウVer. 右がCog Ver.です。

 そろそろ暑くなってきたので、サーバー用PCのファンコントローラー(SCYTHE製/廃番)を接続、この手のブツは腐る程持っているのですが、結局一番見た目が派手なこいつだけが現役です。左から温度計、中央がファン回転数、右がAUX出力のボリュームになっています。なんとLEDのバックライトが7色に切り替えられます。

 「自撮り」用の新兵器です。三脚は必需品なのですが、三脚を立て難いロケーションですが適当な位置に手摺や標柱とかがあると云うケースがままあります、例えばカーブミラーの柱に畳んだ三脚を輪行時に使うベルトで固定したり。最初雲台付きクランプを考えてみたのですが、結構嵩張ります。ふと思いついたのがカメラホルスターとか呼ばれるもの、ベルトやショルダーなどにカメラを固定するアクセサリーです、これなら電信柱を巻く程度の長さのベルトさえ用意しておけば間に合います、もちろん本来の使い方もできますが。カメラホルスターでググれば何種類か出てきます、雲台のクイックシューの規格であるアルカスイス互換ならそのまま三脚に使いまわしできますが、ホルスターへのロック方法は各々の仕様規になります。ただ例に様に柱に固定した場合はそのままだとアングルが縦位置に制限されるのと滑り落ちない様にベルトに工夫も必要ですね。

 

「よしの庵」から「月うさぎ」


 貴重な休日の休みが梅雨の中休みとなってくれました、平城宮跡まで少しポタる話も出ていたのですが、距離も走りたいし、今日は平日は営業していない東吉野村の手打ち蕎麦「よしの庵」へ行こうと東吉野への定番コースを、まずは明日香村から芋ヶ峠を越えます。桜井を出て明日香村へ、快調に栢森もノンストップで通過したのですが… 最初の激坂で足つき。

 吉野町国栖から高見川河畔に入り東吉野へ。

 時間もあるので小(おむら)で「自撮り」にトライ、休業中の「麦笑」さんの前の橋より一つ下流の橋。横位置ですので、「自撮りのすゝめ⑦」で解説してます様に、外部タイマーを1分のバルブモードにして連写にしています。

 それでも橋の欄干とバックの木々の濃淡にタイミングを合わせるのは難しいですね。連写を高速にするとメモリカードへの書き込みが追い付かなくなって逆効果でした。

 「よしの庵」の開店にはまだ時間がありますのでMBGFのチェックポイントに加わった「やはた温泉」まで往復する事に、行きどまりの県道ですのであまり走る機会がなく訪れるのは久しぶりです。蟻通橋まで戻り県道221号小村木津線へ。
 「よしの庵」へは11時に到着、既に何人かが待っておられます。開店時刻はHomePageでは1130になっていますが、GoogleMapでは1115になっています。1人ですし予約をしていなかったのですが、1145までなら席があるとの事で無事もぐりこむができしたが、それでも帰る頃にはお蕎麦は売り切れになっていました。なかなか休日に走ってこれないので今年は初めて、久しぶりに美味しいお蕎麦を頂く事ができました。なお営業日は土日休ですが、臨時休業もあるので要確認です。

 県道221号を走りR166に出る処から望む高見山の展望。

 一谷峠へ向かう県道251号谷尻木津線へ、再び「自撮り」にトライしますが… 県道とは云え滅多に車はやってこないのですがね。

 本日の最高点一谷峠(600m)を越えて宇陀市へ。


 一谷峠を下り岩端へ、13時過ぎにはお馴染み「月うさぎ」へ到着、板の間を吹き抜ける風が心地良いです、今年の夏は避暑に来なくてはね… 
 見開き6頁で季刊の雑誌に紹介されています。

 陽が傾き始めた頃に篠楽から笠間辻へ、女寄峠を下りますが、やはり下界は暑いです。本日の走行105.7キロ。

 

大和高原をぶらぶらと

 大野小原線 宇陀市室生向渕

 好天の休日「東の海へ」を考えていたのですが、昨夜食べ過ぎて横になったらそのまま寝てしまい、目が覚めたのが夜中の2時半、リアガードを分割式に交換したいと考えていたのに、何の準備もできないまま、ブログの更新とかしていたら明るくなってきて出そびれてしまいました。6時を回ると西峠も車が増えて走り辛くなるのですよね…
 結局は7時前から「自撮り」の準備だけして特に目的地も決めずに大和高原方面へ。
 長谷寺から県道38号桜井都祁線に入り、初瀬ダムに取り付きます。ダムからは県道の対岸路へ、湖畔のトラス橋で「自撮り」にトライ。
 小夫集落を抜け、今では都祁村から奈良市の一部になった藺生(いう)町へ。今日は田植えが始まろうと水の入った田園風景を狙いたいのですが、回りの風景を含めてこれと云う場所がなかなか見つかりません、この道は桜並木だったのですが伐採されてしまいましたが、これからの季節には路肩の紫陽花が愉しみです。

 山辺高校の裏から天理市山田町へ、田園風景を期待していたのですが、なかなか絵にならなくて難しいてす、と云うより今や山間部は田圃は猪垣だらけなんです。布目川ぞいに馬場から荻町へ、県道127号北野吐山線を南下し再び名阪国道をくぐり無名の峠を下ると宇陀市室生染田、旧室生村ですが昭和30年の昭和の大合併までは山辺郡東里村と呼ばれた地域です。写真右は県道781号都祁名張線、道がネェ… 広すぎてね。
 県道781号を笠間方面へ少し走り小原で向渕(むこうじ)への道へ入ります、初めて踏み込む道なのですが、急坂を登りきると風景が開けて集落が、上笠間滝之尾、山峡の静かな里、春日神社が鎮座しています。

 特に何もないのですが、どこか癒される道の風景、村道大野小原線と書かれた 朽ちた看板が。向渕から大野へ下り室生ダムから榛原に出てお昼にしようかと思ったのですが、今日火曜は「おごぽご」は定休日。

 結局、室生多田の満寿寺の前に出てきてしまいましたが、今年も薬師堂の前の百日紅の老木は花を付けてくれそうです。
 多田でちょっと良さげなポイントを見つけました。ブログやSNSの横長のヘッダー画像用にぴったりのロケーション、パノラマ写真と同じ要領で左右のカットを押さえておき「Microsoft Image Composite Editor」でパノラマ合成します、フリーソフトなのですが、残念ながらセキュリティホールが見つかったとかで、現在はMicrosoftのサイトからはダウンロードできなくなっています。

 普通に撮ってトリミングすれば済む話かも知れませんが、画質や画角の点で有利です、手間こそ掛かりますが。
 手応えのある何テイクかを撮り終えて撤収、自転車を立て掛けてあった木の一つ隣の気に何か貼ってあります、怪訝に思って見てみると… 害獣駆除の為の罠やないですかぁ、危ない危ない。

 さてお昼を回ってお腹もすいてきたので「ミモザ・ガーデン」へ、前回同様アボカドの焼カレーを、これがなかなか美味いんです。

 朝昇ってきた県道38号を下りますが、少々物足りないので、化粧川沿いの荒れた道を下って笠山荒神へ登り返します、随分と久しぶりです。「笠そば」も10年以上戴いてません、プレハブの頃は旨かったんですよ、最近はどうなんでしょ、平日でもこんだけ車が来ているのですからね。
 県道50号大和高田桜井線で巻向へ下り上ッ道で14時には桜井へ戻ってきました、本日の走行70.7キロ、「自撮り」しながらぶらぶらの割には良く走りました。

2023年春 18きっぷ輪行旅「和田山~播磨新宮」

兵庫県朝来市和田山町にて

 今回は兵庫県で残している道路元標2基と酷道と呼ばれた国道429号線の未踏区間の内、朝来市と宍粟市の間の山越え部分を走る事にします、走行距離が100キロ近いのと山越えがあるので 機材は erbaロードで。
 奈良0522発京都行に乗車するために20キロ余りを自走、近畿北部や西部に向かう時は大阪駅や京都駅といったターミナルを経由する事になり、平日ですとどうしても桜井始発では通勤時間帯に重なってしまうのです、京都駅などは混んでいると奈良線から山陰本線への乗り換えは大変です。
 さて暗い中、上街道を奈良に向かって走ってますと、スマホを忘れてきている事に気が付きます、引き返して桜井からの始発に乗る事もできますが、財布やGPS代わりに使っている前のスマホ Galaxy S5 Active とモバイルルーターがありますのでインターネットへのアクセスも可能、できない事は電話と電子決済位、と云う事でこのまま先へと進む事にします。
 奈良駅から輪行、京都、園部と乗り継ぎます、平日ですので鍼灸大学前までは混みますね。0927 和田山着、ポカポカ陽気の駅前で輪行支度を解きます。


 和田山から円山川と播但線に沿って新井駅の先まで南下しますが、今日も向かい風なんですよ。円山川べりの桜は満開、今年の気の早い桜、例年なら「18きっぷ」のシーズンが済んでからも、奈良で標高の高い処なら撮る機会はあるのですが、今年はネェ、せっかくの機会ですのでここで「自撮り」を。

 播但線もタイミング良く上り下りとやってきます。上と左の写真、バッグの桜の咲いている山頂は雲海で有名な竹田城です。結局そんなこんな国道429号に入るまでに時間を食ってしまいましたが、道の駅「あさご」でお昼にして向かいのコンビニで補給を。
 さて国道429号に入ります、倉敷から津山を経て福知山に至る国道、元々は倉敷と津山を結ぶ国道だったのが平成5年になって幾つかの府県道を昇格させて429号としたもの、山越え区間は結構「酷道」でした。国道422 号や425 号もそうですが、私はこの手の国道をあみたくじの「あみだ国道」と呼んでますけど。

 ほぼ二車線化された道が続き神子畑選鉱場跡へと続きます、神子畑選鉱場は昭和62年に閉山した明延鉱山の選鉱場で、東洋一の規模だったとか、「一円電車」として知られた明神電車の車両の他に「鉱石の道神子畑交流館」とか外国人技師の旧居とか見学もできるみたいで、平日ですが春休みかして車で立ち寄る家族連れも見られますが、先も長いので少し休憩しただけで出発する事に。
 案の定、選鉱場跡を出ると登りが始まります、標高580m近くまで上り笠杉トンネル(516m)を抜けて宍粟市へ、標高差300m程の長いダウンヒルの後、一宮町三方まで下った処でR429と別れ県道6号養父宍粟線へ、この先揖保川に沿って更に10キロ程下ってR29となりますが、下り基調と云え向かい風に苦しめられる事に。

 揖保川に沿って下り、宍粟郡の河東村道路元標(現 宍粟市)と揖保郡香島村(たつの市を回ります。藤原勝永著「兵庫県の道路元標」には掲載されていたものの 2007年4月に大黒屋さんと回った際に見つけられなかった揖保郡の香島村道路元標(たつの市)を回り本日の予定終了。この先川沿いに山陽本線竜野駅か網干駅まで走れば楽に帰れるのですがもう向かい風は結構、姫新線播磨新宮駅へ向かいます。
 国道を避けて走っていたので、最後はこんな吊り橋「東山公園橋」を渡ることに。あとからSNSで教えて貰ったのですが揖保川沿いには「与位の洞門」と云うのがあるそうなんです、残念、下調べ不足でした。

 播磨新宮駅に到着、10何年来ですが立派な橋上駅になっています、ベンチ、トイレ、エレベーターと輪行支度をするには持ってこいの駅に。多くの列車がこの駅で乗り継ぐ運用で左は佐用行きの単行、右は姫路行きの2両編成。

奈良0522→0622京都0637→0721園部0725→0927和田山
播磨新宮1811→1842姫路1856→1958 大阪2012→2110奈良2117→2148桜井 

本日の走行99.1キロ(奈良駅までの自走20キロを含む)

本日の収穫
【1143】 2023/4/4 兵庫県 宍粟郡 河東村(現 宍粟市)
【1144】 2023/4/4 兵庫県 揖保郡 香島村(現 たつの市)

2023年春 18きっぷ輪行旅「高山~富山」3日目

  「しんきろうサイクリングコース」早月川河口付近

 朝、天気予報は晴れなのですがどうも霞んでいそうです、一昨年3月末に来た折は酷い黄砂でした。いずれにせよ富山湾岸の自転車道を走るつもりですが、氷見市に向かうか朝日町へ向かうか。雨晴海岸のライブカメラを見てみますが、富山湾越しの立山連峰は期待できそうにないので、朝日町方面へ走る事にします、少しでも近づいた方が良いかと、桜並木なんかもありますしね。
 6時半には富山駅前の宿を出て富山湾岸に向かいます、一昨年はをライトレールの写真を撮りながら向かったのですが、今日は県道172号八幡田稲荷線を走り「しんきろうサイクリングコース」(富山朝日自転車道線)の起点へ向かいます。

 0709 約8キロ走って海岸近くの自転車道の起点へ。
 成願寺川を渡るまでほぼ松林の中を走ります、途中良さげなキャンプ場もあったりします。いつかキャンピングで日本海側を海沿いに走りたいなぁ…

 0811 滑川市と魚津市の境界になる早月川を渡りますが、向かい風が結構辛くなってきます。

 立山連峰も対岸の能登半島も全く見えず、自転車道沿いもこれと云うポイントがないのですよね、早月川河口で少し狙ってみます。「自撮り」ですが最近意識してBlogやSNS用の横長のヘッダー画像も同時に撮っていますが、後から横長に切り抜くなんて事ではなく左右の風景を撮っておいて、後からパノラマ合成しています。
 向かい風を押して 1006 黒部川河口に下黒部川橋まで到着しましたが、湾岸沿いでは全く期待できないので黒部川左岸を遡り富山地方鉄道の何処かの駅から帰途に就く事にします。なお富山湾岸のサイクリングコースについては一昨年3月のブログを参考にして頂ければ。

 黒部川緑地とか左岸を10キロ近く遡ります、あちらこちらで桜が満開です。ところで映画「RAILWAYS」第2作は富山地鉄が舞台になったのですが、せめてロケ地の一つになった愛本駅位まで走りたいなと。

 北陸新幹線を越えたあたりの桜、桜の向こうに立山連峰が見えるはずなんですがネェ… 花見に来ていた地元の女子会ロード一行の一人に尋ねたら「今日は見えませんねぇ…」と耳慣れないイントネーションで、富山弁なのかな。彼女達には立山連峰はデフォルトで満開の桜の方が嬉しそうで、この様子だと先へ進んでも展望は期待できないとの事、三度目の正直は成らずここで降参です、やはり3月上旬かなぁ…

 最寄り駅の富山地鉄若栗駅へ、なんともレトロな駅です。本日の走行53.2キロ、延陽伯号で2日で160キロ走ったので良しとしまししょう。次の電鉄富山行きは1154,、ヘッド(フォーク)抜きに分割式マッドガードの延陽伯号、少々急がなくてはなりません、富山での待ち時間は1時間以上もあると云うのに…
 やってきた下り電車からロードバイクを押した2人連れが降りてきます、富山地鉄ってサイクルトレインだったんです。そのお二人と言葉を交わすと、なんでもこの季節の富山には「春の四重奏」と云うのがあるそうです、立山連峰に桜と菜の花とそしてチューリップ、なんと豪勢な。

 ご存じの様に北陸新幹線の延伸で金沢〜直江津間が三セク化したので、富山から「18きっぷ」だけで帰るには高山本線経由するしかありません。待ち時間に立ち食いの白エビそばを頂き 1412 発の猪谷行きに乗車、今日は休日だったせいでしょうか高山までほぼ満席。昨日走ってきた線路沿いの道を眺めながら… (写真右)は「自撮り」をしていた野口トンネルの旧道部分とスノーシェッド。
 岐阜、米原経由、京都から近鉄利用で日付の変った頃に桜井に帰宅できるのですが、名古屋から発の近鉄特急「ひのとり71号」で帰途に就きました。

若栗1154→1309電鉄富山/富山1412→1505猪谷1508→1908美濃太田1912→1942多治見1949→2032名古屋/近鉄名古屋2100→2238大和八木2246→2252桜井
富山地方鉄道本線 75分 ¥1,280
JR所要時間 6時間20分 青春18きっぷ 4,840円分乗車
近鉄 2,430+240円分乗車 特急券1,840円

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

2023年春 18きっぷ輪行旅「若狭路へ」

福井県小浜市 加斗海岸にて


 2023年春「18きっぷ輪行旅」第2弾は若狭へ、奈良0522発に乗車するために、JR奈良駅まで20キロ余りを自走します。JR桜井駅の始発は上り(奈良行)が0543、下りが0552でこれを利用すると東舞鶴着は早くても1104になってしまいます。まだ暗いうちからの自走は大変ですが、奈良までの上ッ道は旧い街並みを辿ってゆくので街灯が整備されていて結構走りやすいのです。今回は往復の輪行とそれなりの距離を走る事も考えてErbaロードで、奈良0522→0622京都0637→0721園部0725→0825綾部0851→0920東舞鶴と4回乗り継いで舞鶴へ。
 東舞鶴駅は2007年4月以来16年ぶりかと、一旦北側に出たのですが、日当たりの良いベンチを探して南側へ回ります。公衆トイレもあって輪行支度にはこちらの方が良さそうですが、夏場は暑いかな。今日はここから若狭路を海岸に沿って敦賀を目指すつもりなんですが、小浜へは何度か自走で来た事があるものの舞鶴から敦賀にかけての海岸沿いは自転車で走った事がないのです、その上東舞鶴の一つ隣の松尾寺駅から小浜駅の間の小浜線にも乗車した事がなく、国鉄時代からを含めて西日本では一度も乗車した事のない区間なのです、まぁ今日はトラブルでもない限りその区間を乗車する予定はないのですが、
 せっかくですので東舞鶴市道路元標の生存確認を。軍港のあった東舞鶴市と城下町だった舞鶴市(西舞鶴)は昭和18年に合併した経緯から、舞鶴市道路元標と東舞鶴市道路元標が其々現存しています。
 やはり国道27号線は車が多いですし、大型車も。国道を避けながら走り県境の青葉隧道(344m)を避けて山越えのルートを取ります、青葉隧道の上には吉坂峠(標高102m)があるのですがダートの様ですので西国三十三札所の松尾寺付近で山越えするルートを取り、府道564号へ入ります、休日とあってか札所巡りの車も結構通るのが。
 松尾寺で府道と別れ標高260m程の無名の峠で福井県側に、今年初めての日本海を眼下に下ります。写真は高浜町今寺の熊野神社。

 

 高浜町に下る頃には既に12時に、やや向かい風と云う事もあって、敦賀は既に諦めています。コンビニで弁当を買って城山公園でお昼にします。(写真は鐘寄海岸)

 若狭和田から青戸入江の北岸の県道266号犬見崎和田線に入ります。断続的に県道802号小浜大飯高浜自転車道線が並行していますが、専用道と云うより県道と並行した幅のある歩道部分って感じの区間が殆どです。

 青戸入江北岸にて、今回はロードでは珍しく「自撮り」の準備をしてきています。横位置の場合「自撮りのすすめ⑦」でも解説していますが、外部タイマーをバルブにしてカメラ本体の連写機能を利用しています、ただ今回入れていたSDカードが遅いのか相性が悪いのかして思い通りに行かないのが。
 青戸大橋を渡り、R27側に戻ります。向こうに見えているのは若狭富士こと青葉山(693m)

  少し国道27号を走らなければなりませんが県道235号加斗袖崎住吉線に入ります、幾つかトンネルのある国道を避け北側の海岸線に沿って走ります、距離は長くなりますが交通量は非常に少ないです、海水浴シーズンは混むかも知れませんが。
 加斗海岸、なかなかのロケーションなので「自撮り」にトライ、結局1時間近く粘る事に。

 県道235号は小浜市街まで続いていて、加斗海岸を離れると写真の様な断崖上の道が続きますが、東向きに走ると大した坂はありません。先の県道266号同様に自転車道が並行しているのですが、車道との間の柵が切れ目なく続いていて、荒れている箇所があっても逃げられないのでちょっと厄介です、まぁ今回どうにも走れない様な箇所はありませんでしたが。
 青井崎付近にて、この区間では上段が車道、下段が自転車道になっています。ここで一気に小浜市街に下ります。

 青井崎から小浜市街に下り小浜海浜小公園に着いたのは既に1550 小浜から18きっぷのままで桜井に帰り着くには敦賀周りが1729、東舞鶴周り1758、敦賀は無理でも三方辺りまででも走れればと考えていたのですが、この先は線路と離れる海よりのルートを取りたかったので、それは次の機会にして小浜駅でお開きと云う事に、走行51キロはロードでは物足りない距離ですが「自撮り」もしてましたしね。
 小浜1729→1834敦賀1849→2047京都2105→2201奈良2204→2234桜井、往復で7,480円分乗車。

帳尻合わせに自撮りポタ

奈良自転車道 水上池付近にて

 28日に信楽方面へ走ろうと画策していたものの、朝の寒さにめげてしまってくずくずしていると電話が… 急遽出勤それも連勤しなくてはならない事に、あわや信楽あたりから引き帰す事になっていたかも、くじけて結果オーライと云う事に。さて昨日まで月間走行実績が761キロ、天気が良ければ帳尻合わせに少し走っておこうと思っていたら「4’seasons」のパン喰いライドの集合場所が平城宮址10時と云う事で、良い距離なのでお見送りがてら出掛ける事に。平城宮址の先の水上池は来月にでも行く予定をしていたので「自撮り」の準備もして、大和川~佐保川~秋篠川に沿って走ります。写真は秋篠川べりから見える薬師寺の三重の塔。

 「4’seasons」のパン喰いライドの参加者は7名、一行は流れ橋の先のテクノパンまで往復するのだとか。

 平城宮址を後にし「みやと通りへ出ます」、特急来い!と念じたらビスタカーが。一行は歌姫街道を越えると云う事ですので、佐紀交番の前でお別れします。

 京奈和自転車道のコースになっている水上池沿いの「奈良自転車道」正式名称は奈良県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線、色づいている木も少しあります。しかしいくつもの名称がかぶっているのはややこしいですよね、このあたりについては「奈良県の自転車道に物申す」を参照。

 「自撮り」の段取りをしていると、何と奈良の重鎮伊藤さんが、富山遠征に備えてBROOKSのデカいサドルバッグを付けて試運転中とか、いつまもお元気で何よりです。左の写真ですが水面が継いだ様に不自然に写っていますね、それにマスクしたままだし。何度かトライしている内に曇ってきました、春日山から石切峠に登るつもりでいたのですが、夕方まで持ちそうもないので奈良市街を抜けて帰途に就く事にします。

 奈良バイパスをくぐった処で京奈和自転車道ルートと離れ、ロケハンがてら先週「笠置キャンプ」の帰りにも通ったルートを行きます。京奈和自転車道ルートから東大寺方面へ行くにはこのルートがお奨めです。
 奈良公園にて、観光客もずいぶんと戻ってきた様ですね。上ッ道を天理まで南下し布留川南流沿いを走って中ッ道へ、大和川沿いに戻って15時前には桜井に帰投、本日の走行61.7キロ。