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吉野周回ツーリング(2日目)

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奈良県吉野郡十津川村 国道168号線 川上/百徳トンネル
20151024b.jpg テント泊の朝はゆっくりとテントを乾かしてから出発したい処なんですが、今日は少なくとも120キロは走らないといけませんので、4時過ぎには起き出して食事を済ませて撤収、6時出発です。 実はキャンピングでの連続100キロ超えは記憶にないのですけど。
 
20151024c.jpg 昨日に続いてR169を行きますが、小松トンネルまでは北山峡を見下ろす1.5車線路が続きます。
 
 
 
 
20151024d.jpg 小松トンネルから先はいわゆる奥瀞道路と呼ばれる平成になってから供用され始めた区間で、それまでは国道指定されながら旧道どころか車の通れる道がなく、北山村から新宮市に抜けるには三重県紀和町経由で行かなければなりませんでした。 小松(734m)、有蔵(306m)、東野(1,389m)の3本のトンネルの開通で車道としてのR169が全通し、瀞峡トンネル(2,049m)に加えて、今夏から玉置口(138m)、竹筒(968m)、峰(367m)、葛山(699m)の4つのトンネルが供用されています。 これで蟻越峠は旧道となってしまったのですが、これだけの高規格道路が本当にいるのでしょうかね、奥瀞道路の開通で緊急車両の新宮市への所要時間が30分短縮されると謳っていますが、ここまでの高規格にしなくとも緊急車両の優先的通行はシステム的に構築できる様な気がしないでもないのですが、「ならくる」同様に恩恵を受けているのは当事者ではなく業者だったりして。 それにもし北山村が和歌山県でなかったら奥瀞道路はなかったかも。
 
20151024e.jpg 和歌山県と奈良県の境界を行ったり来たりしながら、四瀧トンネル(1,212m)は河畔の旧道を通って宮井大橋へ、ここも鉄橋が新しい橋に置き換わっています。 ここからR168を北上し十津川村を目指します。
 
20151024f.jpg かなり遠回りですが東敷屋(1,380m)と二ツ石(798m)の2つのトンネルも川沿いの旧道を走って元の本宮町(現田辺市)へ。 本宮村道路元標の建つ熊野本宮大社旧社地前で小休止の後、近くのヤマザキストアで今日の分の補給です。 R168もR169と変わらず、五條病院前のサークルKを最後に新宮市街まで大手コンビニの類はありません、旧本宮町内には2軒のヤマザキストアがありますが、営業時間は日中だけです。
 
20151024g.jpg 熊野本宮大社の前を過ぎ、ここも川沿いの旧道、九鬼(624m)と切畑(927m)の2つトンネルの供用で旧々道となった大居経由の道を行きます、結構な登り下りがあるのですが。 基本的に旧道の通行が可能であれば旧道を行く事にしています、概ね遠回りですし楽でもありませんが、雰囲気も良いですし交通量も少なく安全だからです。 土河屋経由の旧道を行くと、目の前に十津川道路(七色高架橋)が見渡せ十津川村に入ります。 この先果無山脈が熊野川(新宮川)に落ち込んでいる急峻な場所で、斜面にへばり付くようにつけられた旧道の外側に高架橋が架かっていて、旧道を走っていると何となく妙な風景です。 十二滝でバイパスと合流し桑畑隧道までが踏ん張りどころですが、本宮側の殆どでバイパスができてしまって車を気にせず走れる今となっては十津川村側からの方が辛いかもしれませんね。
 
20151024i.jpg 十津川温泉を過ぎ折立橋を渡り、今戸トンネル(1,858m)を避けて旧道に入りますが、1キロ程走ると「通行止」の案内が、通れそうな感じなのでさらに先に進むと、今度は完全に塞がれていて先の方で工事が行われている様です。 仕方なく折立まで引き返すと、新旧道の分岐点には通行止の案内等は出ていません(写真左上)。 仕方なく今戸トンネル、形ばかりの歩道は付いていますが自転車の走れる幅はありません、その上車道の路肩には砂利が溜まっています。 今戸トンネルを抜けると大津呂トンネル(1,617m)がありますが、その間にR425に下る道がありますので、下ってみるとこちらの旧道は通る事ができました。 今戸トンネル、大津呂トンネルともに北側にも今戸トンネルの旧道が通れない旨の案内は分岐点にはありませんでした。
20151024j.jpg 道の駅「十津川郷」に到着、23ヶ所目のポイント、後一つです。 丁度お昼どき、もちろん道の駅でも食事ができるのですが、足湯の横の出店「にこにこ農園」で弁当を売っていて、めはり寿司と赤飯のおにぎりにおかずが色々盛りだくさんで400円、早速頂きます。 お味もよろしくてこれには大満足。
 
20151024k.jpg 道の駅を出ると湯之原(489m)、小井(987m)、池穴(103m)、山崎(195m)とトンネルが続き、いずれも旧道があるのですが、古くて狭いトンネルで車もあまり飛ばさないので、トンネルを抜ける事にします。 但し湯之原トンネルの路面はかなり悪いです。
 風屋花園のバス停(写真)までやってきました、こここから風屋ダムへの登りが始まるので小休止、ずいぶん昔ですが、初めて新宮を目指した時に今日中には走りきれないと、ここからバス輪行で引き返した記憶の場所です。
 
20151024l.jpg しかし十津川村は広いです、何と云っても面積日本一(北方領土を除いて)の村ですからね。 暫くは風屋ダム湖畔の比較的平坦な道が続きます、短いトンネルが幾つかあるので、折角ですから休憩がてら「自撮り」を、結構車が通るので2テイクばかり。
 
20151024m.jpg いよいよ「ならサイクルスタンプラリー」最後のチェックポイントになる「谷瀬の吊り橋」、これで24ヶ所走破です。
 
 
 
 
 
20151024n.jpg しかし再び難儀な事も、田長瀬トンネル(610m)と岩原トンネル(370m)を避けて旧道に入りここも1キロ程進むと通行止、それも40mばかり登らされた挙句に、分岐まで戻ってみるとやはり何の案内もありません。 仕方なく田長瀬トンネルと岩原トンネルを抜けますが、旧道はご覧の様な大崩落、紀伊半島を襲った災害の復旧工事があちこちで行われていて通行止の区間が少なくないのは承知の上ですが、昨日今日の話でもなく通行止の案内位的確に出せないものですかね、まして「ならサイクルスタンプラリー」のチェックポイントへのルート上、こう云った側面からも「なるクル」そのものが実際に自転車で走って検討を加えたものではなく、机上ででっちあげたシロモノだと云う事が良く判ります。
20151024o.jpg 1535、ようやく十津川村を抜け出し旧大塔村(現五條市)へ。 ここから野迫川村へですが、小代下まで北上し<53>高野天川線へ入るか、ここから<734>高野辻堂線を行くかなのですが。 斜度や標高差を考えると微妙な処です。
 
20151024p.jpg 野迫川温泉とキャンプ場のある北今西まで向うとすれば<734>から川原樋川林道が最短なのですが、川原樋川林道は2011年から通行止のまま、仮に通れたとしてもこの季節に熊の出没情報のあるダート林道を夕刻に4サイドで走る度胸はありませんが、とにかく<734>で北股上垣内へ向う事にしました。 <734>は先年の崩落で工事が続いていて通行止ではないものの、100m程のダート区間があります。 1624、川原樋川林道への鉄橋まで来ました、ここから<734>は結構な登りになります、立里分岐から中津川分岐までの間でついに推しが入ってしまいました。
 
20151024q.jpg 釜落谷に着いたのは1739、池津川集落の街灯にはほっとし月明かりに助けられ、高野辻に辿り着いたのは19時を回っていました。 本日の走行124.7キロ、今年4度目の3日連続100キロ超えとなりました。

吉野周回ツーリング(1日目)

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奈良県吉野郡川上村大迫 国道169号線 伯母峰ループ橋
 
 案の定「ならサイクルスタンプラリー」は難関の吉野郡南部を残してしまいました。 「青春18きっぷ」のシーズンならR168とR169をそれぞれ南紀まで走り抜けて輪行で帰ってくる手もあるのですが。 桜井を起終点として最短コースとなるR169~R425~R168と回ったとして約220キロ(獲得標高約4.200m)になります。 健脚ローディなら走って走れないコースでもないでしょうが、仮に私が走れるとしても「走るためだけに走る」様な馬鹿馬鹿しい事はしたくないので1泊2日でならどうかな、春にはR169経由で川湯温泉まで走ってますし、今回は十津川温泉で’のんびり’とまでは行かないでしょうが。 ならいっそ「月うさぎキャンプ」でキャリアとタイヤがそのままのasuka号でのキャンプツーリングもありかと、しかしそうなると途端に足が遅くなる、コースから考えると下北山から十津川へのR425あたりが限界、夕刻に無住地帯のあの辺りを進むのはどうも気が進みません。
 そうこうしている内にRRCBの「野迫川紅葉サイク」が10月25日と決まり、そちらは野川の「みちのオアシス弁天」に0730集合、車に乗らない自分にとっては到達不可能な時間、奈良方面からの参加者に便乗するしかと考えていると、天気回りさえ良ければ23,24日でR169~R168と走り25日の朝までに野迫川村へ辿り着きさえすれば、誰なと載せて帰ってもらえる。
 R425が気に染まないなら、距離は大幅に伸びるがいっそ和歌山県北山村(日本唯一の飛び地の村、奈良県と三重県に挟まれている)まで南下し、SORAさんの情報では新しく開通して楽になった奥瀞道路の蟻越峠区間を走って宮井大橋からR168に入り北上すると云う案、それにりょうさんから大台の紅葉情報を得て、次の様な絵を描いてみたのですが。
 
20151023b.png プラン的にはかなり無理もありますが、大台は新伯母峰まで行ってから考えれば良い事、2日目も十津川村さえ抜け出せばどうにかなるでしょう。
 
20151023c.jpg 22日に京都府城陽市までの往復100キロを走る事になったのにはまいったのですが、天気予報も後押ししてくれているので23日朝まだ暗い5時に桜井を出発、県道<37>桜井吉野線の新鹿路トンネル(2.466m)へ向います。 トンネル口まで来れば後は吉野側に向って下りなのですが、早朝でも結構車が通るので、今回の様に先を急ぐ事でもない限りはあまり通りたくないのです。 それに3月に通った折には飯盛塚の集落を過ぎた辺りの資材置き場に番犬役でしょうか、放し飼いの犬がいて、それが飛び出してきて対向車と接触、鈍い音と鳴き声がして、犬も車も逃げ去っていたのですが、一歩間違えるとこちらが巻き添えを食らってた訳です。 走り去ったもののその後その犬がどうなったのか知る由もありません(後日談あり)。
 昨日から使い始めたばかりのGAMIN GPSMap60CSx、取り付けに問題もなさそうで、基本的な操作、消費電力もほぼ把握できたので、今日から早速本格的に使わせて貰います。 ただお恥ずかしい事に軌跡ログを距離をリセットする時に一緒に消してしまったので、今回の1,2日目のログがないのです。 (PS:後日、SORAさんのアドバイスでGPSMapの世代なら設定次第でログが自動保存されているはずとのアドバイスを受け、調べてみました処ちゃんと保存されていました。 )
 
20151023d.jpg 無事に新鹿路トンネルを抜け吉野川河畔まで下る事も考えたのですが、五社トンネルは迂回したかったので、<28>吉野室生寺針線に入り小島峠を越えてR370の入野(しおの)峠を下り(写真)、R169旧道の<262>国栖大滝線を経由してR169へ入ります。 R169に入ってからは新伯母峰トンネルまで淡々と登りをこなして行くだけです。
 
20151023e.jpg 大滝ダムへ少し入ってコーヒーブレイク、しかしポットに入れてきたコーヒーがすっかり冷めています、4月に金沢にそれまで使ってきた象印のものを、忘れてきてしまってコーナンのプライベートブランド「LIFELEX」のものが安かったので買ったのですが、注ぎ口の構造からしずく漏れが多い上に、1年も経たないうちに保温機能が失われてしまった様です。 「LIFELEX」のブランドのものはロクなものがない様で、うちでまともに使えているのは自転車パーツの洗浄用に買った車のオイル受け用のバットだけだったりして。 とにかく道の駅「杉の湯川上」で「スタンプラリー」のポイントゲットです。
 
20151023f.jpg 僅かの距離ですが川上村柏木で旧道へ入ります、郵便局や旅館があって東熊野街道や大峯登山の宿場として賑わった風情が残っています、老舗旅館の「朝日館」は今も営業しています、いつもここで軒先のベンチをお借りして一息入れる事にしています。
 
20151023g.jpg 標高があがるにつれて鮮やかな紅葉が眼に入ってきます、写真を撮ったりしながら大迫ダムで再び一息入れていよいよ伯母峰ループへ。 ループ橋を挟んで伯母谷(445m)、栗の木(1,297m)、滝の脇(207m)、一ヶ山(440m)、大獄(1,030m)の5つのトンネルが連続しています、左カーブなので死角になりやすい路肩寄りを走る自転車にとって気持ちの良いものではありません、持っている灯火類総動員しているのですが。 悪名高き新伯母峰トンネルや新天辻隧道は直線ですし幅員もないので車も無茶苦茶には飛ばせませんが、伯母峰ループのトンネルの様に新しくて広いトンネルは結構なスピードで車が走ってきます。 旧道も廃道にはなっていない様ですが、しょっちゅう通行止の看板がでている様です。 「ならクル」などで県南部へのコース設定をするなら自転車の旧道利用の可能性を検討すべきだと思うのですがね、誰か犠牲にならないと動かないのかな。
 10時半には新伯母峰トンネル(1,964m)に到着、さてどうしたものかここから北山村までは、北山川沿いに下り基調の約50キロ、時間的には余裕がありそうなのですが、明日明後日の事を考えるとここから更に標高差600mを登るのはどうも、それに紅葉のシーズンとあってか平日にも拘わらず車の多い事、ここの三叉路では殆どの車が大台ケ原ドライブウェイの方へ入って行きます。 自販機の缶コーヒーを飲みながら暫し思案の末、このまま新伯母峰トンネルをくぐる事にしました。
 
20151023h.jpg 上北山村に入ります、路肩に目新しい標識が「ならクル上北山ルート…」とあります、これについては今の処公式な発表や案内はない様ですが、標識もすぐには全部建てられないでしょうからね。 しかしも最初に看板ありきみたいな、どれ程の費用がかかるのでしょうか、それに対して「ならクル」の恩恵を受けているサイクリストはどれ程いるのでしょうか。
 大台の紅葉はパスしましたが、R169から望む事のできる北山川最上流の紅葉はこんな感じです。
 
20151023i.jpg 相変わらず上北山村に入るとどこかで工事のために交互通行が行われているのですが、交互通行の信号の直前で強引に割り込んで来る乗用車、4サイドの場合は目立つだけに車もかなり遠慮はしてくれるのですが、強引な幅寄せが頭に来て、怒鳴りつけるとこれが中高年ドライバー、こちらも中高年のお仲間には違いないのですが、エエ歳してガキみたいな運転をするのが信じられません、もしかして見えていないの、センターラインを割ってくるもの結構中高年だったりします。 自転車からって結構ドライバーの顔が見えているのですよ、ってか運転手の視線や動作ってのはとっさの判断に繋がる事が多いのです。 ともあれ2つ目のチェックポイント「道の駅吉野路上北山」ゲット。
 
20151023j.jpg 上北山村から下北山村にかけては概ね池原ダム湖畔なので平坦そうなのですが、細かなアップダウンがるのです、ここまでそれなりのコースを走ってきた疲れもあるのでしょうが、結構だるいと云うのが大方の意見ですね。 池原にはJAのやってるコンビニ風の店がありますのでここで少々補給。 ちなみR169は吉野町河原屋のローソン吉野リバーサイド店を過ぎるといわゆる大手コンビニの類は皆無です。 R309を熊野市方面に行くとサークルKがありますが、そこは既に三重県熊野市です、従ってここは貴重な補給ポイントなのです。
 
20151023k.jpg 少しR425を走って不動トンネル(2,038m)を抜けると和歌山県東牟婁郡北山村です。 時間的には14時、実は大台を端折ったのはここで「自撮り」をしたかった事もあるのですが、しかしこの季節になると山峡の風景が影になるのが早いです。
 
20151023l.jpg 15時には道の駅「おくとろ」に到着、キャンプ場のある「おくとろ公園」は隣です。 実はここでキャンプをするのは20年ぶり位、温泉ができる前後に何度か利用しました。 テントサイト周辺は昔と変わっていなくて懐かしく、この季節の平日とあって利用者は私一人、利用料は600円相当の温泉入浴券がついて1,512円でした。 思い通りに炊事場横のベンチテーブルとテントサイトを独占、私一人のためにトイレとかの照明もつけて貰って申し訳ないです。 トイレの建物は昔のままですが、内部はリニューアルされて全体に清潔に整備されたキャンプ場です、いかんせん車でもここは遠いですね。
 テントの設営とかをやり始めて忘れ物が幾つか、ペグとシェラ、カトラリー、割り箸とか、ペグの替わりに荷物の結束用のコード類とかを利用して、杭に括り付けたりしましたが、ペグダウンしないと自立しないテントを持ってこないで良かった事。
 
20151023m.jpg テントサイトから温泉までは歩いて数分かかりますが、のんびりと歩いて行く事にします、こちらも入れ替わりで貸切状態、早めに着いてゆっくりできて大正解です。 一人ですし食事はおくとろ温泉「やまのやど」内にあるレストランで済ませる事にします。 HPによると昨日まではメニューにバイキングがあったのですが、今日からは春まで定食メニューのみとの事です、まぁオフシーズンに入ってお客が少なくなってからのバイキングも種類もたかが知れているでしょうが、しかしふつうミックスフライ定食にいわしフライは入ってないでしょうに。 ドリンクバー込みで1,566円、しまったボトルを持ってくるんだった、北山村特産の「じゃばらジュース」もあります。
 
20151023n.jpg 「やまのやど」内にはここもコンビニ風の店があってそれなりの食料品も調達できます、但し営業時間は1830まで。 レストランの定食だけではあまりに芸がないので、ここの売店でレトルトのおでんと発泡酒とおつまみ類を買ってテントサイトへ引き上げますが、もう真っ暗でランプなしではちょっと難儀しました。 他の利用者もいない事ですし、iPodを持参の小型スピーカーに繋いで、月明かりの下、秋の夜長を愉しみます。 本日の走行110.0キロ。
 
 
 

8th「月うさぎキャンプ」3日目

 3日目、未明に起きだすと雲もとれて満天の星空です、明るくなってくると思い思いに起きだして片付けやら朝食の準備やらを始めます。 今回の「月うさぎキャンプ」は思わしくないお天気でのスタートでしたが、3日目はちょっと寒いですが最高のお天気になってくれました、朝の清清しい空気の中のんびりと撤収作業が進みます。 帰路は概ね下り基調と云う事もあって、自走組は幾つかのグループで自転車を連ねて帰る事になります。 (写真右上 : skuramさん)
 
 今回はのべ人数での参加者こそ多くはなかったですが、11台のキャンピング支度(4サイド6台、2サイド5台)の自転車が奈良県下はもとより大阪、和歌山、滋賀から自走で走ってきてくれました、8回目にしてようやく望む形に近づいてきた様です。
 
 大阪へ帰る4サイド先発組とロード組が出発です。 4サイドは良く驚かれますが、宅急便で送り返した荷物もあるとは云え重いザックを背負って走るロードも驚異です。
 
 さて1030本隊も帰途に就きます。 谷尻の三叉路まで一緒に走り、再会を約束して宇陀方面、吉野方面へと別れ、その日の内には皆さんの帰投の報告を受けて2泊3日の「月うさぎキャンプ」を無事に終えました、参加の皆さん有難うございました。 (写真上、右下 : skuramさん)
 
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 うちのHPのアルバム「ツーリングの記録」を更新しています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。 (skuramさん、バクローさんの写真も使用させて頂いております。 )
 
 こちらにもレポートがあります。
 
 

8th「月うさぎキャンプ」2日目

 「月うさぎキャンプ」の2日目は村内周回サイクリングが恒例となっています、昨夜から降っていた雨も朝7時にはおさまって、11時の出発までのんびりと朝食なのか早いお昼なのか…が続きます。

 
 サイドバッグを外したキャンピング車がドカドカと東吉野村を行きます。
 
 今回バクローさん親子はBike Fridayのタンデムで参加、小学校2年生のU助をストーカーに、標高差400m近い予定のコースをちゃんと走り抜きました。 途中参加の鉄人児玉さんは御歳82歳、U助君との歳の差はなんと75歳。 (写真右はバクローさんからお借りしました。 )
 
 今回、集合写真は「オオカミ像」の前で撮る事にしました。 東吉野村は日本で最後にオオカミが捕獲された(1905年)、ニホンオオカミ終焉の地でもあります。 捕獲されたニホンオオカミの?製は大英博物館にありますが、そのレプリカのブロンズ像がここに建っています。 (写真はセルフタイマーでの3連写をモーションGIF化したものです)
 
秋の「月うさぎキャンプ」の時は毎度の事なのですが、丹生川上神社のお祭りとかち合ってしまいます、東吉野村が一年で一番賑わう日です。 この後昨日「よしの庵」での蕎麦に間に合わなかったsyokaraさん他が「よしの庵」へ寄って行くと云うので離脱。 (写真はバクローさん)
 
 こちらは谷尻の日之前神社で行われる餅まきに急ぐ子供達、僕たちが神社に着いた時には餅まきは既に終わってましたが。 (写真はskuramさん)
 
 
 
 後半登り基調のコースですが、蕎麦へ連れて行って貰えなくてそれまでフテくされていたU助君が「月うさぎ」への最後の登り900mでスパート、小学2年生がストーカーの小径タンデムと云えども、マジに漕がれたらその早い事、キャプテンが足をつらなければ危うく負ける処でした。
 
 今夜の宴は昨夜以上に賑やかで豪勢です。 今回ロードですが初めて参加して下さったたっけんさん御一行、たっけんさんは大阪天神橋のスペイン料理のお店「Alioli Dos」のマスター、RRCBの名シェフsyokoraさんとのプロアマ対決、今夜「月うさぎ」がキッチンスタジアムになる。
 
 天気も回復して今夜は恒例のキャンプファイアー、「月うさぎ」の夜は続きます。 (写真右はskuramさん)
 
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8th「月うさぎキャンプ」1日目

県道<16>吉野東吉野線高見川河畔を行く
 
 今回で8回目を迎える「月うさぎキャンプ」は奈良県吉野郡東吉野村谷尻(たんじり)、標高600m余りの山中にある古民家カフェ「月うさぎ」の敷地をお借りし、キャンピング支度の自転車で集まろうと云う催しです。 (今回の実施要領はこちら)
 
 朝5時頃に起き出して荷物の準備を始めます。 どうにか7時頃にパッキングを終えてasuka号と荷物を降ろします、大概はそうだと思うのですがうちのマンションのエレベーター、さすがに4サイド状態では載らないのです。 asuka号がサドルバッグ込みで16.8kg、サイドバッグ4つとテントに三脚で30.5kg、それにフロントバッグと乗員が加わって計125kg程になります。 できればパニア台の上は空けたかったのですが、やはりテントにMossのOutLandを用意すると無理ですね。
 
 私の暮らす桜井市から「月うさぎ」までは最短コースで行くと30キロに満たないのですが、交通量の多いR165西峠またはR166女寄峠を越えなければならないのと、皆さんが大阪、和歌山、滋賀からキャンピング装備で走ってくるのに、私だけが30キロでは申し訳ないと云うか走り足りないと云うか。 明日香村から芋峠を越えて吉野町から吉野川~高見川に沿って向う事にします。 距離は60キロあまり、標高400m超えの芋峠も決して楽でもありませんが、車が極めて少ないのと、吉野川を遡上するルートは、サイクリングには最高のコースなんです、実際大阪組も何人かはこちらのルートを選ぶ位ですから。
 いざスタートするなりシミーが酷いのです、荷物のバランスが悪いのか、輪行用ヘッドに替えてから始めての4サイドですが、それが原因なのでしょうか。 とにかく初めての事でもないですし、抑えるコツもあります、どうやら19~21km/hの間で落ち着く様ですから、芋峠もゆっくりと下れば大丈夫でしょう。
 明日香村を抜け栢森で一息入れ芋峠へ、ノンストップで登りきりましたが、頑張った処で速度はジョガーに抜かされる1桁台ですから45分は掛かりました。
 吉野町千股へ下った処で2台のローディに抜かされます、「あそこ登ってきたんですか」と失笑ぎみ。
 
 吉野川沿いのローソンで一息入れ、対岸(左岸)の<39>五條吉野線を走りR370を経て<16>吉野東吉野線へ、集合写真用ですがせっかく三脚を持ってきているので東吉野へ入ったいつものポイントで「自撮り」を。 公の道ですからタイマーをセットしている間に邪魔物が入ってくる事は往々にあるのですが、今日は犬の散歩と60リッタークラスのザックを背負ったロードが、4サイド支度のキャンピング車も驚かれますが、こちらからすると大型のザックを背負ってロードに乗るのは驚異です。 とにかく2テイクでOKと、天気が今一つなのが残念ですが、予期せぬゲストの入った写真の方が面白かったりして。
 
 「月うさぎキャンプ」は基本的に現地集合、大学自転車部の世代ならまだしも、いずれからも登り基調のコースをキャンピング車を連ねて走るのはかなりつらいものがありますから、それぞれのペースで「月うさぎ」を目指して貰う事にしていますが、お互いの所在や到着時間が気になる処です。 今回は「みんなで位置共有」と云うスマホアプリを使ってみる事にしました。 自走組全員がスマホを持っている訳ではありませんが、これでお互いの現在位置が判る訳ですから、万が一のトラブルにも対応できるかも知れません、またチャットと云う程のものでもありませんが、現在位置を示すアイコンにコメントを付ける事もできます。 ただ今回のケースでは「月うさぎ」に近づくと圏外になってしまい位置を発信できなくなるのと、この手のアプリの共通した問題なのですがバッテリーの消耗が著しい事が課題ですね。
 
 お昼はいつもの手打ち蕎麦「よしの庵」(東吉野村木津川(こつがわ))で頂く事にします。 ところで今日は出発からfacebookのグループ「おとなの自転車部」へ書き込んでいるのですが、ロード中心と云うかブームの昨今でもキャンピングに対する興味は決して少なくはないのですね、半日で300以上の「いいね!」やコメントがついています。
 
 14時丁度に高見山を望む事のできるいつものR166との交点までやってきました。 「自撮り」をやっていたり、「よしの庵」での時間が長かったりと云う事もありますが、やはり結構な時間になってしまいますね。
 
 
 15時にはやっとこさ「月うさぎ」に到着。 車で来ているバクローさん親子が既に到着されていました、今回はバイクフライデーのタンデムでお見えです。 何人か到着された処でUG兄さんご持参のドーナツでコーヒータイムです。
 
 前後しますが、自走組みが次々と到着します。 UG兄さんが1530、ダイバーてっちゃんが1614、syokoraさんが1642、九度山人さんが17時過ぎ。 他にも明日香村からvivva2000さん、枚方から京都府経由でヤマタンさん、滋賀県からはniwachanさんが、初参加の神戸のたもさんが大阪柏原に車をデポして走って来られました、都合キャンプ装備での自走が9名です。
 
 メンバーが揃った処で車載組と「月うさぎ」の番頭さんの車に分乗して5.5キロ程の「たかすみ温泉」へ。 ただ露天風呂に入っている雨がポツポツと、予報では雨は夜半からだとの事だったので、荷物は出しっ放し、慌てて帰ってくる事に。 幸い残っていたメンバーが大方片付けてくれていたのです助かりましたが。

屋根のある場所に移動し「月うさぎ」の瀧口夫妻も交えて一日目の宴の始まりです。 syokoraシェフは「チキンのコーラ煮」、ヤマタンさんは「海老のサラダ」、私は「ポトフ」、その他次々と色々なものがでてきて、「月うさぎ」からは「ちらし寿司」と「手作り餃子」の差し入れが。 雨で恒例のキャンプファイアーは明日に持ち越しとなりましたが、日が変わるまで宴は続きました。

 

 前日 1日目 2日目 3日目

 
 

「月うさぎキャンプ」前日

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 長い事「あすか鍋サイク」と「月うさぎキャンプ」の幹事をやってきて、週間予報が出てくる頃になると毎日の予報に一喜一憂する訳なのですが….
 週初めに心配された台風の影響のほぼ無くなっていて、週間予報としては快方に向っている様なのですが、連休中日の日曜は何か傘マークが点いたり消えたり。 その手の警報注意報でも出ない限り中止するつもりはないのですが、スカッと晴れてくれた方が良いに決まっています、最悪でも雨の中の撤収だけは堪忍して貰いたいものですが、どうやらその心配だけはなさそうです。
 木曜日に急遽京都往復で一日取られてしまったので、気が付いたら何の準備もできてないではありませんか。
 
 
 
 

20151009b.jpg 帰宅後慌ててasuka号のタイヤを32Cに交換しキャリアを取り付けます、32Cを付けるとガードクリアランスがタイトで、カンチ台座の修理の折にブリッジ位置の修正もして貰ったのですが、700Cで使えるガードがこれ以上広いものがないのでどうしようもないのです。 微調整を済ませとにかく走って行く事に問題はなさそうです。

 
20151009c.jpg 金曜日、とりあえずフロントサイドだけを付けて試運転がてら買い物に出掛ける事に、「月うさぎキャンプ」は何か一品または何か一本と云うのがルールなのですが、何も決まっていません、他の用事もあったので隣町の八木まで走って行ったので、面白いものはないのかと近鉄百貨店を覗くとペコロスが、それでメニューはポトフに決定、玉ねぎと比べると割高なものですが、そのまま使えて見た目が違います、2パック買えば人数的にも丁度良さそうです。 残りの材料を揃えに近所のスーパーへ回り、フロントサイドを満タンにして帰ってきました、本日の走行14.7キロ。 ポトフの仕込みをやって、必要な荷物を引っ張り出して、後は早起きしてする事にして、早々に今夜は休みます。

 
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7th「月うさぎ」キャンプ(3日目)

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Photo : syokoraさん
 
20150506b.jpg「月うさぎ」キャンプ3日目の朝、今日も最高のお天気です。 各自自分のテントや荷物を片付けながら朝食を済ませます。 今日は私、UG兄さん、九度山人さんが4サイド自走で帰途に就きますので撤収が早いのですが、陽射しのお陰でテントも充分に乾かす事ができました。
 
20150504b.jpg今回参加した自転車の一部ですが、(左上)UG兄さんの1958年エルス・キャンピング、(右上)九度山人さんのBSアトランティス、(左下)私のasuka700cツーリング、1999年だっけ、(右下)大黒屋さんのグランボア エトワール。
 
 
 
20150506c.jpg自走組の出発準備も整い4サイドの3段重ね。
 
20150506e.jpg話題は次のツーリングのプランに… 今回はシェフ役とサポートに徹して下さったsyokoraさん有難うございました、次回は4サイド自走で。
 
20150507g.jpgお馴染みセルフ3連写で記念撮影、結局今回三脚を使ったのは記念撮影だけでした、折角だからゴリラポッドを持ってくれば良かったかな。
 
20150507h.jpgさあ出発です、UG兄さんは大阪は八尾へ、九度山人さんはその名の通り和歌山県九度山町へ。
 
20150506i.jpg1950年代生まれの乗り手とキャンピング車が豪快に一谷峠と、そして女寄峠を下ります。
 
 
 
 
 
 

20150506j.jpg桜井を通り過ぎて横大路を八木までご一緒し、飛鳥川沿いの大和中央自転車道の入り口へ、ここでお昼にします。 おっさん2人がなにやら店を拡げてますので、前を通る人、自転車、単車、車、もしかしたら近鉄電車に乗っている人までが… ガン見して行きますので、事故らないかと心配になります。 お腹が一杯になった処でお別れ、私は桜井へと引き返します、本日の走行41.3キロ、距離は知れていますが年に何度できるかの4サイドでの充実したサイクでした。

 いつもお世話になる「月うさぎ」さん、わざわざ差し入れを頂いたVIVVA2000さん、TABOOさん、いまやんさん、有難うございました。  
 
 
 

7th「月うさぎ」キャンプ(2日目)

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5月とは云え標高600mの「月うさぎ」の朝は寒いです、結局持って来た物を全て着込んで3シーズンの寝袋にもぐりこみ、余りもののホカロンまで使って寝ていました。 今日は積んできて貰ったロードを駆って桜井へ下り、asuka号でここへ戻ってこなければなりません。 そろそろ起き出そうかと思っているとエンジン音が、新聞配達も来ないだろうに思っていると、VIVVA2000さんが差し入れを持ってやってきてくれました、昨日鈴鹿市の有名焼肉店「みさきや」へ家族で行って、帰りにお肉を差し入れて下さるつもりが名阪国道が渋滞のため遅くなったので、今朝改めてわざわざ持ってきて下さったとの事、有難く頂戴した後、すぐに帰ると云う事ですので、ロードもろとも桜井まで送って貰う事に、何のために積んできて貰ったのやら、koga-miyataは一歩も走る事なく桜井へ。

 
20150505a.jpg早速、近くのファミマへ届いているチェーンカッターを引き取りに、こう云った時にAMAZONのコンビニ受け取りは便利ですね、昨日日中に受け取れない荷物を夜中とか早朝に受け取れるのですから。 PWTと云うブランドのチェーンカッター BT-15R を買いましたが、チェーンフィキサーと云う名の両端を曲げた針金をセットする様になっていて、これがとても重宝します。 針金を加工すれば簡単に作れるものですが、チェーンカッターにセットしておけるのが便利です。 (私の買ったものは10速までの対応ですが割高ですが7~11速対応もある様です。 )
 
20150505b.jpgチェーンを繋ぎ終えると、サイドバッグ他荷物は既に昨日積んで行って貰っていますから、カメラとか身の回りのものだけ入れたフロントバッグだけセットして再出発です。 本来ならR165西峠やR166女寄峠を越えて行くのが近くて早いのですが、キャリアが付いているものの空荷ですし、送って貰ったお陰で時間の余裕もありますので、のんびりと芋峠を越えて吉野経由で向かう事にします。
 
20150505c.jpgshokoraシェフからサランラップを買ってくる様にとの指令がでていますので、吉野ストアへ回りますがありません、結局ローソンで買ったのですが、田舎でもコンビニができてしまうと日用品まで含めて依存度が高いのですね。 川面に響くカジカガエルの声に癒されながら吉野川から高見川沿いの道を快走します。 ニホンオオカミ像の前で小休止しようとすると、先程写真を撮っている時に抜かして行ったローディ2人は女性だったんです、本当に最近増えましたね、華やかになって良い事です。 これから佐倉峠を越えて宇陀へ、関戸峠で戻って津風呂湖畔を経て帰るそうです。 世間話をしていると1台の車が、道でも尋ねるのかなと思っていると2月の「福寿草サイク」でご一緒した北野さんでした、最近はエンジンの付いた愛車でのドライブが多いとか。
 
20150505d.jpg「月うさぎ」に残っている一行は七滝八壺へのサイクリングを予定しているので、上手くすれば合流できるかも知れません。 丹生川上神社中社のある蟻通橋に着いたのは11時半、何人かの携帯を呼んでみましたが一向に繋がりません、暫く待っても連絡がとれませんので先に進む事にすると連絡が、昼食には「月うさぎ」に戻りたいので七滝八壺までは行かずにやはた温泉で折り返し、既に数キロ先を走っている様子、オオカミ像前で油売ってなかったら一緒に走れたのに、残念。
 
20150505e.jpg木津川(こつかわ)から伊豆尾にかけての高見川沿いはこの季節、藤の花が満開です。 遠目には新緑に溶け込んでしまって自転車を入れての写真はなかなか難しいですね。
 

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七滝八壺へ向かった一行の様子は… 写真はsyokoraさんからお借りしました。

 

 
 
 
20150505g.jpg「月うさぎ」へ戻ると丁度お昼の準備が、「よしの庵」顔負けの釜飯とざる蕎麦のセットです。 火器は各自のものですが、釜飯の釜と食器はsyokoraさんが準備してくれました、昨年9月の「山の釜飯 北摂サイクリング」の時のそれですね(^_^)
 
20150505h.jpgniwa-chanさんが今日帰られるので「月うさぎ」の番頭さんにも入って貰って記念撮影を。
 
 
 
 
 
 
20150505i.jpg入れ替わりに八尾から4サイド自走でUG兄さんが到着、今回は1958年エルスキャンピングの初お目見えです、リアもパニアではなくソローニュの巨大サイドバッグ仕様で積載容量が尋常ではありません。 サドルバッグは装備していませんが、バッグ5点セットで自転車が買える。
 
20150505j.jpgそうこうしていると思わぬ闖入者が、ねぎジャージに身を包んだいまやんさんとTABOOさんが菟田野は西昭和堂のみたらし団子を提げて差し入れにやってきてくれました。 今日は何やらロードバイクのイベントで走り回っていたそうです。
 

20150505k.jpg2日目の夜は、VIVVA2000さんが差し入れてくれた「みさきや」の焼肉をメインに「月うさぎ」の番頭さんご夫妻も加わって恒例の持ち寄り宴会です。 syokoraシェフは新たにお好み焼きを投入、そしてキャンプファイアーの始まりです、すみませんこれ以降の事はあまり覚えていません…

本日の走行62.3キロ。 

7th「月うさぎ」キャンプ(1日目)

 奈良県東吉野村にある古民家カフェ「月うさぎ」の敷地をお借りして行われている「月うさぎ」キャンプ、シクロツーリスト誌にも紹介された私たちの恒例行事です。 (ちなみに第6回は…
 今シーズンは開催の予定をしてなくて、またいつもは千客万来オープンな催しなのですが、大黒屋さんがGWはのんびりと山の中で気兼ねなく過ごしたいと云う事で、内輪の催しとして行う事になりました。
 
20150504r.jpg さて準備の方ですが、愛用のテントMOSS OUTLANDのポールを昨年5月の「満腹キャンプツーリング」の時に折ってしまったのを無事に修復した件は先に「今日は休足日」でお伝えした通りですが、テント本体も洗って防水処理を済ませて準備万端。 「10年ぶりの野迫川村」から戻った後にasuka号にキャリアを取り付け、足回りを28Cから32Cへ交換し、調子の悪くなってきたチェーンを交換しようとしていた時に、チェーンカッターの押し出しピンを折ってしまいました。 すぐにAMAZONに注文しましたが配達は4日になります、それにお天気の思わしくない4日は無理に走らずに、軟弱にも大黒屋さんの車にサイドバッグ4個とともに便乗させて貰う事にしてしまいました。 最初は5日朝に「月うさぎ」から菟田野まで送って貰い榛原駅経由で桜井に戻り、配達をコンビニ受け取りにしておいたチェーンカッターを受け取り、asuka号のチェーンを交換後に再出発を考えていたのですが、車にロードバイクを載せる位の余裕があったので、ちゃっかり回送用にkoga-miyataを積み込んでしまいました。
 
20150504s.jpg 榛原のオークワで買出しを済ませ、大黒屋さんのリクエストで東吉野村木津川(こつかわ)の手打ち蕎麦「よしの庵」へ向かいます、休日ですが曜日が平日でですので営業の確認に電話を入れた際に予約しておいて大正解、到着した時には「おそば売れ切れ」の貼り紙が、東吉野村は食事のできる処が少ないので当てが外れると難儀です。 いつもの変わり御飯とお蕎麦のセットを戴きます、大黒屋さんにも気に入って貰えた様で良かったです。
 
20150504t.jpg 「よしの庵」を後に「月うさぎ」への道をとりますと、前を走っているのは九度山人さんではありませんか、天気次第では車載もと仰ってましたが、しっかり和歌山県九度山町からの60キロ余りを4サイドのBSアトランテッスで自走されてきました、暫くそっと後ろにつけて勾配が緩くなった処で声を掛けます。
 
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 「月うさぎ」には既にsyokoraさんが到着されていて、早速準備を始めます。 今回syokoraさんは車に食材、機材を満載してきて賄い役に徹して頂けるとの事です。
 
 
 
 
20150504v.jpg 断続的に小雨が降ってきたりするのですが、ターフのお陰で快適に過ごせます。 大阪からkiki君、滋賀からniwa-chanさんが到着、九度山人さんも無事到着して、1泊目のメンバーが揃いました。
 
 
20150504w.jpg 今夜のメニューは豚肉と野菜でヘルシーな「蒸し鍋」です。 いつもの月うさぎキャンプは大人数であちこちでワイワイガヤガヤ、新しい出会いもあってそれはそれで愉しいのですが、今夜は気心の知れたメンバーで落ち着いた時間が流れて行きます。  
本日の走行0キロ。
 

6th「月うさぎ」キャンプ(2日目)

 朝4時半頃に目覚めたので、テントの中でFacebookやTwitterの書き込みをして、明るくなりだした頃ゴソゴソとテントから這い出してきました。 「月うさぎキャンプ」は4月か10月に行っていますが、標高600m超えの「月うさぎ」、今までで一番暖かかった気がします、ただ台風19号の影響でしょうか、風の音が凄かったですね。
 今回はのべ12名の参加者と9台の自転車でしたが、キャンピング支度が3台、ガード付きは6台でした。  

 
 朝食と撤収の後、帰阪組3名を含む10名でサイクリング、当初の予定では室生寺~室生ダムを回る60キロ程のコースでしたが、天気もいつ崩れるか判らないので、染谷峠を越えてR368大内峠から榛原までショートカットする40キロ程のコースに短縮する事にしました。
 榛原から宇陀川沿いの道を行きます、昨日150キロの疲れもみせず快調なだいすけさん。 宇陀川沿いの道は自転車道ではありませんが、地元のサイクリングコースとして案内板が整備されています。 榛原から大宇陀まで国道にでる事無く走って行けます。
 当初の予定では
途中の四阿で昼食にする予定でしたが、ショートカットしてしまったせいで時間的にも早すぎるのでコーヒータイムと云う事にしました。
 「月うさぎ」や染谷峠は雲の中でしたが、下界はご覧の様に良いお天気、風さえなければ台風を予感させません。
 
 野依で帰阪組と別れて大宇陀松山街道の古い街並みへ、のんびりと写真を撮ったりしながら散策します。  
 
 大宇陀の道の駅に立ち寄った後、R166と旧道を繋いで菟田野へ、岩端まで案の定向かい風に苦しめられましたが、最後の一谷峠へ。
 
 サイクリング組を「月うさぎ」に送り届けて今回の「月うさぎキャンプ」は解散です。 私は4サイドの荷物をセットして再び一谷峠を越えて帰途に就きました。 参加して頂いた皆さん台風の影響で日程もサイクリングも短縮していまいましたが、雨に降られる事もなく無事終えられれ安堵しています。 皆さん有難うございました。 帰路は軽くなったせいかシミー現象も収まってくれて、宇陀の「伊那佐郵人」で食事をして、時間もあるのでちょっと自分撮りなんかしながら、女寄峠を下って桜井に無事帰投しました。 走行73.3キロ。 1日目へ だいすけさんのブログ「うっとこの自転車」へ 九度山人さんのブログ「仙人日記」へ ショコラさんのブログ「四半世紀の時の流れ 自転車」 niwa-chanさんのブログ「自転車中毒症」 例によってアルバムに写真をUPしています、大きなサイズの画像もダウンロードできます。 うちのHPから[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2014]と辿って下さい。 なお認証が必要です、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい、なお昨年とは変わっています、昨年までの番号から-3です。