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「デルフト」朝ポタへ

奈良公園 鷺池「浮見堂」へ

 今日は一日休みなのですが、特に走ろうと云う約束はありません、この暑さでは約束でもなければ走り出すのが億劫になりますし、もう8時を回るとあきまへん、それでもお昼になると部屋の中に居ても暑いだけなので、後悔したりするのが常です。
 さて天気が悪く無ければ毎土曜は自転車&バッグ工房「デルフト」の早朝ポタがあります、平城宮跡に6時半に集まって、近所をぶらっと走って喫茶店に入ってタベって解散、掛け値なし嘘偽りなしの真正ポタリングです。ただ平城宮跡までは桜井から25キロはありますので、往復はポタとは云えないのですが。

 平城宮跡まで1時間半はみておかなくてはならないので、明るくなる前から準備を始め 0447 スタート、今年初めてヒグラシの声が聴こえた様な…
 まずは大和川河畔を走ります。

 二階堂まで下ッ道を走り、佐保川沿いから秋篠川沿いと京奈和自転車道のルートを行きます。先月は朱雀高校からみやと通りと北上したのですが、秋篠川沿いの自転車道は狭い上にジョガーや散歩の人が多いので敬遠しているのですが。
 その割には意外と早く6時15分には着いてしまいましおたがまだ誰もいません。それでも6時半になると先月と同じ面子が揃いました。

 今日は浮見堂へ行く事に。

 快復目覚ましいもりやすさん。 まだ8時前ですので地元の人だけで観光客の姿はないので静かなものです。もう百日紅の花が、今年は忘れずに万寿寺薬師堂の百日紅の様子を見に行かなくては。(写真右)今年生まれた小鹿かな。
 先月同様木辻町の「コメダ珈琲」へ、10時には店を後にし明さんとお別れし上ッ道で帰途に就きます。
 どんどん気温が上がってきて、JR柳本駅で小休止する事に、上ッ道からは250m程西へ入らなくてはなりませんが、黒塚古墳や長岳寺、龍王山への最寄駅とあって、リニューアルされてトイレも綺麗で休憩ポイントにうってつけです。構内には「ピクトン」と云うお店があるのですが、2月に来た時より値上げされていてちょっと高いかな、お昼前だったけどパス。
 柳本駅構内は今はこんな感じになっています、ストリートピアノまで。12時には桜井に帰投、早朝の涼しい内に走り出して、遅くともお昼までに走り終え、シャワーを浴びてごろごろする、この季節はこんあパターンがよろしいかと… 本日の走行57.8キロ。

 

遠回り通勤サイク 再び「風の森」へ

御所市鴨神「風の森」にて

 梅雨の中休み、しかしこの季節になると勤務明けで9時頃から走り出すのはなかなか辛いものがあります。それでも西へ走り「松のや」で得朝ロースとんかつ定食で腹ごしらえしてR24に沿った旧街道を南へ「風の森」と向かいます。御所橋南詰から小殿までの3キロ歩道を除けば旧道を走って行く事ができます。

 船路で船宿寺へ立ち寄りますが、紫陽花も盛りを過ぎています。

 今日は「自撮り」の準備をしてきたのですが、既に田植えが済んで日が経っています、田圃に水が入った直後を狙いたかったのですが、昨年6月21日の模様。数テイク撮ったのですがコース取りが難しくてなかなか思い通りに行きません。
 五條側に少し下り弥勒寺から重阪(へいさか)へ越えて、一昨日同様吉野口経由で帰途に就きました、本日の走行44.9キロ。

 ところで一昨日の131キロに続いて今日は約45キロ、世間では熱中症が話題になっていますが、当の本人はそんなには堪えてないのですよね、まぁガチに走っている訳でもありませんし、水分補給も十分に摂っていて心配はしていなかったのですが、歳をとると異常を感じ難くなったり、調整機能が低下していると云われるので気はつけておかないと思っていたのですが…
 帰宅後、アイスとか冷たいものを摂ってシャワーを浴びて横になっていたのですが、クーラーをつけていないのに妙に涼しいと云うか軽い悪寒さえ、体温を測ると35.4度、平熱より1度は低いではありませんか、もしや熱中症! 暫く布団を被って横になってたら治ったのですがね。

ゆるゆるCC「明日香歴史ラン」

 今日は久しぶりに「ゆるゆるCC」の皆さんとご一緒しました。お題は地ジモピーつっちーさんの案内による「明日香歴史ラン」、ランと云うより純粋なポタなのですが… 
 きんなん君と連れ立って8時過ぎに桜井を出発し、集合場所の「橿原運動公園」に向かいます。参加は私を含めて8名、すみれちゃんも登場、これ位の人数が丁度良いですね。明日香村は母方の郷里とあって馴染み深い土地なんですが、実はある理由から考古学ってあまり好きやないのですよね、案内はつっちーさんにお任せして、私が時々ちゃちゃを入れます。
 まずは橿原市白橿町にある「益田岩船」へ。ポタにしてはポイントポイントの移動速度は結構早かったりして。

 「益田岩船」結構登らされます、そう云えば昔「大和高原石仏めぐり」でエラい目に合いましたね。


 続いて2010年までの発掘調査で斉明天皇陵の可能性が極めて高い「牽牛子塚古墳」へ、昨年から一般公開されていて私も初めてです。宮内庁は高取町の「車木ケンノウ古墳」を斉明天皇陵としていて、それはそれで覆る事はないので、「牽牛子塚古墳」は石室まで見学できます。
 飛鳥駅前を経て次の見学コースへ、好天の休日とあって駅前は飛鳥見物のハイカーが一杯。

「鬼の雪隠」「鬼の俎」を経て「亀石」へ。

 川原から岡まで少し県道を走り「酒船石」へ

 「奈良県立万葉文化館」の手前「亀形石造物」ここは有料なんで私は外で自転車の番をしてました。

 「奈良県立万葉文化館」を見学、常設展示は無料で見学できます。ここではコンサートなんかも行われていて来月25日には北村聡さんのレクチャー&コンサート「バンドネオン大解剖」が、無料で先着150名、勤務明けだし並ぼうかな。
 今回お昼は「万葉文華舘」内のレストランで… 昨夜カレーだったんでデミグラスカツランチを… あまり変わらんか、とんかつ載ってるし。
 「板蓋宮跡」からのどかな田園風景の中を走り「飛鳥寺」と「入鹿首塚」へ。
 「水落遺跡」までやってきて、この後「藤原宮跡」へ向かう予定だったのですが…

 「あすか夢の楽市」の隣のジェラート屋さんに沈没、私ときんなん君は集合場所の「橿原運動公園」へ戻らず桜井へ帰るのでここでお別れする事になりました。
 住まいも勤め先も近くて、あまりに身近過ぎて通り過ぎるばかりなのですが、つっちーさんのお陰で愉しく見学する事ができました、灯台下暗しで再認識も、有難うございました。本日の走行29.2キロ。

5月11日の日記


 今日は休日なのですが、昨日走った事ですし、自転車は日常生活の足として。延陽伯号を駆ってまずは横大路(竹之内街道〜初瀬街道)を西へ、大和高田のかかりつけの酒本先生の処へ、しかし勿体ないお天気です。

 4月28日からロードショウされていた映画「せかいのおきく」、奈良県下では橿原アルルのTOHOシネマズが唯一の上映画館でした、今日11日が最終日、8日にも時間があったのですが、バリアフリー日本語字幕が付いての上映だったのでパス、と云うより最近はそんなのがある事を知った次第。今どきの事ですからデジタルでしょうが、作品はいわゆる35mmスタンダードサイズのそれもモノクロ作品(ネタバレになるかも知れませんが厳密にはパートカラー)。カラー作品が当たり前になった1960年代以降もモノクロ作品は洋画には「シンドラーのリスト」を始め結構ありますが、邦画となると小林正樹監督の「切腹」(1963)、森谷司郎監督の「首」(1968)年以降ちょっと思い付きません。映画に限らずモノクロ表現に対してノスタルジックなと云った表現がありますが、テレビも写真もモノクロが当たり前だった時代に育った私の世代と、モノクロ表現もエフェクトの一つだろう今の世代とでは違うのでしょうね。また「せかいのおきく」では「肥え」が重要なアイテムですが、通学路にあった畑の片隅には野壺があり、夏休みに明日香村の母方の実家で過ごし、祖父の牽く肥えの入った桶を積んだリヤカーを推した経験のある自分には、この映画はあまりにリアル過ぎて…
 で映画はどうだったのと聞かれるとね、素晴らしい作品だと思いますし、肥えを積んだ天満船が輝く川面を滑るシーンなどモノクロならではの映像美、ただ全体的には評価が別れるでしょうね。私には父親と声を失った主人公「おきく」の変わり様が十分には納得できません。いずれにせよ日本映画ファンは見ておきたい映画です。
 肥えを汲み移す時のドボドボと云う音があまりにリアル過ぎて、こと音に関して非常に拘りが感じられ、映画館で観た価値はそこにあったかも。

 終演が14時半、遅くなりましたが帰り道に4seasonに寄って遅い昼食を、ところで4seasonが今年の「モバイルグランフォンド奈良・吉野」のチェックポイントになっています。本日の走行26.2キロで今月は既に400キロ超、明日からお天気は下り坂とかで500キロで折り返すのは無理かな。
そうそう昨日頼んでいたムックが届いていました、最近は紙の本を買う機会が少なくなってしまいましたが、鉄なサイクリストにはなかなかお勧めの一冊です。関西では阪堺電車、京阪京津線、近江鉄道、関西本線が紹介されていますが、遠いところで篠ノ井線旧線、わたらせ渓谷鉄道、久比岐自転車道。一畑電車、メイプル耶馬サイクリングロード、宮原線廃線跡が興味深いです、九州は遠いけど篠ノ井線旧線は夏に考えてみようかな…
CycleSports「鉄道と自転車の旅」Ril &Ride

齋藤電鉄氏迎撃サイク前乗り「西の海へ」

紀の川河口大橋にて

 今日は紀伊半島分割一周中の齋藤電鉄氏を明日御坊で迎撃するために「西の海へ」を兼ねて和歌山市まで走る事にしました。時間的に明日は湯浅駅~御坊駅間は輪行になりそうで、やや距離はありますが延陽伯号での出動に。

 勤務明け9時過ぎに橿原の職場を出発、飛鳥駅前を経て県道120号五條高取線に入る定番コース、近鉄吉野線からJR和歌山線と線路に沿って行きます。
 大和街道の古い街並みが残る五條新町と未成線の五新線遺構。

 五條のオークワで補給して、紀の川沿いの公園でお昼にします。

 概ね紀の川沿いの京奈和自転車道を走れば良いのですが、三谷橋から麻生津橋の間で右岸に入らず、岩出橋まで左岸を走り続けたのですが、やはり井阪橋で右岸に渡るのが正解な様ですね。前半は追い風に乗って快調に走っていたのですが、後半は強い横風に煽られて走り難い事に。
 和歌山市域に入っても河口まで10数キロあり、信号のない自転車道が続くとは云え、この区間が結構だるいのです。今日はニッカスタイルでインナーパンツなしだったのですが延陽伯号では100キロ近くなるとちょっと辛いかな、革サドルではなくフレームに色を合わせたデニム調の安サドルって事もあるかも知れませんが。1445 自転車専用道の終点に到着、紀の川河口大橋を望む。紀の川河口大橋と青岸橋を渡りとりあえず「西の海へ」と云う事に。

 さて南海の和歌山市駅近くに宿を取ってあるのですが、まだまだ時間があるので以前から行きたかった雑賀崎の「スハネフ14-1」へ向かう事にしました、鉄な人には興味津々なカフェです。雑賀崎の高台の上にあるので結構上らないといけないのですが、追い風に押されて思いの外楽に上れたのは良いのですが、なんとお店は臨時休業。

 和歌浦へ下り和歌山市街へ戻ります。和歌山市道路元標は国道42号線の県庁前交差点南東角にあって最近では2011年5月に徒歩で来ているのですが、大阪市道路元標と同様にモニュメント様のもので大正道路法の様式に沿ったものではないのでカウントしていません。まだ時間はあるのですが市内で早めの夕食を頂いてから明るい内に今夜の宿へ、雑賀崎から和歌浦と遠回りしたので走行105.3キロ。

2023年春 18きっぷ輪行旅「高山~富山」3日目

  「しんきろうサイクリングコース」早月川河口付近

 朝、天気予報は晴れなのですがどうも霞んでいそうです、一昨年3月末に来た折は酷い黄砂でした。いずれにせよ富山湾岸の自転車道を走るつもりですが、氷見市に向かうか朝日町へ向かうか。雨晴海岸のライブカメラを見てみますが、富山湾越しの立山連峰は期待できそうにないので、朝日町方面へ走る事にします、少しでも近づいた方が良いかと、桜並木なんかもありますしね。
 6時半には富山駅前の宿を出て富山湾岸に向かいます、一昨年はをライトレールの写真を撮りながら向かったのですが、今日は県道172号八幡田稲荷線を走り「しんきろうサイクリングコース」(富山朝日自転車道線)の起点へ向かいます。

 0709 約8キロ走って海岸近くの自転車道の起点へ。
 成願寺川を渡るまでほぼ松林の中を走ります、途中良さげなキャンプ場もあったりします。いつかキャンピングで日本海側を海沿いに走りたいなぁ…

 0811 滑川市と魚津市の境界になる早月川を渡りますが、向かい風が結構辛くなってきます。

 立山連峰も対岸の能登半島も全く見えず、自転車道沿いもこれと云うポイントがないのですよね、早月川河口で少し狙ってみます。「自撮り」ですが最近意識してBlogやSNS用の横長のヘッダー画像も同時に撮っていますが、後から横長に切り抜くなんて事ではなく左右の風景を撮っておいて、後からパノラマ合成しています。
 向かい風を押して 1006 黒部川河口に下黒部川橋まで到着しましたが、湾岸沿いでは全く期待できないので黒部川左岸を遡り富山地方鉄道の何処かの駅から帰途に就く事にします。なお富山湾岸のサイクリングコースについては一昨年3月のブログを参考にして頂ければ。

 黒部川緑地とか左岸を10キロ近く遡ります、あちらこちらで桜が満開です。ところで映画「RAILWAYS」第2作は富山地鉄が舞台になったのですが、せめてロケ地の一つになった愛本駅位まで走りたいなと。

 北陸新幹線を越えたあたりの桜、桜の向こうに立山連峰が見えるはずなんですがネェ… 花見に来ていた地元の女子会ロード一行の一人に尋ねたら「今日は見えませんねぇ…」と耳慣れないイントネーションで、富山弁なのかな。彼女達には立山連峰はデフォルトで満開の桜の方が嬉しそうで、この様子だと先へ進んでも展望は期待できないとの事、三度目の正直は成らずここで降参です、やはり3月上旬かなぁ…

 最寄り駅の富山地鉄若栗駅へ、なんともレトロな駅です。本日の走行53.2キロ、延陽伯号で2日で160キロ走ったので良しとしまししょう。次の電鉄富山行きは1154,、ヘッド(フォーク)抜きに分割式マッドガードの延陽伯号、少々急がなくてはなりません、富山での待ち時間は1時間以上もあると云うのに…
 やってきた下り電車からロードバイクを押した2人連れが降りてきます、富山地鉄ってサイクルトレインだったんです。そのお二人と言葉を交わすと、なんでもこの季節の富山には「春の四重奏」と云うのがあるそうです、立山連峰に桜と菜の花とそしてチューリップ、なんと豪勢な。

 ご存じの様に北陸新幹線の延伸で金沢〜直江津間が三セク化したので、富山から「18きっぷ」だけで帰るには高山本線経由するしかありません。待ち時間に立ち食いの白エビそばを頂き 1412 発の猪谷行きに乗車、今日は休日だったせいでしょうか高山までほぼ満席。昨日走ってきた線路沿いの道を眺めながら… (写真右)は「自撮り」をしていた野口トンネルの旧道部分とスノーシェッド。
 岐阜、米原経由、京都から近鉄利用で日付の変った頃に桜井に帰宅できるのですが、名古屋から発の近鉄特急「ひのとり71号」で帰途に就きました。

若栗1154→1309電鉄富山/富山1412→1505猪谷1508→1908美濃太田1912→1942多治見1949→2032名古屋/近鉄名古屋2100→2238大和八木2246→2252桜井
富山地方鉄道本線 75分 ¥1,280
JR所要時間 6時間20分 青春18きっぷ 4,840円分乗車
近鉄 2,430+240円分乗車 特急券1,840円

1日目 2日目前半 2日目後半 3日目

2023年3月のまとめ

   走行692.4キロ、内訳はasuka 162.5キロ、erba 230.2キロ、Silk 299.6キロ。

 赤線が3月の走行区間、青線は2月以前。「18きっぷ」での輪行で一気に行動範囲が拡って判別できませんが、自宅/職場周辺は割愛しています。

3月10~13日 10年ぶりの関東遠征
3月19日 2023年春 18きっぷ輪行旅「若狭路へ」
3月22日 自転車抜きで金沢へ
3月28日 2023年春 18きっぷ輪行旅「再び若狭路へ」
3月29日~ 2023年春 18きっぷ輪行旅「高山~富山」

道路元標

【1120】 2023/3/11 東京府 豊多摩郡 淀橋町(現 東京都)
【1121】 2023/3/11 埼玉県 北足立郡 白子村(現 和光市)
【1122】 2023/3/11 埼玉県 入間郡 宗岡村(現 志木市)
【1123】 2023/3/11 埼玉県 北足立郡 志木町(現 志木市)
【1124】 2023/3/11 埼玉県 入間郡 南畑村(現 富士見市)
【1125】 2023/3/11 埼玉県 入間郡 古谷村(現 川越市)
【1126】 2023/3/11 埼玉県 北足立郡 平方村(現 上尾市)
【1127】 2023/3/11 埼玉県 北足立郡 川田谷村(現 桶川市)
【1128】 2023/3/12 埼玉県 熊谷市
【1129】 2023/3/12 埼玉県 北埼玉郡 太井村(現 熊谷市)
【1130】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 久下村(現 熊谷市)
【1131】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 市田村(現 熊谷市)
【1132】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 吉見村(現 熊谷市)
【1133】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 吉岡村(現 熊谷市)
【1134】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 御正村(現 熊谷市)
【1135】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 大麻生村(現 熊谷市)
【1136】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 三尻村(現 熊谷市)
【1137】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 玉井村(現 熊谷市)
【1138】 2023/3/12 埼玉県 大里郡 別府村((現 熊谷市)
【1139】 2023/3/22 石川県 石川郡 潟津村(現 金沢市)
【1140】 2023/3/22 石川県 河北郡 川北村(現 金沢市)
【1141】 2023/3/22 石川県 石川郡 戸板村(現 金沢市)
【1142】 2023/3/31 岐阜県 大野郡 上枝村(現 高山市)

10年ぶりの関東遠征 3日目

熊谷の旧中仙道の石碑(国道17号鎌倉町交差点北西角)

 熊谷では駅前の朝食サービスのビジホだったので朝飯前に熊谷市道路元標まで往復、チェックアウト後に改めてスタート。今日は午前中に熊谷周辺の道路元標を回ってから北上、利根川を渡って伊勢崎から前橋方面へと群馬県下の道路元標を拾いながら新前橋駅まで走り、越後川口経由で長野まで輪行の予定なんです。

 チェックアウト後、早速熊谷近辺の道路元標を、荒川左岸側で太井村、 久下村を巡り久下橋で右岸へ、荒川堤はなかなかのロケーションなのですが、残念ながら今回は「自撮り」の準備はしてきていません。

 右岸側で市田村、吉見村、吉岡村、御正村と4基、熊谷市域には違いないのですが、ちょっと深追いしすぎたかな、しかし埋まったままのが多いです。熊谷大橋で再び右岸側へ戻り玉井村、別府村(写真右)を回った処で気になっていたリアのマッドガード付近からの異音を点検、緩んでいるだけなのですが、キャリアが邪魔をして頭がボールポイントでないアーレンキーで上手く回りらず、タイヤを外したりと結構手こずります。この時点で時間が押してきていて、やはり午前中の深追いが響いたかな。

 そして昨夜の宿では埼玉県内で使える旅行支援のクーポン2,000円にデジタルクーポン1,000円、都合3,000円分を貰っているので、使わないと勿体無い話、どこか適当に食事でも取れればと考えていたのですが。結局ここで群馬県入りは諦めて籠原駅へ戻る事に。

 なにやら使い方の良く判らないデジタルクーポンは諦めて駅近くのスーパーで弁当やらお菓子を買って2,000円分消化。ところで籠原駅って関西人にはあまり馴染みがありませんよね、高崎線にある駅で車両基地があり湘南新宿ライン等の列車の起点になっていて、熱海や小田原辺りでは籠原行きを見かけます、関西では日根野って感じかな、違うかな。
 籠原1446→1518高崎1528→1538新前橋1542→1636水上1642→1817越後川口1829→十日町→戸狩野沢温泉→豊野→2129長野、新前橋が籠原乗車になって乗換2回に1時間余分な6時間44分の鉄旅。清水トンネルを抜けると雪国、写真は越後川口駅にて、ここから飯山線に乗車するのは2008年以来かな、久しぶりのディーゼルカーの音と振動が心地よいです。なお豊野〜長野間はしなの鉄道北しなの線(旧信越本線)になったので別途260円が必要です、七尾線金沢〜津幡間の様な特例はないのです。
 さて長野駅近くのビジホにチェックインしたのは良いのですが、昨夜の宿にUSBコンセントを忘れて来た様なんです、ダイソーなら200円か300円で買えるものがコンビニだと千数百円、昨日なら埼玉県のクーポンが使えたのに、無駄な出費が。本日の走行46.9キロ。

【1128】 埼玉県 熊谷市
【1129】 埼玉県 北埼玉郡 太井村(現 熊谷市)
【1130】 埼玉県 大里郡 久下村(現 熊谷市)
【1131】 埼玉県 大里郡 市田村(現 熊谷市)
【1132】 埼玉県 大里郡 吉見村(現 熊谷市)
【1133】 埼玉県 大里郡 吉岡村(現 熊谷市)
【1134】 埼玉県 大里郡 御正村(現 熊谷市)
【1135】 埼玉県 大里郡 大麻生村(現 熊谷市)
【1136】 埼玉県 大里郡 三尻村(現 熊谷市)
【1137】 埼玉県 大里郡 玉井村(現 熊谷市)
【1138】 埼玉県 大里郡 別府村((現 熊谷市)

1日目 2日目 3日目 4日目

10年ぶりの関東遠征 2日目


  2日目の今日は新宿まで輪行、淀橋町道路元標を経て三鷹へ走り「合田佐和子展」を観たあと、埼玉県下に残る道路元標を巡りながら熊谷まで走る予定です。昨夜から齋藤家が営む成城の「一宮庵」一宿一飯のお世話になりました。最初は新宿駅で近くのビジホにでも泊まるつもりだったのですが、昨夜「轍」でご一緒し、今朝は早朝から輪行で正丸峠へ向かうと云う事ですので気兼ねなくお世話になる事にしました。

 始発ではないものの暗いうちからのスタート、成城学園駅にて。齋藤さん、ヘッド抜き輪行も手慣れたものです。
 池袋から西武で正丸峠へ向かう齋藤さんと新宿までご一緒します、ニッカホースがお揃なんです。ニッカホースは実質的にハリソン愛用者が多いので、珍しくもないのですが。再会を約束して新宿駅でお別れし西口へ。

 新宿駅西口、早朝とは云え騒がしい事、週末ですもんね。できる事なら輪行仕舞はしたくないロケーションです。

 新宿駅西口からなら自転車ですぐの処に残る東京府豊多摩郡淀橋町道路元標、頭部が欠損していて「淀橋町道」の部分が読み取れませんが、否定すべき理由もありません。裏面には「東京府」とあり、昭和18年に東京府と東京市が再編成され東京都となっています。日本橋の日本国道路元標や東京市道路元標を除けば現在の東京23区内に残る唯一のもので、この場所に残ったのは奇跡的だと云えます。

 青梅街道を西へ、荻窪からは中央線沿いに行けば良いのですが、線路沿いに道が繋がっていなくて結構手こずります。それでも9時過ぎには三鷹駅前、開場まで2時間もありますが時間を潰しながら早めのお昼をどこかで頂いてから向かう事にします。
 11時前に三鷹駅前の商業施設の5階にあるギャラリーに行ったのですが、なんと10時から開場していた様で、1時間も時間を無駄にしてしまいました。2016年に亡くなられた合田佐和子さん、50年近く前に東京写真大学(現東京工芸大学)のワークショップでご一緒したのですが、私が好きな初期の作品の中でも世田谷のご自宅で拝見した「探偵」(1972)に再会するのが目的でした、現在は合田さんの出身地である高知県の県立美術館が所蔵しているとの事ですが、今回の展覧会を偶然に知ったのは虫の知らせだった様な。


 当時のアサヒカメラ誌に細江英公先生が撮影した合田さんが作品「祖父母たち」の前に立つ写真があったのですが、よろしく「探偵」の前でセルフポートレートを撮りたかったのですが、残念ながら叶いませんでした。
 今回の関東遠征の3つ目のミッションは道路元標、今日は三鷹から熊谷まで走りながら埼玉県の道路元標を少しでもと回ろうと云う魂胆でまずは志木市に残る白子村道路元標へ向かいますが、不案内な上に信号と車の多い中では前に進みません。それでもせっかくですから荒サイを少し走ります。


 どうにか日没まで新規7基と移転した桶川町道路元標、いわゆる大正道路元標とは様式の異なる石戸村道路元標(写真右側)まで走った頃で日没ダイムアウト、熊谷まで真っすぐ走っても後4基は回ることができたのですがネェ。慣れない Ride with GPS にウェイポイントを落としておいたのですが、これが手間取る結果に、準備不足でした。
暗くなったR17をひた走り、予定の20時には熊谷の宿に無事到着、走行92キロ。

【1120】 東京府 豊多摩郡 淀橋町(現 東京都)
【1121】 埼玉県 北足立郡 白子村(現 和光市)
【1122】 埼玉県 入間郡 宗岡村(現 志木市)
【1123】 埼玉県 北足立郡 志木町(現 志木市)
【1124】 埼玉県 入間郡 南畑村(現 富士見市)
【1125】 埼玉県 入間郡 古谷村(現 川越市)
【1126】 埼玉県 北足立郡 平方村(現 上尾市)
【1127】 埼玉県 北足立郡 川田谷村(現 桶川市)
【番外】埼玉県 石戸村道路元標

1日目 2日目 3日目 4日目

10年ぶりの関東遠征 1日目

「Coffee & Beer 轍 Wadachi」にて

 今春も「18きっぷ」のシーズンが始まりましたが、今回は少々趣があって、埼玉県に残る道路元標巡り、川崎市百合ヶ丘にあるクラシックなサイクリストの集うお店「Coffee & Beer 轍 Wadachi」、三鷹のギャラリーで行われている「合田佐和子回顧展」に赴く事になりました。最初は長野経由で関東入りし3日目の日曜に「轍」に寄せて戴くつもりでしたが、マスターが土曜の夜から滋賀県で開催されるTOM(TOEIオーナーズミーティング)に参加する為に関西に来られる予定になっていて、逆回りして1日目に「轍」に伺う事にした次第。関東へは2013年9月に東北の帰りに通過して以来、自転車で走るのは2010年9月に軽井沢から碓氷峠を横川まで下って以来です。
 勤務明けからのスタートで時間がありませんので名古屋までは近鉄を利用します、一旦帰宅後準備しておいた延陽伯号を担いで桜井0952発に乗車、名張で名古屋行きアーバンライナーに乗り換えます。
 名古屋で乗り換え時間がありますので1,2番ホームできしめんを、お昼時とあって少々待って入店。

 ここから18きっぷの旅、名古屋1216→1309豊橋1323→1357浜松1410→1521静岡1524→1641熱海1646→1708小田原と乗り継ぎ小田急で百合ヶ丘へ向かいます。久しぶりの富士山も少し拝めましたが、結局豊橋からほぼ満席で座れず。
 小田原から町田まで急行に乗る予定だったのですが、通勤時間帯に重なるので奮発して特急に乗る事にネットから予約(少し安くなります)、小田急ロマンスカーGSEに乗る事なんてありませんからね。HiSEなら長野電鉄に払下げられたのに乗りましたが。
 案の定小田原から夕方の上りでも結構混むのですね、それは良かったのですが、踏切障害でダイヤが乱れ町田で急行に追いつかれる始末、町田から急行と同じ普通に乗り継ぐ事に。
 百合ヶ丘駅に少し遅れて到着。今回同じく小田急沿線の「銀輪鉄道」の齋藤さんに声を掛けておいたら出迎えて頂ける事に、その上今夜は齋藤家が営む成城の「一宮庵」に泊めて頂ける事に。(写真 : 齋藤電鉄さん)
 百合ヶ丘駅を出て5分と掛からない処に「轍」はあります。(写真 : 齋藤電鉄さん)

 (写真左) 齋藤さんとT.佐々木さん、其々昨年は笠置や志那1 でのキャンプでご一緒していますが、3人揃うのは始めて。(写真右) マスターのY.佐々木さんとは初対面ですが、私とは時代と部署こそ違いますが大阪の某社に居た事があります、ただし向こうはエラいさんですが。(写真 : Y.佐々木さん)
 しかし店内は目に毒な物が一杯、展示している自転車は定期的に入れ替わる様で今回はTOEIキャンピング、スピーカーはJBL4338、光栄な事に「CanCan謹製カレンダー」も置いて頂いてます。(写真 : 齋藤さん)
 結局、閉店時間をすぎるまでお邪魔して「轍」さんを後に、ロクなお土産も準備できなかったので「Selpy Photo」集を。(写真 : Y.佐々木さん)
 走ってきた齋藤さんと輪行で成城の「一宮庵」へと向かいます、本日は自転車通勤以外は担いでいただけで走行6.6キロ。

1日目 2日目 3日目 4日目