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四国ツーリング(6日目)

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「しまなみ海道」大三島橋を往く
 
20160326b.jpg 帰途はサイドバッグを宅急便で送り、山陽本線側に出て「18きっぷ」輪行で帰ろうと云う以上の事は具体的に決めていなかったのですが。
さて最終日です「しまなみ」で帰るか、海路岡村島に渡って「とびしま」で帰るか、そして松山まで走りフェりーで周防大島に渡り、柳井まで走って帰るのも面白いなと考えてみたものの、明日の天気が思わしくない事と三津浜港からの
フェリーの夜行便が日曜運休だと判り、それに荷物を送るヤマト運輸の営業所が「とびしま」沿いにはないので、素直に「しまなみ」ルートで帰途に就く事にしました。
 
20160326c.jpg 再びサイドバッグを取り付け「シクロの家」を8時には出発します。
昨日と同様に来島海峡大橋までは浜沿いの道を行きます。
「しまなみ」のメインルートに入ると土曜日とあって様々なスタイルのサイクリストが、家族づれや親子が多いですね。
来島海峡を渡り終え大島は南半分は外周ルートを取ります、距離は少し伸びますが、私にはこちらの方が楽ですね、来島海峡大橋を下り切った処で追い越した2台のロードを、吉海支所の前のローソンで休憩しようとしていたら抜かされましたら、坂のない分有利な様ですね。
4サイドで亀老山に登ってやろうかと云う考えもよぎったのですが、さすがにね、気温や風向きを考えるとチャンスだったのですが。
写真は伯方大島大橋に向って大島東岸を北上中。
 
 2度ばかり「自撮り」をこなして道の駅「多々羅しまなみ公園」へ、「サイクリストの聖地」とやらで一応記念写真をば。
小学生位の子供に「こんにちわ、どこから来てるんですか」と声を掛けられます、家族で「しまなみ」へサイクリングへ来ている様な雰囲気なのですが、荷物を一杯積んで走る旅自転車の姿は子供にも興味を感じさせるのでしょうね、何処から何処を通ってどうのこうのと云ってもちょっと伝わらなかった様ですが。
 
20160326e.jpg 多々羅大橋を渡り生口島へ、瀬戸田方面へのコースへ入ります。
丁度お昼時ですので、1月にも寄った自転車カフェ「汐待亭」へ、角煮丼はなかったのでカレーライスを注文。
 
20160326f.jpg 瀬戸田ではヤマト運輸の営業所へ、ここからサイドバッグとテントを宅急便にして送ります、さすがにこれだけの荷物を担いで輪行は不可能、やった人もいますが。
もちろん今治から送っても良いのですが、四国の愛媛県と中国の広島県では奈良県への運賃が違いますんで。
ヤマト運輸の営業所ではクロネコボックスと云う名前で梱包資材も売っています(郵便局でもゆうぱっくの箱は売っていますが)、ただ一番大きい140サイズのものが置いてなくて、小さな箱の2個口になってしまい、その分送料が割高になってしまったのが大きな誤算でしたが。
その上梱包作業とかに1時間程かかってしまい、営業所を出たのは14時、「18きっぷ」のままJRで奈良桜井まで帰ろうとすると尾道1615発がタイムリミットです、まあ乗り遅れても大阪鶴橋から近鉄を利用すれば充分帰る事はできるのですが。
 
20160326g.jpg 身軽になった事ですし、乗れるのものなら1615発に乗りたいので先を急ぐ事に、結局は向島の駅前渡船の桟橋までを1時間20分程で走って1520に到着、無事に輪行支度を済ませて1615発の播州赤穂行きに乗車する事ができました。
本日の走行82.3キロ、平均速度19.3キロ。
 
20160326h.jpg ヘッド(フォーク)抜き輪行ですから、かなりコンパクトになります、重い事に変わりはありませんが。
 普通なら尾道→岡山→姫路→大阪→王寺→桜井と乗り継いで行くのですが、このスジでは尾道→播州赤穂→大阪→王寺→桜井と乗り継いでも同じですし、1回乗換えが少なくて済むわけです。
 
 2015年4月の「天の邪鬼『しまなみ』へ往く」はこちらから
 2015年10月の「『延陽伯』号『しまなみ』を往く」はこちらから
 2016年1月の「せとうちツーリング」はこちらから
 

 
 

四国ツーリング(5日目)

来島海峡大橋をバックに大島西岸を行く
 
 中央構造線を離れ今治へ、今日は「シクロの家」に連泊していますので、サイドバッグを下ろし身軽になって「しまなみ」を「自撮り」サイクリングに向います。 来島海峡大橋までは車と信号の多い国道沿いを避けて、浜寄りのコースを取ります、但しこちら側は道が判りにくいのと防波堤に沿った道の舗装状態があまり良くないのですが、来島海峡大橋を東側から望みながら走る事ができます。
 
 来島海峡大橋を渡り、大島はいわゆる「外周コース」と呼ばれる西岸から北岸を巡るルートを走ります。 こちら側には田浦峠(78m/写真左)と云う峠があるのですが、標高そのものはメインルートの宮窪峠(79m)と変わらないのです、斜度は多少キツい様ですね。 峠を越えて暫く行くと北岸に出て、対岸に大三島を望む事ができます(写真右)。
 
大島大橋と伯方橋を渡ります、この橋は一体となっているのですが、途中に見近島と云う島があって歩行者、自転車は下りる事ができ、ここには無料のキャンプ場があります、「しまなみ」周辺には他にも魅力的なキャンプ場が幾つもあるので、一度利用してみたいのですが、「シクロの家」の居心地が良すぎてね。
 
 伯方島を通過し大三島へ、大三島橋(写真左)から大三島南岸へはちょっとした抜け道があるのですが、スロープの途中にあって下って行くとちょっと判りにくくて、見落とすかも。 そちらへ下って鼻栗瀬戸をバックに「自撮り」をば。
 
 大三島南岸を西へ、海岸沿いの快走コースが続きます。 1月にも走っているのですが、その時は岡村島経由で宗方港へ渡り、この先の工事区間を迂回しこの南岸を東へ走りました。 既に工事による通行止は解除されているのですが、舗装工事が続いています。
 
 野々江トンネルを抜けた処に静かな漁港があったので、暫し「自撮り」タイム、大島の向こうに来島海峡大橋が見えます。
 
 宗方港へ向う途中に、真正面に海を見ながら下るポイントが、三ッ子島と云う3つの小島が見えます。
 宗方港には入らず小さな峠を越えて西岸へ、大三島は「しまなみ海道」の島々の中で最も大きな島で一周すると45キロにもなります、従って今治から往復して一周すると尾道へ渡るよりも距離があります。 今日大三島を一周し終えますと、しまなみ海道は外周コースを含めて走破した事になります。
 
 大三島西岸を北上、北岸に抜ける処にちょっとした無名の峠(68m)が、峠に出ると対岸に見えるのは、最初は大久野島かと思ったのですが、何やら電車の様なものが走っています(写真右)。 それは呉線、もう対岸は広島県三原市なのです。
 今日「シクロの家」のムラマサ君は非番で、用事が済んだらこちらへ走ってくると云う事で、どうやら私とは逆に大三島を半時計回りに走って来ている様です。
 
 やってきましたムラマサ君、彼はツーリング派をアピールして、フロントサイドをいつも付けています。 写真左は鳥取岬、大三島北端即ち愛媛県の北端になる訳です。
 
 ムラマサ君には峠で折り返して貰います。 東岸へ回りこむと多々羅大橋が見え、しまなみ外周ルートも完走です。 彼と一緒に走るのは2012年4月の「月うさぎキャンプ」以来です。
 今日は朝から向かい風だったのですが、夕方には風向きが変わっていて帰りも向かい風に、2人で先頭交替しながら、道の駅「多々羅しまなみ公園」から大島でのコンビニ休憩を挟んで2時間程で今治まで帰ってきました。 本日の走行、身軽になって119.5キロ。
 
 今回もお世話になりました「しまなみゲストハウス シクロの家」
 

 
 2015年4月の「天の邪鬼『しまなみ』へ往く」はこちらから
 2015年10月の「『延陽伯』号『しまなみ』を往く」はこちらから
 2016年1月の「せとうちツーリング」はこちらから
 

輪音RUN「奈良 古道サイク」乱入

20160320c.jpg 明日から「四国ツーリング」が控えていると云うのですが、今日はスミだんなさんの主宰する「輪音(わおん)」の「奈良 古道サイクリング」に少し顔を出させて貰ってきました。
 
20160320a.jpg 集合場所は大阪の柏原市役所前なのですが、さすがにそこまで行って戻っても来れないので、大和川御幸橋で合流させて貰う事に。 向かい風にもめげず少し早く着いたので、河合村道路元標へご挨拶。 その後北詰で待ち合わせと云う事だったので大和川右岸を遡ってきて富雄川合流点を回って来られると思ってカメラを構えて待ち構えていたら、なんと南側からやってきました、しまった。
 
20160320b.jpg 大和川河畔を少し遡ってから中街道(下ッ道)へ入ります、スミだんなの案内で旧跡巡りです。
 
20160320d.jpg 下見のときはお昼は「4’season」の予定だったのですが、あまりに人数が増えたので藤原京跡でお弁当を拡げると云う事に、コンビニよりもスーパーの方が良いだろうと醍醐のオークワにご案内して、各自弁当を仕入れます、安くて種類も多くて大正解。 すみません「4’season」の前をゾロゾロと通過します。
 
20160320e.jpg 食事の後は桜井経由で上街道を北上し、天理から軽便鉄道跡を法隆寺方面へ向うのですが、私は柳本の黒塚古墳までご一緒させて貰い、残念ながら明日の準備も少し残っているので引き帰させて貰いました。 本日の走行55.5キロ。
 例によって集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2016]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの奥付等でご確認下さい。
 

自撮りポタが廃線跡巡りに

天理市丹波市(たんばいち)にて
 
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 今日は結構なお天気なのですが、月曜までにやっておかなければならない用かあるので、早起きして昨日分のブログの更新とお仕事を。 お昼前には片付いたものの、今更何処へも行けないので、連日の「延陽伯」号を駆ってご近所ポタへ。
 例によって上街道を北にとりますが、巻向でR169がJR桜井線と上街道を跨ぐ陸橋に登ってみました、箸墓古墳をバックに上街道を往くのを「自撮り」できないかと思ったのですが、邪魔ものを避け様とすると長玉が要るのと、逆光なので今日は諦めて出直す事に。 真ん中のガレージは1年前までなかったのですがネェ。
 
20160228c.jpg 続いて昨日の「下見ポタ」で天理市役所の方に教えて頂いた防空壕跡へ、上街道を北上し柳本で少し西へ。 私の小さい頃にはあちこちに防空壕跡なんちゅうもんが残っていて、爆撃の標的にはならなかった明日香村にもあって、芋の貯蔵庫代わりに使われていたりしました。 ここの防空壕は非常にしっかりしたもので、どうやら海軍柳本飛行場の遺物のようです。 ググってみると建設には’朝鮮人強制労働’なんて根拠の怪しい記述が見られますが、いずれにせよ忌まわしい文化遺産の一つです。
  しかしここには案内の一つたりとありません、道路元標しかり、歴史と云えば古代の夢物語ばかりを追って、どうも明治~大正~昭和の遺産には目もくれない様で、勉強不足の日本人はだから何処やらの国に突っ込まれると弱腰なんですよね、閑話休題。
 
20160228d.jpg 竜王山をバックに狙ってみたかったので柳本界隈をウロウロ、大和神社の南西で良さげなポイントを発見、ガードレールを隠す為、これが唯一無二のフレーミングです。
 
 
 
20160228e.jpg 大和神社の境内を抜けていつものルートへ戻ります。 昨日、大和神社で頂いた「天理市観光ガイド」を下敷きに、毎週通っているのに、ここに’芭蕉句碑’があるとは知らなんだ「草臥れて 宿かる此や 藤の花」、ツーリストの歌ですね。
 
20160228f.jpg 丹波市(たんばいち)で「自撮り」をしていたら、なんと3月のサイクの下見で下ッ道~上ッ道を走って来た、大阪のスミだんなと和歌山のにもさんに捕まってしまいます。 この後は天理軽便鉄道の遺構巡りをすると云う事なんで連れてって貰う事に。
 
20160228g.jpg まずは近くの市座神社に丹波市町道路元標と上街道に架かっていたと云う石板がありますので立ち寄ります。 巨大な石板の解説はありますが、道路元標については何も記されていません。
 
 
 
20160228h.jpg 天理軽便鉄道と云っても天理市域にはその遺構は全く残っていないそうで、昨日走ったばかりの道をひたすら西へ、下ッ道の二階堂へ出て、少し北上して再び西へ。
(左上)川西町の県道沿いにある道標。
(右上)西名阪をくぐった処でスミだんなが女性ローディを愛でています、
(左下)安堵町の古い街並みを行きます。
(右下)一同「すてんしょ」と記された道標に萌え~
 
20160228i.jpg ようやく天理軽便鉄道の遺構へ、溜池を分断している築堤が素晴らしいです。 この先で富雄川を渡ってJR法隆寺駅南側まで断続的に遺構が残されています。
 
20160228j.jpg 法隆寺駅でお二人と別れ帰途に就きます。 太子道(筋違道)で帰ろうかとも思ったのですが、結局は大和川沿いで帰る事に、飛鳥葛城自転車道に一旦入り大和中央自転車道を北へ、ここから起点のファミリー公園前までは盲腸みたいな区間で草ぼうぼうだったのですが最近整備された様です。 相変わらず「大和郡山田原本橿原自転車道」と「大和中央自転車道」おまけに「ならくるC-8物部ルート」の案内標識まで並んでいます、まぁ予算の出てる処が違うからなんでしょうね、縦割り行政は自転車道まで、無駄な上に紛らわしい極みですね。
 本日の走行48.0キロ、後4.9キロで今月ようやく700キロ。
 
 
 

下見ポタ

 今日は恒例の輪童さんの「福寿草サイク」に参加しようかと考えていたのですが、あるイベントの下見案内役を仰せつかったのでそちらへ向う事に。 まずは集合場所の天理駅へ向い、打ち合わせの後、工場直販のバームクーヘン屋さんへ。 
 その後二階堂の地蔵堂まで西進して下ツ道(中街道)へ入り寺川沿いに南下します。  
 途中で飛鳥川河畔へ移って県営福祉パークでトイレ休憩をして自転車道へ。  
 大和八木駅前まで南下してきて、奈良で知らない人はモグリとまで云われる「だんご庄」へ、ここでも買い食い。  
 八木町の札の辻から再び下ッ道を北上して唐古遺跡を見学、残念ながら工事中で奥までは入れず。  
 柳本の黒塚古墳へ立ち寄った後、今度は上ッ道(上街道)を北上して大和神社へ、宮司さんの説明を頂きます。 戦艦大和所縁と云う話は後付けの話かと思っていたら、本当に大和の艦長室に分祀されたあったそうです。
 ところで古代の上ッ道と中世以降の上街道は同じ様に思われていますが、ここ大和神社以北では異なっています、と云うか三味田以北の上ッ道は謎の部分が多いのです。 
 大和神社の社務所に置いてあった「天理市観光ガイド」、あまりに立派なので売り物かなと思っていたらなんと無償、天理ダム以西の1/15000図が掲載されていて、紙の地形図に慣れ親しんだ人ならご存知のあの「ミウラ折り」で製本されています。
 
 大和神社から北上し石上神社前の「けやき」と云うお店でお昼を頂きます、自家製野菜のヘルシーなランチです。 
 その後、上ッ道と思しきルートを走り帯解から再び上街道を走りならまちへ、そして「萬々堂」へ向う予定だったのが、ご主人が急逝されたとかでお休みとかの情報が。  
 先月も「だいすけさんのツイード乱」で来ていた奈良公園片岡梅林を経由して東大寺を一周して奈良女の前から近鉄奈良駅前へ、ここで一行でお別れして帰途に就きました。 結局は計画のイベントのサイクリングコースから桜井市域は外れる様なので、私が出る事もなかった様な気もしますが。 
 再々度上街道を桜井に向って南下しますが、帯解駅辺りからパラパラと、明るいうちは持つだろうと思っていたお天気でしたが、桜井にたどり着く頃には本降りに、ともあれ1755には無事帰投、なんと本日の走行89.96キロになってました。

「自撮り」ポタへ

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 「山の辺の道」にて
 
20160225g.jpg 今日は11時近くなってから、昨日目を付けておいた「自撮り」ポイントへ向う事にしました。 「山の辺の道」はルートによっては担がなければならない処があるので、重いasuka号ではなく延陽伯号で出掛ける事にしたのですが、サドルバッグを交換するのが邪魔臭かったので、今日はNorthTAKEのキャメルバッグ用と思われるバッグに三脚を入れて担いで行く事にしました。
 
20160225b.jpg 昨日は落日の写真を撮っていて遅くなって上街道で帰ってきたので、今日は大神神社から狭井神社への山道を走ってから茅原へ下る事に、昔マウンテンバイクで良く行ったり来たりした道です。 「山の辺の道」のメインルートから離れますが、大神神社の鳥居や畝傍山、耳成山が見える良く知られたポイントです。
 
20160225c.jpg 茅原の吉野川分水沿いの梅が綺麗だったので寄り道。
 
20160225d.jpg 天理市域へ入り、ようやく目的のポイントへやってきました。 少しずつ場所を変えながら数テイクを撮っていて、気が付いたら2時を回っていました。
 
20160225e.jpg お昼の用意もなにもせずに出てきたので、国道沿いのサークルKまで下って買出しをして再び戻ってきました。 景行天皇陵を見下ろす高台、見晴らしは良いのですが、陽射しこそ暖かいのものの、風が強くて冷たいのでじっとしていると結構冷えてきます。
 
20160225f.jpg 距離にすると幾らも走っていないのですが、これ以上は北上せず帰途に就く事に。
 
20160225h.jpg 帰りは桧原神社を回って帰ってきましたが、本日の走行距離19.2キロ、24×1の「延陽伯」では無理もできないので、山道や石畳は押していたので平均時速はなんと10.3キロ、真性ポタの一日でした。
 
 
 

期せずして「山の辺ポタ」

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20160224a.jpg 今日は朝から大和高田で所用があったのですが、昼過ぎには片付いたので、少し遠回りして帰ろうかと、葛城川沿いの自転車道を北上します、北風が強くてちょっとめげながら桜橋までやってきて東へ、三宅町のローソンでコーヒーで一息入れて、そのまま東へ走り天理へ。
 
20160224c.jpg いつもなら上街道で帰途に就くのですが、陽も長くなってきた事だしまだ時間があるので夜都伎(やとぎ)神社まで上がってきました、あちこちで梅が咲いてます。
 
 
 
 
20160224d.jpg 神社からはそのまま山の辺の道で帰る事しましたが、ずいぶんと久しぶりです。 ハイカーの行列が煩わしいと云うか、こちらが顰蹙を買うので敬遠しているのですが、冬の平日の夕方近くですから静かなもんです、地元の人が犬の散歩で歩いている位のもんで。 ハイカー目当てのお店もみんな休んでいますが、無人販売のお店でまたまた百円のミカンを、見た目は悪かったのでどうしようかと思いましたが、途中で1個食べたら、甘さが深くて美味しかったですよ。
 
20160224e.jpg 休憩所ポイントやトイレも増えたみたいですが、石畳になった処も増えて自転車には走りにくくなりました。 まぁ気候がよくなって休日だとハイカーだらけで場所によって自転車で走ってられませんがね、ここは2,3人連れのハイカーと云うより訳の判らん団体が多いんですよ。
 
20160224f.jpg 夕方になってきてお天気が良くなってきて、今日は夕陽が見られそうですね、この位置からだと二上山辺りに落ちるのかな。
 
 
20160224g.jpg なかなか良さげな「自撮り」ポイントを見つけました。
 
 
20160224h.jpg スマホしか持ってきていないのですが、綺麗な落日が期待できそうなので粘ってみる事にしました、しかしじっと待っていると寒かった事。 最近のスマホのカメラは露出の補正位はできるのですが、なかなか思う様には行きませんわ、思ったより南側に陽は落ちて行きました、すっかり冷え切ってしまった上に、暗くなった山の辺の道をこれ以上走るのもなんなので、上街道まで下り帰ってきました、早速「自撮り」の準備をして行かねば、本日の走行43.8キロ。

すっかりハマってます

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桜井市金谷 大和川河畔「仏教伝来の地」碑にて
 
20160218b.jpg 今日の奈良は快晴の予報だったので、どこか走りに行こうかと段取りをしかけて、よくよく考えると先日から風邪気味、例年は一度ひくとそのシーズンは大丈夫なのですが、今シーズンは一月毎にひいている様な、熱もないのですが無理せず大人しくしている事に。 でもちょっと買い物があるので「延陽伯」号を駆ってお出かけ、少し踏み込むとやはり息が上がります、しかし良いお天気、あまりにもったいないのでちょっと遠回り、穏やかな冬の午後の陽射しが心地好いです。 と云う訳で今月は走行距離がまだ500キロにも達していません、先月に続いて1,000キロには届かないでしょう、別に月1,000キロ超えに拘っている訳でもありませんが、出来るものなら走ってみればと云う事で、2ヶ月落とせば踏ん切りも付きます、今年はのんびり行きましょう、昨年の14,000キロは、ヒマとちょっとした心得があれば誰でもそれ位走れますよと実証したみたいなもので。
 
20160218c.jpg ところでがらりと話は変わってYouTubeと云えば、今まではパソコン作業の合間にチラチラ見ているだけで済んでいたのですが、暮れに「AMAZON fireTV stick」を買ってからすっかりハマってしまっています、何せカウチポテト(死語か)でゴロゴロしながら普通のテレビで見る事ができるのですから、私の様に日頃テレビ番組をダラダラ見る事のない人間でもつい…
 
 

 
 YouTubeと云えば天五さんの膨大なビデオクリップ、鉄人児玉さんが主人公になっているものが多いですが、私や仲間たちがあちこちで登場しているので、懐かしいですね。 動画と云う事で今の時代から見ると差し支えのあるシーンもあるかも知れませんが、もう時効と云う事でご容赦下さいな。
 
 

 
 音楽ソースでは音質や画質を別にすれば、こんなものがタダで観られて良いのだろうかと云うのが一杯ころがっていて、ほっとけば次から次と関連動画を再生してくれますので時々拾い物も、JAZZは私の好みの年代では動画を含んだものはまずないのですがクラシックは潤沢です。 最近で良かったのはキタエンコの振るデンマーク放送交響楽団のラフマニノフの第2交響曲、クラシックにあまり造詣のない方も第3楽章くらいは(31分30秒位から)。
 

 あとは美人かどうかは別としてユジャワンのショスタコービッチのピアノ協奏曲第1番、いわゆる「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲ハ短調」と云うやつですね。 古典的作品ではどうかと思ったりもしますが、彼女の演奏スタイルと大胆なドレスは動画ならではですね、アンコールのスクリャービンも良かったし。 YouTubeでは聴けないラベルのコンチェルトをポチってしまいそうです。
 

 
 さすがにフルバージョンを観る事はできませんが、一番美味しいところをちょこっと観る事ができるのが嬉しいです。
 

 
 先日の「私を構成する9本」の選に外れましたが、斉藤耕一監督、岸恵子~萩原健一主演の「約束」(1972)、全編は観られませんが予告編以上にこの映画の魅力を表現しています、好きな人がいるのですね、この編集とてもシロウトとは思えません。 舞台になるのは羽越本線を走る往年の日本海縦貫急行「しらゆき」、キハ58系の長大編成は鉄な人にはたまりません。 音楽は宮川泰、ザ・ピーナッツの数々の名曲と宇宙戦艦ヤマトだけの人ではないんですよ。