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フロントバッグのリクセン化(続き)

20150220c.jpg 先日の「フロントバッグのリクセン化」ですが、案の定カメラの様な重いものを入れると首をもたげてしまいます、それと装着時にたわんで力を入れにくいのですね。 やはり1.2mm厚のPP板では力不足は否めません。

20150220a.jpg再び100均へ出向きまして仕入れましたのはL型金具ならぬブックエンド。

20150220b.jpgドリルで穴を開け背面パネルに挟み込んで底板を支持する様にしてみました、これで大丈夫でしょう。

20150220d.jpgついでにバウンド防止にショックコードを取り付けてみましたが、ちょっとゴム紐が太すぎた様で(^_^;:)

100キロ走ってもネタにならない今日この頃

20150216a.jpg相変わらずアホみたいに走っています。 今年になって城陽行きの予定が原則毎週月曜日になったので、なかなか辛いものがあります、日曜日に自転車仲間とのイベントがあったりするとアルバムのアップロードやブログの更新を遅くまでやってしまうのでネ。 土曜に「吉野山サイク」で75.2キロ、日曜は「尾鷲ツーリング」で148.8キロ、さすがに月曜日はと思ったのですが、一応早起きできたら行っちゃおうと、いつもなら放ったらかしの輪行袋を解いて準備だけはしておいたのですが。 やや寝不足ではありますが、身支度を整えきっちり6時過ぎには桜井を出発、上街道を北へ。 しかし良いお天気です、走って良かったと云う感じです。 木津川の自転車道へ入り(写真左上)、ながれ橋でコーヒーとパンで一服(写真右上)、R1木津川大橋(写真左中)まで北上してから右岸路を折り返します。 15時半には仕事を済ませ、そのまま右岸路を南下します、ずいぶん陽も長くなってきて余裕もでてきて近鉄京都線の木津川橋梁で写真を撮る余裕も(写真右中)、奈良阪を越える頃にはさすがに少し疲れがでてきましたので、いつもの猿沢池で一息入れます、案の定桜井にたどり着いたのは真っ暗になってからですが、本日の走行103.5キロ、今月は既に800キロを越えてしまいました。 100キロと云ってもチンタラと走っている訳ですら別に自慢できる程の事でもありません、心身健康なら、少しの慣れで誰にでもできる事だと思っているのですがね、まぁ走るのが愉しいです。 20150216b.jpg帰宅すると黒猫の不在連絡票、そう云えば週末に密林に小物頼んでいたんだっけ。 HOYA(ケンコー)のラバーフード、BASILのリクセン互換アダプターを追加購入、TOPEAKのポンプの保守部品、なにげに使いやすそうなんでパナのタイヤレバー。 20150216c.jpgラバーフードは正しくは「マルチレンズフード」、ブログを遡ってみると、2009年3月に買っていて、伸縮させる事は殆んどなかったのですが、ゴム部分がちぎれてしまいました。 フードと云うよりプロテクタとして重宝しています。   20150216d.jpgこんな感じのブツです、ネジ込み式ですから前側にネジの切っていない薄型フィルターを使っていると取り付けられません。 49mmΦから77mmΦまでラインナップされています。   20150216e.jpgTOPEAKのロードモーフとミニモーフをそれぞれ1本ずつ使っていますが、バルブ部分を無くしたミニモーフが1本転がってまして、TOPEAKは保守パーツを出している事は聞いていたのですが、送料が馬鹿にならないので、放ったらかしになっていましたが、AMAZONにもある事に気付いて(執筆時にはAMAZONでの在庫はなくなってました)一緒にポチっておきました、これでポンプを付け替え忘れて出てしまう事がなくなりますわ。 20150216f.jpgパナのタイヤレバーはまだ使っていないので、ああだこうだ云えません。 別にホームセンターや百均で売っているもので取り立てて不自由はしていなかったのですが、安くなっていた様なので。 困った事はいつも携行しているケースには3本は入らないのです、っていつも2本で間に合っているのです、間違ってます?  

尾鷲ツーリング

20150215a.jpg尾鷲市 三重県立熊野古道センター

今日は予定通り「ツール・ド・紀伊」スタンプラリ-のポイント獲得に高見越で尾鷲市に向かいます。 尾鷲へは過去に何度か自走で行っていますし、コース的にも不安はないのですが、この季節に脚力の無い私が150キロ近く走るのですから、いつもの様にのんびりとは走ってられないのですが、結局スタートしたのは少し明るくなってきた6時10分でした。

20150215b.jpg西峠を通過、菟田野松井橋のローソンで補給の後、佐倉峠を越え新木津トンネルを抜けていつもの定点観測ポイント、まずまずのお天気なので高見山を頂上まで見上げる事ができました。 しかし休日とあって霧氷目当ての登山客を乗せた奈良交通の臨時バスが何台も通り過ぎて行きます、バスだけではないのでそれだけの人が登ったら上は大変な事になっているでしょうね。

20150215c.jpg9時半過ぎに高見トンネルの入り口に到着、3時間半程かかってますがこれでも結構目一杯です。 雪は4日の「伊勢ツーリング」で来た時と変わりません、前回は歩道に凍結した漏水の氷の破片が散乱していて往生したので、今回は車道を行きます、それでも処々濡れている箇所があるので慎重に走ります、万が一車が接近している時に滑りでもしたら笑い事ではありませんから。

20150215d.jpg高見トンネルを抜けてループ橋を下ります、今回はのんびりと旧道巡りをしている訳にも行きませんので波瀬地区は新道でショートカット、<569>蓮峡線を経てR422に入り湯谷トンネルを越えます。 トンネルを出て数100m程下った処にある湯谷不動尊、湧き水とベンチがあって夏は最高の休憩ポイントです、ここで小休止、ポットのコーヒーを頂きます。 残念ながらdocomoも届きません、結構な山の中ですんで。

20150215e.jpg大台町へ下り<31>大台宮川線へ、旧宮川村役場付近で宮川右岸へ渡り<424>大宮宮川線に入り、紀勢道の大宮大台IC付近でそのまま<731>川合大宮線へ入ります、こちらは大内山川をはさんでR42の対岸路になります、紀勢本線にほぼ沿っていて車も少ないのですが結構アップダウンがあります。 しかし高速道路の完成であちこちで風景が一変しています。

20150215f.jpg時間の余裕がないと云いながら紀勢本線のキハ40系もそろそろ終焉なので、列車の時刻を睨みながら線路沿いを走ります、阿曽駅と伊勢柏崎駅の間で適当な場所を見つけたので、ここで昼食&鉄な時間にします。 facebookにアップした画像を見て鉄な某S先生は場所を特定したので、結構知られた撮影ポイントなのかも。 一応「自撮り」用に三脚も積んできたのですが、そんな余裕もなく、お荷物になってしまいました。

20150215g.jpg3枚目は電線が被っていますが、まぁ3度美味しい場所でした、やってきたのは東海色、この後に大内山駅と梅ヶ谷駅との間で下り列車を狙えたのですが、そちらも東海色でした。 個人的には旧国鉄色が趣味なんですが、旧国鉄色の2連と云うのは難しそうですね。 ちなみにキハ40系のオリジナルは首都圏色だと記憶しています。 もう少し温かくなったらこれを目的に走りに来ても良いかな、陽が長くなったら2往復狙えるかも。

20150215h.jpg梅ヶ谷を過ぎるとR42を走るしかありませんが、まぁ荷坂峠は片峠みたいなものですから、熊野古道ブ-ムのお陰で旧峠も行ける様ですがダートです。 しかし高速の開通でR42も交通量が減って随分走り易くなりました、鉄な用事がなければ素直をアップダウンの少ないR42を走った方が良いかも。

20150215i.jpg霞んでいますが、荷坂峠から見る熊野灘です、ここから紀伊長島まで200m程のダウンヒルです。 

 

20150215j.jpgここまで来てやっと今日最初のスタンプポイント道の駅「紀伊長島マンボウ」です、マンボウ串焼とかクジラ串焼とかありますが、あまり好みやないんでパス。 紀伊長島ではR42東長島トンネルを避けて旧市街の駅前へ、踏切の横のその名も「ふみきりや」は健在でした、一応お花屋さんなんで用はありませんが。

20150215k.jpg紀伊長島から尾鷲にかけては幾つかの旧トンネルが歩行者や自転車用に供用されている処があり、中には県指定文化財となっているトンネルもあります。
 (左上)長島歩道トンネル、これは例外でR42長島トンネルより新しくて、最初から歩道トンネルとして作られています。 (右上)旧長島隧道、R42江ノ浦トンネルの海側にあります。 (左下)古里歩道トンネル(旧海野隧道)、R42古里トンネルの海側にあります。 (右下)道瀬隧道、やはりR42道瀬トンネルの海側にあります。 この後R42には三船トンネルがあり山側に三浦隧道と云うのがあったのですが、残念ながら廃道となっています。

20150215l.jpg銚子川を渡り、道の駅「海山」を過ぎると今日最後の峠となる尾鷲トンネルへ、熊野古道の馬越峠に相当します。 トンネルまでは標高差100m程、斜度も知れていますが、ここまで走ってきていると結構辛いものがあります。 ここも旧トンネルがあって海側にポッカリと口を開けているのですが、尾鷲側で橋が落ちてしまったとかで通行不能となっています、紀北町と尾鷲市の境界ですので、行き交う人もいないとは思いますが。 熊野古道の方の峠はブームのお陰で階段が整備されているのものの、自転車では返って越え難くなってしまいました、盟友峠おやじナワールド氏は押し担ぎで越えた様ですが。
 606mのトンネルを抜けると尾鷲市です、残念ながらこのルートでは海を見下ろす云った展望はありません。 1999年に尾鷲から見て対岸の須賀利へ越えて、定期船に乗って尾鷲入りした事ありましたが、背後に大台の山々を背負った尾鷲の風景は感動ものでした、今はその定期船もありません。

20150215m.jpg尾鷲市街を抜けて少し行った処の丘の上にある「熊野古道センター」へ、思っていた以上に立派な施設にちょっと面食らいます。 17時26分余裕で25地点目のスタンプGET、伊勢路エリア完了、三重県制覇、残るは和歌山県の5地点のみです。 ところで「熊野古道センター」の最寄り駅は一つ先の大曽根浦駅なのですが、付近にコンビニも何もない無人駅ですので尾鷲駅まで戻り1905発の最終のスジに乗る事にします。

20150215n.jpg帰途、桜井までの輪行は4時間6分、コンビニで食料を仕入れて尾鷲駅へ、今回はマッドガード無しで来ていますので楽勝で輪行支度を済ませ1905発多気行きに無事乗車しました。 本日の走行充実の148.8キロでした。  

 

吉野山サイク

20150214g.jpg吉野川椿橋

今日は何処へ行こうかと決まらないまま明日香村から芋峠へ、千股のせせらぎ公園で持参のポットのコーヒーでまったりしながら、土曜日だし定番の東吉野村へ向かって「よしの庵」でお蕎麦でも戴こうかなとも考えながら、先々週に取りこぼした「ツール・ド・紀伊」のポイントである吉野水分(みくまり)神社へ行く事に。

 

20150214a.jpg近鉄吉野駅にて、この駅名標は製材組合が世界遺産登録を記念して樹齢200年の吉野杉から作って寄贈したもの、他に駅のホームの柱などに付いている縦長の駅名標も吉野杉のものが使われていたりします。

20150214b.jpg県道を参陵トンネルまで登ります、後1月半もするとこの狭いトンネルを中心に花見客の車で大渋滞するのですが、今は静かなものです。 12月にも来ているのですが、その時は水分神社までの最短ルートの首塚経由の道へ入ったのですが、判っていながら推し上げる結果となってしまいました。

 

 

20150214c.jpg今日は西よりの吉野大峯林道へ入る道をとる事にします、少し余分に登る事にはなりますが、こちらは常識の範囲内の坂ですので充分乗って行けます。 さすがに標高600mになりますので昨日降った雪が。


20150214d.jpg吉野水分神社でポイントGET、これで23地点目奈良県制覇、後は三重県の2地点と和歌山県の5地点の計7地点を残すのみです。 一応「自撮り」用に三脚を積んできましたので証拠写真をば。


 

 

 

 

20150214e.jpg首塚側の激坂も凍結の心配はなさそうですので、帰りはそちらを下る事に、とは云っても恐る恐るでしか下れませんが。 桜のシーズンにはここから見事な風景が見渡せます、一目千本ってやつです。


20150214f.jpg

せっかく登ってきたのですから「静亭」でお昼にする事にします、若女将に撮って頂いた写真を拝借しました。 この後才谷へ下り秋野村道路元標下市町道路元標の生存確認をして、椿橋から壺阪峠経由で帰ってきましたが、自宅まで後1キロも無いと云う処で後輪がパンク、寒くなってきた夕刻の外でチューブ交換も何なのでトボトボ推して帰ってきましたが、本日の走行75.2キロ。
 昨日の雪で心配していたのですが標高600mの吉野水分神社でも積雪は大丈夫そうなので、明日は高見越で尾鷲を目指す事にします。

 

 

 

 

 

フロントバッグのリクセン化

20150212a.jpgうちではkoga-miyataとKHSの2台にリクセンカウルのアダプタを長年使っているのですが、バッグ側のアダプタってパーツとしても入手はできないものだと、ずっと思っていたのです、それがあれば色々なバッグがリクセンカウル化できるのにと。 ところがカゴ用のアダプタとして売っているのですね、しかしこれが高い。 ところがBASILと云うところから適価ででている事を教えて貰い、早速ポチっといってしまいました。

20150212b.jpgさて届いたものの何に付け様とまでは具体的に考えていなかったのです、モンベルのドラム型のサイクルフロントバッグあたりに着けるとロード用に使い勝手の良さそうなものができるかな、実は昔サドルバッグとして使っていてベルトがちぎれてしまったので捨ててしまったのです、こんな事なら置いとくんだった。
 実は最近koga-miyata用にはオーストリッチの昔々のフロントバッグを引っ張り出して使っているのですが、これが不思議な商品でしてオーストリッチのくせにリクセンカウル互換のモンベルのフロントバッグフレームを使える様になっているのです(写真上)、ところが走っているうちにこのフレームが抜けてくるのです、昨日も危ない処でした。 どうやら初期のフレームとは終端の形状が変わっている様な気がします、以前は抜け防止にネジとワッシャ状のものが付いていた様な… と云う訳でオーストリッチのこのフロントバッグをリクセン化する事にしたのです。

20150212c.jpgBASILのKF ADPTER PLATEはこの様なものです。 リクセンカウルと比べると厚みがやや薄くて穴の位置も異なります、カゴ用ですから挟み込むプレートが付いています。 これをフロントバッグの背面に取り付ければ良いのですが、件のオーストリッチのバッグは蓋と底に芯材が入っているもののフニャフニャのシロモノ、フロントバッグフレームで吊り下げるのならそれでも良いのですが、背面で支持するにはそう云う訳には行きません。

20150212d.jpg100均で1.2mm厚のPPシートを買ってきて加工、コの字状のものを2つ作って組み合わせます、ボルトナットでは突起ができてしまいますのでハトメで繋ぎましたが、接着してもテープで止めても、あれば大型のホッチキスでもいいかとは思いますが。 仮にBASILのアダプタを取り付けてみました。

20150212e.jpgバッグに中枠を入れてアダプタを取り付け直します。 中枠だけでバッグを支えている訳ですから、多少強度に不安があるのですが、とりあえずこれで行ってみましょう、問題がある様だったらL型金具で底板を支えるようにしてみます。

20150212f.jpg出来上がりです。 元のバッグには背面にポケットがあったのですが、アダプタが貫通していますので使えなくなった訳ですが、そこはオーストリッチ製品使い勝手の良いものではなかったので全く使っていませんでしたので問題なし、一応完成しました。
 このBASILのアダプタのお陰でカメラバッグとか使い勝手の良さそうなバッグをリクセン化してフロントバッグにする事が可能になります、お試しあれ。

布目ダムまで QCR練習会

 

20150211a.jpg今日は5月の鈴鹿に向けてQCR(くわんさい・くらしっく・れーさー)のメンバーが布目ダムへ走りに行くと云う事ですので覗きに行って来ました。 いつもRRCBの古典ロード走行会は針TRS集合ですのでそのつもりでkoga-miyataを駆って初瀬ダム経由で登って行ったのですが…
 なかなか良いお天気なのですが、さすがに標高500m近い大和高原、山辺高校の前の並松(なんまつ)池は凍っています。

 

 

20150211b.jpg実は今日の集合場所は針TRSではなくて布目ダムだったりして、お約束の時間には30分ばかり遅れて到着、既に皆さんダム周回コースを元気に走っておられます。 まぁ私は走る訳ではないんで良いのですが、今日はカメラがG2になってまだ動くものを撮っていないのでそちらの練習と云う事で。

 

 

20150211c.jpgローディのメッカの布目ダムなのですが、まだまだ寒いので走っている姿も少ないので貸切状態です。

 

 

 

20150211d.jpgお昼は鍋を囲んで。







 

 

20150211e.jpg午後はハンディキャンプを付けて、写真係のつもりが計測係を賜ってしまいました、忙しい事。





 

 

20150211f.jpg初心者のH夫人が追いつかれる事なくファースト・フィニッシュ、スポルティーフでゲスト参加のギンタロウさんが2番目のタイム。
 コーヒーとケーキでティータイム、15時半には布目ダムを失礼して日没までに桜井へ帰ってきました、本日の走行71.7キロ。


例によってアルバムに写真をUPしています、大きなサイズの画像もダウンロードできます。 うちのHPから[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい。 なお認証が必要です、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。

ツール・ド・紀伊2014達成状況

20150208a.png12月末になって急遽参戦した「ツール・ド・紀伊」のスタンプ・ラリー、2月4日で全30地点中22地点達成までこぎつけました。 期限は3月16日まで残すは奈良県1地点、和歌山県5地点、三重県2地点ですが、当然と云うか結果的に難儀な処が残ってますわ。 一気に回っている訳ではなく出来るだけ費用の掛からない様に、且つ他の要素も取り入れて愉しみながら回っていますので、効率は良くなくて既に600キロは走っている計算になるのですが。 世の中には2日で回るなんて豪語している御仁もおられる様で、まぁ私の様な暇人ならともかく、世間一般の方は貴重な休日を利用して走られる訳ですから、いかに早く回ろうとされるのは当然の事でしょう、自転車趣味であってものんびりツーリングよりもレース志向で目標を果たして行こうとする風潮と云うか、その現実が少し寂しい気がします。

(緑色:履修済、赤色:未達)「轍 ONLINE」を利用していますので、 ブログの日付にかかわりなく更新させるつもりです。

さて残り8地点をどうこなすか、奈良県下では「五新線跡に沿って西吉野サイク(3)」の折に時間切れで取りこぼしてしまった「吉野水分神社」は坂さえ登れば済む話なんですが。 三重県は尾鷲周辺の2地点「道の駅紀伊長島マンボウ」と「熊野古道センター」は先日の「3日連続100キロ超えは伊勢ツーリング」で越えた高見越で自走していく予定です。 このコースは過去に何度か走っていますが、尾鷲駅1905発で帰ってくる予定にしていますので、先日の様に旧道巡りをのんびりとはしていられません、とりあえずR42に入るまでは頑張らなくては。 恐らく一番不便であろう和歌山県北山村の「道の駅 おくとろ」を含む1泊2日の紀伊半島縦断コース、何も無理に泊りがけで旧熊野川町から那智勝浦町への山越えコースを取らなくても良いのですが、このプランは「ツール・ド・紀伊」以前から色川村道路元標を訪れるために暖めていたコースなんです、恐らくこのコースと「ツール・ド・紀伊」のポイントがマッチしなかったらこの参戦はなかったと思います。 北山村から宮井大橋までのR169は長い事走っていませんし、先の旧熊野川町から那智勝浦町への山越えコースは私の紀伊半島フリークの原点みたいなコースです。 色川から那智高原公園経由で熊野那智大社へ越えなければならないので、あの宝龍滝へ寄り道する余裕はなくなりましたが、籠の田村商店のおばあちゃんはお元気でしょうかねぇ。 2日目は76キロですが那智駅1718発が最終ですから,私の脚力ではなかなかタイトです。 残るのは古座川町の「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」と太地町の「くじらの博物館」の2地点はKHS往復輪行で現地滞在時間4時間程でこなす算段なのですが。 18きっぷの使える3月になってからですね。

自転車人生6個目の輪行袋

 

20150207i.jpg昨年暮れの事ですが、asuka号(700Cツーリング)用の輪行袋を新調しました(写真右端)、以前は左から2番目のTIOGAのものを使っていましたが、ファスナー脇が大きく裂けてしまったのです。 写真では5個写っていますが、左から3番目の小径車用の「ちび輪」が2代目ですので、都合6個目になります。 TIOGAの1個を除けば全てオーストリッチ製で、同社のフロントバッグ類はとても良いとは思えませんが、輪行袋はほぼ満足しています。 左端の紫色はもう30年以上使ってますかね。 先日の「3日連続100キロ超えは伊勢ツーリング」で始めて使う機会を得ましたのでご紹介をば。

 

 

20150207k.jpgAMAZONで買ったのですが、届いてびっくり想像以上にデカいです。 生地も厚いですし両側にホイールを入れるポケットが付いている事もあります。 一応MTB用輪行袋と云う名称ですが700Cでもマッドガードを含めて問題なく入りましたが、29ERは入らないと云う報告が。 しかしほぼ同じ仕様のTIOGAと比べてもデカいですね。

 

 

20150207o.jpgベルト以外にベルクロテープが付いているので、きっとこの様な事を考えているのだろうと、試しに装着してみました、バッグサポーターが写っていますがこれは無視して下さい。 私の場合キャラダイスのサドルバッグに入れてしまいますが、収納力のあるネルソンが輪行袋だけに占領されてしまいました。

 

 

 

20150207l.jpg収納袋以外の付属品はこんな感じです。 内部でホイールとフレームを結束するバンド(だと思う)1本、外側から全体を縛るバンド2本、エンド保護金具一式、肩掛けベルト1本。 あとエンド幅の狭いフレーム用の保護金具のスペーサーと思しきものが入っていました。

 

20150207m.jpgデカいと云っても後輪を外さなくても入るなんて掟破りの輪行袋ではありませんので、収納時はこんな感じです。 カタログの写真とはかなりイメージが違うと思いますが。 大きいだけあって収納は楽勝ですね、フロントキャリアとサドルバッグサポーターは付いたまま、ハンドルはステム引き上げボルトを緩めて90度捻り、改札を通るのに極力幅を狭くしたいのでペダルとクイックシャフトは抜いています。
 写真では少し判りにくいかも知れませんがファスナー付きのポケットとサイド下部にベルトが付いています、ポケットは固定用のショックコードを入れるのに重宝しています。

 

 

20150207j.jpg慣れてしまえば余計なお世話なのかも知れませんが、内側には親切にこの様なガイドが、サドルとエンド金具が当たるので、補強にもなっているのかな。 カラーは他に黒とブルーがある様ですが、一番清潔感のありそうなグレーにしました。

 

 

20150207n.jpg私は付属の肩掛けベルトは使いません、北は会津から南は宮崎まで18きっぷを使った長距離輪行もしてます、自転車そのものも軽くはありませんし、サドルバッグも付いたまま収納します、小径車に小型のサイドバッグまで押し込む事がありますので、写真のカメラ用アルミバッグのベルトを使いまわししています、ナスカンも金属製の頑丈なもので肩当も肉厚です、当然その分嵩高いですが。
 ヘッド抜き輪行にすればもっとコンパクトな輪行袋でコンパクトに運べるのですがね。  

穏やかな冬の1日を

20150207a.jpgこの週末は土曜日だけは良いお天気との予報、3連続100キロ超えの疲れは全くないのですが、さすがに3日も遊んでいると雑事が溜まってしまって、asuka号も輪行袋に入ったまま、何の予定も考えていませんでした。 ずいぶんご無沙汰しているのですが、近在のサイクリングの先輩であるモゼールさんから軽くポタをとのお誘いが、待ち合わせ場所の橿原公苑の「ジョギング&サイクリングステーション 」へ明日香村経由で向かいます、風もなくやわらかな陽射しが心地良いです。 20150207b.jpg別に何処へ行こうと決めている訳でもありませんが、石舞台経由で栢森へ。 このお天気の週末ですから石舞台界隈ではローディの多い事、皆さん多武峰方面へ行かれる様で、多武峰への県道はすっかりクライマーのメッカになっていますね。 ところで私の10年先輩氏はポタと云いながらシッティングでグイグイ登って行かはります。 20150207c.jpg栢森では「奥明日香さらら」へお邪魔してコーヒーを頂きます。 「さらら」は古民家を利用した田舎料理のお店、以前にも来ているのですが、その時はUG兄氏とニッカスタイルで来たので工事の人と間違えられていた様な。 一人で走る事の多い私はこう云った機会でもないとなかなか立ち寄る事ができません。 写真はおかみさんに撮って頂いてfacebookにアップされたものを加工しました。 20150207d.jpgあくまでもポタですので栢森で引き返し稲渕の棚田へ、先週も日本一周中の國弘君と来たばかりですが。   20150207f.jpgお昼は橿原市田中町にあるザ・カントリーキッチン「だいこくや」、昔からあるそうなのですが住宅街の中にあって前の道を通る事もないので今まで知りませんでした。 ログハウスの内外装個性的なお店ですが、なかなか落ち着けます。 なお2階は一泊2,500円の「虹のたね」と云うゲストハウスになっている様です。 少し走ってまたの機会をお約束して今日はお別れしましたが、結局、走っていた時間よりお茶をしながら喋っていた時間の方が長い「真正ポタ」でした、満足。 しかし今日のモーゼルさんに80代の鉄人児玉さんと回りには元気な先輩が、まだまだ10~20年は元気で走らなあきませんなぁ… 20150207g.jpgお茶ついでに帰り道に「4’season」で豆乳ココアを頂きます、facebookの方の300いいね! のお礼にとあるサインをすると??? ところでママは暖かくなったら高見越えで伊勢参りを画策している様です。 20150207h.jpg本日の走行35.5キロ、走行時間2:08:49、平均速度が16.5キロっていつもより早いやないですかぁ、いつも一人でどれだけのんびり走っている事やら。 今日は結果的にマッドガードなしのasuka号で走って行きましたが,、最初はkoga-miyataで行こうかなと思い、先月の「大和川CC御一行様迎撃」の折に走行中にリムから外れたpanaのTourerPlus700x26c、原因は曖昧なままですが代品が先週届いていましたので交換しました、そろそろロードも頑張って乗ってあげなくっちゃね。 しかしパナソニック・ポリテクノロジーが投資ファンドへ身売りとか、これからどうなるのでしょうね。

3日連続100キロ超えは伊勢ツーリング

 

20150204a.jpg今日は復調以来の当面の目標だった「3日連続100キロ超え」を果たそうと一昨日、昨日に続いて、お伊勢さんまで片道のツーリングに出掛ける事にしました。 それに「ツール・ド・紀伊」のスタンプラリーのポイント2ヶ所をGETすると云う目的もあります。 基本道路元標であったりとか県道ヘキサ蒐集とか何か目標やテーマが無いと走らない人でして「走るのに理由はいらない」なんて格好の良い事をのたまう御仁でもありません。 今日は復路伊勢市から輪行の予定ですので、昨年暮に新調していたオーストリッチのMTB用の大型の輪行袋をサドルバッグに押し込んで行きます、しかしデカいキャラダイスのネルソンがそれだけで一杯です。

20150204b.jpg桜井から伊勢へはいわゆる伊勢本街道とよばれるR165~R368が最短コースになるのですが、R368の大内峠までのだらだらと続く登りとその後のアップダウンが嫌なので、昔からR166高見越を走っています。 R165西峠を越えて宇陀市へ、さすがに標高300m台の宇陀は寒いです。

20150204c.jpg菟田野松井橋のローソンで補給、これよりR166は60キロ程は松阪市飯南町付近までコンビニの類はないのです。 桜峠を越えて昨日も来たばかりの東吉野村へ、最近佐倉峠を越えたところにこんな看板ができました「ニホンオオカミ最後の地…」、まだお目にかかってませんがオオカミのゆるキャラもいるそうです。

20150204d.jpg佐倉峠を下り鷲家(わしか)で高見村道路元標の生存確認をした後、新木津(こつ)トンネルまで登り返しトンネルを抜けるといつもの定点観測ポイント、昨日と違ってなかなかのお天気です。 高見トンネルまでできる限り旧道を走って行きます。 ところで高見峠への旧道ですが、奈良県側通行止になったままと思っていたのですが、通行止の案内はでていませんでしたね。

20150204e.jpg路肩には雪が残っていますが問題なく高見トンネルに到着(最初の写真)、今日は向かって右側の歩道を行く事にしましたが、所々で漏水が凍って散乱しています、ちょっとこれには難儀しましたが、そのまま歩道を走って行く事に。 無事に2,470mの高見トンネルを抜け、ループ橋を見下ろせる処で一息入れます。

20150204f.jpgここからは松阪市飯南町粥見(かゆみ)まではR166を櫛田川沿いに約40キロ標高差500m程の下り基調の道を走って行けば良いのですが、そんな事は決して致しません可能な限りの旧道、脇道、裏道を縫って走って行きます。 まずは高見峠を越えて最初の宿場波瀬(はぜ)集落へ、昭和31年まで飯高郡波瀬村で里程標が残っています。 ここだけは時間が止まってしまった様な旧街道の街並みです。

20150204g.jpg松阪市飯高町森のR166旧道区間、遠回りになりますのでわざわざ通る車はありません。 なお先の波瀬集落に入る処から次の珍布(めずらし)峠まで、天神橋五丁目さんが2007年10月に撮った動画「R166旧道脇道裏道ツーリング「和歌山街道 珍布峠へ編」がYouTubeに残っていますので、興味のある方はどうぞ。

20150204h.jpg道の駅「飯高駅」の手前から旧道に入り和歌山街道珍布峠へ、櫛田川の蛇行部分をショートカットしているだけの標高差50m程の小さな峠ですが、岩盤を穿った深い切り通しが独特です、最近は訪れるハイカーも増えている様で案内板などが整備されています。 和歌山街道は伊勢南街道とも云われますが、江戸時代初期に紀州徳川家が参勤交代に利用していた時期があり、またこれから走る和歌山別街道の途中にある田丸は同じく紀州徳川家の所領でもあり、三重県の櫛田川沿いのこの道は和歌山とは縁が深いのです。 珍布峠を東へ下るとR166沿いにある道の駅より先に出てしまいますので、道の駅に立ち寄りたい向きは少し引き返す必要があります、ご注意を。

20150204i.jpg一旦R166に出ますが<745>片野飯高線に入り櫛田川右岸に入ります。 そのまま右岸を走りR368に出ますので、もうR166に戻る事はありません。 写真は<745>から見る櫛田川、背後の山は局ヶ岳(1,029m)伊勢三山と呼ばれているそうです。 写真の沈下橋は渡れましたが今はどうでしょうね。 (2007年4月)

20150204j.jpgR368に入り桜峠を越えます、飯高町側から大した標高差でもありませんが、ここまでに走ってきている事もあって谷あいのダラダラとした登りがあまり好きではありません。 私の知る限り三重県には桜峠は三つありますねR422信楽と青山高原に。 桜峠を越えたのは14時12分、もう登りはありませんがまだ30キロ以上は走らなくてはなりませんので、少々時間が押してきました。 それでもなお極力旧街道を走ります、何やら未知の道路元標がひょこっと現れそうな雰囲気の道筋ですねぇ。

20150204k.jpg予定の一つであった3日連続100キロ超えは達成、別に早く走りたいとは思いませんが、ツーリストとして連日走れる持久力と気力は持っておきたいですね。 16時丁度に伊勢市域に入りました。

20150204l.jpg度会(わたらい)橋を渡り外宮前の「ツール・ド・紀伊」のポイントをGETし内宮前のポイントへ、伊勢志摩エリアをクリアし都合22地点達成し後8地点です。 近々にも今日と同じ高見越えで尾鷲を目指す予定にしています。
20150204m.jpgせっかく内宮まで来たのですから「おかげ横丁」へ、しかしどのお店も5時で店仕舞い、折角の伊勢ですが「伊勢うどん」も「赤福」もなし。 なにやらうら寂しい赤福前、三脚を持ってきていたら人影のない貴重な風景で「自撮り」が出来たのに、残念。

20150204n.jpg最寄の近鉄五十鈴川駅まで走り、コンビニで豚まんと唐揚げで虫養いをして帰途に就きました。 本日の走行124.9キロ。