「愛知県」カテゴリーアーカイブ

名古屋シンフォニア管弦楽団 定期演奏会へ


 昨日同様の冬晴れ、自転車に乗らないのが些か勿体無い気もしますが、今日は1月3日の名古屋の新春ランでご一緒したブログ「海へ♪」のたっしーさんの所属するアマチュア・オーケストラ 名古屋シンフォニア管弦楽団 の定期演奏会で名古屋へ向かいます。演目はヴェルディの序曲にモーツァルトの30番、そしてブルックナーの第4交響曲、たっしーさんはなんと1stホルン、これは行かない訳には参りません、近鉄の優待乗車券を年末に使い切っていたので急ぎ入手。
 会場は名古屋市栄の愛知県芸術劇場コンサートホール、開場 1245 開演 1330 ですから急ぐ事もありませんので急行を乗り継いで行く事にします。ただ所要3時間近くを4扉ロングシートの車両に乗り続けるのは苦行ですが、丁度桜井0918発伊勢中川行は1日数本の運用がある3扉クロスシートの5200系、これなら快適です。

 榛原を出ると昨日走った額井岳の山腹を望む事ができます、クロスシート車ならちょっと旅気分、同じく三本松から海老坂峠への阿保越伊勢街道、昨日同様の青空がちょっと恨めしい。
 このスジですと伊勢中川で12分待ちで名古屋行急行に、こちらも後寄り4両が5200系。ちなみに大阪線の5200系運用は2編成7往復、名古屋線では10数往復運用されている様です。

 近鉄名古屋駅には定刻の 1204 着、地下鉄東山線に乗り換えて栄へ。実はきしめんが大好きなので、遠征の折はJR名古屋駅ホームの立食い「住よし」で頂く事が多いのですが、今日は栄で「四代目一八」へ、丼が金色なのは、さすが名古屋。

 テレビ塔を見上げるのは何年ぶりでしょうね、愛知県芸術劇場は目の前です。

 13時にはホールへ、初めてのオケとホールはわくわくしますね、愛知県芸術劇場大ホール(1,800席)、パイプオルガンは国内最大級だとか。一部が指定席になっていますが、殆どが自由席になっていますので、オケの配置を見ながら良さそうな席を選べるのは嬉しい、ここならホルンはばっちりかな。アマオケと云ってもホール内での撮影は禁止されていますが、演奏前後にちょっとね、一応全く音を出なくできるDMC-TZ85を持ってきてますんで。

□ ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」序曲
□ モーツァルト:交響曲第30番「パリ」
□ ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
指揮:高橋隆元

 ブルックナーの交響曲は8番が一番好きで何枚ものCDを持っているのですが、4番はハイティンク位かな、生は随分と昔に朝比奈隆/大フィルを聴いた様な曖昧な記憶が、第4番もいわゆる「ブルックナー開始」で弦のトレモロの上で金管が現れるのですが、ソロをとる 1stホルンにとっては大役。
 とてもアマオケとは思えない素晴らしいブルックナーでした、個人的には端正過ぎる演奏のブルックナーはあまり好みやないんで、高橋隆元さん指揮の今日の演奏はとても良かったです、たっしーさん 1stホルン お疲れ様でした。

 帰りは些か距離はありますが、広小路本町南東角にある名古屋市道路元標の生存確認がてら名古屋駅まで歩く事に。2007年6月に訪れて以来で、材質からして復元されたものの様で、残念ながら解説の銘板が植木に覆われてしまっています。
 旧道路元標 道路元標は、国・県道の起終点を示すもので、大正8年に制定された旧道路法により、大正9年の愛知県告示により「中区鉄砲町1丁目18番地の1地先」とされ、この付近に設けられました。昭和27年の新道路法の制定まで、その役割をはたしていました。この道路元標は、本町通の整備にあわせ往時のものを復元したものです。

 近鉄名古屋 1701 発松阪行きに乗車、アーバンライナーを横目に帰りも伊勢中川までは5200系、輪行の時は早朝や深夜が多いのであまりめぐり合えないのが残念。さすがに伊勢中川からの大阪上本町行きは4扉ロングシート、急行と云っても榊原温泉から桜井まで各駅に停まってくれて寒くても扉全開。後で調べてみてみると名古屋 1741 発だと中川接続で 5200系だった様です。 
 ともあれ名古屋まで往復6時間、滞在5時間、20時には無事帰宅。本日の歩行10,406歩。

No tags for this post.

第30回 新春サイクルミーティング

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今年で30回目を迎える愛知県豊田市の「昭和の森」で行われる「新春サイクルミーティング」に参加してきました。名古屋を中心に活動している「サイクリストクラブ はづき」カトーサイクルさん他の有志により開催される、いわゆる「名古屋の新春ラン」です、ドレスコードはマッドガードの付いた自転車である事。コロナ禍の渦中だった第26回を除き2008年の第13回から顔を出させて貰っていて、今回で17回目の参加になります、と云う事で中京圏の方々とご一緒する貴重な機会になっています。
 さて例年通り asuka号で参加の予定でいたのですが、暮れのゆるゆるCC「走り納め 芋ヶ峠~壺阪峠」の芋ヶ峠の登りで柴を巻き込みリアのマッドガードを潰してしまい、幸い部材が揃っていたので元旦早々マッドガードを組みなおした次第。
 例年同様UG兄さんのハイエースに便乗させて貰いますが、大阪からY本さん、ResEditさんとescargotさんに奈良桜井から私が、都合5人5台を載せて「昭和の森」へと向かいます。他に大阪から大ちゃん率いるゆるゆるCC一行、ofはやまさん一行、京都からtamzorthoさん一行も向かっている様です。

 名阪国道から東名阪、伊勢湾岸、愛知環状と辿るのですが、最高のお天気の中を一路東へ、ところが東名阪で大ちゃんの車が事故に巻き込まれたとの情報が、一時情報が錯綜して心配していたのですが、大ちゃんの車に同乗していたタックさんの書き込みで、事故は軽微で遅れますが「昭和の森」へ向かいますとの事で一安心。時間的に一番後ろを走っていた私たちも無事に事故渋滞をクリアして伊勢湾岸へ、集合時刻の10時丁度に「昭和の森」へ。
 既に多くの人が集っており、受付を済ませた後、主催者側からのご挨拶。今回は新たな南側を回る新たなコースが設定されて2つに別れて走る様です、過去に南回りのコース設定があって余り面白くなかったので、例年通りのK三峠(通称)経由のコースを走る事にします。また今回は30回の節目と云う事で記念のサコッシュが頒布されていましたので1枚入手。
 初参加の方の自己紹介、関西からはゆるゆるCCのハナちゃん、意外な処でCogさんともりやすさんが初参加。中にブログ「海へ」のたっしーさんが、リアルでお目に掛かるのは初めてです。

 主催者によるブリーフィングの後は全員揃っての記念写真。ここ何年かオフィシャルの写真係はおつねさんが務めてくれています。千葉さんのセルフタイマーとタイミングが揃わず撮り直しになって大爆笑。
 関西勢での集合写真(kiyaさん提供)の後、走り出す前に食事を済ませます。
 若干関西でない人が紛れ込んでますが…(笑) 陽射しが入ると暖かくて気持ちが良いです。

 11時半頃からぼちぼちスタート、殆どの参加者がコースを熟知していますからね。若干レギュレーションすれすれ?の強者が…

  小さな峠を越えて県道350号北一色東広瀬線まで快適なダウンヒル。
 県道350号を下りを下り広梅橋で矢作川を渡ります。

 広梅橋を渡ると最初の休憩ポイント、2004年に廃止となった名鉄三河線の三河広瀬駅跡、現在は登録有形文化財となっています。線路が残されているので往時の雰囲気が… 新春ランで毎年訪れていますが春になるとご覧の様に。

 三河広瀬駅跡からいつもは矢作川左岸の県道355号島崎豊田線を上流の加茂橋まで走るのですが、三河線廃線跡をショーカットします。(写真左 : UG兄さん)

 県道に戻り矢作川左岸を、阿摺ダムにて。

 加茂橋を渡りで矢作川の右岸側へ。
 2番目の休憩ポイントは加茂橋北詰の「川澄屋」。(写真左 :タックさん)

 「川澄屋」に入った何人かそろそろ出てきそうなので、K三峠への道へと先回りして、今年も木登りして一行を待ちます。一行が通り過ぎた処で陽射しが入ってきました、Mikanさんとこっしーさんの後ろ姿に場違いな邪魔者が、良いショットだったのに…
 K三峠に到着、過去には一度登り切った事があるのですが、今年も押してしまいました。(Photo : タックさん)

 全員が到着した頃にパラパラと降り出してきました。晴れたり降ったり結構気まぐれなお天気です。御作小学校を経て県道486号木瀬富田線までのダウンヒルへ。
 最後の休憩ポイントなのですが、些か寒いので揃った処で再び走り出します。
 最後の登りをこなした処を左折して「昭和の森」に入るのですが、escargotさんが行きすぎてしまうアクシデントが。
 ともあれ15時には全員無事に戻ってくる事ができました。ところで今回の南コースは前回とは違い推し担ぎもあるアップダウンのあるエグいコースだったとか…
 関西勢による恒例の「Cafe HiAce」のOPEN、お菓子の差し入れも毎年増えてきました。なかなかヤカンだけではお湯が間に合わないので皆のJETBOILを総動員。
 16時には再び5人5台を積んで帰途に就きました。今年正月早々お付き合い頂いた皆様有難うございました、今年一年よろしくお願いします。

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2025」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2025年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字ですが、当分の間は2024年版のログインとパスワードの組み合わせも有効です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

18きっぷ輪行旅「岩村から猿投へ」

川ヶ渡橋にて

 8時半には岩村を後にします、朝の岩村の古い街並みは至って静かなものです。今日もお天気には恵まれそうです。
 次の目的地明智へは小さな峠を2つ越える事になるのですが、実は現在は同じ恵那市となっている岩村町と明智町ですが、岩村は木曽川水系、明智は矢作川水系にあたり、国道を行くと2つ目のピーク(543m)が分水界になります。(写真右)
 0930 明知鉄道の終点明智駅に到着、標高400m超の明智は今が満開です。

 明智の町に入った処にあったコンビニで少し食料を調達しておいたのですが、明智駅の隣りにお洒落なカフェがありましたのでここでモーニングを、これで550円也

 食後、丁度下り列車が入ってくるのを待って明智駅を後にします。

 光秀所縁の地だけに幾つか見所や大正村とかあるのですが、旧街道筋の明智西宮恵比寿神社(写真左)と逓信資料館(旧明智郵便局)だけ覗いて先に進みます。
 国道363号と別れ県道11号豊田明智線へ、矢作川との合流点まで約250mのダウンヒルです。1044 岐阜愛知県境を越え愛知県豊田市へ入りますが、左岸側はまだ岐阜県です。2005年に豊田市になるまで東加茂郡旭町の役場があった小渡へ、毎年正月の「新春ラン」でお馴染みの「川澄屋」まで矢作川沿いに走れば後12キロ程の処まで来ているのですが。今回の一つのミッション道路元標の残る豊田市御蔵町へ行くために東側へ迂回する上に300m以上登り返さなければなりません。

 これがとんでもない激坂でとても延陽伯号の手に負える坂ではありません 1キロ余りを押し上げる事に、登り切った豊田市太田町はまさに桃源郷。
 愛知県東加茂郡に属していた阿摺(あすり)村道路元標、御蔵小学校への道沿いにあります。これで1183基目、愛知県には現存が確認されているもの116基の内3基が未収です。

 毎年正月3日に「新春ラン」で渡る加茂橋まで下ってきました。その折には満員で入れない「川澄屋」でお昼にする事にします。
 「新春ラン」の折は矢作川左岸の愛知県道355号島崎豊田線を広梅橋から遡ってくるのですが、左岸の県道11号を走る事にしますが、やはり車が多いのが、対岸に県道355号が見えています。
 広梅橋を渡って名鉄三河広瀬駅跡へ、時折吹く風で桜吹雪が。
 岩村から59.1キロ走って名鉄猿投駅に到着、今回のミッション終了。時間もあるのでのんびり輪行支度を済ませ知立経由で名古屋へ、近鉄で帰途に就くことにします。チューブを1から1 1/8に交換したのが功を奏したのか4日/223キロを無事に走り終えました。

第29回 新春サイクルミーティング

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今年で29回目となる愛知県豊田市の「昭和の森」で行われる「新春サイクルミーティング」、名古屋を中心に活動している「サイクリストクラブ はづき」カトーサイクルさん他の有志により開催される、いわゆる名古屋の「新春ラン」です、ドレスコードはマッドガードの付いた自転車である事。コロナ禍の渦中だった第26回を除き2008年の第13回から参加させて貰っていて、今年も例年同様UG兄さんのハイエースに便乗させて貰いますが、大阪からタックさん、Y本さんとResEditさん、奈良桜井から私が乗り込み「昭和の森」へと向かいます。天気は当初芳しくない予報で他の関西組の参加が微妙だったのですが、降っても午後3時頃からと云う事で、大ちゃん率いるゆるゆるCC一行とofはやまさん他も向かっている様です。
 名阪国道から東名阪、伊勢湾岸、愛知環状と辿るのですが、気色が悪い程に空いていて2時間半足らずで到着、既に多くの人が集っており、中京圏の方々とご一緒する貴重な機会となっています。主催者側からのご挨拶と初参加の方の自己紹介。
 参加費は無料なのですが、なんとくじ引きで景品を頂けます。なぜか欲のない処にお宝が来る様で、昨年はマビックの28Hチューブラーリム、今年は貴重品の報国の3/32チェンを引き当てたのですが、UG兄さんから「あんたには猫に小判やからタックさんにあげ」と、まぁ昨年のリム同様に私が持ってても仕方がないのですがね。(写真はご満悦?のタックさん)

 そして集合写真の後、各自食事などを済ませて11時頃にはスタートすると云う流れです。今年の参加者は80名程とか、女性の参加者が例年より多い様です。
 ところで走るコースは「昭和の森」と矢作川との間の丘陵地帯を巡る約25キロ程のコース、4ヶ所の休憩ポイントが設定されています。ここ10年コースの変更はなく、多くの参加者がコースを熟知しています。
 レースではありませんので 1120 頃からぼちぼちと適当にスタート、「昭和の森」から小さな峠を越えて、県道350号北一色東広瀬線を矢作川に架かる広瀬橋まで下ります。
 広瀬橋を渡ると2004年に一部が廃止された名鉄三河線の三河広瀬駅跡があり、ここが1つ目の休憩ポイント、駅舎やホーム、線路が残されています。名鉄と云ってもこの区間は非電化で晩年はレールバスが走っていました。
 コースは矢作川左岸の県道355号島崎豊田線を遡るのですが、何人かが三河線の廃線跡に入って行きましたので、先回りして待ち構えますが、距離的にはショートカットしているものの、線路跡だけに結構待たされる事に。
 矢作川左岸の県道を加茂橋まで遡り、矢作川を渡ってすぐの茶房宿「川澄屋」さんが2番目の休憩ポイント。
 と云っても全員が入れる訳もなく、殆どの参加者が店の前でたむろするのが毎年の光景になっています。
 「川澄屋」の後は通称K三峠(標高213m)を越える林道、これがなかなかの勾配で特にコンクリート舗装に変わってからの激坂、ちなみに推さずに登り切ったのは一度だけだった様な。
 K三峠に到着、おのずとここが3つ目の休憩ポイントになります。

 K三峠からの激下り。

 4番目の休憩ポイントは名古屋グリーンCC北側の市道のピーク、「昭和の森」までもうすぐなのですが、心配していたお天気が、雨がパラパラと…

 14時半には「昭和の森」に戻ってきました、所要時間は3時間以上掛かっていますが、実走行時間は1時間45分程、走行距離は26キロ程です。一応の解散の後に最近恒例になっている「カフェ・ハイエース」のオープンです、雨も通り過ぎた様ですので、お茶とお菓子で暫し歓談。帰りも渋滞に巻き込まれる事なく、無事に帰ってきました。

 なお文中でKiyaさん、いぬいさん他の画像を利用させて貰っています。また集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2023年の組み合わせも暫くの間は使用可能です。

第28回 新春サイクルミーティング③

 3時間掛けて25キロ程を走るサイクリング、4回程の休憩を挟んで実際に走っていた時間は2時間にも満たないのですが無事に終了。主催者からのご挨拶と今年行われる行事の案内があって解散です。(写真 : タックさん)


 (写真左 : タックさん)


 ここ何年か恒例行事になっている関西組の「Cafe HiAce」の開店です。


 16時前には「Cafe HiAce」もお開きとなり、5台のガード付き自転車が積み込まれます。


 1603 5人5台を積んで奈良経由で大阪への帰途に、今年正月早々お付き合い頂いた皆様有難うございました、今年一年よろしくお願いします。

乾さんのブログレポート

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています、タックさん他の写真を拝借しています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、3月頃までは2022年のログインとパスワードの組み合わせも使用可能です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

第28回 新春サイクルミーティング②


 さてサイクリングの方ですが「昭和の森」を起点に25キロ程の周回コース、毎年の事ですし11時40分頃から思い思いに走り出します。(写真 : タックさん)

 まずは東海自然歩道になっている小さな峠を越えます。標高差30m程の登りをこなして100m程のダウンヒル。(写真 : タックさん)

 愛知県道350号北一色東広瀬線に出て、矢作川に架かる広梅橋まで更に下ります。(写真 : タックさん)

 最初の休憩場所は矢作川を渡った処の三河広瀬駅跡、2004年に一部が廃止となった名鉄三河線の名残りです。(写真右上 : UG兄さん)

 矢作川左岸の県道355号島崎豊田線を遡ります、対岸の県道11号豊田明智線がメインルートになっているので、こちらを通う車は少ないです。。

 加茂橋を渡り再び矢作川右岸へ渡ると、次の休憩ポイント「川澄屋」前。(写真左 : タックさん)

 全員どころか殆どの人が入る事ができないのですが… 店の前でウロウロするのが正月3日の恒例行事。


 コース最大の難所である通称「K三峠」へ向かいます、今年は木に登る余裕がありませんでした。


 意地でも登る人もいればあっさり諦めて推す人も、かく云う私も登りきった年もあったのですがネェ… 毎年降りるタイミングが早くなっています。(写真 : タックさん、乾さん)

 K三峠にて、元気なカトーの親爺さん。

 K三峠からの激下り。

 距離は知れていますが、これだけの台数が走りますからmメカトラブルやパンクも。

 最後の休憩ポイント、80数台のマッドガード付き自転車が並びます。(写真右 : タックさん)

 この坂を登りきると「昭和の森」はすぐそこです。

 15時過ぎには全員無事に「昭和の森」に戻ってきました。(つづく)

第28回 新春サイクルミーティング①

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 今年で28回目となる名古屋の「新春サイクルミィーティング」、一昨年こそ緊急事態宣言で参加が叶いませんでしたが、2008年の第13回から参加させて貰っています。例年通りUG兄さんの車に便乗させて貰いますが、今年は大阪からタックさんとY本さん、奈良桜井から私と若手のエースきんなん君と5人5台がハイエースに乗り合わせ、愛知県豊田市の「昭和の森」へと向かいます。

 桜井を7時にはスタートします、過去には雪で京都から新名神と大迂回した年もありましたが、快晴の中を名阪国道から東名阪~湾岸~東海環状と豊田藤岡ICまで、今では2時間半と早くなったものです。

 早く着きすぎた感もありましたが、大阪から乾さん一行にofはやまさん一行、京都からはまえださん、ペンギンCCの飯田書記長、奈良からMikaさん、はるばる兵庫県龍野市から山ゆさんと到着してきて、今年は関西勢が非常に多いです。

 10時頃から主催者側の挨拶と初参加の方の自己紹介、この集まりは名古屋の老舗「サイクリングクラブはづき」とカトーサイクルの親爺さん他が主催していて、マッドガード付きの自転車である事が参加条件となっています。続いて参加記念品の抽選、私は54番の「MAVICのCHAMPION DU MONDO DE L’HEUREの28Hリム」が当たったのですが、私には猫に小判、豚に真珠の代物、いつもお世話になっているUG兄さんにお譲りしました。

 今回の参加者は80人程との事。そしてすみれちゃん「新春ラン」初登場です。しかし今回せっかくのお天気なのに常連のMt.なおじさんとプレラさんが欠席で女性が少ないのは寂しいですね。(写真 : タックさん)

 さて記念の集合写真の撮影、今はオフィシャルのカメラマンはおつねさんが努めてくれています、お馴染みm-kojimaさんも三脚を立てているのですが、何やら巧く行かない様で中腰で待機している面々からブーイングが(笑)

 サイクリングは12時頃からスタートしますので、それまでの間に各自思い思いに食事を済ませておきます。(つづく)

伊那路ツーリング 2日目

県道1号飯田富山佐久間線 泰阜村明島にて

 今日は長野、愛知、静岡3県に跨がる県道1号飯田富山佐久間線を走ります。長野県飯田市下久堅知久平(R256交点)を起点とし、下伊那郡泰阜村、阿南町、天龍村、愛知県北設楽郡豊根村(旧富山村)を経て静岡県浜松市天竜区佐久間町川上(静岡県道9号天竜東栄線交点)へ至る地方主要道で、飯田富山佐久間線としては1971年に長野県が、1972年に愛知県と静岡県で県道として認定され、1973年に3県での路線番号が「1号」として統一されました。3県に跨がる都府県道は決して珍しくないのですが(4県すら存在)、それが天竜川の険しい谷あいを縫って走る正に「険道」と云う路線が「1号」だと云う点がユニークで、道路マニアなら一度は訪れてみたい路線です。なぜ「1号」になったのかが良く判らないのですが、3県で統一しようとした時に「1」が共通の空番だった、そもそも国道1号が通る都県では混同を避ける為に県道1号を空番にしていたと云う説がある様な無い様な。そのあたりは3県の県告示を遡ってみると判るかも、道路元標と違って戦後の話ですからね。
 さて実際の道路状況ですが、天竜川沿いと云っても天竜峡から温田(阿南町)にかけては川べりの道路はなく東側の泰阜村へ迂回する形で標高で300m程登らなくてはなりません、それもアップダウンが多くて獲得標高だとその倍以上に。愛知県へ入り旧富山村の中心部を過ぎると佐久間ダムまで幅員も小さくなる様で、崩落などにより復旧にまで何年もかかる通行止が度々起きていて、全線を通して走る事のできる機会もそう多くはないかも知れません、なお3県を跨いでの路線延長は約92キロ(重複区間を含む)。

 6時半には飯田市街の宿を出発、この先県道1号沿い処か浜松市までコンビニの類いは皆無ですので、お昼の分程度までは市街で調達しておきます。R256を走り水神橋で天竜川を渡り少し登って県道1号への分岐へ。
 県道1号に入るなり川近くまで下りと、無駄なアップダウンに先が思いやられます。昨日同様朝一の登りはどうも堪える様になりました、やはり歳ですね。しかし奈良を出発した一昨日の予報に反して天気は思わしくありません、長野県南部から静岡県にかけて夕方まで持ってくれるのか、微妙な按配です。

 泰阜大橋、飯田市と泰阜(やすおか)村との境界(写真左)。県道64号天竜公園阿智線への分岐(写真右)。

 泰阜村明島、ここが今日のピークかと思ったら、もう一度登り返しが、諏訪神社のあるここ(写真右 718m)が少し高い様で。

 県道63号下条米川飯田線への分岐、県道1号より泰阜村役場を通る県道63号の方が幅員があります。「お山の停留所」で小休止、でも時刻表とかがありません。
 
 泰阜村明島からの展望(写真左)。一度登り返しがあって泰阜村田本、飯田線の秘境駅田本への道、文字が消えかかった案内板がありますが、たまたま停まらなかったら気が付きません、wikiによると徒歩で20分掛かるとか(写真右)。

 ようやく天竜川近くまで下ってきました、南宮大橋で右岸に渡ると阿南町、再び左岸に渡り天龍村となります。

 平岡ダムでは咲き始めた桜が… 1121 平岡駅へ、天龍村の中心地で遠山郷への玄関口となるなので結構賑わっています、駅そのものは民間委託駅ですが、駅舎が温泉や宿泊施設になっていて食堂が開いていたので、ここでお昼にします。
 1239 愛知県に、北設楽郡豊根村に入りますが、2005年11月まで「離島以外の市町村の中で最も人口が少ない村」として知られた富山(とみやま)村でした。

 県道426号津具大嵐停車場線への分岐へ、橋で天竜川(佐久間ダム湖)を渡ると静岡県浜松市天竜区です。

 1259 JR飯田線大嵐(おおぞれ)駅へ、立派な駅舎は1997年に東京駅をモデルに改築された豊根村の施設、旧富山村の最寄り駅で列車の時刻に合わせてバスがやってきます、ただ駅のまわりには何もありません。
 さて県道1号を完走するどころか中部天竜駅まで行くにも微妙な時間になってきました。飯田線はここから佐久間ダム建設で付け替えられた区間で天竜川や県道1号と離れトンネルで水窪側に抜けてしまいますので、中部天竜駅までの30キロ近くを否が応でも走らなくてはなりません、桜井まで帰る事のできる最終(18きっぷと近鉄利用)は 1626発、 結構アップダウンのあるコースで輪行支度を考えると微妙と云えば微妙な時間です。休みがもう1日あるので後1泊して伊良湖まで走り伊勢湾フェリーと近鉄で帰るプランを考えてみたのですが、思った以上に距離があるのとお天気と豊橋前後の市街地走行がね。

 佐久間ダムに近づくにつれてトンネルが増えてきます、富山を過ぎてからダムまで12本、最長は600m近くありますし、砕石場を過ぎるとダンプも頻繁にやってきます。写真は滝原トンネル(123m)。

 1447 ようやく佐久間ダムに到着、天端道路を渡ると静岡県です。中部天竜駅までなら数キロ下るだけ、せっかくですので少し見学していても良かったのですが、ここまでハイペースできたので気が急いてしまってさっさと下ってしまいました。
 1502 R473との三叉路へ、桜並木が満開です。この先県道1号はR473と静岡県道294号との重複区間を経て、飯田線で6駅先の東栄駅近くまで12キロ程あるのですが、何やら雲行きが怪しくなってきました、厳密には完走ではありませんが県道1号走破の目的はほぼ果たせたので残りの重複区間は宿題にして中部天竜駅に向かう事にします。


 1507 中部天竜駅に到着、1626発の豊橋行きまで待ち時間1時間20分もあるではないですか、ロードなら1本前の1526発に乗れそうですが、マッドガード付きのヘッド抜き輪行ではそうも行きません。こんな事なら佐久間ダムでゆっくりしておくのだったと思いながら、輪行支度を始めたら案の定ぱらぱら雨が降り出してきました、まぁ時間を気にしながら輪行支度をするより結果良しと云う事で。本日の走行87.8キロ。
 ところで以前中部天竜にあった「佐久間レールパーク」(関連記事)は「リニア鉄道館」への展示車両の移転を機に2009年11月に閉館してしまいました。 
 中部天竜1626→1824豊橋1831→1928名古屋とJRを2,640円分乗車、京都回りすると安く帰れなくもないのですが、日付が変わってしまうので名古屋から近鉄に、近鉄名古屋1949→2108伊勢中川2115→桜井2225、無事に桜井に帰投しました。

 1日目 2日目


四国はやめて信州にします

 暫く連休がとれなかったのですが、27日明けから3連休が取れる事が確実になったので、和歌山港まで紀の川沿いを自走しフェリーで徳島に渡って久しぶりに四国を走ろうかと企んでいたのですが…
 なんと南海フェリー(左の写真は2018年3月)、原油高騰のあおりを食って、自転車を輪行袋に入れずにそのまま載せる場合は燃油調整金1,100円が加算されて、4,000円もかかる事に(さらに4/1からは4,200円だとか)、平常時は合計で3,000円未満だったのが… もちろん輪行袋に入れれば2,200円で乗れるのですが、ロードや小径車ならともかくキャンピングではね。海運業界も大変には違いないのでしょうが、自転車に対して燃油調整金の上乗せは、各社取ったり取らなかったりとまちまち、しかし南海フェリーの設定ははちょっと酷すぎ、暫く徳島は遠いです。しかし四国行きは2019年3月2020年10月2021年2月に続いて4回連続で中止と云う事に。
 キャンプなら往路自走で紀伊半島縦断で南紀も考えてみたのですが、一度ケチが付くと気分的に準備が億劫になってきました。今シーズンの「18きっぷ」の旅は諦めていて、いまからヤフオクで落としている日にちもなかったのですが、たまたま25日に大阪へ出た折に金券ショップで残3回分を8,000円でゲット、キャンプではなく宿利用で往復輪行で信州へ向かう事に。1回分余っても日帰りで使うなり売るなりすれば良い事、ちなみに残2回分って6,900円とかなり割高でした。
 さて走るプランだけは引き出しに一杯あります、今回は松本または塩尻スタートで旧塩尻峠を越えて未収の道路元標を拾いながら伊那路を飯田まで南下(青線)、2日目は伊勢神峠を越えて最近現存が確認された愛知県東加茂郡の阿摺村道路元標を経て名鉄猿投駅まで走る案と(緑線)、飯田から長野愛知静岡三県を跨ぐ県道1号飯田富山佐久間線を飯田線東栄駅まで走る案(茶線)を用意しました。お天気には恵まれそうですがただ何れも100キロ超ルートなのは…
 最近は紙の地形図を持つ事もないのですが、2001年9月に秋葉街道を走った時の五万図「時又」「満島」「佐久間」がすんなり出てきたので持って出掛ける事にしました。


第27回 新春サイクルミーティング(後半)

 川澄屋の後はコース最大の難所通称K三峠へ、いつもの撮影ポイント?へ登ります。(写真 : タックさん)
 峠まで約1.7キロで130m程登らされます、緩急があるのですがその急の処がエゲつないんですよね18%あるとかないとか。男どもを尻目?になおじさんが頑張って登って行きましたけど、最後まで登れたのかな、ちなみに私はこの先のコンクリート舗装になった処から峠直前まで推しました。
 K三峠、標高そのものは213m程ですから知れていると云えば知れているのですが。
 かつて大阪市平野にあった田川サイクルのフォルテの揃い踏み、オーナーはブレラさんとタックさん、スマホの画像は在りし日の田川さん。
 なにやら恒例行事と云うか儀式になってしまいました、踏まれる側にデローザのたきちゃんが加わり、踏む側になおじさんとなんとブレラさんまでが加わって、阿鼻叫喚の様相(^_^)
 さてK三峠を出発です、北側も結構な激坂です。

  M女史の分身の術。(Image Composite Editor で合成)
 後を追っかけるのもなかなか大変。(写真 : 乾さん)
 県道486号木瀬富田線まで下り名古屋グリーンカントリーの北側を越えます。
 ピークが最後の休憩ポイントです。
 県道350号を跨いで最後の登りで「昭和の森」の北側へ出たら、後は下るだけ。1437「昭和の森」に戻ってきました、所要時間は3時間以上掛かってますが、実走行時間は1時間40分程、走行距離は24.4キロ。
 カトーの親爺さん最後の最後にパンク、どこからか「しまったパンクだ、カトーへ行こう!」と声が掛かります、私は知りませんでしたが昔自転車雑誌の広告にあったそうです。(資料画像 : 乾さん)
 「昭和の森」に戻ってきてもあちこちで自転車談義が続いていますが、カトーさんからお開きの挨拶と佐橋さんから6月18~19日に愛知県北設楽郡東栄町で行われる「TOEI×東栄町Ride」のご案内が、TOEIオーナーでなくても参加できると云う事です。
 お待たせしました2年ぶりのカフェHIACEのオープンです。(写真 : 乾さん) Image Composite Editor で合成

 こちらでは怪しいブツが…

 

 15時半過ぎには「昭和の森」を後に帰途に就きます。上り車線の渋滞を横目に快調に西へ、湾岸道から見える長島スパーランドが不思議な風景です。UG兄さんには桜井まで送って頂き18時には帰宅する事ができました、感謝。来年も皆さんと何事もなく参加できる事を願うばかりです。

 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん、乾さん他の写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2021年版の組み合わせも暫く使用可能です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

 おつねさんの動画です。

 

No tags for this post.