既に作者のホームページ上で昨年暮れに案内されているのですが。2016年に登場して以来、ブログ等にマップを表示させるツールとして利用させて貰っている「轍ONLINE」が今月限りでサービスを終了するとの事です。昨年暮れに「やまとたかだの第九」で作者のSORAさんとご一緒した折に話題にはなっていたのですが、やはり終了の判断をされた様です。
さて同様の機能は Ride with GPS でもできるのですが、200件以上アップさせて貰い、長年使い慣れていただけに残念なのと、3つまでのトラックを同じマップに表示できるので私には都合が良かったのです。有難い事にサービス終了後もで既に投稿されたものに関して当分の間(期限の保証はない)は閲覧が可能と云う事です。
過去のwdfファイルが残っていますので、案内にある様にHTML出力機能を利用して自前のサーバーにアップする方法もなくはないのですが、やはり代替はRide with GPS ですかね。
「「轍」」カテゴリーアーカイブ
迷走 ゆるゆるCC「葛城古道」
今日はゆるゆるCCの女性サイクリストのねこさんの平日企画「葛城古道」、平日ですので何人集まるかなと思っていたら、8名の参加表明が。コースは近鉄新王寺駅に9時集合〜一言主神社〜高天原〜高鴨神社〜風の森〜船宿寺〜と云う事で、お昼は高鴨神社の近くの蕎麦屋との事。当直明けですので橿原9時スタート、高天原へ登るのを端折れば高鴨神社で追い付けそう、と走り出す事に。
1045 葛城市と御所市の境界付近で県道30号御所香芝線いわゆる「山麓線」に取り付きます、さて前にいるのか後ろにいるのか、とにかく一言主神社へ、しかしまったく気配はありません。
山麓線に戻り高天原はパスして南へ、1123 御所市北窪、旧県道30号との分岐に到着、しかし山麓線は車も多いしアップダウンがあるので嫌ですわ。一行は高天原へ登ったとすると前にいるとは考えられません、LINEへの書き込みを覗いてみると、極楽寺や笛吹神社だとか、遥かに後ろではありませんか。
1時間近く先行している事になるのですが、とにかく高鴨神社へ向かう事に。1132 神社前に到着、お昼は近くと云うより隣の「鴨神そば」と云う事です、平日ながらお昼時ですので、結構お客さんがやってきます、時々陽射しの入る天気とは云え、この季節何もせずに待っていると寒いだけですので、先に入って食べるかぁ… 高鴨神社には何度も来ていますが、このお店には入った事はないのです。
ざる以外は季節柄、温かいお蕎麦が3種類、ご飯ものは皆無、しかしきのこそばが1,300円は決して安くはないです。正直云って私には美味しいとは思えません。そう云えば過去に御所市在住のサイクリスト仲間に美味いよなんて話を聞いた事はありません。お店で小一時間待ちましたが一行が来た気配は一向にないまま店を出る事に、と云うより山麓線を走ってお腹を空かせた一行に相応しい店でもありませんし。1237 高鴨神社を後にしますが、風の森へは下らずに山麓線に戻ります。「かもきみの湯」へ下る分岐を過ぎた処で前から一人のサイクリスト。なんと笑雲さんが、何でも皆とはぐれてしまったとの事。とにかく二人で高鴨神社に再び戻ります。LINEを覗くと「わだきん」に行くとか「蕎麦屋に向かっている」とか混乱しています。
そうこうしている内に、一行がこちらへやってくる事なく「わだきん」に向かう事が確実そうです。せっかくここまで来たのですから笑雲さんと風の森へ下り、鴨神の信号から旧道を北へ下ります。
1315「わだきん」に到着、しかし一行の姿は、まったく何処をどう走っているのか想像がつかなかったのですが 1329 室交差点の方から登場、どうやら笑雲さんと出遭った付近から「かもきみの湯」へ下ってR24を走ってきた様です。例によって人気店の「わだきん」ですので何組が待っていますが、半時間程待って9人全員が入店する事にできました。私は2度目のお昼ですが、しっかり。
結局はゆるゆるCC一行の皆さんと連ねて走る事なく「わだきん」前でお別れし、きんなん君と桜井に向かって帰途に就きました。本日の走行50.6キロ、下図の赤線はきんなん君、青線は私の走行ログです、これに途中はぐれしまった笑雲さんの分も重ねると面白いのですがね。
Googleでもその手のサービスはあるのですが位置共有アプリを使ってみても良いかも。良くリスク云々を云われますがイベント開催中に時間とメンバーを限って運用すれば問題はないかと。昔「月うさぎキャンプ」の折、スタートもまちまちで上り基調のコースを重いキャンピング車で東吉野村を目指すために往路は其々で走っていたのですが、お互いの現在位置や到着時間を知るために「みんなで位置共有」と云うスマホアプリを使用した事があります。現在は提供されていない様ですが、同様のものは幾つもある様です。
上図は2015年10月10日の「第8回 月うさぎキャンプ」へ向かう途中の模様を時系列に4つ並べたものです、女寄峠の途中で停まったまま動かないヤマタンさんのアイコンが見えます。
ゆるゆるCC「初詣ライド石上神宮」(後半)
11時15分には石上神宮に到着、境内を山の辺の道が横切っている事もあって、春日大社や三輪神社に比べると大鳥居の内側楼門近くまで自転車を推して行く事ができますし、駐輪場ではありませんが休憩所横の池の傍に自転車を立て掛けて置ける場所もあります。石上神宮と云えば境内の鶏が人気ですが、今日は人出が多いからかお天気が良くないなのかして鶏たちは小屋の中に。
何人か毎にまとまってお詣りに。今日は久し振りにNちゃんが天理まで輪行で来て合流してくれますのて、到着を待って一緒にお詣りに、珍しくおみくじ何ぞを引いてみますと「中吉」、結構厳しい事が書いてあって良いのやら悪いのやら、転居「動かぬが吉」、待人「来たれど遅し、忘れるが吉」何とな。
お詣りから戻ってきますと、皆さん焚き火を囲んで暖をとっています。この後には山の辺の道を少し走り内山永久寺跡から夜都岐神社へ下り、R169沿いのお店で分散してお昼にして貰うつもりでいたのですが、走り出すなり雨が、R25をくぐる処でストップ。この先少しダートと激下りもある事ですし、りょうママの提案で道の駅「なら歴史芸術文化村」へ。
ここの売店でお弁当とか売っていて、階上のミーティングルームみたいな部屋に持ち込んで頂く事もできます、常ではないかも知れませんが屋台も出ています。と云う訳でここに落ち着いたら陽射しが出てくるとは…
道の駅まで下ってしまったので、親里ホッケー場の西側を回って夜都岐神社の前へ。
山の辺の道へ戻ったのですが、分散してお昼を取るつもりで巻き過ぎたせいか時間に余裕が、先日お邪魔した「サマナラガーデン」に寄る事に、席数はあるのでお茶だけならこの人数でも大丈夫でしょう。
テラス席には2,3組のお客さんがいましたが、奥のスペースを占拠させて貰いました。
再び集合写真、本日の参加者はゲストを含めて22名かな、さて「サマナラガーデン」を後にし再び山の辺の道へ。
長岳寺の手前まで南下しますが、正月休みとあってハイカーの姿も、春や秋の行楽シーズンは自転車で踏み込むのは憚られます。柳本から向きを西へ。
田原本町へ入り寺川べりまで戻ってきました、唯一のミニベロで頑張るハナさん(写真左)。西田原本から新王寺までサイクルトレインを利用して戻って貰う時間の設定でいて、ただサイクルトレインが1列車15台までですので、一駅先の黒田駅へ向うグループと、西田原本から1本遅れて乗車して貰うつもりでいたのですが、走り足らない人が多い様で、りょうママを含む全員が新王寺方面へ走る事になり、ここで輪行で帰途に就くNちゃんと私がここで離脱する事に。
田原本の古い町並みを少しウロウロして田原本駅へ。私は今夜勤務ですので橿原へ直行するつもりでいたのですが、中途半端に時間の余裕があるので、一旦桜井へ戻る事にして、ここでNちゃんを見送ります。桜井→新王寺→石上神宮→田原本→桜井と走ってから出勤し本日の走行67.5キロ。
なお文中でDeGucciさん、いぬいさん他の画像を利用させて貰っています。また集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2023年の組み合わせも暫くの間は使用可能です。
青線がゆるゆるCCの皆さんとご一緒した新王寺駅前~石上神宮~田原本のコースです。
ゆるゆるCC「ミニベロポタ平野界隈」
今日はゆるゆるCCの「ミニベロオフ平野区かいわい」なのですが、勤務明けですのでさすがに柏原市役所前9時は間に合いません。一旦不参加を決めてカレンダーをきんなん君に託けたりしておいたのですが、風は強いもののお天気は好さそうなんでできれば顔を出したい処。柏原は無理としても目的地の平野なら輪行すればお昼までには走り出せそう、職場の最寄り駅から輪行する手もありですが前日は雨、延陽伯号を走らせたくないので、輪行支度を済ませておいて、一旦帰宅後すぐに出発できる様に準備をしておきます。
幸い何事もなく定刻には職場を出る事ができて30 分程で帰宅、桜井0941発奈良回りで平野1050着、一行は地獄巡りで知られる全興寺あたりで結構時間を取られるでしょうから丁度良いタイミングかも、輪行支度を解いて連絡を入れると目と鼻の先の杭全(くまた)神社に来ているとの事です。
段取り良く杭全神社で一行と合流する事が、今日の参加者は私を含めて何と17名に。
さて8吋のCarryMeから24吋までミニベロ軍団の出発。写真右は1980年11月に廃止になった南海電鉄平野線の廃線跡ですね。(写真右 : きょんちゃん)
さてお昼なんですが、これだけの人数が入れそうなお店はファミレス位しか考えられませんが、幸い12時前と云う事で内環状線沿いの「丸徳ラーメン」にすんなり入る事が、店の前が歩道橋で自転車も上手く置けたりして。私はチャーシュ―麺を注文、しかしお昼前に満席にしてしまい、待つ事になった他のお客さん、すんませんネェ。(写真右 : きょんちゃん)
さてお腹も一杯、温もった処で次のポイントにむかって出発。(写真 : だいちゃん)
平野には「町ぐるみ博物館」として何ヶ所かいわゆる’まちかど博物館’があります、ここは平野郵便局の一角にある「ゆうびん博物館」、ソノシートがあるで!と指差す私、知らんか。(写真右 : だいちゃん)
正直云ってどこをどう走っているのかよう判りません。(写真 : だいちゃん)
喜連(きれ)まで南下、中高野街道の道筋に風情のある路地が、屋敷横丁(大阪市都市観光資源)と云うそうです。
旧喜連村ですから平野郷とは少し離れているのですが、同様の環濠集落の名残りがある様なない様な。(写真 : だいちゃん)
何人か帰途に就いた方もおられましたが「甘党まえだ」へ、「乳ボーロ」で知られる、今の人は知らんか、大阪前田製菓の直営店です、「あたり前田のクラッカー」の堺の前田製菓、これも知らんか、とは違う会社です。天王寺界隈にもお店があって’みたらし団子’が有名なのですが、私はぜんざいを頂く事に「おごぽご」「4’Season」と来て今シーズン4杯目。(写真右 : きょんちゃん)
柏原市役所に向かって帰途に就いています、久宝寺緑地の中を、外環状線を跨ぐルートがあるとは知らなんだ。(写真 : だいちゃん)
久宝寺の菓子舗「帯喜太」へ、なんでもだいちゃんの同級生のお店だとか、あんまきと関西では珍しくういろうが売りのお店で、私はあんまきを買って帰る事に。(写真左 : きょんちゃん)
東大阪市八尾市界隈のサイクリストにはお馴染みの長瀬川沿いの道を行きます。(写真 : だいちゃん)
サンディの前で福田BOSSさんと別れ、1540 スタート地点の柏原市役所まで戻って来たのは6名、最近できた「KASHIWARA」のモニュメント、私は始めてですので延陽伯号を担いで階段を上がります。同じ桜井のきんなん君は輪行で帰るそうですが、摂取カロリーの割には20キロ程しか走っていないのと、輪行支度が邪魔くさいのでこのまま走って帰る事にします、(写真左 : きょんちゃん)
R25に入り 1603 府県境を越えて奈良県へ、1618 王寺駅付近を通過、17時丁度に「はせがわ展望公園」(写真右)まで帰ってきました。少し買い物に寄って 1744 無事桜井に帰投しました、走行50.5キロ。
69歳364日のライド
この週末は「月の宝箱」で「番頭さんを囲んで酒池肉輪会」の予定だったのですが、参加者が3名と振るわず中止となってしまいました。しかし中止を告知すると「なに中止!ドタ参しようかと思っていたのに」と云う声が、何なんですかぁ主催者泣かせの輩は。と云う事でぽっかり空いた土日、勤務明けの今日は「遠回り通勤ライド」と「カレンダー配達サイク」で芋ヶ峠を越えて吉野から東吉野村の「麦笑」「よしの庵」、一谷峠を越え宇陀市の「月うさぎ」と「おごぽご」を回る予定にした処、明日香村のチネリ怪人Vivvaさんが同行して頂ける事に。
明日香村亀石前のセブイレに9時に落ち合いますが、暮れに大阪シンフォニーホールで行われる「第九」のチケットを届けにkitanoさんが、お嬢さんが昨年の「やまとたかだの第九」に続いてソプラノ独唱で出演されます。
さて順調に芋ヶ峠を越えて吉野河原屋のローソンで補給後、吉野川から高見川に沿って遡上します。
「麦笑」さんは休業中なのですが、不定期で営業を再開され始めている様です、今月は10日と24日、でも早く行かないと売り切れてしまっているだろうなぁ… カレンダーをポストを入れておきます。
「よしの庵」さんも「月うさぎ」同様11月一杯で今年の営業を終えられていると思っていたのですが、前まで行くと営業中、幸い予約なしでお蕎麦を戴く事ができました、そうこうしている「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんが、ここでカレンダーをお渡しして岩端の三叉路から登り返す必要がなくなりました。
今日の高見山、冠雪している様にも見えますが、北側斜面の木々に着氷しているのでしょうね、白く見えます。
先月23日は日没との競争で寄れなかったのですが「おごぽご」へ、カレンダーをお届けし今年2度目のぜんざいを戴きます。17時前に桜井に無事帰投、本日の走行86.4キロ、Vivvaさんのお陰で60歳代最後の日はがっつり走る事ができました。
2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」
本来は先月21日の「北陸本線廃線跡 山中越」の続きで28日に行くつもりだったのが… 今年の夏は疲れがとれませんわ、月が変ってしまいましたが、敦賀から三方五湖に向かいます。今回は三方五湖を巡る一部の路面状況が心配でしたので延陽伯号ではなくデモン太で。
前回同様に奈良駅 0448 発の始発に乗るために桜井から20キロ余り、上ツ道を自走します。真夜中とは云え街灯に照らされた旧街道が続き、加えて今夜は月明かり、涼しくて気持ちが良いのですが、早起きと云うか殆ど寝る時間が無いのが。
奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀、近江塩津での乗り換えを無事こなせば、8時前には敦賀に着いてしまいます。今津で京都よりに移動しておいて2両編成の米原行きの最後尾に乗り込み、塩津でさっさと下りて狭い地下道を急ぐのがキモです。
来春の北陸新幹線延伸開業も3月16日と昨日発表された敦賀ですが、相変わらず9600の動輪の前で輪行支度を解く事に、些か曇り空、大丈夫かなぁ…
今回は風光明媚な三方五湖と云う事で「自撮り」の準備と「北陸3県デジタルスタンプラリー」のチェックポイント巡りがテーマです。まずはチェックポイントの気比の松原に立ち寄ってから敦賀半島を中途半端に回る県道33号佐田竹波敦賀線へ、「わかさいくる」のブルーのサインが引かれています。
馬背(まじょう)峠トンネル(1,405m)で敦賀半島を横断します、峠への旧道は塞がれている様です。
ダウンヒルで水晶浜へ、ここもチェックポイントですが、対岸の原発が複雑ですね、その見返りと云うか早くから道路は良くなって、裕福な地元自治体によるハコモノもあちらこちらに。雲は途切れてきて降られる心配はなさそうです、それはそれで陽射しが入ると途端に暑くなります、それでも9月を感じさせますね。
トイレ休憩を兼ねて道の駅「若狭美浜はまびより」へ、JR小浜線美浜駅前にあってかなり立派な施設です。夏休み明けの午前中とあってか空いていてスタッフの数がやけに目立ちます。パンケーキにスパゲティとお洒落なメニューしかないのですが、この先の目当てもないのでここで早いお昼にはします、しかし豚肉とキャベツのホワイトソースにアイスコーヒーLサイズで1.628円とはちと高い。
12時過ぎに三方五湖へ、写真は久々子(くぐし)湖畔と日向(ひるが)漁港。なお日向湖は海水、久々子、水月、菅湖は汽水湖、三方湖は淡水湖です。
日向湖の西半分を反時計回りして再び久々子湖へ。なお途中に「レインボーライン」への入り口があります自転車歩行者通行禁止となっています。
久々子湖と水月(すいげつ)湖を繋いでいる浦見川(運河)、ただ並行する道路は結構登らされます。
小さな峠を越えると三叉路があって、直進すると菅湖畔から小浜線沿線に、左折して浦見川を渡ると水月湖を巡るルートに入ります、「わかさいくる」のルートで湖岸に沿って1車線路が5キロ程続きます、三方五湖々畔のサイクリングロードのハイライトでしょうね。専用道ではない様ですが離合できそうな場所が皆目ありませんので車はまずやってきません。懸念していた路面状況ですがロードバイクでも問題はありません。。
最近ヘッダー用の横長サイズにはまっているのですが、波があるとパノラマ合成ができない場合が多いのですが、今回は上手く行った様です、恐るべし「Microsoft Image Composite Editor」。
水月湖と三方湖の間の水道、人工的な水路ではない様で案内には瀬戸と記されてますね。三方五湖のうち菅湖を除く4つを巡り終え世久見トンネル(715m)を抜けて日本海側へ。
世久見トンネルを抜けると若狭湾に浮かぶ烏辺(うべ)島と常神半島が。国道162号沿いの世久見展望台がチェックポイントになっています。
「田烏の棚田」実は3月に来た折にたまたま見つけたのですが、時間がなくて通り過ぎたので今日一番立ち寄りたかった処で、あわよくば「自撮り」も考えていたのですが、曇ってきましたし、ちょっと難しいロケーションです、棚田と云っても整然と区画整理がされていて、白米や丸山や奥三河の四谷には叶いません、まあ放棄地が多い中でこの厳しい環境で稲作を続けようとする人の苦労を考えると部外者の都合なんですがね。それよりこの棚田が人目に触れずに海岸に出られるのかして密漁防止のゲートがあります、たまたま稲刈りの準備で開いていたのですが、どうやらいつも入れるとは限らない様です。
田烏トンネル(527m)を抜けて再び内陸部へ、後10キロ程足を伸ばして小浜市街まで走る事も考えたのですが、上中駅から帰途に就く事にします。1743 発下りに乗れば敦賀回りで18きっぷのまま 2234 には桜井へ帰り着けるのですが、今日は東舞鶴経由で帰途に就きます、実は小浜線の小浜~松尾寺間は国鉄時代を含め未乗区間なのです。上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井、時間も乗換回数も多くて京都駅では34番ホームから10番ホームと在来線の端から端と大変なのですがね。
「北陸3県デジタルスタンプラリー」の方は予定の7ヶ所を回って都合11ヶ所、「53.気比の松原」「57.水晶浜」「59.若狭国吉城歴史資料館」「55.道の駅はまびより」「56.美浜町レイクセンター」「62.茅葺きの舟小屋」「64.世久見展望台」一応賞品を申し込む最低ラインはクリアしたものの、11月一杯までもう少し考えてみます。
本日の走行95.6キロ(奈良までの自走21.4キロを含む)、18きっぷ 6,050円分乗車。
ゆるゆるCC「ミニベロポタ 夏の陣」
藤原宮跡 蓮池にて
今日は夕方から出勤なのですが、乾さん率いるゆるゆるCCが「ミニベロポタ 夏の陣」と題して奈良まで来られるので午前中だけご一緒する事に。
一行は柏原市役所前をスタートし近鉄新王寺駅まで走り、田原本線のサイクルトレインに乗って西田原本駅まで移動し、再び走り出してまずは藤原宮址を目指します。サイクルトレインとして車内にそのまま持ち込めるのは9時から15時の間に両始発駅を発車する列車ですので、新王寺駅0903発に乗る事を見越して30分前には着いたのですが、既に全員が到着済み。
今回は「ミニベロオフ」と云う事で延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で向かったのですが、殆んどの方は今どきの20インチの折り畳み、私と乾さんだけが24インチ。聞くとこのクワハラのMTB、元のオーナーは懐かしやレオナルホド・ダッサイ氏、娘さん用に譲って貰ったんだとか。(写真 : 乾さん)
3両編成の2両目が自転車持込可能な車両となっています。西田原本まで約10キロ、18分、運賃360円ですがこの猛暑のサイクリングにクーラーの効いた車内で一息入れつつワープできるのはなかなか快適です。(写真右 : 乾さん)
ところで近鉄の中でも他の線区とは独立した田原本線ですが(車両の出し入れのために西田原本駅の北側で橿原線とレールは繋がっています)、前身は戦前に開業した大和鉄道、桜井まで延伸し、名張までの免許も下りていたのですが、田原本以東は1944年に不要不急路線として廃止されてしまいました。
西田原本駅を出て県道14号桜井田原本王寺線を桜井方面に走ります。実はこの県道、田原本以東は先の大和鉄道の廃線跡を転用したものなのです。地図を見れば一目瞭然、概ね東西南北につけられている奈良盆地の道路の中にあってこの県道だけが北西から南東へと斜めに走っているのです。
味間郵便局前で県道と別れ、行く手に大和三山を望みながら田園風景の中を南へと走ります。旧い集落の中を縫って行くので少々道は判り難いですが、西田原本駅から藤原宮址近くのファミマまで30分程でやってきました。
藤原宮址の蓮池にて、休日とあって結構な人出です、これから8月上旬にかけてが一番の身頃でしょうか。今年7月10日の模様、2015年8月2日の模様。
藤原宮址の後はおふさ観音を覗いて下ッ道を田原本に向かって北上し、唐古鍵遺跡へ向かう予定ですが、乾さんが「4season」へ随分ご無沙汰していると云う事で、少し早いお昼ですが急遽そちら向かう事に、まだ11時にもなっていなかったのでランチではなくモーニングに。(写真左 : りょうさん)
「おふさ観音」へはR165も長寿道も車が多いので、少し遠回りですが藤原京の中を西へ走り飛鳥川に沿って。
「おふさ観音」まで来た処で私の任務は終了、皆さんとは門前でお別れし帰途に就きます。「風鈴まつり」の様子はこちらを。(写真 : 乾さん)
乾さんのBlogReports「ミニベロオフでサイクルトレインに乗りました♪」
集合写真をHPの「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。
ゆるゆるCC「ランドナーオフ滝畑ダム」おまけ
ゆるゆるCCの皆さんと夕月橋でお別れして右岸の道を遡り、食堂と売店をやっている湖畔観光の処で府道61号堺かつらぎ線に入ります、府道と云っても峠まで離合困難な一車線路が峠まで続きますが、一般の車が入ってくるのはせいぜい光滝寺キャンプ場までです。
その先は円形の滑り止めが彫られた激坂が断続的に続きます、まぁ緩急があるのがせめてもの救いですが、路面は濡れていたり水が流れていたりと、ロードバイクには登るのも下るのもお勧めはできないルートです。
それでも横を涼やかな渓流の流れる林の中は快適、と云いたいのですが虫が多いのですよね、今日は「自撮り」の準備はして来なかったのですが、ここで立ち止まるには虫除け対策が必須です。
堀越観音への分岐を過ぎて橋を渡ると大阪府と和歌山県の府県境になる蔵王峠(560m)、なんと峠の手前には石川が流れているのです、その橋の名前はなんと「蔵王峠橋」、○○峠橋なんて他に聞いた事がありませんよね。結局、光滝寺キャンプ場から峠までの間でやって来た車は軽トラが2台と単車が数台。
蔵王峠へは2019年5月以来、その折は堀越観音経由で下りました。その前は2014年11月に2日連続で和歌山県側と大阪府側から登っていて、2009年6月には「峠おやじ弐千峠達成記念サイク」のコースになりました。
今日は県道61号をかつらぎ町へ下る事にしますが、峠の和歌山県側には「葛城蔵王権現社」が鎮座していて、朱塗りの鳥居が並んでいます。
和歌山県側の道路状況は良くて、暫く林の中を下ると展望が開け、眼下に紀ノ川の流れを望む事ができます。しかし下界は暑そうですね、暗くなる前に帰れれば良いのでのんびりと行く事にしますが、 結局14時半には紀ノ川に架かる三谷橋北詰に下ってしまいました。三谷橋は京奈和自転車道が九度山を出て左岸から右岸に変わる処で、ブルーラインが引かれています。 1449 WAKAYAMA800モバイルスタンプラリーのチェックポイントになっている「道の駅 柿の郷くどやま」の到着、貴重な梅雨の中休みの休日だけあって車も人もいっぱいです、サイクルスタンドの周りにはローディの数もね。
学文路駅を過ぎた辺りから京奈和自転車道は専用道となります、西向きに走る事が多いので新鮮です。いつもの四阿で休憩する事に、風が心地良いです。紀ノ川沿いではすれ違ったロードも多かったですが、ソロのランドナーも2台程。この後五條の吉野ストアで補給しただけで阿太高原に取りついて福神~薬水~吉野口~飛鳥と近鉄吉野線に沿って走り、18時半には無事桜井に帰投しました、走行131.3キロ、ほぼ計算通りですね。
集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。
今年の「グランフォンド in 奈良・吉野」のモバイルスタンプラリー
今年は4月29日からスタートしている奈良県サイクリング協会主催の「グランフォンド in 奈良・吉野」のモバイルスタンプラリー。、チェックポイントは昨年は52ヶ所だったのですが、今年から難易度の低い「観光サイクリング 奈良市内・西ノ京エリア」(下図青色マーカー)と「観光サイクリング 明日香・橿原エリア」(下図赤色マーカー)が加わり計88ヶ所が設定されています。昨年からは「正暦寺」が無くなってますね、まぁ色々あるんでしょうね。
一昨年マッドガード付き自転車で全ポイントを回って「ダイアモンド賞」、昨年は5月中に「ブロンズ賞」を取ったものの(「ワンダフル賞」も取ったはずなのですが…)、その後身内に不幸事があって以降中断、今年も一応「轍」でマップを作ったのですが、気に入らない名前のチェックポイントがあるし、もういいかな。昨年殆ど回れなかった「WAKAYAMA800」へ行きましょうかね。
カシミールでデータを作成し「轍ONLINE」にプロットしたものです、マーカーをクリックする事で標高などのキャプションを表示でき、GPXデータを出力する事も可能ですのでGPSなどに取り込む事が可能です。なおあくまでも個人が利便性を求めて私的に作成したものですから、内容の正確さ保証するものではありません。
信楽~伊賀上野サイク
県道138号信楽上野線 御斎峠にて(写真 : バクローさん)
今年のGW、カタギの人には面白くない週間予報になっていますが、2日は良いお天気と云う事で走る仲間を緩く募った処、若干2名と現地合流1名が釣れちゃいました。行き先は信楽から伊賀上野と時々走っている定番コースです。
近所のK君と5時半には桜井を出発、上街道を北上し奈良阪から大仏線跡に沿って加茂へ、恭仁大橋(写真右)で木津川を渡ります。(写真左は奈良少年刑務所跡)
大阪から走ってくるF1さんとは和束ローソンを9時にスタートできる様にとの約束で走っていたのですが、なんと8時過ぎには着いてしまいました、ところが既にARAYA EXCELLA Sportif の姿が…
早々に面子が揃ってしまったので8時20分には和束のローソンを出発、府道5号木津信楽線を一路信楽へ。GW中の平日のせいなのでしょうか車が多い様な、それでも湯船を過ぎると殆どの車がR307を経由するため交通量は少なくなります。周りの風景は和束川の渓流、茶畑、田植えの始まった田園風景と趣を変えながら京滋府県境へ向かいます。
0913 府県境の無名の峠に到着、和束ローソンから53分ですからランドナーでは上等なタイムです。ところで信楽で合流予定のバクローさんですが、信楽町中野のコンビニの近くのお寺で待っているとのめっせ。
無事、R307の旧道でバクローさんと合流。ここから伊賀上野までフロントバッグにマッドガードの付いた自転車を連ねて4人で走ります、ただタイヤ径が700C、650A、20吋とマチマチなのはご愛嬌。(写真 : バクローさん)
一旦信楽駅前へ、まだ10時前ですが「しがらき駅前陶器市」が開かれていて駅周辺は結構な人出、R307も渋滞しています。お昼は近くのコンビニで買い出しをして「鶏鳴の滝」で食べようと云う事に。
「鶏鳴の滝」は大戸川上流にある滝で、県道334号多羅尾神山線の途中から800m程入った処にあります。国道422号を跨いで県道に入りますが、殆ど車はやってきません。(写真 : バクローさん)
駐車場から押し担ぎで少し進むと「鶏鳴の滝」、真夏に来ると最高ですが、ここまで来るのがね。
思い思いに食事の後は再び県道に戻り御斎(おとぎ)峠へ向かいます、伊賀上野側から登るのも大変ですが、結構ダルいアップダウンが…
1206 御斎峠(570m)に到着、現在の県道の峠は切通しですが、少し下ると上野盆地の展望が開けます。「御斎峠なのか御斉峠なのか」
上野では「鍵屋の辻」に立ち寄りましたが「数馬茶屋」はお休み。後から聞いた話では「数馬茶屋」が廃業する話がでているのだとか。
上野市駅前でバクローさんとお別れし、猪田道から伊賀神戸へと南下し、初瀬街道に入ります。
名張から赤目と走り、奈良県へ戻ってきました、既に100キロ超。道の駅「宇陀路室生」で最後の休憩、旧街道で海老坂峠を越え、室生ダム湖畔を走り、女寄峠を下って17時過ぎには桜井に帰ってきました、大阪へ帰るF1さんとはここでお別れ、どうぞご安全に。本日の走行146.2キロ、センチュリーランには届きませんでしたが、気温も程良く日が長いこの季節は距も延びます、久しぶりにガード付きを連ねてがっつり走りました。