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ゆるゆるCC「ミニベロオフ法起寺コスモスライド」(後半)

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 お昼までの時間をどうするかと云う事になり、結局松尾寺へ向かう事に。法起寺を後にし、県道9号奈良大和郡山斑鳩線から県道123号123 大和小泉停車場松尾寺線へ、この付近から松尾寺山門まで標高差で150m以上あります。

 「ゆるゆる詐欺」やとブーイングが飛ぶのですが、その割に皆さん笑顔です。
 ギアのある人はくるくる回してどうにか登りますが、スミレちゃんは押しが入ってしまいます。

 一度停まると再び走り出せない斜度、緩くなる処を見つけて一息入れます。

  最後のコンクリート舗装の激坂は乗れませんでしたが、どうにか松尾寺山門に到着。

 30分近く休憩して 1151 下山開始。

 下りは県道9号まで戻らずに法隆寺CCの中を抜けて法輪寺へ。
 まだ時間調整が必要という事で斑鳩神社に立ち寄ります。(写真 : 角野さん)

 

 1241 予約の時間にはまだ早いのですが「和 CAFE 布穀薗」に到着、幸い予約時間まで待つ事なく席に着く事ができます、しかし待っている人もいる様で予約しておいて正解だった様です。

 鶏が駄目な福田BOSSさん以外は「竜田揚げランチ」を頂きます、1,750円也。

 柏原方面へ帰られる皆さんとはここでお別れ、富雄川沿いの自転車道に出て御幸橋からほぼ朝と同様のルートを帰途に。1520 には無事帰投、本日の走行58.2キロ。(前半に戻る)

いぬいさんのレポート「ミニベロオフ斑鳩コスモスライド」
 「斑鳩ミニベロオフ後編」

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ゆるゆるCC「ミニベロオフ法起寺コスモスライド」(前半)

 今日はゆるゆるCCの「ミニベロオフ法起寺コスモスライド」に参加させて貰う事に。ミニベロオフですのでうちで一番小径の延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で、24インチって微妙な処なんですけどね。さて第2集合場所の新王寺駅前(王寺駅北口)に向かうのですが、9時集合ですので田原本線のサイクルトレイン(新王寺・西田原本両駅を9時~15時台に発車する列車)では間に合いませんので20キロ余りを自走します。

 出掛ける準備が早くできたので30分早くスタート、大和川沿いを北上し途中寺川沿いにショートカットし再び大和川左岸を走ります。

 のんびり走ったつもりだったのですが、やはり30分早く着いてしまいましたが、暫くすると新王寺駅前集合組が各々やってきます。「雪丸」は王寺町のゆるキャラ。

 8時47分には柏原市役所前から走ってきた一行が到着、今回の参加者は12名との事、みなさんウェアはもう長袖ですね。
 参加メンバーが揃った処で近くの舟戸児童公園に移動します。近鉄田原本線とJR関西本線に挟まれていて判り難い処なのですが、次回から王寺はここを集合場所にしたいとの事です。なおここにはD51 895が保存されています。

 まずは大和川を渡り法隆寺へ向かいます。

 10時前には法隆寺前に到着、中に入らないのですが暫し休憩、処で法隆寺の拝観料が来年3月から2,000円(高校生以上)に値上げされるのだとか、ずいぶんと中には入っていないので値上げまでに一度は行っておこうかな(現在は1,500円)。門前には子ども達の列、休日ですが遠足なのかな、最近は遠足って云わない様な…「校外学習」。

 10分程休憩して法起寺方面へと向かいます、写真右の奥の東院の門の先に夢殿があります。
 休憩に法輪寺駐車場まで来た処で田原本のYさんが現れます、富雄の方へ向かうと云う事で、集合写真だけ撮って貰いお別れ。(写真 : Yさん 大きな画像はアルバムを)

 法隆寺門前、法輪寺駐車場と休憩をはさんでも 1040には目的地の法起寺に着いてしまいました。実は今日のお昼は法隆寺近くのお店を予約していてその時間が13時、法起寺だけで2時間は持ちません。

 コスモスを入れて皆さん思い思いに写真を撮っていたものの、さてお昼までの時間をどうしたものか、矢田寺とか松尾寺とか候補にあがるのですが、それって滅茶登りやないですか…  (後半につづく)

安堵町までのんびりポタ

 なぜか時間があるのに片付け事が捗らない、きっかけがなくて走り出せない日が… そこへ奈良へ出稼ぎに来ているDさんからお誘いが、距離は30キロ位までとのリクエスト。来年の大河の舞台となる大和郡山も考えてみたのですが、些か距離が。
 とにかく落ちあってから決めましょうと云う事に。待ち合わせは天理駅から西へ少し走った天大体育学部の南側にあるカフェ「珈琲雨読」、9時に待ち合せたら、なぜか今日は9時15分開店とか、暫し待つ事に。しかし気持ちの良いお天気です、少々風があるけど。

 店内はこんな感じ、文庫本とかが並んでいてその名の通り「珈琲雨読」なお店。モーニングは600円也。

 布留川南流沿いを走り二階堂養護学校の北側でR24と下ッ道を跨いで寺川河畔へ、能楽発祥の地と云われる「面塚」(川西町結崎)へ、桜の季節なら最高のロケーションなんですがね。

 大和川を渡り浄化センターの中を抜けて安堵町へ、文化観光館「四弁花」へはスタンプラリーのチェックポイントになっている事もあって何度か来ているのですが、天理軽便鉄道のジオラマがある安堵町歴史民俗資料館へはいつも辿り着けず仕舞、「四弁花」のすぐ近くなんですが、いつも裏を通り過ぎていたみたいです。入館料220円が必要ですが、その価値は十分あります。
 大和川べりと下ッ道を走り田原本の道の駅「レスティ唐古・鍵」でお昼にして、展望塔のある「しきのみちはせがわ展望公園」経由で村屋坐彌冨都比賣神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)へ、昨日まで秋祭りだったのですが今日はいつもの静かな佇まいに、おみくじは「末吉」也。

 帰りはJR柳本駅の観光交流センター駅中食堂「ピクトン」でお茶してお別れしようと云う事にしたのですが、月曜日は定休日だったみたいです、暫し待合室でまったり過ごす事に。

明日から輪行ダブルヘッダー


 明日からの3連休は日帰りと1泊2日の輪行ダブルヘッダー。まず明日12日は中央本線南木曾まで輪行し、馬籠峠を越えて中津川へ、終電近くに帰ってきて翌早朝から鳥取方面に向かうという強行軍、機材も変わりますので予め準備はしておくのですが。
 ようやく気候も良くなってきて遠征するにも絶好のシーズンなのですが、この季節には「18きっぷ」がありません、ただ10月の2週間程の間に「JR全線 秋の乗り放題パス」と云うのが発売されています、以前は「鉄道の日記念 JR全線乗り放題きっぷ」と云う名前だった事もあり、10月14日の「鉄道の日」を挟んだ土曜日から日曜日の約2週間の内3日、従って今年は10月5日~10月20日の間「18きっぷ」同様に利用できます(発売期間は9月13日から10月18日)。料金は7,850円とやや割高なのは良いとして、問題は利用できるのは発券時に指定した日にちからの連続した3日間のみ、バラバラに3回とか3人での利用はできません(但し小人料金の設定があり)。2日ならまだしも輪行サイクリストには非常に使いにくい設定なのです、確かに2日目を捨てるつもりで1日目と3日目に元が取れる処まで乗車すれば良いのですが、貧乏性の私には使える2日目を丸々捨てるのがなんとも許せません。
 1泊2日を輪行で利用して、残り1日分で今神戸市立博物館で行なわれている「デ・キリコ展」へ行こうかと考えてみたものの、もちろん自宅の奈良桜井から神戸三宮までJR利用で往復3,040円ですから元は取れるのですが、近鉄阪神利用では2,500円で往復できるのであまり妙案とは…
 そうこうしていると10月12日に中津川へ「栗きんとんめぐり」に行く事を兼ねて南木曾から馬籠峠を越えるプランが、そして10月13日から山陰本線鳥取~米子間で「鳥取うみなみサイクルトレイン」が運行される事を聞きつけ、1泊2日で鳥取へ向かう事にした次第。

【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②

ゆるゆるCC「彼岸花ライド明日香村」

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 今日はゆるゆるCCの「彼岸花ライド明日香村」に橿原運動公園から参加させて貰う事に、本隊は大阪の柏原市役所前を7時に集合しこちらまで走って来られます。

 9時丁度に橿原運動公園へ、この時点で参加者は20名で更に途中合流組がいるとか、地元橿原市民のつっちー氏が参加していますので、ここからコースリーダーをお願いする事に。(写真左 : タックさん)
 畝傍山の西側を回り橿原神宮の境内を抜けて橿原神宮前駅へ。(写真左 : タックさん)
 人数も多い事ですし、お昼は何処かの公園で弁当でも広げ様とスーパーへ買い出しに。写真の建物は最近飛鳥駅近くの国道沿いにできたエバーグリーン、明日香村全域は古都保存法・奈良県風致地区条例及び明日香村景観計画で建物の外観や色、看板などに規制がありますので、スーパーやコンビニもご覧の通り。

 飛鳥駅前から鬼の雪隠、亀石、橘寺経由でマラ石まで、ところが若干名がはぐれてしまった様で、休憩所やトイレのある稲渕の棚田前で待機する事に。(写真 : タックさん)

 暫く待っているとはぐれたメンバーと迎えに行った大ちゃんが。

 案山子コンテストの投票日とあって棚田前は結構な人出です。棚田周辺は駐車禁止になってシャトルバスも運行されているのですが、とんでもない処まで入ってくる車も。

 案山子ロードは自転車を押して行きます。(写真 : タックさん)

 朝風峠の手前までやってきました。肝心の案山子コンテストの様子はどうぞこちらを。

 案山子ロードを引き返すのも大変ですので、棚田を見下ろす事のできる回廊の様な小径を行きます、昨年でしょうかちゃんとした舗装になったのでロードでも快適に走る事ができる様になりました。(写真右 : タックさん)
 今日は近場のポタリングと云う事で延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で来たのですが、奇遇にも片倉自転車工業の流れを汲む絹自転車製作所のTension Slik と並んで。(写真 : 山崎さん)

 祝戸荘の手前の木陰の公園でお昼にする事に、四阿とトイレがありますが、あまり知られていませんし一般車は入ってこれませんので快適に過ごせます。(写真 : タックさん)
 棚田を見下ろる事のできる一角で記念写真を撮ります。(写真 : タックさん)

 途中合流組と連絡が取れないまま石舞台を見下ろす高台へ。(写真 : タックさん)

 ところで肝心の彼岸花の方ですが昨年同様遅い上に、稲刈りの時期が近づくと刈られてしまう事もあり今一つ。藤原宮跡へ移動する事になったので、できるだけ彼岸花の咲いてそうなルートを縫って行きます。(写真左 : タックさん)
 橿原市別所町にて、後ろは天香久山。

 藤原宮跡へ、向こうに見えるのは耳成山、一応大和三山巡りもした訳です。キバナコスモスの咲いている一角で大阪から追いかけてきたF1さんとどうにか合流、ここで私とつっちーさんは橿原運動公園経由で大阪に帰る皆さんとお別れする事に。(写真 : タックさん)
 一旦荷物を取りに職場へ引き返したものの本日の走行は34.5キロ止まり。
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明日香村「案山子コンテスト 2024」

 今年で29回目を迎える明日香村稲渕の棚田での「案山子コンテスト」、次の連休に行われる投票を前にそろそろ作品が出揃っているかと、久しぶりに延陽伯号こと片倉シルクグロワール24を駆って出掛けてきました、と云っても10キロ程の「遠回り通勤」なのですがね。
 今年のテーマは「絆」、お馴染みのジャンボ案山子は、能登半島地震で被害を受けた「白米千枚田」と棚田繋がりで輪島市の伝統芸能「御陣乗太鼓」が。

 と云う事で「能登」をテーマにしたものが多いのですが…

 家族との「絆」や

 ペットとの「絆」をテーマにしたものが…
 …が多かった様です。
 県道から案山子ロードは写真の「案山子路」の看板のある朝風峠の手前まで800m程の距離です。なお棚田は東に開けた地形ですので、写真を撮影するのでしたら、お昼頃までがベストかと。

 「絆」とは関係ないですが「令和の米騒動」、明日香村の稲刈りはこれからです。


 ところで肝心の彼岸花、棚田周辺は皆目ですが麓の方は来週位には見頃になるかと。なお左の写真の彼岸花は造花です。
 しかし今年の「案山子コンテスト」常連さんの作品は相変わらず秀逸ですが、出展数とか毎年低調になってきている様な気がするのですがネェ…
2023年の模様 2022年の模様 2021年の模様 2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様
 さてお昼になってしまったのでお馴染み「4’season」で久しぶりにランチを…
 そうこうしていると「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんが登場、明後日からの連休は営業ですから準備を兼ねて下りてきたのかな。
本日の走行 26.5キロ。

輪行9時間26分 走行2時間53分 (^^;)

北吸トンネル(旧舞鶴支線跡)にて

 「18きっぷ輪行旅」2024年夏のシーズン第2弾は日帰りで京都府の宮津駅から海岸沿いに東舞鶴駅まで走ります、実はこの区間を走ると城崎温泉から富山新潟県境まで轍が繋がるのです。
 さて「18きっぷ」だけですと宮津到着が遅くなりますので、大阪鶴橋まで近鉄利用、福知山から先は京都丹後鉄道となります。今回は距離も知れていますので延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で向かいます、ヘッド抜きができてコンパクトになりますし、小柄で軽いので輪行支度も楽です。
 桜井 0527発、近鉄の始発に乗車、順調に乗り継いで1001に宮津駅に到着。宮津駅は丹後半島を走って帰途に何度も利用していたのですがここからスタートするのは初めて、無人駅と同じく前扉からの下車となり、輪行袋を担いでクロスシートの車内を移動する羽目に、おまけに3番ホームに着くので階段を昇り降りしないといつもの北側に出られないのです、0730~1930まで利用できる南口に出たものの、日影のない処で輪行支度を解く事に。「宮福鉄道 開通記念 京都府知事 荒巻禎一」いましたねそんな名前の知事。しかし石碑として書いたものが未来永劫残るって羨ましい気が、まぁそれなりのものが書けないと駄目ですよね、ちなみに祖父の書になるものが甘橿丘の頂上近くに残っているのですが。

 折角ですので北側へ回ってみますと、何やら駅舎の改装工事が行われていて手狭になっていますし、お盆休みは過ぎたとは云え、観光客で結構賑わっています。

 宮津市街から国道178号の旧道を暫く走り、栗田半島を巡る京都府道605号栗田半島線へ、対岸には天橋立や丹後半島を望む事ができ、その丹後半島の世屋地区からこちらを見た風景、2008年の映画「天国はまだ遠く」のロケ地です。ところが府道は半島の先端、田井と島陰の間が通行止になっています。通行止の原因が書かれておらず、期間も7月1日から8月31日と何やら曰くありげな。 どうやら京都府丹後土木事務所によると「府道栗田半島線の島陰から田井の区間は、車道の幅が狭く離合が困難な箇所がありますが、夏期には多くの海水浴客などが路上駐車し、交通に支障を来す場合があります。接触事故や転落事故の発生、急病人等が発生した場合に緊急車両が通行できないなど、安全な通行が確保できないおそれがありますので、下記のとおり全面通行止を実施します。」との事で毎年実施されている様です、だったら歩行者と自転車は通してくれても良さそうなものを。
 とにかく少し引き返して半島を横断する市道で栗田湾側へ、奈具海岸の手前まで海岸寄りに旧道が続いているのですが橋梁工事で通行止、国道178号線を迂回するつもりがそのまま行ってしまうとなんと歩行者通行止の標識が、自転車だから乗ってれば問題ないのでしょうが、側道が平行して登って行きますのでそちらに入ると、なんと国道を山側に跨ぐ処まで登らされた挙げ句、どうもこの先で行き止まりの様です。結局は海側の旧道まで戻る事に。写真の対岸に見えているのは先程回りきれなかった栗田半島。
 国道178号線に戻り奈具海岸へ、国道より一段高い処を京都丹後鉄道宮舞線が走っているのですが、左の写真は1970年当時の国鉄宮津線で貨物列車を牽く9600、撮影したのはこの場所の様です、ネガを調べてみると撮影日が1日違いの1970年8月19日、なんと奇遇な。

 奈具海岸を抜けて由良海岸へ、2017年7月29日に桜井から185.8キロを走ってこの駅へ、目標は天橋立だったのですが、ここでギブアップして丹後由良駅から帰途に就いてしまいました。休憩がてらその丹後由良駅へ立ち寄りますが、なんと駅舎は「駅Cafe Anne Shirley」に様変わり、食事もできる様で12時を回った事ですしここでお昼に。しかし最近は地方の駅舎を再利用したお店が増えているのですね、先日の「糀まち食堂」の様に料理に拘っている様なお店でもなさそうですし、とにかく雑然としていて、鉄ちゃん向きなお店かも。メニューに「豚カツ定食」があったのでので即決、豚カツはともかく何故か大きなシシトウの天ぷらが付いていて、それが妙に美味かったりして、ボリュームは十分で1,180円也。
 1320 丹後由良駅を出発、京都丹後鉄道宮舞線は由良川河口近くの由良川橋梁で舞鶴市側に渡っているのですが、道路は5キロ以上由良川左岸を遡らなければ橋がありません。

 由良川最下流の道路橋の八雲橋を渡り府道571号西神崎上東線へ入ります、「念仏峠」標高50mにも満たない峠ですが、R178をショートカットしているので結構交通量があります。峠名の所縁のものがなにか無いかなと思ったのですが、何もありませんでした、しかし峠の名前がそのまま都道府県道名になっているのは見珍しいのでは。峠おやじナワールド氏はちゃんと履修済。
 国道178号は国道175号と合流し舞鶴市街へ入り舞鶴港へ、何も残ってない様ですが舞鶴線支線(舞鶴港線)の跡を走り、かなりくたびれた国道177号の標識、総延長0.7キロ日本で4番目に短い国道だそうで、まだ上があるんだ。
 北前船の時代から商業港として栄えた西側と軍港として栄えた東側の間の半島を府道565号号余部下舞鶴港線で巡ります、舞鶴湾の出口が見えるポイントです。ちなみに道路元標は舞鶴市東舞鶴市の両方が現存しています。

 現在は海上自衛隊のある中舞鶴と東舞鶴を結んでいた舞鶴線支線(中舞鶴線)が昭和47年(1972年)に廃止となった後、自転車歩行者専用道路の舞鶴市道北吸桃山線として整備されています、北吸トンネルは国の登録有形文化財、近代化土木遺産にも指定されています。実は今日は「自撮り」の準備もしてきたのですが、旧北陸本線の樫曲隧道と違って結構人通りが多いのですよ、断念。
 15時半には東舞鶴駅前へ、ベンチとトイレのある南口へ、次の上り列車は1613発、それを逃すと1747になってしまいます、日陰になっているベンチで輪行支度を始めますが、入れ替わり妙に人が集まってきます、何と喫煙コーナーだったのです、私自身元喫煙者ですし、傍で煙草を吸われても気にならないのですが、貴重な喫煙コーナーを占拠してしまって申し訳ない様な。
 輪行袋を担いで階段をか駆け上がりどうにかぎりぎりで 1613 発綾部行きに乗車。夏休み期間中の日曜とあってか綾部から園部までは座れず仕舞、京都駅では北西端の山陰線ホームから南東端の奈良駅ホームへ、今回は輪行でくたびれました。帰宅は遅くなりますが敦賀回りで帰れば座れていたかも、今回は下調べ不足もありましたが、モチベーションの上がらないままの1日でした。
 本日の走行49.3キロ、(桜井0527→0612)鶴橋0623→0639大阪0643→0857福知山(0909→1001宮津)、東舞鶴1613→1643綾部1707→1812園部1820→1904京都1935→2031奈良2036→2105桜井、JR 5,390(2,310+3080)円分乗車、なんと往復の輪行時間9時間26分に対して、走っていたのは2時間53分(所要5時間)。

君子危うきに近寄らず

 今シーズンの「18きっぷ輪行旅」、天気次第で矛先を変えられる様にと幾つかプランを用意してあるのですが… なんや日本海側ばかりやないの? そうですよ、私が君子かどうかはさておき、何もわざわざ太平洋側に行かなくても良いでしょう。処で今月の休みは後18日と25日、連休は21-22日と28-29日、しかし9月に入ると殆ど休みが取れないのですよ。
 久しぶりに延陽伯号こと片倉シルクグロワール24で出勤、ブレーキシューとアウター&インナーケーブルを交換、明後日は宮津から東舞鶴へ海寄りを走る予定ですので、試運転を兼ねて。

18きっぷ輪行旅「岩村から猿投へ」

川ヶ渡橋にて

 8時半には岩村を後にします、朝の岩村の古い街並みは至って静かなものです。今日もお天気には恵まれそうです。
 次の目的地明智へは小さな峠を2つ越える事になるのですが、実は現在は同じ恵那市となっている岩村町と明智町ですが、岩村は木曽川水系、明智は矢作川水系にあたり、国道を行くと2つ目のピーク(543m)が分水界になります。(写真右)
 0930 明知鉄道の終点明智駅に到着、標高400m超の明智は今が満開です。

 明智の町に入った処にあったコンビニで少し食料を調達しておいたのですが、明智駅の隣りにお洒落なカフェがありましたのでここでモーニングを、これで550円也

 食後、丁度下り列車が入ってくるのを待って明智駅を後にします。

 光秀所縁の地だけに幾つか見所や大正村とかあるのですが、旧街道筋の明智西宮恵比寿神社(写真左)と逓信資料館(旧明智郵便局)だけ覗いて先に進みます。
 国道363号と別れ県道11号豊田明智線へ、矢作川との合流点まで約250mのダウンヒルです。1044 岐阜愛知県境を越え愛知県豊田市へ入りますが、左岸側はまだ岐阜県です。2005年に豊田市になるまで東加茂郡旭町の役場があった小渡へ、毎年正月の「新春ラン」でお馴染みの「川澄屋」まで矢作川沿いに走れば後12キロ程の処まで来ているのですが。今回の一つのミッション道路元標の残る豊田市御蔵町へ行くために東側へ迂回する上に300m以上登り返さなければなりません。

 これがとんでもない激坂でとても延陽伯号の手に負える坂ではありません 1キロ余りを押し上げる事に、登り切った豊田市太田町はまさに桃源郷。
 愛知県東加茂郡に属していた阿摺(あすり)村道路元標、御蔵小学校への道沿いにあります。これで1183基目、愛知県には現存が確認されているもの116基の内3基が未収です。

 毎年正月3日に「新春ラン」で渡る加茂橋まで下ってきました。その折には満員で入れない「川澄屋」でお昼にする事にします。
 「新春ラン」の折は矢作川左岸の愛知県道355号島崎豊田線を広梅橋から遡ってくるのですが、左岸の県道11号を走る事にしますが、やはり車が多いのが、対岸に県道355号が見えています。
 広梅橋を渡って名鉄三河広瀬駅跡へ、時折吹く風で桜吹雪が。
 岩村から59.1キロ走って名鉄猿投駅に到着、今回のミッション終了。時間もあるのでのんびり輪行支度を済ませ知立経由で名古屋へ、近鉄で帰途に就くことにします。チューブを1から1 1/8に交換したのが功を奏したのか4日/223キロを無事に走り終えました。

18きっぷ輪行旅「中津川から岩村へ」

中山道 中津一里塚址にて

 4月10日「18きっぷ」春のシーズンの最終日、最後の1回分です、3月はお天気と休みが嚙み合わず、未使用のまま払い戻しかとも思っていたのですが、富山~信州を除いて当初計画していたコースを走る事ができそうです。今日は名古屋経由で中津川へ向かいます。米原経由の方が早いのですが、乗換回数の少ない関西線経由にしたのですが、加茂から亀山までのキハ120 1両編成は満員、加茂駅ですんなり乗換できないと立ちっぱなしになる処でした。桜井0543→0616奈良0637→0652加茂0653→0816亀山0826→0956名古屋1018→1137中津川 4,070円分乗車。
 名古屋駅の接続は22分間、並んでいると少々厳しいですが、空いていたので例によって「きしめん」、季節限定「タラの芽と姫竹の入った春きしめん」昨年より20円値上がりして550円になってます。
 定刻に中津川着、輪行支度を」解きますが、この陽気は… 今日は恵那(大井宿)まで中山道を辿り、明知鉄道(旧国鉄明智線)に沿って城下町岩村を目指します。田切地形とまでは云いませんが、木曽川に流れ込む支流の浸食でこの辺りの中山道って細かなアップダウンがあります。

 「こでの木坂」車道は九十九折れで上ります。

 飛騨へ向かう苗木道への分岐だそうです、こんなのばかりで前に進みません。

 どれが「双頭一身道祖神」かが判りません(-_-;)

 恵那山を背に中山道を西へ向かうと目立つのが笠置山(写真左)、また下って上って。

 恵那へ越える最後の坂「甚平坂」、振り返ると冠雪の御嶽山が、この春は冠雪の北アルプスを見たかったのですがね。
 中津川から1時間半程かけて恵那(大井宿)へ下ってきました。

 恵那から岩村へは標高差約230m、阿木川沿いにR257が通じているのですが、交通量も多く途中に阿木川ダムがあり勾配とトンネルを避けて、東側に大きく迂回する明知鉄道に沿って走る事にします。(写真左)県道407号阿木大井線から見上げる明知鉄道。(写真右)飯沼駅は普通鉄道としては日本一急勾配(33‰)にある駅。

 岩村駅の一つ手前の極楽駅、明知鉄道となった以降に開業した駅ですが、あまり趣味が良いとは… 暫くすると下り列車がやってくるので待ってみましたが。

 16時前には岩村駅に到着、明知鉄道の写真を撮るならこちらの方が良かったですね。城下町岩村 2004年に恵那市と合併するまで岩村町でした、関西人にはあまり馴染みがないのですが、岩村城は高取城、備中松山城と並んで日本三大山城だそうです。

 宿にチェックインするには時間もあるので、坂の城下町を散策します。電線が地中化されていて風情が感じられますね。

 岩村城は標高721mにあり、太鼓櫓にある歴史資料館まで行く事に、ここまで自転車で行くのはさして苦でもありませんし、名残りの桜が出迎えてくれます。城址までは更に30分は歩かなければならない様です。
 今夜の宿は古い町並みの中にある染物屋さんをリニューアルしたゲストハウス「やなぎ屋」。ところで町中で食事のできそうな店は本日休業となっている処が多かったのですが、この町水曜定休が多いそうです、洋食屋ですが宿で教えて貰ったお店へ行く事に。R418沿いに出ればローソンがあり、先の極楽駅傍にファミマもありました。

 ゲストハウスの中はこんな感じ、一部が吹き抜けになっています。
 2段ベッドが4組ある男女兼用と女性専用のドミトリーがあります、台所他共用スペースがあって、シャワールームだけが別棟になっていますので、冬はちょっと辛いかな。今夜のお客さんは姫路から来た女性が一人のみ。
 本日の走行36.9キロ、走ったのは半日ですが距離の割に疲れました。(つづく)