コーナンまで買い物に出たついでに藤原宮址へ。
後ろは大和三山畝傍山。
コスモスに限って云えば法起寺よりずっと綺麗。
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ちょっと針まで
asuka号の微調整を兼ねて大和高原へ向かいます、横大路(初瀬街道)を東へ。
長谷寺から県道38号桜井都祁線で長谷寺門前から初瀬ダムへ。
のんびりしすぎて旧都祁村域に入る頃には13時を回ってしまいましたので、久しぶりに「ミモザ・ガーデン」へ、8月4日の「RRCB 真夏の早朝ラン」の折は夕方から出勤でしたのでパスしてしまいましたので。
久しぶりとは云えいつものアボカドの焼きカレーを。
もう少し足を延ばしたかったのですが、なかなかサドルに馴染めないので天理ダムへ下り帰途に就きます。新品でもないのですがそれなりの距離を走りたい時は暫くインナーパンツが必要かなぁ… 本日の走行50.1キロ。
「鳥取うみなみサイクルトレイイン」と旧国鉄倉吉線廃線跡 ②
さて1985年に廃止された倉吉線は現在の山陰本線倉吉駅(1972年までは駅名は上井駅で、打吹駅が倉吉駅でした)、営業距離20キロ9駅(倉吉を含む)の盲腸線で大正11年の改正鉄道敷設法では「岡山県勝山ヨリ鳥取県倉吉ニ至ル鉄道」として姫新線の中国勝山駅まで延伸する計画(南勝線)がありました。実は1970年3月12日(当時高校生)、SL(C11)の牽く混合列車が走っていた頃に訪れています、当時撮影した写真。
廃線跡は現在の倉吉駅から鳥取側に向かって分岐し南西向きに大きくカーブしていて、現在では道路だったり駐車場だったり空地なのか良く判らない状態で、それでも通勤通学や生活道路して利用されている様です。終点近くまで行けば竹林の中に残る線路の風景が「日本一美しい廃線跡」と云われて人気になっているのですが。
天神川に架かる手前に駅名標を模した「倉吉線おもいで公園」と記された案内があるのですが、ここは駅跡ではありません。天神川を渡る竹田鉄橋は撤去されていて、その前後の廃線跡を辿るのは困難ですが、上灘駅跡から先は打吹駅跡までは遊歩道として整備されています。
打吹駅跡、旧の倉吉駅なのですが、「倉吉線鉄道記念舘」がありC11 75が保存されています。
「倉吉線鉄道記念舘」入館無料ですがなかなか見応えがあり、当時の写真がなかなか興味深いですが、さすがにキハ07が走っていた時代は知りません。
せっかくですので倉吉白壁土蔵群へ、今も倉吉市の中心部はこの界隈で市役所も少し南側にあります。連休とあって結構観光客も、白壁土蔵群はそれほど規模の大きいものでもないのですが。
打吹駅から次の西倉吉駅の間で小鴨川を渡るのですが、竹田鉄橋同様この第一小鴨鉄橋も撤去されていて、下調べ不足もあって廃線跡を辿る事ができませんでした。写真は小鴨川左岸。
西倉吉駅跡を出た辺りから自転車道(鳥取県道501号倉吉東郷自転車道線)として整備されています、蒜山と大山を望むなかなかのロケーションで桜の季節に来てみたいものです。
自転車道が終り廃線跡は一般道路に転用されているのですが、結構な向かい風に苦しめられる事に。
関金駅跡の手前でその道路が途切れ突然廃線跡のレールが(写真左)、今回はErba号ですので迂回して反対側へ(写真左)。
泰久寺跡手前に残る橋台と銘板。
泰久寺駅跡、線路とホームが残されています、次の終点山守駅の間が竹林に残る廃線跡なんですが、連休祝日の今日はトレッキングツアーが行われている様で大勢の人が廃線跡から戻ってきます。企画されている倉吉観光MICE協会の人によると山守駅の跡地は太陽光発電所になっていて今では見る影もないそうです。 あわよくばこの先県境を越えて中国勝山駅まで走ろうかとも思っていたのですが、ここから50キロ余りそれも標高510mの犬挟峠を越えなければなりません、既に12時を回っていてタイムリミットは中国勝山発1831、食事と輪行支度を含め些か厳しいので、今回は諦める事にしここで折り返す事に。
関金駅跡が「旧国鉄倉吉線廃線跡 観光案内所」となっているので立ち寄ります、並べたばかりだと云う限定200冊の旧国鉄倉吉線廃線跡カレンダーを、1,980円は安くはないですけどね。食事もできるのですが満員の様です、しかし地元の方の熱意もあるのでしょうが廃線跡がビジネスになるのですから、お役所仕事の「うみなみサイクルトレイイン」との差を感じます。
風に押されて快調に倉吉市街に戻り、町並みを散策、倉吉で最も古い酒蔵「元帥酒造」で再来週の「月の宝箱」での宴会の差し入れを買って倉吉駅へ急ぎます、中国勝山から奈良桜井への最終が1831なので余裕をかましていたら倉吉から最終は1507(智頭急行線を利用すれば1629)なのです、やはり山陰は遠いです。
倉吉駅近くのスーパーで弁当を買ってから倉吉駅へ、中心部は市役所や公共施設のある旧市街と云っても、今どきのスーパーやチェーン店のある現在の山陰本線倉吉駅近くに商業地はシフトしてきている様です。14時過ぎには倉吉駅前に到着、のんびりと輪行支度を整えてホームへ、ベンチで久しぶりの輪行ビールを呑んでいると当駅始発の「スーパーはくと12号」が出て行きます、これに乗ると1750には乗り換えなしで大阪駅に着けるのですよね、指定券込で大阪駅まで8,490円也、時間はお金で買えます。
普通に考えると福知山線経由で帰るのが一番早そうなのですが、倉吉1507発のこのスジではなんと休日は和田山から播但線経由で姫路回りをした方が早く帰れる事に気が付きます。ただ姫路駅で播但線と姫新線から山陽本線への乗り換えでは乗換改札を通らなければなりません「18きっぷ」だと有人改札を通らなければならず、精算とかでつかえていると輪行袋を担いでいるとさっさと通れない時があります、ただ今回は「JR全線 秋の乗り放題パス」ですので、有効期間が連続したこの切符は自動改札が通れるのですよね。ただ姫路経由した場合の鶴橋までの普通運賃は5,500円、福知山経由した場合の普通運賃は5,170円となりますので「18きっぷ」などを利用していない場合は運賃が割高となります、なお姫路経由の特急「はまかぜ」は特例で福知山経由の運賃が適用されます。
★ 倉吉1507→1610鳥取1621→1833豊岡1834→1904和田山1937→2030寺前2039→2124姫路2136→2238大阪2244→2300鶴橋(2314→桜井2350)
☆ 倉吉1507→1610鳥取1621→1833豊岡1834→1952福知山2033→2134篠山口2143→2252大阪2306→2322鶴橋(2328→桜井0026)
ともあれ日付の変わる前に桜井駅に降り立つ事が、本日の走行は57.5キロ也、3日間の距離は知れているものの輪行ダブルヘッダーは疲れました。
【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②
「鳥取うみなみサイクルトレイイン」と旧国鉄倉吉線廃線跡 ①
昨夜泊まった鳥取市賀露町のゲストハウス「guesthouse esp」、鳥取市を南北に流れる千代川の左岸側にあり、鳥取砂丘とは反対側になります。隣がレストランになっていると云うか、レストランのオーナーがゲストハウスをやっていると云う感じかな。手前右がそのレストラン「シェ・ヒロ」左のガレージ奥の2階建ての建屋がゲストハウス。
非常に清潔感のある処で、もちろん他のゲストハウスと同様に共有スペースが色々と利用できるのですが、セルフの飲み物とか雑然と並んでいるのではなくて整理整頓収納されているので、却って気を使ってしまいます。鳥取市郊外の新興住宅地と云うロケーションが中途半端で、徒歩圏内にはコンビニの類はありませんが、鳥取駅や湖山駅から走って行くとすれば途中にはコンビニやイオンやトライアルまであります。したがって料金を含めてお勧めです。ただ一つ不満は二段ベッドなのですが、枕元照明がない事。
鳥取駅から約7.5キロの距離があり、最寄り駅は山陰本線湖山駅になるのですが、これから乗車する「鳥取うみなみサイクルトレイン」は湖山駅からの乗車はできませんので鳥取駅まで走るのですが、せっかくですので少し早めに出て海岸へ、ただ千代川を挟んだこちら側は砂丘の風景ではなく普通の砂浜です。
昨日は日没近かったので河川敷の自転車道を避けたのですが、今朝は鳥取大橋東詰から自転車道へ降りて路面のサインに従って鳥取駅へ。南口のセブイレで固定用のベルトと記念品の小さなタオルを受取って改札口へ、思っていたよりスムーズに進んで時間が余り気味、なおホームには待機場所が設定されています。サイクルトレインは鳥取0805発→米子1044着と米子1559発→鳥取1830着の1往復、12月8日(日)まで主な土日祝に設定されていて利用料金は乗車券とは別に500円をネットでの予約時に決済します。普通列車ですが乗降できるのは鳥取、松崎、御来屋、米子駅のみ、他の駅は下車のみ、但し鳥取大学前となぜか倉吉駅が乗り降り何れもできません。そうなると利用できるシチュエーションは鳥取市近郊に在住しているか、県外からだと鳥取市に前泊してから米子方面、例えば弓ヶ浜サイクリングロードとか境港市とかが考えられますが、米子での時間が5時間余りですとゆっくりはできないですね。
乗車するのは鳥取0805発の米子行き、キハ40系キハ47の3両編成で1両に付き3台で計9台が定員、予約時に可能ならば何両目かを指定できます。個人的には旧国鉄標準色(写真は同系のキハ48)だと嬉しいのですが、そうなると馬鹿な鉄どもが押しかけるか。さて初日は鳥取県知事もきてセレモニーがあった様なのですが、今日は特に何もなし、誘導する係員も見掛けなければ利用者も私1人?、おっと2両目にもう1人それも昨夜「guesthouse esp」に泊まっていた男性が。
1両目はキハ47 31なんですが、床上のボックスが邪魔にになるのですよね。昨日城崎温泉から輪行したキハ47 13にはこのボックスはなかったのですが、なんなんでしょドアエンジンが寒冷地仕様で車内にとか。当初御来屋駅まで乗車し7月30日に走った御来屋以西を「うみなみサイクリングロード」ではなく海岸寄りのルートを走ってみようかと考えていたのですが、再訪したかった御来屋駅ナカの「糀まち食堂」がお休みでしたので次の機会にして、かねてから懸案の旧国鉄倉吉線廃線跡と倉吉の白壁土蔵群に向かう事に。
しかしこの「鳥取うみなみサイクルトレイイン」あまりに利用シーンが限られていて、来年も継続されるのでしょうかね。
ところでかつて国鉄倉吉線が分岐していた倉吉駅はサイクルトレイン利用での乗降できませんので、一つ手前の松崎駅(湯梨浜町)で下車する事に、7月に東向きに走っているので倉吉へは小さな峠(写真右)を越えなくてはならない事は判っているのですが、時間的には次の下北条駅まで行くよりは早そうなので、松崎0910駅着。しかし文句を云っていても到着後すぐにも走り出せると云うのは有難いです。
ところで「日本海駅伝競走大会」って壮大なネーミングで、凄いなと思ってググッてみると、三朝温泉とはわい温泉の間を走るだけで東郷池は見えても日本海は見える処すら走りません、何や。閑話休題。
【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②
明日から輪行ダブルヘッダー
明日からの3連休は日帰りと1泊2日の輪行ダブルヘッダー。まず明日12日は中央本線南木曾まで輪行し、馬籠峠を越えて中津川へ、終電近くに帰ってきて翌早朝から鳥取方面に向かうという強行軍、機材も変わりますので予め準備はしておくのですが。
ようやく気候も良くなってきて遠征するにも絶好のシーズンなのですが、この季節には「18きっぷ」がありません、ただ10月の2週間程の間に「JR全線 秋の乗り放題パス」と云うのが発売されています、以前は「鉄道の日記念 JR全線乗り放題きっぷ」と云う名前だった事もあり、10月14日の「鉄道の日」を挟んだ土曜日から日曜日の約2週間の内3日、従って今年は10月5日~10月20日の間「18きっぷ」同様に利用できます(発売期間は9月13日から10月18日)。料金は7,850円とやや割高なのは良いとして、問題は利用できるのは発券時に指定した日にちからの連続した3日間のみ、バラバラに3回とか3人での利用はできません(但し小人料金の設定があり)。2日ならまだしも輪行サイクリストには非常に使いにくい設定なのです、確かに2日目を捨てるつもりで1日目と3日目に元が取れる処まで乗車すれば良いのですが、貧乏性の私には使える2日目を丸々捨てるのがなんとも許せません。
1泊2日を輪行で利用して、残り1日分で今神戸市立博物館で行なわれている「デ・キリコ展」へ行こうかと考えてみたものの、もちろん自宅の奈良桜井から神戸三宮までJR利用で往復3,040円ですから元は取れるのですが、近鉄阪神利用では2,500円で往復できるのであまり妙案とは…
そうこうしていると10月12日に中津川へ「栗きんとんめぐり」に行く事を兼ねて南木曾から馬籠峠を越えるプランが、そして10月13日から山陰本線鳥取~米子間で「鳥取うみなみサイクルトレイン」が運行される事を聞きつけ、1泊2日で鳥取へ向かう事にした次第。
【輪行ダブルヘッダー】前日 1日目 2日目 3日目① 3日目②
煙管ロングライド「桜井~岐阜」(後半)
さて鳥居本駅を出発し岐阜の加納宿まで旧中山道を辿ります、鳥居本宿~番場宿~醒ヶ井宿~柏原宿~今須宿~関ヶ原宿~垂井宿~赤坂宿~美江寺宿~河渡宿~加納宿と約58キロの道のり。鳥居本宿は野洲で別れた中山道と朝鮮人街道が再合流し、中山道と北国街道が別れる交通の要衝。10月6日に「第16回とりいもと宿場まつり」が行われるとの事で、幟や飾り付けが始まっています。
中山道は鳥居本宿を出るなり摺針(すりはり)峠(170m)への登りが、距離は1キロ程ですが10%近い登りが。先日から左膝に少し痛みがあって調子が今一つなので心配だったのですが、どうにか降りずに登りきる事が。
反対側は緩やかに下って名神高速に沿った処から緩やかに登り米原トンネルの上で小摺針峠を越えます。
小摺針峠を下ると中山道62番目の「番場宿」、途中で正面に伊吹山を望む事ができます。番場と云えば「瞼の母」の番場忠太郎所縁の地ですが、あくまでも芝居の中の人物。旧中山道は次の醒井宿の手前から国道21号と並行する様になるのですが、嫌が上にも現国道を走らなければならない区間が幾つかあるのが。
61番目「醒井宿」、もう盛りは過ぎていますが名残りの梅花藻と彼岸花が… 平日とあって訪れる観光客もまばらです。
60番目「柏原宿」、最寄りに東海道線柏原(かしわばら)駅があるのですが、関西線柏原駅は「かしわら」、福知山線柏原駅は「かいばら」はご存知ですよね。そろそろ何処かでお昼でもと思ったのですが、既に13時半、中山道は見どころが多いだけに時間がかかります。
59番目「今須宿」の後、国道21号を旧中山道側に跨ぐ事ができずに国道21号で今須峠をショートカットしてしまいました。
県境のサインに気付かないまま岐阜県へ、不破の関から 1412 関ケ原駅前へ、岐阜駅までまだ35キロ、こんなペースだと明るいうちに辿り着けなくなりそうです、残念ながら関ケ原周辺の見どころは次の機会に。
56番目「赤坂宿」、この季節、旧街道沿いは何処も彼岸花が盛りです。
国指定重要文化財「旧揖斐川橋梁」で揖斐川を渡ります、現在は歩行者自転車専用となっています、隣は東海道線揖斐川橋梁。
宿場町巡りを端折って信号以外はノンストップで17時前には岐阜駅南側の中山道53番目の「加納宿」へ、と云っても現在の岐阜市街地のど真ん中ですので、宿場の面影はありません。
岐阜駅南口で今日のサイクは終了、ここで輪行支度を整え、晩飯を食って名古屋まで移動、近鉄特急で帰途に就きます。しかし旧街道巡りはErbaロードではなくマッドガード付きの自転車で走りたかったですね、延陽伯号で水口までの長丁場と摺針峠を登るのは厳しいとは思いますが。本日の走行は桜井〜水口城南駅と鳥居本駅〜岐阜駅で都合138.0キロ。中山道に拘らなければ巡見街道を南下したり、近江鉄道同様にサイクルトレインのある三岐鉄道や養老鉄道を利用しても面白いかも知れませんね。(前半にもどる)
煙管ロングライド「桜井~岐阜」(前半)
あまりに長過ぎた猛暑も終わり、10月になって走り回れると思いきや何という天気予報なんでしょう、走るより先に片付ける事があるでしょうとのお達しなんでしょうかね、確かにそうなんですが…
とにかく走るのは今日2日を外せません、北西側からお天気が崩れると云う事ですので、東の方角は今日1日は安心して走れそうですので懸案のプランを、和束から信楽経由で貴生川まで走り、近江鉄道のサイクルトレインを利用して米原までワープし、醒ヶ井から関ケ原と旧中山道で大垣岐阜方面へ走るプラン、題して「煙管ロングライド」端折る貴生川~米原間は約47キロになりますが、正味走る部分も130キロ以上にはなります。そう云えば昔「まんま亭」の常連さんに岐阜から走ってくる強者がいましたね。
ところで岐阜へは1998年と1999年に名古屋側から金沢までの「さくら道ネイチャーサイク」の途中で、2006年3月17日に近鉄名古屋線の白子駅から多賀大社経由で訪れているのですが、今回計画している米原~岐阜間は未踏区間なのです。
貴生川までは何度か走っているコースで、過去のログから判断して朝4時過ぎに桜井を出発、未明でも走り慣れている上ッ道(上街道)を北上し、猿沢池から県庁西交差点を経て奈良阪を越えます。県境を跨ぐ頃には明るくなってきて6時過ぎには木津川べりに出て恭仁(くに)大橋を渡ります。
井平尾で国道163号線を跨いで府道5号木津信楽線へ 0640 には近隣のサイクリストにはお馴染みの和束のローソンへ。
湯船にある八七瀬橋、周りの風景にちょっとそぐわない立派なRCローゼ橋(アーチ橋の一種)で、昭和28年の南山城大水害で流された橋を架け替えたものの様です。殆どの車が次の清水橋で朝宮方面へ向うので、府道をそのまま走る車は少なくなり静かな山村風景が広がります。
0747 には京都滋賀府県境になる峠へ、2020年6月「黄和田キャンプ」の折に4サイドで登って来た時より30分早く着いていますが、今回はロードのErba号ですからもっと早くても良い様な気もしますけど。
0822 信楽駅前へ、お馴染みの巨大狸は衣替えで「ハロウィン狸」に。
信楽駅前から雲井までは快適な線路沿いの裏道を走る事ができますが、小野峠への分岐までは交通量の多い国道307号を3キロばかり我慢の走行。旧道は相変わらず通行止、倒木こそありますが担ぎなしで無事通過、なんと云ってもかつては国鉄バス 近城線として路線バスが通った道です。1971年2月11日 小野峠で立ち往生している国鉄バス。
近江鉄道はJR草津線貴生川駅に乗り入れているのですが、自転車をそのまま持ち込むには北口に回る必要があります。サイクルトレインは八日市線を除く近江鉄道本線と多賀線で利用でき(彦根駅のみ利用不可)、休日は終日、平日は概ね9時から16時の間利用できます。利用するのは2006年8月、2009年6月、2019年4月、2020年6月に続いてこれで5回目かな。なお信楽高原鐵道の紫香楽宮跡-信楽駅間のみ自転車の持ち込みができる様ですが、貴生川駅までは利用できませんのであまり価値があるとは、町内をレンタサイクルで回る方向けかと。なお近江鉄道には金・土・日曜と祝日は900円の全線フリーパスがあり、有人駅で事前に購入できるならお得になる場合も。
次の米原行きは貴生川駅 1028発でやや時間がありますので、次の水口城南駅まで進みます、貴生川駅周辺にはコンビニが少ないのですが、水口城南駅の手前には大型スーパーとコンビニがあります、ただ駅の入り口が判り難いのが難点。ここまで78.84キロ。
水口城南駅 1033発に乗車、無人駅ですので整理券を取るのをお忘れなく。自転車を置くスペースは確保されているのですが、車両毎の差異があるのかも知れませんが、一畑電鉄の様に固定するベルトどころか何かで括りつける手すりの類もありません、米原まで乗車すると1時間以上かかるので、これはかなり不便です。走行中はかなり揺れますので固定できないと自転車を支えた状態で座席に座り続ける事になるかと。
今回は旧中山道に入るために終点の米原駅の2つ手前の鳥居本駅で下車しますが、無人駅ですので先頭車両に移動する必要があります、これは輪行の場合でもワンマン運行している路線の無人駅での下車のお約束ですね。なお夏場にサイクルトレインを長時間利用する場合、汗をかいた後に冷房に晒される事になるので、上着の様なものを準備しておいた方が良いかと。
手前の彦根駅で10分程停車した後 1201 鳥居本駅へ。なおユニークな意匠の鳥居本駅駅舎は2013年に登録有形文化財に指定されています。(後半につづく)
ゆるゆるCC「葛城山麓彼岸花のラン」に乱入
大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。
今日はゆるゆるCCの「葛城山麓彼岸花のラン」、勤務明けからでは第2集合場所の道の駅「ふたかみパーク當麻」9時半には間に合いませんので、途中から合流させて貰う事にしましたが…
さて「ふたかみパーク當麻」からどのルートで来るかが、「一言主神社」を目指すだろう事は間違いないのですが、単純に山麓線を走るか、アップダウンと交通量の多さを避けて御所市まで下を来るか悩ましい処です。
とにかく九品寺に寄ってから山麓線の楢原交差点で待つ事にします。写真は楢原界隈の彼岸花。
楢原の交差点に出たの10時半、「ふたかみパーク當麻」からは10キロに満たない距離ですが、16名の大人数ですし小1時間はかかるでしょう。しかし一向にSNS等への書き込みがありませんので、実際どこをどう走っているのか判りません、ただここからならどっち方面へも短時間で向かう事ができます。そうこうしていると 1040 スミレちゃんを先頭にやってきました。(写真左は4倍デジタルズームでの撮影)
このまま一言主さんへ向かうのかと思いきや、国道309号を下って「わだきん」へ。まぁ本隊は朝8時柏原スタートで走ってきている訳ですから、開店前に並んでさっさとお昼にありつこうと云う段取りなんですね。(写真左 : タックさん)
開店と同時に1階と2階に別れて全員がすんなり入る事ができました。
1225 には「わだきん」を後にし「室ネコ塚古墳」とか訳の判らん処をウロウロしてから「一言主神社」へ。
asuka号が来月半ばまでドッグ入りですので、暫くErba号で出掛ける機会が多いです。(写真 : タックさん?
一言さんを後にし少し下った処で一行とお別れし、坊城の「だんご庄」本店で職場への差し入れを買い、荷物を取りに職場に立ち寄ってから帰途に。本日の走行48.1キロ、一昨日に続き今日も摂取カロリー>消費カロリーかも。
集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。
今日の遠回り通勤は…
今日の遠回り通勤は、3年前にフルオーダーで作って頂いたフロントバッグの修理をお願いに西大寺の「Delft」に向かいます、しかし先日の雨からすっかり季節が入れ替わって随分と走りやすくなりました。久しぶりに北の方角に走りますので、一昨日もゆるゆるCCの「彼岸花ラン明日香」でご一緒したばかりの田原本のY氏に「お茶でも如何」と声を掛けておきます、実は行こう行こうとまだ行けていない番条町(大和郡山市)の「樹の実Cafe」に連れてって貰おうとの算段です。
職場を出て飛鳥川べりから下ッ道(中街道)、上品寺町の集落の中の迷路の様な道を抜け再び飛鳥川沿いの自転車道へ、しかし自転車道の一部は草ぼうぼうで走るのもままならない状況、途中から筋違道(太子道)に入るべきだったと後悔既に遅し、ようやく御幸橋で大和川を渡り富雄川沿いの自転車道へ、定番コースには違いないのですが…
そのまま自転車道を行くと郡山市街の登り下りが鬱陶しいので山田橋を渡って金魚田の中を抜けて下街道へ。
下街道は柳町商店街となり、菊屋の前で突き当たるので左へ、適当に走って秋篠川沿いに出ます。
11時過ぎには「Delft」に到着、20分程お邪魔して用件を済ませてY氏の待つ平城宮跡の「平城京いざない館」へ向かいます。
Y氏と合流して「丸源ラーメン」で今日の走行距離ではカバーできなそうな高カロリーなお昼を頂いてから佐保川沿いを走って「樹の実Cafe」のある番条町へ向かいます。
番条町も奈良盆地に点在する環濠集落の一つ、村内を探索。せっかくですので来月の「月の宝箱」での宴会用に「中谷酒造」で1本仕入れておきます。あと不思議なのは民家の勝手口にある三番叟の恰好をした金属製の猿の置物?
番条町の集落の中にあるセルフサービスのカフェ「樹の実Cafe」セルフどころか無人なのです。料金は1杯200円也(追加は150円)。詳しい事を書くとキリがなさそうなので、ぜひ一度行って見てください、佐保川沿いの自転車道すなわち京奈和自転車道からも見えなくはないのですが。あまりに居心地が良いのですっかり長居をしてしまいした。Y氏とは下ッ道(中街道)の庵治町(天理市)までご一緒し、大和川沿いを帰途に。本日の走行 61.7キロ。
遠回り通勤「久しぶりに東吉野へ」
勤務明けからの久しぶりの遠回り通勤、今日は芋ヶ峠を越え、吉野町から東吉野村、宇陀市へと反時計回りに走る定番コースを。asuka号が塗り替えのためにドッグ入りしていますのでErba号で。さすがにお彼岸ともなれば朝夕は多少過ごし易くなった様な気もしますが、陽が昇るにつれて暑くなってきますし、左膝を強く踏み込むと少々痛みが、Erba号も重く感じます、大丈夫かなぁ。
行者辻、通過して足付きなしで峠まで行けるかなと思いましたけど、やはり無理。暫し休憩、耳鳴りの様な秋の虫のユニゾンの上にツクツクボウシのソロが、暑くて長かった今年の夏の終わりを感じさせます。
0959 今年6回目ですが6月1日以来ですから久しぶりの芋ヶ峠です。夜食の残りのあんぱん1個を補給食に東吉野まで頑張ります。栢森から千股まで単車と行き違っただけで1台の車にも出遭わず、なお吉野側で路肩が崩れている箇所があって幅員が狭くなっている区間があるので注意。
津風呂湖畔経由はせずに吉野川べりまで下り、右岸の国道と左岸の県道を継いで東吉野へ。お昼は「よしの庵」のお蕎麦が定番だったのですが、すっかり人気店になったお陰か、今シーズンになって三タテまではゆかずとも二タテを食らって予約出来なかったので、電話する気もおこらずフロントバッグの 「あんぱん」頼りに一谷峠を目指す事にします。
1208「よしの庵」駄目元で覗いて見ると「本日売り切れ」の紙がありません。やった、久しぶりに美味しいお蕎麦にありつける。
確か開店したのが2014年ですから10年、まだ「月うさぎ」が谷尻(たんじり)にあった頃、キャンプに行く道中で皆んなで立ち寄ったり合流したのが懐かしいです。いつもと変わらず「変わりご飯とのセット」を注文。
1311 高見山を望むビューポイントに到着、もうすっかり秋の空ですね。
高見から全く車に出遭わず終いで 1400 には谷尻の三叉路へ、1404 には一谷峠を越えます。
1416「月うさぎ」に到着、お客さんは2組、しかし猫どもの姿が見えません、10匹はいるはずなのですが、ここの猫どもは職業意識がないかしてお客さんが来るとどこかへと姿をくらますのです、お客さんが帰るとどこからともなく現れます。まぁ涼しくなると膝の上に乗ってきたりするので、猫の気持ちも判らなくもないのですが。
実は明日から下の「月の宝箱」で第4.5回「番頭さんを囲む会」と云うな飲み会が行われるのですが、もろに出勤日と重なって不参加、次の第5回(10/26〜27)は参加しますので、皆さんよろしく。
ところで少々雲行きが怪しくなってきましたが、雨雲レーダーによると国中から大和高原へと雨雲が流れています、ゆるゆるCCに皆さんが大和高原の方を走っている様なのですが、大丈夫なのかな。
1526 雨の心配もなくなったので「月うさぎ」を後にします。いつもの様に芳野川沿いの道を走り、榛原西小の前の越えて篠楽へ。ふと思いついて篠楽の交差点(昔ローソンのあった)と西峠の間から桜井市吉隠(よなばり)へ下る道に入ってみる事に、ちゃんと舗装されていて車が来ないのは良いのですが、100m余りを一気に下る激坂、桜井からR165を吉隠まで登ってきて西峠まで後1.5キロのところまで来てこのルートを選ぶ意義はなさそうです。本日の走行 82.4キロ。