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近畿の梅雨明け宣言は …

 先月21日に近畿地方が梅雨入りして以来こんなペースです、月に10往復前後は否が応でも通勤で乗っている訳ですが、雨よりもこの連日の蒸し暑さに休日に走るどころか遠回り通勤する気力が失せてしまっています、お陰で休息日が幾つか。17日に九州南部、18日に関東甲信と東海地方、今日は四国が梅雨明けしたとのニュースが、近畿も近いうちに梅雨明けになる様な案配ですね、夏ゆえ暑いのは仕方がないとしても、せめてこの蒸し蒸しとした状況が収まってくれないものかと。 
 少しでも休足日を有意義に過ごそうと溜まっている宿題を。昨年6月に小ぶりのサイドバッグを作ろうとポチった中華製パニアバッグ、まず左右をぶった切ってベルトとバックルを外し撥水処理を行いますが、この安物の生地に処理を行っても無駄な気がしてきました。
 ベルト通しはこれからですが、こんな感じになろうかと。

 Erbaロードのホイールの組み換えが終ったので、朝から試運転がてら少し走りに行こうと考えていたのですが、午前中は勤め先からの連絡待ちで出そびれてしまい、走り出したのはお昼を回って一番暑い時間帯、走り出すと少々違和感が、同じリム、スポーク、ハブの組み合わせなんですけどね。
 暑い中、大和川沿いに北上し庵治町から下ッ道を南下し逃げ込む様に「4season」へ、大和茶クリーム金時マンゴーヨーグルトに続いて今日はキャラメルソースにナッツ、これで今夏の3種コンプリート、走行23.5キロ。

 今日は買物と通勤で12.5キロ走って今月は222.1キロ、今月は大幅に下方修正やね。明日からの週末は「月の宝箱」で「番頭さんを囲む会」です、タイトルはともかく飲み会には変わりません。

休足日のつもりだったのですが…

御所市鴨神「風の森」にて

 この週末はFacebookグループ「滋賀の自転車好き!ランドナー団」の「笠置キャンプ」の予定でしたが天候不良で中止に、まぁ3週連続雨のキャンプにならずホッとしたと云うのが正直な処。久し振りの休足日と決め込んで朝からasuka号の武装解除を済ませたのですが… ゆるゆるCCの「関屋~水越峠ラン」お昼が御所市の「わだきん」でと云う事ですので、erba号を駆ってお昼だけ乱入する事に。
 それだけでは消費カロリーオーバーになりかねないので風の森まで往復する事にしました。横大路を西に走り葛城川に出た処で京奈和自転車道に入ります。豊年橋で自転車道と別れR24へ、小殿の信号を左へ旧街道に入って船宿寺へ。
 
 旧街道沿い御所市五百家(いうか)にある花の寺として知られる船宿寺

 昨年は7月4日に、2021年は6月21日に来ているのですが、今年は紫陽花には遅かった様な、船宿寺ならではの写真としては2021年のものを観て戴いた方が良いかと。
 更に旧街道を登り風の森峠へ、旧街道 は峠で終わりR24に合流します、しかし峠に信号機があるのもちょっと珍しいですね。

 風の森峠の信号から更に西へ登った処が所謂「風の森」、金剛山の東の裾野に田園風景が広がります、毎年他所より田植えが遅いのですが、終わったばかりと云う感じです。
 高鴨神社の方へ登りMBGFのスタンプラリーのチェックポイントになっている「かもきみの湯」へ下ります。2021年度にコンプリートしていますし、今年はスタンプラリーのためにコースを設定して走るまではしていません、通りすがり近くにあれば立ち寄ると云う感じです。時刻はまだ10時「わだきん」の開店時間は11時ですが、ゆるゆるCC一行は8時に柏原市役所をスタートしているはずですので、やや早いですが「かもきみの湯」から下る事にします。

 「わだきん」の少し上で山麓線から下りてきたのでしょうかゆるゆるCC一行9名と合流、内女子4名と華やかです。店の前で田原本から走ってきたYさんが加わって総勢11名。しかし開店前から待つ人が他にもいて開店と同時に席は埋まってしまいます。

 「わだきん」はフライやハンバーグをメインしたランチが主なんですが、皆さん思い思いに注文、私は… また「トンカツ定食」かと云われそうですが「ポークカツ定食」です、デザートに初スイカ。
 お腹が一杯になり集合写真を撮ってお別れです。集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

 これから8名は水越峠を越えて復路へ、ご苦労様です。お一人は山麓線で帰途に、私とYさんは橿原方面へと帰途に就く事にしました。

 先日Yさんとご一緒した時に一町(かずちょう)にサイクルショップがあるよと伺っていたので、通り道にもなるので少し寄ってみる事に。お店は県道35号橿原高取線の一町の旧道側にありますので少し判りにくいかも、「Cycle House M +Cafe」(写真左はお店のホームぺージから拝借)、若い方がやっておられるのですが、奇遇にもお父さんが実業団の選手で「シクロサロンあすか」所縁の方だとか。店内は私にはあまり縁のない今どきのロード関連が中心なのですが、なんとasukaのジャージが!ただサイズがMとSしかありません、実は持ってはいるのですが些かキツくて痩せないと着る機会がありません。ただワゴンの中にバーテープやら小物が処分価格で、見つけましたよミノウラの廃番ボトルケージを、3つで千円にして頂きました。
 橿原神宮でYさんと別れ、忘れ物に気付いて少々無駄に走ってから「4season」へ、先日の大和茶クリーム金時に続いてマンゴーヨーグルトで、今夏の3種コンプリートにリーチ。その後買い物もあって雨雲に追われる様に帰宅したのですが一向に降ってきませんが、水越峠を越えた一行は大丈夫かなぁ… とにかく本日の走行58.7キロ、明々後日は休足日にします。

晴れマークが恨めしい

 今週の丸々一日の休みは今日19日と23日、せっかくの晴れマークですから早朝からがっつりロングランに行きたい処なんですが、雑用に些か疲れも溜まっているので断念。曇りならともかくこのお天気に走らないと何か損した気分になると云うか罪悪感すら…

 先日の「淡路島キャンプツーリング」の後片付け、ちゃんと乾かせていないフライ、フットプリント(グランドシート)、タープは月曜に乾かしたのですが、今日はインナーを広げてお掃除、フットプリントは撥水スプレーを。しかし週末の滋賀の自転車好きランドナー団の「笠置キャンプ」でまた汚す事になったり。

 asuka号もフロント2サイド+大型サドルバッグ仕様から4サイド仕様に換装。これが結構手間なんです、パニア台は当然ですが、使用しているサドルバッグサポーターがやぐらにプレートを追加して挟み込む構造なんで、プレートを抜くとサドル高さが7mm程変わってしまいます。思い付いたのがU字型に曲げた丸棒をダミーで咬ませるアイデア。しかし今のままの降水確率では週末は中止になりそうですよね。
 他の雑用を済ませてお昼から買い物を兼ねて走り出す事に。しかし暑い、早朝から走り出せば気持ち良いのにね、でもそのまま遠くへ行っちゃいそうで。大和八木まで行く用事があるので中和幹線沿いのユニクロへ、でも最近ピンとくる商品がないのですすよね、自分の歳のせいか。普段使いの靴下を、税込み190円を3足。

 この暑さに帰り道で脱線、日曜からスタートしたかき氷、今年はラインナップが3種類、宇治ならぬ大和茶のミルク金時。ついででMBGFのスタンプラリーのチェックイン、今年はチェックインでランチにサービスが付くのだとか。
本日の走行13.6キロ、6月計593.8キロ。

2泊3日の予定で四国の右上に (3日目)

吉田港を見下ろす、福田港へは対岸の岬を越えなくては…

 高松では昼から本降りになる予報どころか夜のうちに少し降った様です。このまま走らずにJR高松駅から瀬戸大橋線経由で帰途に就くか、予定通り小豆島に渡るか悩ましい処で、ただこの時点で路面は乾いていて、南回りではなく午前中に小豆島北岸を走り抜けるなら、あまり濡れずに福田港へたどり着けるかも知れません。
 意を決して高松港 0625 発の土庄行きに乗船。
 定刻の 0725 前には土庄港に到着、霧雨の様な状態ですが路面は左程濡れていません。
 海岸沿いの香川県道253号屋形崎小江渕崎線を行きます、四海漁港を過ぎ岬を回り北岸に入る頃には霧雨も収まります。大部港と記されたブルーライン、日生大部航路は昨年12月に休航になっています、4便/日でもあれば最悪は日生へ渡る事ができたのですが。0823 には山越えしてきた県道26号土庄福田線に合流しますが、交通量が些か増えてきます。
 0844 大部に到着、休航と云ってもこの港にフェリーが入る事はもうないでしょうね、日生港は日生駅から歩いて行けるだけに便利だったのですがね。
 シロウト予想ながら小豆島北岸は降られる確率は多少低いだろうと考えていたのですが正解だった様です。 フェリーの時刻には余裕もありますし、降られる心配さえなければのんびり行きたい処なのですがネェ…
 0930 吉田港に到着、43年ぶりですが、昔接岸した場所とは少し違う様です。
 接岸した浮桟橋はどうやら川を挟んだ南側のリゾート施設の敷地内の様で、桟橋の処まで行く事はできませんでした。写真右は1981年9月14日、左から27歳の私、その後「一点鐘」を創業するE氏、日本に初めて Herry Hansen の商品を輸入したT氏。
 0946 には福田港へ、次の姫路行きは 1140 発、0920に出たばかりなのですがね。少し南に走った処にある木原食堂が営業していたので入る事にし、かつ丼とすうどんを注文。朝食は取らずこの天気の中を携行食だけで走ってきただけに、温かい食事が助かります。
 姫路港から最寄り駅の山陽電鉄飾磨駅までは約3キロ、さすがに輪行袋を担いで行く訳にも行きませんのでそのまま乗船するつもりでいたのですが、出航30分程前に乗船券を買いに窓口に行くと、今日は海が荒れているために自転車や二輪は載せられないとの事、特に乗り場に掲示とかには気が付かなかったですが、「海上風波による悪天候時、風速計が7m/sを観測した場合、特殊手荷物(自動二輪車および自転車)の乗船をお断りいたします。※自動二輪車については、トライクまたは、サイドカー付を含みます。上記以外の海上荒天時にお断りすることもあります」と云う事らしいです。自転車は輪行袋に入れれば良いと云う事ですので大慌てて輪行支度をする事に。
 とにかく無事乗船する事ができましたが、そんなに揺れなかったですがね。輪行袋を持たずに自走のつもりで小豆島へ渡られる方は要注意、姫路港では小豆島へ渡れずに困惑している単車のグループが。

 路面はかなり濡れていましたが幸いにも降られずに飾磨駅へ。前回勝手が判らず駅南側の狭い通路で輪行支度をしたのですが、北側にはエレベーター前にお誂えのスペースが、ただ姫路港側から来ると北側の駅前広場ってちょっと判り難いのですよね。時間もある事ですし写真を撮ったりしながら、のんびり輪行支度
 姫路からJRで新快速利用で帰る方が時間的に早いのですが、阪神なんば線のお陰で山陽~神戸高速~阪神~近鉄と乗り換えで改札を通る必要がありません。
 しかし先の場所、駅の下りホームから丸見えですね。この時のんびり写真など撮らずに 1427 発の阪神梅田行き直通特急に乗っていれば良かったのですが…
 次の 1442 発に乗車するなり白浜の宮付近で踏切障害で10分近く停車、尼崎で 1634 発の阪神なんば線経由東花園行に乗り換える事になり、鶴橋発 1708 発名張行急行に乗り継ぐ段取りだったのですが、16時半頃に久宝寺口駅で発生した人身事故で近鉄大阪線上本町-高安間は運転見合わせに。休日とは云えこの時間ですから狭い鶴橋駅下りホームは溢れかえる事は目に見えています、その上輪行袋を担いだ身の上、その内やってきた大阪線下り電車には「回送」のサボ、上本町駅は入ってくる上りで一杯、運転再開の目途が付かないので下りを回送で出さないといけない状況である事が想像できます。飾磨駅をICOCAで乗車しているので振替輸送の対象にならないのですが、JR天王寺経由で迂回した方が賢明との判断で大阪環状線へ。
 天王寺 1747 発大和路快速に乗る事ができ王寺乗換で無事に桜井 1839 に到着、ところがICOCAがエラーになって改札を出る事ができません、どうやら鶴橋駅での乗り換えで前の人がエラーになっていたのが災いしたかして、鶴橋駅で正しく通れてなかった様です。 精算を済ませ、こんなのを貰って無事出場。

 どうやら近鉄も運転は再開している様ですが、まだマトモには動いていない様子、とにかく影響を受けた1万4千人の一人となり、270円余分な運賃を払って予定より2時間近く遅くなって桜井の自宅に帰投しました。
 本日の走行、宿→高松港1.7キロ、土庄港→福田港32.6キロ、姫路港→飾磨駅3.0キロ、都合37.3キロ。3日間では218.8キロ走った事に。

1日目 2日目 3日目

2泊3日の予定で四国の右上に (2日目)

 雲一つない青空、今日はこんなにお天気が良いと云うのに、明日の天気予報は思わしくありません。夕方まで様子を見て最悪は今日で切り上げ高松東港 1630 発のジャンボフェリーで神戸港へ、阪神神戸三宮まで走れば、なんば線経由で帰る事ができます、またJR高松駅 1710 に乗車すれば帰る事も可能ですが、瀬戸大橋経由で遠回りして4回乗り換えで運賃5,590円(鶴橋から近鉄利用)はね「18きっぷ」のシーズンならまだしも。ちなみにジャンボフェリーだと2,480円(自転車込)に神戸三宮〜桜井 1,420円、都合3,900円、ただ今日は土曜日なので土休日料金500円の上乗せがありますが。
 当初鳴門スカイライン(徳島県道183号亀浦港櫛木線)や鳴門市営渡船とかもコースに組み込む事も考えてみたのでうすが、スカイラインって結構厳しいそうですね、それに休日だし、どうせ走るなら大坂峠と組み合わせて海側を走る徳島を起終点にして時計回りの方にした方がよさそうですし、とにかく今日はまずは高松東港 1630 乗船可能なタイムテーブルで走る事にします。

 R11 に入るとさすがに車が多いですが、対岸に小豆島や淡路島を望む事ができます、ただ鳴門大橋は半島の陰になって見えません。

 0821 うどん県へ。高徳線讃岐相生駅の手前で大坂峠を越えてきた讃岐街道に入ります。大坂峠は2007年10月に単身赴任中のOさんと板野駅で待ち合わせて引田駅までご一緒した事があります、引田側は瀬戸内海を見下ろすつづら折れの道、峠へから少し入ると小豆島を望む事ができ、徳島県側は比較的楽なルートですのでお勧めです。R11を避けて可能な限り讃岐街道を辿って行きます。

 引田の旧い街並みを抜けた処から讃岐街道ではないですが、海側に面白そうな道があるので脱線。香川県道122号津田引田線として次の目的地津田まで繋がっています、なんと明日5月12日にサイクリングイベント「Tour de 103(ツール・ド・トウサン)」が行われる様です。ただ引田側の数キロが与治山区間として狭隘路の様で交通規制の看板が立っています。

 岬回りの狭隘区間は4キロ程で瀬越公園で終わります、斜度は取り付きが少しきついだけで、展望もそんなにありませんが、車が来ませんし木陰が続いて心地よいです。
 いつもの様に朝出発前には殆ど食べないのですが、今回は昨日から「Vent Orange」のバケットをかじりながら走ってます、安上がりだわ… 既にヒップバッグの下に括りつけられる長さではありませんが。

 景勝地の津田の松原に到着、結構な人出です。今回のミッションの一つ香川県大川郡(消滅)の「津田町道路元標」は讃岐津田 石清水八幡宮の中にある琴林自治会館 老人憩いの家と云う事なのですが、少々てこずりました。これで 1184基目の道路元標です。
 
R11に戻り羽立(はりゅう)峠を越えます、標高は100mにも満たずプロフィールマップではスパイクノイズの様なピークが結構堪えるのです。近くにン人間魚雷「回天」の実物大模型が展示されているそうなのですが、気付きませんでした。
 峠を下った処でR11を離れて再び旧讃岐街道を辿ります。

 讃岐街道が鴨部(かべ)川に突き当たった処に残っている鴨部村道路元標、2010年1月以来の再訪ですが、残念な事に消火ホース格納箱が道路元標の正面?側に移設されてしまっています。
 R11の天野峠ではなく北側の県道136号志度小田津田線の小方峠を越えますが、と正面に五剣山(八栗山)の異様な形が目に入ってきます。先の鴨部村道路元標で未踏区間が繋がったので四国の東半分が繋がった事になるのですが。
 こちらも再訪ですが志度町道路元標、旧街道沿いに残っている事が多いのですが、四国ではお遍路の道筋とも重なる事が多く、歩き遍路の格好をしていなくても、遍路道を行く旅人に立ち止まって挨拶をしてくれたりします。遍路道で立ち止まって地図でも見ていると親切に札所になっているお寺への道筋を教えてくれます、こちらは道路元標を探しているのですがね、とにかく遍路でなくとも札所の場所は把握しておくの四国の旅の流儀です。しかしkこう云った文化も世代交代で失われていくのかも知れません。

 「平賀源内記念館」か面白そうだな、時間もあるのでと思ったのですが、右のポスターを見てパス! 

 讃岐街道を辿っていると「峠おやじ」ナワルードさん未踏の峠発見、元結(もといむすび)峠だとか。先月通った出雲街道の「鶴坂」が未収だった様で、早速行かれたそうです。千峠目(乙見山峠)と二千峠目(七越峠)をご一緒しましたが、現在2,600峠、是非とも三千峠をご一緒したいものです。
 引き続き讃岐街道を辿っています。この辺りR11、JR高徳線、琴電志度線が交錯しています。いよいよさ屋島がみえてきました。
 せっかく「うどん県」に来たのだから、どこかでうどんでもと思いながらせっせと走っていたら高松東港の入り口まで来てしまいました、遠回りしたのにそれでもちょっと早すぎたかな。とにかく乗船時刻まで天気予報と慣睨めっこ。ところがジャンボフェリーが40分遅れで運航しているとの情報が耳に入ってきます、そうなると下船順序や輪行支度で神戸三宮からの最終電車への時刻が怪しくなってきました。明日の天気がこれ以上悪くならない事を願って、当初のプラン通り高松で宿を取り高松市街へと向かいました。本日の走行77キロ。

 地方都市、失礼m(_ _)m に来ると愉しみはJAZZ屋探し。念のためにダイソーで簡易ポンチョでも買っておこうと夕食を兼ねて街へ出ます、他にも2軒程ある様ですが一番老舗そうな「UP★TOWN」へ。

1日目 2日目 3日目

2泊3日の予定で四国の右上に (1日目)

紀の川河口を望む京奈和自転車道のほぼ終点

 おはようございます、朝焼けに耳成山と天香久山のシルエットです。今日勤務明けから和歌山港に走り、夕方の南海フェリーで徳島へ渡り鳴門泊、明日は高松へ、明後日は小豆島に渡り北岸を福田港まで走り姫路に渡り輪行で帰途に就く予定です。南海フェリーは過去にも何度か利用していていつも夜行便なのですが、今回は 1620 の便に2019年暮れに就航した「あい」に初めて乗船する予定です。今回は航送料金節約とasuka号がホイール組み直し中、輪行状態で乗船するのでErbaロードで向かいます。
 0855 に勤務先をスタートし県道120号五條高取線経由で 0941 には吉野口駅前へ。
 重阪(へいさか)峠を越えてR24に入り五條へ、せっかくですので五條新町を抜けて行きますが「餅商一ッ橋」の跡にできたお高いチョコレート屋さんですが、移転した様でその跡は5,6月は無料休憩所になってるみたいです。
 県道732号から55号に入り 1047 奈良和歌山県境を越えます。1103 橋本橋南詰を通過して京奈和自転車道の専用道区間を走り学文路(かむろ)、1128 には九度山駅下へ。
 少し時間もありますので、噂のパン屋さん「Vent Orange」を探索、先日大ちゃんに9さんの実家の米屋の近くだと聞いていただけで少々迷いましたが。幸い営業日でしたので、菓子パン1つとバケットを、今日はロード故に荷物を積めないので、バケットはいつも三脚を固定するヒップバッグの下に括りつけました。
 九度山の道の駅は通過しひたすら紀の川左岸を行きます、京奈和自転車道本来のコースは三谷橋で右岸に渡るのですが、このまま左岸を行きます。しかし下るにつれて向かい風が…
 井阪橋で右岸に渡ります。このまま真っ直ぐ行くと自転車道はタマちゃんの貴志川駅に行ってしまいます、間違える人多し。現在井阪橋をアンダーパスする自転車道が整備されつつある様です。
 恒例の「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」が今月から始まっていますので「いわで御殿」と「市民スポーツ広場」にチェックインしておきます。今回で7回目ですが、ずいぶんとチェックポイントが増えてしまいましたね、もうコンプリートしようと気力はありませんわ。
 向かい風と通行止でかなりロスを… 橋台工事とかで北島橋から紀の川大橋まで県道を走らなくてはなりません、東から来ると案内が判りにくいので注意、見落としてゲートまで来てしまうと土手上の県道へ押し上げなくてはならなくなります。
 それでも 1417 には京奈和自転車道のほぼ終点に到着、正式には土手上の県道に上がった処までが自転車道の様ですが。対岸に見える青岸橋と紀の川河口大橋(みなと大橋)を渡れば南海フェリーの乗り場です、まだ出航まで2時間ありますから余裕です。
 紀の川河口大橋(みなと大橋)を渡ります。一応今シーズンの「西の海へ」と云う事に。 今回、徳島港に着いてからも宿まで走らなけらばならないのに輪行にしたのは、現在南海フェリーは自転車にも大型自動二輪と同額の燃油調整金を課しているのです、旅客運賃2,500円に自転車航送1,600円の計4,100円はまだしも燃油調整金800円が加わると2時間余りの航路に4,900円、先週おつねさんが4サイドキャンピングで「逆打ち四国遍路」からの帰途では、繁忙期料金で更に500円増しで 5,400円払ったのだとか、4サイドじゃ輪行もできませんからね。厳しい海運業界を応援したいのはやまやまですが、この料金体系は理不尽です。ちなみに神戸~高松東港のジャンボフェリーは土休日と夜行便割増でも3,490円、平日昼行便にネット割引だと2,370円なんです。
 とにかく時間の余裕もありますしロードですので、2,400円節約し輪行支度を済ませて乗船、定刻に和歌山港を出港します。
昨年4月以来の船の旅です、写真右は沼島、志布志航路の帰りの朝にも見えますね。
 定刻 1830 に徳島港に到着、今回は鳴門駅近くに安い宿を取ったので、これから10数キロ走らなくてはなりません、まぁJR徳島駅でも5キロ近くあるのですがね。出来るだけ明るいうちにと急いで輪行支度を解きます。
 運河沿いの道を走り「阿波しらさぎ大橋」を渡る頃にはすっかり暗くなってしまいました、自転車や歩行者が渡れる河川に架かる道路橋としては四国最長(1,291m)だそうです。
 和歌山港までの87.1キロと徳島港~鳴門駅前までの17.4キロで本日の走行104.5キロ、分割ですが久しぶりの100キロ超です。

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遠回り通勤ライド「東吉野〜宇陀路」(後半)



 R166との合流点手前が高見山を望むビューポイント、誰が云ったか関西のマッターホルン、まぁ東吉野のシンボルには違いないです、峠の向こうは三重県。
 先月の「高見の郷」への人出も落ち着いて静かなものです、県道251号谷尻木津線に入り 1319 には宇陀市との境界になる一谷峠(600m)を越えます、岩端に下るまで1台の車にも出遭わず。なかり良いペースでやって来ました。

 岩端に下りお馴染み「月うさぎ」へ、連休でお忙しかった様で番頭さんも少々お疲れのご様子、猫たちも接待疲れか姿を現しません。

 ランチの予約もしてなかったのですが、最後のを頂く事ができました、連休とあってか入れ替わり何組かのお客さんが、1420「月うさぎ」を後にします、手前の「月の宝箱」ではソロテントを張っている方が、再来週1泊でお世話になります。
 菟田野松井橋ローソンの向かい「菟田野アグリマート」に立ち寄った後、走り出した途端に嫌な音が… リアのスポークがクロス部分で破断、ほんの少しテンションを調整して取り敢えず走る事は、テープもケーブルタイも持っていなかったので、ニップル側を緩めて外したのですが、折れたのがスプロケット側なので外せません、ローに入れて万が一にジャムるとまずいので、緩いコースで帰途に就く事にします。ただ今週金曜の勤務明けからこのErbaロードで和歌山港まで走り南海フェリーで徳島へ渡る計画をしているので、取り敢えずでもスポークがあるかなぁ、それに長さも判らんし。

 芳野川を宇陀川の合流点まで下り、宇陀川べりを篠楽まで戻り県道198号粟原榛原線で笠間辻へ、市境を越えて少し下ると女寄峠の桜井側に出ます。
 「麦笑」のパンのお裾分けを「4’Season」に届け、スーパーで買い物をして 1723 無事に帰投、心地よい気候の中を久しぶりにがっつり走れた1日でした、スポーク折れを除けば、本日の走行93.5キロ
(前半に戻る)

遠回り通勤ライド「東吉野〜宇陀路」(前半)

 今日は勤務明けから定番コースで東吉野へ向かう事にします。昨夜 Facebook に「走りに行きますと」告知しておいたのですが、ゆるゆるの皆さんは遠山郷へ行ってますし、GWのど真ん中とあって予定がある方も少なくない様で…

 念のために9時前に亀石前のセブイレに立ち寄りますが、カワセミ狙いでやってきたKさんに捕まってしまいました、自転車より86に出会う機会の方が多いような… 飛鳥川のカワセミですが、護岸工事や溜まった土砂のしゅんせつであまり姿を見かけなったのだとか。
 0923 栢森へ、休日とあって吉野方面へ向かうロードも少なくない様です。集落の中の旧道へ入りますが「どらどら庵」が開店準備をしています、入った事はもちろん営業しているのを見た事がないのです。
 0941 行者辻、0951 には芋ヶ峠へ、やはりロードは楽ですわ、って再来週は4サイドで越えるつもりでいるのですが…

 1009 千股の水辺公園へ、標高差250m余のダウンヒルですが、休日だからでしょうか道一杯に拡がって走っているランナーのグループがいて要注意です。千股の三叉路、今日は手っ取り早く津風呂湖南岸のルートを行く事にします。

 みかえり橋(平尾吊橋)を真横から望む事ができます。1033 津風呂ダムの天端道路を渡り南(左)岸の県道256号入野河原屋線へ。

 1047 津風呂湖の上流部にあたる入野(しおの)へ。

 1058 入野峠、R370 ではここがピークです、左折すると旧道ですが本来の入野峠は南側で道が失われています。入野トンネルを抜けるとお馴染みのビューポイント。

 吉野町窪垣内の三叉路を左折、高見川右岸の県道16号吉野東吉野線を遡ります、東吉野は新緑のこの季節が一番です。
 1127「ニホンオオカミ像」前。

 お馴染みのパン屋さん自然酵房「麦笑」へ、今日はロードなのであまり買い込めません、今月も日曜日のみの営業です。
 蟻通橋から県道221号小村木津線へ、今年はまだ手打ち蕎麦「よしの庵」へ行けていないのですが、再来週のお愉しみと云う事で、チラっと覗くと案の定「本日売り切れ」になってました。

 この季節の東吉野を走ると道沿いの木陰にはシャガの群生が目立ちますし、藤の花もあちこちに。(後半へつづく)

しかし良いお天気でしたね。

 今日は貴重な丸一日のお休みだったのですが… 昨夜夜更かしをしたせいか、朝一度は起きたものの「虎に翼」を見かけて二度寝してしまいました。やはり約束でもないとあきません。せっかくのお休みでこのお天気に走らないと、罪悪感が…
 16時を回ってからダイソーまで買い物に行かなくてはならなくなり Erba号を駆って遠回り通勤ならぬ遠回り買物へ。大和川左岸を走り途中から寺川べりに抜け、大和川と合流後、太子橋で折り返し右岸を走り布留川右岸に入り、途中から真東に折れて夜都伎神社まで、山の辺の道を大和神社遥拝所まで南下して西へ、上ッ道を南下し桜井へ戻ります。ダイソーでLED電球とピンセットを買って日没前に帰宅。走行34.7キロ。

迷走 ゆるゆるCC「葛城古道」

一言主神社にて

 今日はゆるゆるCCの女性サイクリストのねこさんの平日企画「葛城古道」、平日ですので何人集まるかなと思っていたら、8名の参加表明が。コースは近鉄新王寺駅に9時集合〜一言主神社〜高天原〜高鴨神社〜風の森〜船宿寺〜と云う事で、お昼は高鴨神社の近くの蕎麦屋との事。当直明けですので橿原9時スタート、高天原へ登るのを端折れば高鴨神社で追い付けそう、と走り出す事に。
 1045 葛城市と御所市の境界付近で県道30号御所香芝線いわゆる「山麓線」に取り付きます、さて前にいるのか後ろにいるのか、とにかく一言主神社へ、しかしまったく気配はありません。
 山麓線に戻り高天原はパスして南へ、1123 御所市北窪、旧県道30号との分岐に到着、しかし山麓線は車も多いしアップダウンがあるので嫌ですわ。一行は高天原へ登ったとすると前にいるとは考えられません、LINEへの書き込みを覗いてみると、極楽寺や笛吹神社だとか、遥かに後ろではありませんか。
 1時間近く先行している事になるのですが、とにかく高鴨神社へ向かう事に。1132 神社前に到着、お昼は近くと云うより隣の「鴨神そば」と云う事です、平日ながらお昼時ですので、結構お客さんがやってきます、時々陽射しの入る天気とは云え、この季節何もせずに待っていると寒いだけですので、先に入って食べるかぁ… 高鴨神社には何度も来ていますが、このお店には入った事はないのです。

 ざる以外は季節柄、温かいお蕎麦が3種類、ご飯ものは皆無、しかしきのこそばが1,300円は決して安くはないです。正直云って私には美味しいとは思えません。そう云えば過去に御所市在住のサイクリスト仲間に美味いよなんて話を聞いた事はありません。お店で小一時間待ちましたが一行が来た気配は一向にないまま店を出る事に、と云うより山麓線を走ってお腹を空かせた一行に相応しい店でもありませんし。1237 高鴨神社を後にしますが、風の森へは下らずに山麓線に戻ります。「かもきみの湯」へ下る分岐を過ぎた処で前から一人のサイクリスト。なんと笑雲さんが、何でも皆とはぐれてしまったとの事。とにかく二人で高鴨神社に再び戻ります。LINEを覗くと「わだきん」に行くとか「蕎麦屋に向かっている」とか混乱しています。
 そうこうしている内に、一行がこちらへやってくる事なく「わだきん」に向かう事が確実そうです。せっかくここまで来たのですから笑雲さんと風の森へ下り、鴨神の信号から旧道を北へ下ります。

 1315「わだきん」に到着、しかし一行の姿は、まったく何処をどう走っているのか想像がつかなかったのですが 1329 室交差点の方から登場、どうやら笑雲さんと出遭った付近から「かもきみの湯」へ下ってR24を走ってきた様です。例によって人気店の「わだきん」ですので何組が待っていますが、半時間程待って9人全員が入店する事にできました。私は2度目のお昼ですが、しっかり。
 結局はゆるゆるCC一行の皆さんと連ねて走る事なく「わだきん」前でお別れし、きんなん君と桜井に向かって帰途に就きました。本日の走行50.6キロ、下図の赤線はきんなん君、青線は私の走行ログです、これに途中はぐれしまった笑雲さんの分も重ねると面白いのですがね。

 Googleでもその手のサービスはあるのですが位置共有アプリを使ってみても良いかも。良くリスク云々を云われますがイベント開催中に時間とメンバーを限って運用すれば問題はないかと。昔「月うさぎキャンプ」の折、スタートもまちまちで上り基調のコースを重いキャンピング車で東吉野村を目指すために往路は其々で走っていたのですが、お互いの現在位置や到着時間を知るために「みんなで位置共有」と云うスマホアプリを使用した事があります。現在は提供されていない様ですが、同様のものは幾つもある様です。

 上図は2015年10月10日の「第8回 月うさぎキャンプ」へ向かう途中の模様を時系列に4つ並べたものです、女寄峠の途中で停まったまま動かないヤマタンさんのアイコンが見えます。