久しぶりの木津川自転車道

 京都府城陽市のクライアントまで往復するので、久しぶりに木津川沿いの自転車道を走って行きました、正しくは京都府道801号嵐山八幡木津自転車道線ですね、嵐山まで往復する事はそうはありませんが桜井からだと約150キロになります。 朝8時過ぎに出発、上街道を北上し猿沢池から興福寺の境内を通り県庁と文化会館の間を抜けて奈良少年刑務所から般若寺、青山から梅見台で京都府に入り井関川沿いに自転車道に入る変わり映えのしないコースですが。 平日なのですが春休みと云う事もあって、自転車道を走るスポーツサイクルの多い事。 開(ひらき)橋の近くで、トボトボとロードを押している若者、パンクでもして何も持ってきていないのかなと立ち止まったら、チェーンが切れたとの事、チェーンカッターもアンプルピンも持っていたのですが10速との事、すみませんお役に立てずに。 往路走行48.7キロ、AVS19.3キロ。 15時半に帰途に、木津川右岸の土手にあがると思いもしていなかった向い風、朝とは風向きが変わり結構強い西よりの南風が、まったくペースがあがりません。 往路とほぼ同じコースを走って無事に帰投、本日の走行98.1キロ。

ちょっとついでに

午後から大和高田のクライアントまで行かなければならないのですが、天気も良いので飛鳥経由で向う事に。 石舞台周辺は東側の山腹の紅梅がようやく、桜はまだまだですが道路沿いの菜の花が満開です。

甘橿丘から飛鳥川沿いの自転車へ、明日香村雷にて。

飛鳥川河畔の桜並木もまだまだですが、橿原市小房にて。

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12年ぶりの文殊峠

来月の「月うさぎキャンプ」の2日目に予定しているサイクリング、昨年秋の村内周回コースと同じでも何なので、久しぶりに文殊(もんず)峠を越えるコースを考えています。 2006年にSORAさんが走ってレポートしてくれているものの、私は2000年12月の「第3回あすか鍋サイク」以来のご無沙汰、東吉野村側は一本道ですが宇陀市側はかなり判りにくい道だったので、久しぶりに行く事にしました。

今日は春分の日、陽も長くなったと云っても朝はまだまだ寒い、結局出かけたのは10時前、さてどっちから行こうか… 伊勢街道(西峠)、忍坂街道(女寄峠)、結局、多武峰街道で今年初めての大峠ルートをとる事に。

倉橋までは旧街道をのんびり行けば良いのですが、後は県道を走らなくてはなりません、休日とあって車の多い事、新鹿路トンネルが開通するまではのんびりした道だったんですがね。 今日は身軽なんで崇峻天皇陵で一息入れただけで八井内まではノンストップで上がれましたよ。

八井内トンネルと1800mもある大峠トンネルを越えて宮奥ダムへ。 大宇陀の「アナンダ」が今月一杯で産休で暫くお休みと云う事でよりたかったのですが今日はお休み。 もう12時を回ってますがダメ元で関戸峠を越えて「のら」へ。 選択の余地はあまりありませんでしたが2個ゲット。

佐倉峠へ出て宇賀志村道路元標の残る学校跡まで下り、ここで缶コーヒーでパンを齧る事に、さてどちらにしようかな。
 文殊峠へはこの学校跡から宇賀志の村の中へと入って行きます、他所の車は入ってこないし、静かな風情が続きます。

宇賀神社の前で日張山青蓮寺への道が分かれます、中将姫所縁の寺で良さそうな処らしいのですが、行き止まりの道と云う事でなかなか足が向かないのです。 文殊峠へはここを右に入り橋を渡って行くのですが、判りにくい分岐が幾つかあって、地図がなければ悩むこと請合います。

文殊峠は佐倉峠の東北東約1.5キロ程の位置にあり30m程標高が高く、峠の手前にはコンクリート舗装の結構な激坂が待ってます。 峠の稜線にそって何軒か民家があり、意外と明るい雰囲気です。 昔は騒がしい犬がいたのですが、今日は静かでした。

峠の南側は激坂の後、渓流沿いの一車線路になり、途中に鳥居があったり、小さな滝があったりと、壺阪峠の南側に似た雰囲気です。 鷲家の集落に入る処でR166と交差します。 鷲家から小川に出て高見川沿いに、宮滝から吉野川左岸を走り、椿橋を渡り壺阪峠を越えて高取へ。

高取町の土佐街道では今月一杯「町屋のひな巡り」と云うイベントが行われていて、今日は17時前と時間が遅かったのですが、結構賑わっている様です。
 明日香村を経て帰途に、本日の走行81.6キロ、もう少し暖かくなると本格始動ですね。

ちょっとそこまで 其の弐

天気も悪くなさそうなので、ちょっとそこまでカメラを担いで。女寄峠への旧道を、粟原の集落の梅、毎年の様に見にきています。     やはり天気もすっきりしてこないので、引き返す事に。   陽射しも今一つですしね。 倉橋溜池から飛鳥方面へ。 明日香村にて。 大和八木に用事もあるので飛鳥川沿いの自転車道を、桜並木はまだまだですが、少し梅の木もあります、自転車が通らないかと暫く待っていたのですが、歩行者がかぶってしまったり、陽射しもそうタイミング良くは、それでも粘っていると顔馴染みの人が通って世間話、じっとしていると寒くなってきて諦めて走り出すと、ピングのジャージを来た女性ローディが… そんなもんですわ。 本日の走行31.1キロ。

ちょっとそこまで

隣町まで用事があるので、せっかくのお天気ですからカメラを積んで明日香村経由、もう梅は咲いていると思っていたのですが、やはり遅れているのかな。 まだまだ菜の花の他は寒々しい風景でした。 平年並みなら後3週間位でこの様な風景なのですが。

平日ですが、明日香村へやってくるロードの増えた事、みなさん多武峰の方へ向って行きます。

祝戸から橘寺を回って岡寺駅へ下り白橿町へ、「よろづ」でお昼を頂いて八木で用事を済ませ、昨日同様冷たい風にくじけていつもの大和川方面へも向わずに帰途に。 本日の走行24.3キロ。

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道路元標とむらまさ君拿捕サイク

先月15日鹿児島をスタートし青森まで日本縦断中のツィッターのお友達むらまさ君(@che_ma2sa 静岡県在)。 ところが関西までやってきながら、ある京女の色香に迷い大阪~京都~滋賀~三重とけしからん事に奈良を避けて走りぬけ鳥羽から伊良湖にフェリーで渡ると云う、これでは今後の示しが付かないので伊勢まで拿捕に向かう事に。 とそれだけで飛び出して行くのも勿体無いので、きっちり未収の道路元標も拾って行こうと… 朝0600発の近鉄電車に乗車、名張、伊勢中川と乗り継いで伊勢市へ向います。
 今日は機動性重視でKHSの出動です。 斎宮駅から明星駅辺りから走り出せば良いのですが、M君の後ろへ回ってしまうと追いかけるのが大変、なにしろちょっと4サイドとも思えない時間で走っている時もあるので、伊勢市から戻り気味にコースをとりますが、北よりの風が大変です。 彼のツィッターへの書き込みを見ながら現在地を推定し、どうにか予定の北浜村道路元標までまわり、伊勢市街へ引き返します。 写真は神社町道路元標、伊勢市神社港、漁港の防波堤の内側にあります。 ちょっと首を傾げたくなる記述ですが、案内もあります。
 一度外宮前の信号で待っていたのですが、どうやらニアミスしていた様で、外宮を端折って内宮に向ったのかと御木本道路を爆走して内宮へ、宇治橋前で待つ事にします。 12時11分やってきました、実は彼と会うのは初めて、私の事は天五さんのブログでツィッターでやりとりする以前から良く知っていたそうです。
 さすが日本縦断キャンピング4サイド仕様、凄い荷物ですこれにまだデイバッグを担いでます(中身はくまもんのぬいぐるみ)。 深谷DAVOSに私と同じ日東キャンビー、オルトリーブのサイドバッグ、タイヤはパナのコルデラビィ、鹿児島からノーパンクと云いますが、ブロックタイヤですよ。
 せっかくですので内宮へお参りに行ってもらいます、まぁ日本では誰もこの自転車持っては行きませんが、その間お守りを。 しかし「鹿児島~青森 日本縦断 ブログ『銀輪記』」なんて貼ってあるもんですから、それでなくても観光客の多いお伊勢さん、待っている間に3回も声を掛けられましたよ。 ちなみに関西圏に入って声を掛けられる事が格段に増えたそうです。
 ところでM君は「伊勢うどん」は知っているのかなと尋ねたら、意外と知らないそうで、こんなもんやと説明して「おかげ横丁」の一軒のお店へ。  時間も時間なので満員でしたが、タイミング良く少し待って座れました、てごね寿司とのセットを注文。
 平日と云うのに「おかげ横丁」は人で一杯、どうにか押して行けるものの、土日はとても無理でしょうね。 ここの松阪牛コロッケ、一個300円もするんですよ。



 赤福本店も相変わらず満員、赤福は乗船前に買ってもらう事にして写真だけ。 「おかげ横丁」を後にして鳥羽へ向います。 二見ヶ浦へ寄るつもりはないそうなんで、近鉄志摩線沿いにショートカットできる松阪鳥羽線を案内します、こちら小さな峠越えですが、線路が平行している位ですから大した事はありませんし、何しろ信号が殆どないのが4サイドには有難いのです。
 14時過ぎに鳥羽に到着、1510の便に乗船できそうです。 私も2度ばかりこのフェリーを利用した事があり、一度は桜井から自走でお昼の便に乗り浜松まで200キロ走った事があります。 今回も午前中の便に乗れるのなら、一緒に伊良湖へ渡り、渥美半島に残る未収の道路元標1基をゲットして三河田原から輪行で帰ってくる事も考えてはいたのですが、さすがにこの時間では帰ってこれなくなりますんで。
 2サイドの先客が1台、富山大学の自転車部?のクラブランのアフターで実家の浜松に帰るそうです、浜松までは75キロ程でしょうが、M君の方はナイトラン承知の上で、静岡までの約150キロを走り抜くつもりでいます。 そして静岡で用事を済ませた後、再び青森目指して北上します、もし見かける機会がありましたら、応援してやって下さい、なかなかの好青年ですよ。
 乗船する彼を見送って、さて私は帰途に就きます。 まだ陽も高いのでもう少し走っていたいのですが、何しろ北よりの強い風にめげてしまい、早々に輪行で帰途に就きました、本日の走行約55キロ也。 

【981】 2012/03/13 三重県 度会郡 神社町 (現 伊勢市)
【982】 2012/03/13 三重県 度会郡 大湊町 (現 伊勢市)
【983】 2012/03/13 三重県 度会郡 豊浜村 (現 伊勢市) 
【984】 2012/03/13 三重県 度会郡 北浜村 (現 伊勢市)

ブログ「銀輪記」自転車旅の記録

「自転車ツーリング再生計画15周年オフ in 奈良」

 朝、そろそろ明るくなるだろうと云う頃に起きだすと結構晴れていて、暫くすると朝日が登ってきます、相変わらず天気予報は午後から雨との予報を流していますが、どうなんでしょう。 集合場所の道の駅「宇陀路室生」までは約20キロ程の距離ですが、R165西峠を越えて行かなければなりません。 少し早いですが7時過ぎ出発しに、念のために断続的に天端道路で工事が行われている室生ダムに寄り道して今日のコースの確認にをして行きます。 気掛りなお天気の方ですが西峠を登りきる頃まで陽射しがあったのですが、榛原に入る頃には案の定曇ってきました。 後は降りだしが少しでも遅くなる事を祈るだけです。
 室生ダムを経由しても道の駅には9時前に到着してしまいましたが、既に待っている方々もおられ、そうこうしている内に次々と自走、輪行、車載と様々な方法で集まってきます。 馴染みの顔ぶれの他にも初対面の方も何人かおられます。 さて予定の16名が揃いました。

 集まった方々も様々ですが自転車の方も本当に様々です。 それに今回は初めてお目にかかる方が半数近くもあられます。



 
さて三本松を出発し阿保越伊勢街道を西へ、R165を見下ろしながら旧街道の街並みの中を走り、海老坂峠を越えて大野から室生ダムへ。



 最初の休憩は室生ダム、 天気の事もありますので、少々まきぎみのペースですが、約40分。 ダム湖畔に入る頃から少し雨粒が。
 10時17分室生ダムを出発、室生ダム湖を右に見ながら西へ、檜股から墨坂神社まで少しR369を走り榛原へ。




 
榛原からは宇陀川沿いの道を行きます。 専用自転車道ではありません、地元のサイクリングロードとして、小さな案内標識も設置されています。 ほぼ国道に出ずに榛原駅前近くから大宇陀まで、車に煩わされる事なく行く事ができます。
 「 
おごぽご」の対岸を走りますが、宮前橋から先の工事中看板が撤去されていたので、既に工事が終わったのか思っていたら、反対に先週はルーズだった通行止がしっかり固定されていて、担ぎ上げないと越えられません。 ちょっとシクロクロスみたいで、皆さん賑やかな事です。
  松山街道に入り西門跡の休憩所で2度目の休憩、雨もひどくはありませんが、そろそろ途切れる事なく降りだしているので、ここで殆どの方がカッパやポンチョを着込みます。

 
11時50分に西門跡を出て、再び松山街道に戻ります、街道沿いは見処もいくつかあり、時間があればよって頂けるのですが残念です。 アナンダの前で臨時停車です。 なお4月から暫くの間休業されます。 菟田野松井橋のローソンは端折って一気に一谷峠へ向います、 
 さて「月うさぎ」で昼食をお願いしている時間が押してきているので、先に峠へ付いている方は鉄人児玉さんの先導で先に行って貰う事に。 「月うさぎ」に到着すると、バイクスタンドが、オーナーが朝から即席で準備してくださいました。 ブルーシートのターフで万全、感謝感激です。
 
今回は人数も多いので、2部屋を目一杯使わせて頂いて特別メニューをお願いしました。 五穀米ごはんに自家製野菜を使った料理に、少し鹿肉や猪肉をアレンジ。 美味しい料理の後は、薪スト-ブに癒し猫たちと、今回も色々とお世話になりました、ありがとうございました。
 14時半に「月うさぎ」を後にします、滝野への峠で1台のRV車が、なんとどんパパさんがサポートに来て頂いたとの事です。 R166の佐倉峠区間が通行止めになって事もあって、日頃車が通わない一谷峠や染谷峠の狭い道にも車が入ってきて大変だったと思います。 15時15分全員が染谷峠に到着。 大内峠まで下った処で往復自走の鉄人児玉さんが離脱、R369で帰途に就かれます。 染谷峠から延々と下りが続きますので、結構皆さん寒い思いをされていた事とは思いますが、それにしては早かった事。 龍穴神社前で最後の休憩、予定では室生寺を経由して大野からR165を道の駅に戻って貰うプランでしたが、雨の中車の少なくない国道を走って貰うより、長くても室生トンネルでショートカットして頂いた方が得策だとコース変更をお願いしました。 ただトンネルを出ても先行した何人かがやまなみロードを突っ走っていったので、どんパパさんにフォローをお願いして、本隊は滝谷しょうぶ園を通って道の駅へ無事に戻りました。 60キロ余りのコース、雨も思っていた程には酷くならずに済みました、ただ大宇陀の古い街並みや室生とゆっくり見物して頂く時間を取って頂けなかったのが残念ですが、トラブルもなく終える事ができたので、コースリーダーとしては安堵しております。
 輪行組と別れ、車載組は道の駅でコーヒーブレイク、帰りはワカメ(Liberty)さんの車に乗せて頂き桜井へ、本日の走行、往路自走を含めて85キロでした。 うちのHPの[ツーリングの記録]に写真をUPしました。 [BICYCLE]→[ツーリングの記録]→[2012]と辿って下さい。 集合写真他大きなサイズの画像のダウンロードも可能です。 なお認証が必要で、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 峠おやじナワールドさんのブログ「ぼやき日誌」 (動画もあります) ofはやまさんのブログ「自転車のある風景2」 乾さんの「ランドナー補完計画ブログ」

明日は「自転車ツーリング再生計画15周年オフ in 奈良」

門岡さんの「自転車ツーリング再生計画15周年オフ in 奈良」を明日に控えて、怪しい週末の天気に頭を抱えるコースリーダーを尻目に、今日土曜のお天気は恨めしい様な久しぶりの自転車日和。 門岡さんは3~4日と行われている奈良サイクルツアー2012にパネリストとして来られ、その機会に今回のサイクが企画された訳です。 明日に備えて神奈川からお越しの北斗の星さんをお迎えにお昼から大和川御幸橋へ向います。 氏は朝の新幹線で京都へこられ奈良から、寺社巡りをされながら今夜の宿、あすかロードユースホステルに向います。

さて、いつもの様に大和川沿いの道を走りますが、約束の時間には少し早く到着しそうなので北葛城郡の河合村道路元標の存在確認に立ち寄ってから御幸橋南詰にあがります。 間もなく氏がTOEIのランドナーで到着、初対面ですが共通の友人が少なくありませんので、会話もまるで旧来の知人の様なものです。
 ユースのチェックインにはまだ時間があるそうなので飛鳥葛城自転車道と大和中央自転車道を継いで今井町経由で明日香村を目指す事にします。 自転車道を南下して行くと、サイクリストのグループが次々とやってきます、先のサイクルツアーの関連サイクリングイベントとはコース、時間が合わないのですが、どうやらそれぞれの都合での帰途に就いているのでしょうが、しかしその台数都合50台は越えていたような。 時間があればゆっくりとして頂きたいのですが、今井町を少し回って明日香村へ、飛鳥寺と入鹿の首塚で小休止。
 石舞台から稲渕の棚田と回り、橘寺へ向おうとしている頃に、シンポジウムを終えられて門岡氏を連絡がとれ、藤原京付近におられるとの事で、合流してユースへお送りする事になりました。 ユ-スは近鉄大和八木駅から歩けば10分程かかりますが、近鉄大阪線の北側にあり、踏み切りを渡れば初瀬街道にすぐ出られますので、サイクルツーリストには具合の良いロケーションにあります。 本日の走行61.4キロ。