道路元標の現存が全く確認されていない故に訪れる事のなかった鳥取県ですが、今年4回目の鳥取行きになります。明日14日鳥取0805発「鳥取うみなみサイクルトレイイン」に乗車するためには鳥取市付近に前泊する必要があり、兵庫県北部の未踏区間走行を兼ねて向かう事にしました。
始発ではありませんがJR桜井0552発に乗車、王寺、大阪、篠山口、福知山、城崎温泉と5回の乗換、6時間38分の行程です。福知山での接続時間が43分もあるのですが、コンコースに下りればコンビニにカフェ、ミスドがあるのが幸い。
山陰本線は城崎温泉以西が非電化ですので、豊岡または城崎温泉で乗換となります。モハ113系からキハ40系へ、モハ115系は輪行袋の適当な置き場所がなくて難儀するのですよね。
キハ40系キハ47は両開き2ドアが車体中央寄りに配置された故にワンマン化の際に運転台側に大きなデッドスペースができてしまったのですが、輪行袋を置くには丁度良いスペースに、ただキハ121がやってくるとトイレ寄りに乗車しないとちょっと厄介です。実はサイクルトレインではキハ47の3両編成が充当されている様で、この空間に各車両3台づつ置く設定になっている様です。
1230 香住駅に定刻に到着、急ぎ輪行支度を解きます。右図赤線が今日の予定コースで、青線が過去に走行した区間で香住~浜坂間を走ると日本海側は新潟富山県境から島根県出雲市までほぼ海岸線で走行区間が繋がるのです、ところが餘部~浜坂間は海岸沿いの林道三尾御崎線が全面通行止、その上旧国道178号だった町道久谷桃観線(桃観峠)も 通行止で、高速道路を通行できない原付以下の車両や歩行者は20キロも内陸側の国道9号まで迂回せよとの事。新温泉町HP通行止め情報。
ただ国道9号まで迂回せずとも県道550号熊谷味取線を経由する事で国道9号春来峠経由より20キロ近く短縮できそうです。ただ今夜は鳥取の次の湖山駅が最寄りのゲストハウスを予約しているので、浜坂1604発に乗車できないと宿までナイトランになってしまいます、頑張って約35キロを輪行支度を含め3時間半で走らなくてはなりません、ただ標高393mの峠に結構な悪路の予感。
13時には香住駅をスタートし兵庫県道4号香住村岡線を南下します。1343には道の駅「あゆの里矢田川」へ、この道の駅ですが小さいもののキャンプ場が併設されています。
少し走って原地区で旧道に入って県道550号へ、熊谷味取(くまだにみどり)線って名前が嫌ですねぇ、熊谷地区は峠の先ですが鈴を提げて走る事に。1キロも行かない内に地形図通りに幅員3m未満の道に、勾配も徐々に凶暴になり、路面が落ち葉に覆われる箇所が多くなります、峠に辿り着く前に新温泉町域に入ります。
ほぼ登り切った辺りで明るくなり春来からきた道と合流、桧尾と云う土地で民家も見えますが既に無住となっている様です。
14時半までには標高377mの無名の峠を越えます、残り約15キロは登りはありませんので後は余裕です。標高だけを取ると春来峠(420m)より低いのですがね、県道4号から別れてから伊角地区へ下るまで1台の車にも会わず仕舞い、幸い熊にも猪にも出くわす事はありませんでした。
兵庫県道47号浜坂井土線へ、国道9号と新温泉浜坂IC、新温泉町の市街地を結んでいるので結構車が多いです。
1513 浜坂駅に到着、余裕はあるのですが7駅乗車して再び輪行支度を解きますのでペダルは外さすに、さっさと輪行支度を済ませホームへ、1304発を待ちます。
1649 鳥取駅着、1721発の米子行を待たずに明るいうちに輪行支度を解いてここから走り出す事にします。鳥取市中心部は些か道が判り難いのですが、日没直前ですので千代川河川敷の自転車道は避けて、駅前商店街から狐川沿いの道を走って鳥取大橋に出るコースを、少々遠回りになる様ですがこれが正解だった様です。国道沿いのうどん屋で夕食を、コンビニで買い物を済ませ、予約時間前にはゲストハウスへ。
本日の走行 35.2キロ+8.6キロで計43.8キロ。
桜井0552→0624王寺0634→0711大阪0723→0836篠山口0837→0929福知山1012→1132城崎温泉1156→1230香住
浜坂1604→1649鳥取
4,840円+590円 で5,430円分乗車