累積標高は? 真夏のとんでもツーリング

T御大から週末に吉野方面へ走りに行こうとの話、日曜なら某イベントとぶつかるので吉野以外にした方が良いかなぁと思っていたら、天気は土曜の方が良さそうなので予定通り吉野方面へ行く事に、って云ってもコースは何も決まってませんが、木曜にR氏のBBS「風のたより」に告知するとdさん+の参加表明。

FI2612839_1E.jpg← 近鉄&JR吉野口8時半に集合、T5さん、TTさん、Nちゃんが輪行で到着、鉄人Kさんも現れ、この後下市町でW氏も合流し総勢8名で走る事になりました。








FI2612839_2E.jpgちょっと補給に大淀と下市でウロウロしてしまいましたが、<20>下市宗桧(むねひ)線で樺の木峠を目指します。 しかしこのルートも改良が進んで随分木陰が少なくなってしまいました。








FI2612839_3E.jpgこの後、城戸まで下りR168に入るのですが、dさんに急用ができて帰る事に、樺の木峠を下りきっているのでT御大からヘッドランプを借りてNちゃんとともに秘密のルートを突っ走って戻って貰う事に。








FI2612839_4E.jpg宗川野までR168を走り<49>勢井宗川野線へ入り、川俣天辻林道へ入る前に涼しい処で昼食をすませておこうと、平雄集落近くで川原に下りて休憩する事に。

←泳ぎ出したT御大






FI2612839_5E.jpgいよいよ川股天辻林道、現状市販の地図には山越え区間は記載されておらず、鞍部の910m辺りで越えているとして県道から少なくとも500mは登らなければなりません、唯一の情報であるK氏のレポートだけがたよりです。

←川股川の谷を詰めるまでは木陰の多いコースなのですが...





FI2612840_1E.jpg土砂崩れ区間に遭遇、この先<53>高野天川線の不通情報もあるので躊躇したのですが、T御大を先頭に担ぎで突破する事に。 TTさんこんなとき小径車は担ぎにくいのが...








FI2612840_2E.jpg本来、川股天辻林道は旧西吉野村と旧大塔村の境界の稜線を西へ向かい天辻に至るのですが現在は工事がとまっていて未開通のままなので、途中から天川村西の谷へ越えるルートへ入り、無名の峠を越えます、但し峠前後数100mはダートです。







FI2612840_3E.jpgようやく天川村側<53>高野天川線まで標高差500mのダウンヒルコースへ。

← こちら側は木陰も多く水場もあります、ただ路面状態は悪く視界は全くと云って良い程ありませんが、先の崩落と云った事を想定しない限り、夏場は南からアタックする方が正解です。





FI2612840_4E.jpg問題の<53>高野天川線旧大塔村阪本の通行止め区間までやってきました。 しっかりバリケ?ドがされています。 標識では通行止になってますがR168の道の駅へ抜ける事ができます、ただ一旦350mは登らなければなりません。 明日開催の「山岳グランフォンドin吉野」のスーパーロングコースもそちらへ登らせる様に変更したようですが、過酷な上にこの変更は... お疲れ様です。

 なお基本的に私は「山岳グランフォンドin吉野」の開催については、昨年から次の様な考えを持って否定的ですが、無事故で行事を終えられる事と、地元の方々の顰蹙を買う様な事の無い事を願っております。

FI2612840_5E.jpgさて、私たちはどうしたのでしょう(^_^)
←出屋敷峠、天辻トンネルと殆ど変わらない高さまで登る事にはなりますが、そのままR168を走る事を思えばとても快適なルートです。
 その後、高野町富貴を経て火打口まで下り、南海橋本駅へ向かうT5さん、TTさんと別れて流れ解散帰途に就きました、五条市栄山寺でW氏と別れ、阿田でT御大に先に行って貰うことにして、’ひぐらし’の鳴き声に包まれながら福神、吉野口、飛鳥とのんびりと走り20時過ぎ雷雨に襲われる直前に桜井に帰り着きました。 本日の走行138キロ、これで今月はどうにか500キロを越えました。