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明日は「自転車ツーリング再生計画15周年オフ in 奈良」

門岡さんの「自転車ツーリング再生計画15周年オフ in 奈良」を明日に控えて、怪しい週末の天気に頭を抱えるコースリーダーを尻目に、今日土曜のお天気は恨めしい様な久しぶりの自転車日和。 門岡さんは3~4日と行われている奈良サイクルツアー2012にパネリストとして来られ、その機会に今回のサイクが企画された訳です。 明日に備えて神奈川からお越しの北斗の星さんをお迎えにお昼から大和川御幸橋へ向います。 氏は朝の新幹線で京都へこられ奈良から、寺社巡りをされながら今夜の宿、あすかロードユースホステルに向います。

さて、いつもの様に大和川沿いの道を走りますが、約束の時間には少し早く到着しそうなので北葛城郡の河合村道路元標の存在確認に立ち寄ってから御幸橋南詰にあがります。 間もなく氏がTOEIのランドナーで到着、初対面ですが共通の友人が少なくありませんので、会話もまるで旧来の知人の様なものです。
 ユースのチェックインにはまだ時間があるそうなので飛鳥葛城自転車道と大和中央自転車道を継いで今井町経由で明日香村を目指す事にします。 自転車道を南下して行くと、サイクリストのグループが次々とやってきます、先のサイクルツアーの関連サイクリングイベントとはコース、時間が合わないのですが、どうやらそれぞれの都合での帰途に就いているのでしょうが、しかしその台数都合50台は越えていたような。 時間があればゆっくりとして頂きたいのですが、今井町を少し回って明日香村へ、飛鳥寺と入鹿の首塚で小休止。
 石舞台から稲渕の棚田と回り、橘寺へ向おうとしている頃に、シンポジウムを終えられて門岡氏を連絡がとれ、藤原京付近におられるとの事で、合流してユースへお送りする事になりました。 ユ-スは近鉄大和八木駅から歩けば10分程かかりますが、近鉄大阪線の北側にあり、踏み切りを渡れば初瀬街道にすぐ出られますので、サイクルツーリストには具合の良いロケーションにあります。 本日の走行61.4キロ。

下見サイク

 週末のお天気の予報に一喜一憂させられると云うより、降水確率50%ですかぁ…
 別にもう下見せなアカン訳でもありませんが、お昼まではお天気がよさそうですし、今月は300キロにも届いていませんので、とりあえず大宇陀までは行こうと女寄を目指します。 しかし今朝の奈良の最低気温は-4℃だったとか。

旧道を走りR166の下を下って登坂車線の手前まで、信号まで1キロなんですが、どうも習慣になっているのか「中女寄」バス停で一服… って煙草をやめて5年半になりますが、それでも一服って云って良いのかな。 とにかく暑いので中に着ているベストを脱ぎます。

ところでR166女寄峠の桜井側の登坂車線がある区間ですが、2月29日から3月6日まで工事で、看板には「片側交互通行」とありますが、工事の段取りをしている人に聞くと、登坂車線を塞いで対面通行だとか、自転車は走りにくそうな感じなんで、週末自走だとしたら西峠ですねぇ。

篠楽へ下り宇陀川沿いの道を走ります、期せずしてまたまた火曜日に来てしまったので「おごぽご」の対岸を走ります、「工事中」とありますが「通行止」とは出ていませんし、実際工事はやってません。

松山街道、大宇陀の街並みを行きます。 良く写真にでてくるポイントを探してみました、なんやここかぁ…

「おごぽこ」に「アナンダ」も休みなんで菟田野松井橋のローソンでパンと饅頭を補給して一谷峠へ向います、さすがにもう雪は全くと云って良いほどありません。

桃太郎がお留守番してます。

2週間前に生まれたばかりの2代目ユキちゃんが滅茶苦茶かわいい~

滝野から標高714mの染谷峠へ向います、もう凍結はないだろうと思っていたのですが、ヤバいところが一箇所ありました、転倒こそしませんでしたが油断大敵。 染谷峠から大内峠に下り一気に室生寺と、ところが下りがこれだけ続くと冷える事冷える事。

室生寺門前で温かいうどんかそばでも戴こうかと思っていたら、下田口で見慣れぬログハウスが、ろぐ「空(からっぽ)」と云うお店で、ピザとかカレーとかある様なんで入る事に。 マシンカットの明るい店内と薪ストーブが心地良いです。 昨年秋にオープンしたそうで、営業時間は火・土・日・祝日の11~18時、月・金の10~12時と17~19時で、水・木が定休日だそうです。 なお店内は靴を脱ぐ必要がありますが、ウッドデッキにテーブルも用意されていますから、気候が良くなれば外でも良さそうですね。

暖まった処で再び走り出します、もう16時を回ったので三本松までは行く時間もありませんので、左岸側から室生ダムに上がり湖畔を榛原に抜け帰途に就きました。 本日の走行80.7キロ、アベレージが15km/h超えてるので今日は「ポタ」ではなく「サイク」ね(^_^)

スケジュール調整ソフト

 年に何度か仲間での自転車ツーリングの幹事役をやっていて、その度にあちこちのBBSとかBlogで出欠をまとめている訳ですが、宿泊とかキャンプとか色々なオプションが絡んでくると、結構大変になってきます。 2009年の峠おやじナワールドさんの「弐千峠記念サイク」では専用ブログを用意してみましたがそれはそれで大変です。 その様な用途に役立つソフトやサービスがないものかと思っていたら、あるもんですね、幾つか試してみたのですが、Rumixと云うソフト会社がやっている無料のWebサービスです、無料ですから広告が鬱陶しかったり、機能的に後一歩と云う処もなくはないのですが、私達のニーズには一番合っている様な感じです。
 本来の利用形態は複数の日時から都合の揃う日時を決めると云う形で、「どこどこ行くけど、いつがエエ?」と云う使い方、確かにそう云ったパターンもたまにあるのですが、どちらかと云うと日時を決めて出欠をとると云う形で十分なんですが。

1日では機能的に十分過ぎますが3/4に予定している門岡さんの「自転車ツーリング再生計画 15周年オフ in 奈良」の出欠と、まだまだ気が早いですが試験的に4/28~30に予定してます4回目の「月うさぎキャンプ」を材料に作ってみました。

「月うさぎキャンプ」は次のアドレス
[PCから] http://chosuke.rumix.jp/main.aspx?g=40b5dfd862407711a
[携帯電話から] http://chosuke.rumix.jp/x/main.aspx?g=40b5dfd862407711a
でアクセスできます。 本来は参加者それぞれが次の画面で登録するものですが、サンプルとして過去に参加されている方をこちらで登録してみました。 パスワードは「ツーリングの記録」へのアクセスで利用して戴いている4桁、つまりうちのFAX番号下4桁となってますので、そのまま出欠を選んで頂いても結構ですが、パスワードを変更できませんので、一旦削除(消しゴムボタン)して、新規に任意のパスワードでの登録を試してみて下さい。 なお正式な出欠に移行するか、改めて用意するか後日お知らせしますので、気軽に試して下さい。

入力画面はこんな感じです。 このサービスの基本機能としては[◎][○][▲][×][空白]のボタンと3つの項目、コメント欄を用意する事ができますが、ここでは[◎]以外を選択できる様にしています。
 他のサービスではメール機能やBBS機能を持っているものがありましたが、基本的なところでしっくりいかない様で。

 

【一覧画面】 人数が8人以上では頁を切り替える必要があり一覧性に欠けますが、画面左上の[タテヨコ入替え表示]ボタンで一覧表示が可能になります。

画面左上端の[新規○×表作成]でオリジナルの表を作る事ができます。

下見ポタ

昨日一昨日とお天気が良かったのですが、そうは毎度うまい具合に走りに出掛けられない訳で、悔しい思いをしていたのですが、今日こそはと10時前になって出発、来月4日に予定していて、コースリーダを引き受けさせて戴く「自転車ツーリング再生計画 15周年オフ in 奈良」のコース確認に行く事にしました。

初瀬街道から長谷寺門前、初瀬ダムと登って行きます。 さすがに標高が300mを越える辺りから、日当りの悪い路肩には先週の雪が残っています、しかし風さえなければ登りでは暑い位の気温です。 フリースも持ってきたのですが、結局ネルシャツ+ベスト+ヤッケのいでたちで走ってました。

東へ行く時、いつもは県道781号線を走るのですが、今日は藺生(いう)から豆入峠で広域農道に入り、吐山から無山までR369を走り県道28号で向渕へ、海老坂峠へ下る道へ入ります。 室生口大野を見下ろす処にあった手作りの展望台、一昨年撤去されてしまっていたのですが、復活していました。

 

やまなみロードで海老坂峠を一旦またいで砥取まで登ります。 実は一昨年の「月うさぎランチサイク」でコースミスした処を再確認に、無事に滝谷しょうぶ園を通って三本松の道の駅「宇陀路室生」の対岸にでてきましたが、やはり判りにくい道です。

三本松のローソンで補給の後、阿保越伊勢街道を西へ走り再び海老坂峠へ、三本松の古い街並みの中に三本松村道路元標が健在です。

室生ダムまでやってくると通行止の看板が、どうやら今月中はゲートの整備作業が行われている様です、幸い自転車は押してなら通して貰えました。 あと山辺三から赤人橋までが落石で人車ともに通行止となっていました。

ダム湖畔を走りR369に出て、榛原から宇陀川沿いの道を「おごぽご」までやってきましたが、またも定休日にあたってしまいました。 ところで対岸の遊歩道の整備がすすんでいて、もうすぐ自転車でR370に全く出ずに榛原から大宇陀まで行ける様になります。

 

20120221g.jpg そのまま女寄峠には向わず、宇陀川沿いの道を戻ります。 大和富士とも呼ばれる額井岳をバックに写真を撮るには、この辺りが一番良さそうですね、と立ち止まっているとクロスバイクが2台、何処の何方さんか知りませんがカメラに収まって貰いました。 篠楽まで戻り県道198号で女寄辻に出るいつものコースで帰途に就きました。 本日の走行75.1キロ。

大阪渡船ポタ

20120212a.jpgなみはや大橋から望む千歳渡船、この後4番目に乗りました。

今日はH氏のご案内で大阪市のベイエリアに残る大阪市営渡船をを巡るポタリングに参加してきました。 ベイエリアと云っても、舞洲や南港と云った今風の処ではなく、造船所や工場倉庫の並ぶ下町の雰囲気を残した地域です、大阪生まれの私もあまり土地勘ない方角で、かつてはどちらかと云うと映画「泥の川」の世界だったんです。 集合場所は住之江区平林、KHSを近鉄大阪難波駅経由で地下鉄住之江公園駅まで輪行して向います。  

 

 集合場所に着くとなんと鉄人児玉さんが、案の定御所市から自走、参加者は9名になりました。 車種はランドナー、ミキストから今風の小径車までまちまち、私が一番気になったのはUG兄氏のシルクの24吋スポルティーフ、タイヤはともかく細身のガードが貴重です。

まずは木津川渡船で大正区に、後ろに見えるのは新木津川大橋ですが、ここの渡船は便数が少ないのでこの時間に乗り遅れるとあそこまで押し上げる必要があります。 (Photo:ofはやまさん)
 ところで私は参加していませんが「渡船ポタ」は確か2003年にも行なった事がありますが、最近は結構自転車で巡るグループもいて渡船場毎にすれ違ったします。 ここでも私達以外にもロードが1台、効率よく回るコースや渡船の時間もありますので、足の差があっても午前中は一緒の船に乗り合わせる事に。 なおいずれの渡船も地元の人の生活や通勤通学の足として利用されているもの、定員も40数名程度まで、自転車も定員分乗れる訳でもありませんし、最寄駅からの案内標識など皆無に近いです。

8箇所に残る大阪市営渡船の内、USJや海遊館への足にもなる天保山渡船を除く7つの渡船を継いで住之江区、大正区、港区、西成区を巡ります、と行っても走行距離は20キロ余り、走っている時間より渡船を待ちながらの自転車談義の方が長い真正ポタリングです。

木津川渡船と船町渡船の後、なみはや大橋で港区へ、高度差数十mのヒルクライム? お天気に恵まれ大阪市街の高層ビルから生駒、二上、葛城、金剛、和泉葛城の山並みが見渡せます。

第三突堤の名の残るバス停とか貨物線の廃線跡とか懐かしさの残る港区を抜けて、甚兵衛渡船と千歳渡船で再び大正区に戻る頃にお昼、

大正区は沖縄出身の方を多いところで、沖縄料理を出す店も多く、お昼はソーキラーメンを頂きました。

 

食後は近くの公園で、早すぎるコーヒータイムというかおやつの時間、チーズケーキにチョコレートフォンデュ。 今月78歳の誕生日を迎えられた鉄人児玉さんの即席ですがお祝いを。 そしてますますお元気、ご自身の走行距離と体重をパソコンでグラフにしたものを見せて頂きましたよ。

 

長い休憩の後、落合上渡船で少しだけ西成区へ、向こうに見えるアーチ状のものは木津川水門、上流側へ倒れる様に回転し、高潮対策の防潮水門としての役目を果たします。 同型のものが安治川、尻無川にありますが、定期的に試験運転がされる様で、一度見てみたいものです。

 7つ目の千本松渡船で住之江区へ戻ります。 風もなく時折日差しも入る恵まれた天気、とても愉しい一日を過ごさせて貰いました。
 認証が必要ですが、うちのHPの[ツーリングの記録]に写真をUPしました。 [BICYCLE]→[ツーリングの記録]→[2012]と辿って下さい。 いつも通り認証が必要で、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 走ったコースはこちら、参加車両はH氏のこの日のブログで紹介されています。

雪道を求めて

輪童さんと雪道を求めて走ってきました。 毎冬それぞれ雪の写真を狙って出掛けているはいるのですが、相手がお天気だけに、そうは示し合わせて出掛ける機会はなかなかありません。 昨日も自転車乗り御用達食事処「よろづ」で落ち合ったのですが、高取城址もあまり期待できそうになく天気も今一つ。 改めて今日東吉野方面に向う事にしました。 (Photo:輪童さん 一谷峠にて)

別に時間を決めていた訳でもないのですが、お互いTwitterを見ながら石舞台で合流、まずは芋峠を目指します。 栢森を過ぎても行者辻までは問題なし、26Cの輪童さんには峠手前の急坂は厳しかったようですが、32Cの私は空転しながらもどうにか峠へ到着。 (Photo:輪童さん 芋峠にて)

峠の向こう吉野側は南斜面とあってまったく雪もなく路面も殆ど乾いています。 千股の三叉路まで下りてきて振り返ると、後ろにいたはずの輪童さんの姿が、暫く待っても来ないので水辺公園まで戻ってみると、どうやらパンクをしていた様です。 下りですっかり冷え切っているところにパンクはたまりませんなぁ…

食料を持ってきていなかったので、最初は吉野川河畔のコンビニまで下ろうかと思っていたのですが、体も冷えてきたので登り基調のルートをとり、三茶屋経由で宇陀市田原のパン工房「のら」へ向う事に、この季節で12時も回りそうなので、はたして焼いているのか残っているのか全く判りませんが、とにかく向う事に。 ありました「のら」のパン。

「のら」を後にして佐倉峠まで登り、東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」へ電話してみますが、どうやら留守のの様です、谷尻はかなり積もっている様ですからね、この時期は仕方ありません。 とにかく岩端まで行って、コーヒーを沸かしてパンを齧ります。 期待した 程晴れ間は出ないのですが、風がないのでそう寒くはありません。

岩端までは全くと云って良い程路面に雪はありません、せっかくここまで来たのですから、少し一谷峠へ、途端にこんな具合です。 除雪車が入って圧雪されている部分は結構乗れたりします。 林間コースなのでかなり暗いのですが、峠の半分位まで登って写真を撮りながら過ごし、無事転倒する事もなく女寄峠経由で帰途に、本日の走行70.8キロ、この季節としては結構走って帰ってきました。

自転車ツーリング再生計画15周年オフ

ひょんな事で宮城県在住の門岡さんの「自転車ツーリング再生計画15周年オフin奈良」のコースに、私が出していた大和高原と宇陀周回の2つのプランから、宇陀周回案が採用されました、すみませんまた「月うさぎ」ですm(_ _)m

 氏は3月3日(土)に「奈良サイクルツアー」 のサイクルシンポジウムのパネラー(被災地サイクリスト?)として来られ、翌4日(日)に走ろうと云う計画です。 「自転車ツーリング再生計画」は15周年とある様にまだまだインターネット黎明期の当時、自転車関係のサイトと云えば、輪童さんの「風のたより」、乾さんの「ランドナー補完計画」、峠おやじナワールドさん、他には布目さん、当時の駒井さんとうち位だったかと思いますが老舗サイトのひとつです。  コースは近鉄三本松駅およびR165道の駅「宇陀路室生」を起終点にする約60キロで、一昨年9月の「月うさぎランチサイク」に準じ、大宇陀松山街道と室生寺を経由するプランです。 いつもと顔ぶれの異なるメンバーになるかとは思いますが、よろしければ先の「月うさぎランチサイク」参加の方のサポートをお願いします。

道路元標蒐集の旅(’12冬 総括)

大阪南港着は0730、明るくなる頃にロビーに出て到着までの時間をコーヒーを飲みながらのんびり過ごします、やはり船旅は気持ちゆっくりできて良いものです。 ところで輪行で宮崎フェリー上り便を利用するのは今回が初めてで、よくよく考えると大阪市内を抜けるのに通勤時間帯にぶつかってしまいます。 宮崎フェリーはいわゆる南港フェリーターミナルではなく、その先のかもめフェリーターミナルに着きますので地下鉄まではバスを利用する必要があります、宮崎港と同じくフェリーの乗客のための様なバスなので、通勤客で混雑する事はないのですが、さすがに地下鉄四ツ橋線も大国町からなんばの間は混んできますが、さして顰蹙を買う事もなく近鉄に乗り継ぐ事ができました、輪行といっても折畳み小径車ですからね。 駅から近いとは云え担いで行くのもなんなので組み立てて推して帰る事に、10時前に無事帰宅。

この機会にKHSの輪行スタイルを紹介しておきます。 うちのF20-Rはオリジナルのブルホーンからドロップハンドルに交換していますし、前後キャリアを取り付けています。 輪行袋はオーストリッチの「ちび輪」を利用していますが、ハンドルを抜いてサドルを下げてもかなり厳しい状態ですが、袋に収める事ができればかなりコンパクトです。

折り畳んだ状態で下に空間ができますのでモンベルの小さい方のサイドバッグ(フロント用とされているもの)片方がフレームとタイヤの間にすっぽり入ってしまいます、多少ペダル位置に考慮が必要ですが。 もう片方のサイドバッグはキャリアの上に。 サイドバッグの中身次第で相応の重量になりますので、肩掛けベルトはカメラ用品のアルミバッグ用のしっかりしたものを利用しています。 なおKHS純正のギヤガードと補助スタンドを使用しています、バランスはあまり良くないですが折り畳んだ状態でチェーンリングを当てる事なく自立します。

 

今回の収穫、昨夏以来久しぶりの道路元標です、なかなか近場には少なくなってしまって後20基で1000基達成と云ってもまだ予定も目処もたってはいません。







【972】 2012/01/08 岡山県 邑久郡 大宮村 (現 岡山市)
【973】 2012/01/09 佐賀県 東松浦郡 名護屋村 (現 唐津市)
【974】 2012/01/09 佐賀県 東松浦郡 切木村 (現 唐津市)
【975】 2012/01/09 佐賀県 東松浦郡 北波多村 (現 唐津市)
【976】 2012/01/09 佐賀県 西松浦郡 南波多村 (現 伊万里市)
【977】 2012/01/09 佐賀県 杵島郡 若木村 (現 武雄市)
【978】 2012/01/09 佐賀県 杵島郡 住吉村 (現 武雄市)
【979】 2012/01/10 熊本県 球磨郡 山江村
【980】 2012/01/10 宮崎県 北諸県郡 西岳村 (現 都城市)

3日で走行182.5キロ、少々走り足らない気もしますが、この季節にKHSですから良しとしましょう、玄界灘を見ながら走るR204はなかなか良かったです。

金券ショップで買った「青春18きっぷ」3回分7,800円で20,050円分乗車させて頂きました、JRさん有難うございました。

交通費 19,060円
宿泊費 7,568円
食費、飲料等 8,885円
その他雑費 330円
やはり一等シングルを利用した分予算オーバーかな

道路元標蒐集の旅(’12冬 3日目)

新八代0633発の鹿児島本線下り始発に乗車、次の八代で肥薩線0646発に乗り換え、球磨川の流れを眺めながら人吉に向かいます。 車両はキハ31の単行、JR四国のロングシートのキハ32、54に比べると快適です、輪行袋を置くスペースもありますし。

 

人吉駅で下車、球磨郡山江村へ、人吉市と合併する事もなく、今も現役の村です。






 

 

 

 

山江村道路元標は旧役場建物の横に健在、解説板も建っていますが、ここでも明治里程標との混同がある様です。 旧役場建物は「時代の駅むらやくば」と云う施設になっています。

 

 

 

人吉駅にもどり「いさぶろう・しんぺい」号で吉松へ、「いさぶろう・しんぺい」号は1日2往復の観光列車で、合わせても1日5往復しか走っていない人吉~吉松間ですから一般乗客のために自由席があります。 普通列車ですので「18きっぷ」でも乗車可能です。

 

 

観光シーズンは結構混みますが、この季節の平日、それに「18きっぷ」も今日が最終日とあって乗客もまばら、ガイト役の客室添乗員も手持無沙汰の様です。 

こちらが自由席、2両合わせて12席分程度。 

観光列車ですので、途中の大畑、矢岳、この真幸駅以外にも展望の良いところで停車しますのでのんびりしたもんです。 ちなみに人吉駅は熊本県、真幸駅は宮崎県、吉松駅は鹿児島県にあります。 

 

吉松駅にて特急「はやとの風」、「いさぶろう・しんぺい」と同様のキハ140,147使用ですが、曲りなりにもこちらは特急ですので座席はリクライニング。 

最初は都城経由か隼人経由で日豊本線に乗り換え大隅大川原駅から宮崎県北諸県郡の西岳村道路元標を目指す予定でしたが、吉都線の谷頭駅を下車して向う事に、ところが何を勘違いしてか、ひとつ手前の万ヶ塚駅で下車してしまいました。 まぁ走る距離はさして変わらなかったかも知れませんが。 全く土地勘のない地域をウロウロ走りながら西岳村道路元標へ。 帰途は下り基調の県道を都城へ、都城駅まで1.5キロ程、R10の沖水橋北詰へ出た処で後輪がパンク、都城1625乗車の予定ですから、チューブ交換して走って行くには十分な時間だったのですが、チューブ交換して空気を入れ始める段になって、サイドが大きく裂けている事に気が付きます、空気を入れ続けてもチューブが出てくる様な状態ですがら、もう走行には耐えません。 そうなると都城駅まで押してゆくとなると時間はかなり厳しい事に。  とにかく急ぎ足でKHSを推しながら駅へ向います、今夜宮崎泊で明日も少し走って夜の宮崎フェリーで帰阪の予定でしたが、406-35や37のタイヤが宮崎で入手できるアテもないので、明日走れないのならいっそ今夜のフェリーで帰阪するする方が得策です。 都城駅は北側に改札はありませんが、地下通路があるので一旦南側へ、幸い宮崎行きが1番ホームからだったので、どうにか1625発に乗車する事ができました。 宮崎1734着、宮崎港まで走って行く事もできませんので、輪行袋を担いだまま1750発の宮崎港行き宮崎交通バスに乗車。

宮崎フェリーにはマリンカード会員というのがあり、2000円の入会金を払えば20%の割引が受けられますが、誕生月と前後月の3ヶ月は50%割引2回分の割引券が送られてきます。 1等シングルが空いていたのでちょっと贅沢する事に、通常は20000円もしますが、半額ですので2等寝台との差額は3550円です。  

バストイレこそありませんが、輪行袋も入れられますし、けっこうゆったりしたスペースです、難を云えば窓がない事です。 1300円のバイキングと暗くて何も見えませんが展望風呂に入って一路大阪南港へ、なお北九州や別府航路と違い高知沖の外洋を行きますので、この季節は揺れる日もあります。

新八代0633~0636八代0646~0815人吉1008~1121吉松1153~1306万ヶ塚/都城1625~1734宮崎 3,640円分乗車

本日の走行 45.1キロ

道路元標蒐集の旅(’12冬 2日目)

20120109c.jpg朝日に輝く唐津湾を望む海岸線のR204を行く

佐賀駅0643発唐津線西唐津行きに乗車、始発ではないのですが、西唐津に7時前についてもこの季節まだまだ暗いもので、それに九州ですから関西より当然日の出が遅いです。 

唐津までは最近も来ましたが、西唐津駅は40年ぶりです。 広い駅構内が西唐津機関区のあった往時を偲ばせます。 当時は筑肥線の付け替え前で、もちろん唐津駅も現在の高架の駅ではありませんでした。 西唐津から先は呼子線として建設が始まっていたのですが、国鉄民営化の中で結局工事は中断されてしまいました、今もトンネル等の遺構が残っているそうです。
 今日は佐賀県西部に残る未収の道路元標を巡る予定ですが、最北の名護屋から有明海を望む鹿島市の七浦村道路元標まで都合8基を辿りながら南下するのは難しそうなので、最初は唐津から西へ向い切木村道路元標から南下しようかと考えてみたのですが、ここへきて北風も強くないので名護屋村道路元標へ向う事にしました。

 

 

唐津から名護屋へ向うには海岸沿いに走るR204と、太閤道と呼ばれるショートカットの県道があり4キロ位距離は短い様ですが、山越えの県道の方が交通量が多く、海岸沿いのR204もアップダウンもそれ程でもなさそうなのでこちらを選んでみました。 屋形石まではなかなか風光明媚な海を望むコ-スで自転車で走るならこちらがお勧めです。

 

 

呼子でちょっと寄り道、「日本三大朝市」なんだそうです。 その日本三大朝市は輪島、高山に千葉県の勝浦とここ呼子が争っている様です、確かに輪島、高山と比べるスケールは小さいですが、千葉県の勝浦は行った事がないので。 いかシュウマイのバラ売り100円があったので頂きました。

 

 

この手のものは苦手なんですが、ナマコって結構エエ値段するんですねぇ。




 

 

呼子港にて。

名護屋村道路元標の後、文禄の役で有名な名護屋城跡を少し覗いて玄海町へ、話題の原発立地の町だけに道路も橋も立派ですが、私が興味を持ったのはこの橋? どうやら「仮屋湾遊漁センター」と云う海洋釣堀へ行くためのものなんですが、誰か自転車で走って。

切木村道路元標、北波多村道路元標、道の駅「伊万里」へ経て南波多村道路元標へ、北波多村からここまでR202は思っていたより車が多くて、それも休日にも関わらずダンプの多い事。 南波多道路元標は「南波多村役場跡」碑として再利用されている様です。

次の若木村道路元標まで少しだけですが筑肥線と並行するので、列車時刻を調べてみると伊万里行きがやってくる様ですので少々鉄分補給を。 今では福岡市地下鉄に乗り入れている筑肥線ですが、唐津より西側は非電化の典型的ローカル線、レトロと云うより廃屋同然の肥前長野駅。

やってきたのは案の定黄色のキハ125単行。

佐賀在のそーつくさんに教えて頂いた杵島郡の若木村道路元標、頭部だけが残されて公民館向かいに放置されています。 基部はどこにあるんでしょう。

 

住吉村道路元標に辿り着いたのは16時を回った頃、ユニークな視点で書かれた解説板があります。
 この後七浦村までは無理としても、嬉野市に残る吉田村道路元標まで行けるかとは思っていたのですが、まだ20キロ近くもあり日没には間に合いそうにありません、名護屋まで北上して自転車ツーリングとしても満足できるコースを走る事ができた事ですし、残り2つの道路元標は次の機会にして長崎本線の上有田駅へ向う事にします。 今夜宿泊の東横イン新八代駅前は八代市街から遠く離れた田んぼの真ん中、九州新幹線の駅前と云ってもコンビニも何もないのです、前回は熊本駅構内のコンビニで買出しして行ったのですが、今日は買い物する時間の余裕がありません。 上有田駅はもちろん有田駅周辺にもコンビニの類はありません、どうやら少し行くと地方スーパーがある様なのでそちらへ向います。

 

 

 

鳥栖駅で鹿児島本線に乗り換え、ここのホームの立ち食いには「アスパラ天そば(うどん)」なるものがあって以前頂いたのですが、どうやら季節メニューの様です、残念。

佐賀0643~0758西唐津/有田1745~1915鳥栖1935~2014銀水2033~2126熊本2137~2209新八代 4,650円分乗車
本日の走行96.7キロ