「自転車」カテゴリーアーカイブ

今日は此処まで

 1月3日の「新春サイクルミーティング」以来、皆目走っていません、それも今年は30キロ程だったので距離は知れています、このままでは九州での3日間で歩いた距離の方が長かったりして、月末も寒波がくるとやら、つくづく日曜日に走っておけば良かったと後悔しています。
 で所用と買物がてら自転車で出かけたので、少し遠回りして明日香へ向かいます。 

 日頃気にも留めない稲淵への道も勾配を感じる位ですからいけません。 毎年1月11日に行われる「綱掛神事」で新しくなったばかりの男綱です、自転車仲間のみなさんは「案山子コンテスト」や「あすか鍋サイク」で訪れる頃にはボロボロになっていますからね。

 折角ですから栢森の女綱まで行く事に。 ご存知の様にそれぞれ男女のシンボルを現しています、飛鳥坐神社の神事とか祝戸のマラ石とか、明日香村はこんなんが多いです。

 今日は此処まで、引き返すことに。 しかし下りの寒い事と云ったら、でも世の中お好きな人はいるもので、芋に向かって登ってくるローディーが…

新春サイクルミーティング

新年恒例の走り初めイベントに参加してきました。 愛知県豊田市の「昭和の森」に集合して行われる、名古屋のクラブとショップの集まりなのですが、2008年からU兄とT御大と一緒に参加させて貰っています。 参加資格はガード付き自転車である事、今年も50台近い自転車が集いました。  

 年に一度だけここでお逢いする方々も結構いたりします。

 今年は例年のコースとかなり変わっていたので、撮影ポイントが掴めず、写真の方は今ひとつですが...
 走行距離は20数キロでしたが、冬の日差しが暖かい一日でした。 アフターはお馴染み「カフェまえだ」

後日、「ツーリングの記録」にもUPしますので、お愉しみに。

「石川ポタ」はさぶかった

私が参加する様になってからでも9年目になるの「石川ポタ」、大阪府柏原市から羽曳野市にかけて、大和川支流の石川沿いのサイクリングロードをポタる、年末恒例の走り納め行事です。

路面はまだ濡れていますが、夜中に降っていた雨もあがり、昨日吹き荒れていた風もおさまり、安心していたのですが… 7時過ぎに桜井を出発します、ところが出るなり霙が降り出し慌ててポンチョを取りに引き返す始末。



 

旧街道をぬって関屋から近鉄大阪線沿いの道を走り、奈良大阪の県界標を見てR165に入り柏原へ下ります。 集合時刻の9時半丁度の到着、お見送りだけの方も含めて20名程が集まりましたが、暫くすると再び降り出してきたので屋根のある処に退避です。

10時過ぎ、雨も止んだ様子なのでスタートしますが、再び降り出してきます。










雨も酷くなってくる様なので、石川橋の下で一旦停まって雨支度を整えます。








「OHCHOの森」の到着した頃には雨も少し止んだかに思えたのですが、荷物を降ろし始めると再び降り出します、本降りになるとここでは逃げ場がないので、慌てて貴志大橋まで引き返します。 ここなら十分なスペースがありますが、ダンボールとブルシートがあればまるでホームレスの集団です。

雨はますます酷くなり雪になったり、風が吹き抜けたりと、寒いこと寒いこと。 しかし太陽の力は凄いものです、少し日差しがでるだけで暖かくなります、皆さん橋の下から日向へと。

2時前に集合写真と撮って帰途に就きます、晴れ間も出て穏やかな冬日の中を走り途中で一度休憩、自転車談義に華が咲きます。 2台のキャンピング仕様の田川フォルテが揃うのも貴重です。
天気もこれで落ち着いたかと思いきや、再び雲行きが怪しくなる中を、3時前に柏原市役所に戻り、越年の挨拶を交わして暫時解散。

 

昨年は竹之内峠を越えましたが、今日は積雪も考えられるのでR25で大和川沿いに亀の瀬を経由する事に、奈良県に入ってから本降りのなり、再びポンチョが被って桜井まで。 今年の走り納めは雨と寒さと厳しいものでしたが、正月3日、 名古屋での新春ランは穏やかに日になって貰いたいものです。 本日の走行81.0キロ。

2010-12-23

朝起きて、案の定多武峰の山を覆う雲を見上げてくじけてしまった。 とにかく日曜日の「石川ポタ」に参加するために自転車の整備、「小匠ダムツーリング」から外したままのガートを取り付け、カレンダーを運ぶためにリアキャリアと一番小ぶりのモンベルのサイドバッグをセット。 少し日差しも出てきたので、ご近所を散歩、あまり有り難みの無い12月の休日をのんびりと過ごしました。

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2010-12-18

今日は久しぶりに一日フリーに。 11時にR氏と「よろづ」で待ち合わせ、今月初めて10キロ以上走ったりと。

 

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本日の走行29.9キロ

 「小匠ダム」ツーリングから帰ってきてちゃんと社会復帰してます、しかし仕事と雑用が溜まっていて。 隣町まで出かけるついでに久しぶりにお昼でもと思ったら…

 昔、R氏とやった仕事のリプレイス案件があるので現場検証に。

 

 掘り出された「今井町道路元標」は今なお倒置されたままです。

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小匠ダムツーリング②

今日のツーリングは神保館を朝7時出発の予定でしたので各自朝食持参のお願いをしていたのですが、Dさんが人数追加の折りに朝食をお願いしてみたところ、準備して頂ける事になり、ご覧の様に500円でボリュームたっぷりの朝食が、お陰で小匠ダムまで走り抜けお昼にする事ができました。

暗いうちは少し雨が降っていたのですが、出発する頃には雨も止み予報では快方に向かうとの事。 古座川沿いの道を走り<38>すさみ古座川線を遡ります。

 

明神橋で古座川本流と離れ支流の小川に沿って県道<43>那智勝浦古座川線で奇勝「滝の拝」へ向かいます。 清流古座川と云われますが本流には七川ダムがあります、しかしこの小川の水は格段の美しさ、滝の拝はその小川にできた甌穴(おうけつ)群です。
 滝の拝までは道路の拡幅や付け替えが進んでいるものの、以北は鄙びた1.5車線路が続く私のお奨めルートです。

小森川で県道と別れて、県道より立派な林道小匠小森川線に入り1250mもある高野小森川トンネルまで登ります。 しかし和歌山の奥地では高規格なこの「ふるさと林道」とやらが断続的に建設されていて、まるで隠れて公共工事をやっている様な、一日一体何台の車が通るのでしょうか。 まぁ私たちもその恩恵を受けて今日の様なコ-ス取りもできるのですが。

 

トンネルから標高で150m程下ると昔からあった那智勝浦町篭から下ってくる高野林道と合流します。 10年前はダートだったのですが、トンネルの供用に併せて舗装されました。 今では篭から古座川へは先の県道経由より此処を経由するのがメインになってしまっている様で、お陰で県道は荒れ放題、しかし自転車にとってはここからの登り返しが大変です。

合流点から2キロ程下ると、以前は建物があったのですが、今では気づかず通りすぎてしまいそうな分岐が左へ下っています。 ここで小匠小森川線は橋を渡って山越えで小匠集落へ向かい、高野林道は橋の下をくぐって川沿いに小匠ダム上流へ行きます、小匠小森川線の開通で、冠水すると通れなくなる川沿いルートの役目は終わっているのです。

ここからが今回のツーリングのメインで、どうやら問題の区間も軽4の轍が残っているので通行は可能な様です。 写真は私たちの間で有名な冠水した素掘りトンネルですが、幸いと云うべきか今日は水びたしではありませんでした。 替えの靴下も用意していたのですがネ。

11時半には無事に高野川が小匠川に合流する処に架かる橋までやってきました。 樫山方面へ向かう樫山小匠林道にも轍が残っているので、樫山へ抜ける事も問題なさそうです、ここから小匠ダムまで往復する事にします、丁度時間もお昼時です。 久しぶりに来て気がついた事は南紀特有の蜂蜜採集用の’ごうら’が目に見えて増えている事です、もしかするとにほんみつばちの不足による蜂蜜の高騰が、この林道の廃道化を防いでくれているのかも知れません。

 

分岐から暫く行くと昔S翁が「回廊の様な」と呼んだ風景が目の前に拡がります。 防災用として建設された小匠ダムが、平常時には貯水せず、ダム堰堤の高さに道を付け替えずに、敢えて冠水する事を承知の道が、この風景を見せてくれています。 戦後まもなくの貧しい時代に、下流の太田川流域の洪水対策に作られたダムは、この谷を流入土砂で埋めてしまう事もなく、今となっては環境と財政に優しいダムの様な気もするのですが。

正式名「小匠防災堰堤」、車も通れるトンネルのあいたダムから上流を望みます。

小匠ダムにはベンチもトイレもありませんが、桜の木のうわった広場で思い思い持参のお昼にしますが、Dさんのバッグから出てきたのは、サンマの干物と魚焼きの網。
(Photo : UG兄さん)

 

 

そして U兄持参のセットでお茶にします。 今は廃番モデルのコレールのセットで黒門丸福のコーヒーを頂きます。

集合写真の後、再び右奥のトンネルをくぐって上流側へ戻ります。

 

小匠ダム上流の橋を再び渡り、今度は古座川町に属する樫山への道をとります。 軽四の轍のあるいる道ですから、MTBなら100%乗車可能なコースでしょうが、ガードレールは全く整備されておらず、路肩も不安な箇所が多く、と云って山側は落ち葉に隠れた石も多く、私の様な700x32cでは無論ですが、かなりデンジャラスなコースです。 ただここを抜けないと海岸沿いのR42まで出て大回りして古座へ戻らなくてはなりません。  

今回は誰もパンクしないなぁと思っていたら、なんと   チェーン切れが、私もツーリング中に遭遇するのは2度目、その時も南紀の林道でしたが、ちゃんとチェーンカッター持ってるんですね、皆さん。

延々と続く暗い渓谷の道から最後の切り通しを抜けると視界がパッと開けて14時半過ぎに樫山に到着。 写真を撮りながら走っていた事もあって、思っていたより時間がかかり、すっかり陽も傾き始めていますが、ここからは舗装の樫山林道となります、樫山は大田川水系なのですが古座川町に属しています、と云っても既に廃村となり今では廃屋が残るのみです。

車を置かせて貰っている神保館までは後舗装路で20キロ足らずですが、これから標高差で200mと100mの2つのピークを越えなくてはなりません、ダートを踏ん張って走ってきた身には少々堪えます。 登った分だけ下りもある訳で元気にブッ飛んで行ったご仁もおられましたが。
 16時半に神保館に帰着、走行63.6キロ。

帰途は京都方面へ帰るMさんの車に私は便乗させて貰う事にして、それぞれの帰途に就き、時間的には信州より遠いと云われる南紀ですが、皆さん無事に日の変わらないうちに帰宅された様です。 言い出しっぺのU兄さん、旅館の手配など幹事役を丸投げしてしまったDさん、そしてご一緒して頂いた皆さん有難うございました。 事故や怪我もなくそれなりに満足して頂けた様で案内役としてはホッとしております。 まだ違った季節の訪れてみたいと思うこの頃です。

 今回ご一緒して頂いたランドナー達、DさんはMTB、私とてっちゃんはぬかるみを警戒してガードを外して行きました。 (Photo : てっちゃん)

自身かつて一人で行ってながら人に云うのも何ですが、小匠ダム周辺林道は結構危険な箇所もあります、いつも予定通りに通行できるとは限りませんし、標高こそ低いものの人里離れた処です、プ~さんも出るかも知れません。 今回は滝の拝の自販機が動いていなっかったので50キロ以上行程上には自販機すらありませんし、滝の拝から池野山までの間で出逢った車は僅か4台です。 その辺を承知の上で訪れる事もお奨めします、太地下里方面から往復するのが比較的安心かと思います。

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小匠ダムツーリング①

 和歌山県那智勝浦町の山間部にある小匠(こだくみ)ダムは、堰堤に車両通行用のトンネルが設置されている事と、常時貯水されていない事で、一部のダムマニアや上流のダート林道がオフロードバイク乗りの間に知られているものの、なにしろアクセスの不便な南紀の、そのまた奥地とあって訪れる人も少なく情報も決して多くはありません。 私が始めて訪れたのは曖昧な記憶では1998年夏、紀伊半島縦断ツーリングの最終日、那智勝浦町篭の田村商店で余分なキャンプ道具等を宅急便にして、地形図だけを頼りに高野林道を下りました。 翌1999年の夏にはS翁他を誘って今や伝説となったツーリング(要認証)で訪れる事に、その頃までは高野小森川トンネルが供用前で高野林道も直柱以南はダートでした。 その後2004年7月には9さん、Dさんと3人で串本スタートで滝の拝から開通した小森川高野トンネルを経て、小匠ダム上流まで行きましたが、廃道寸前の道に恐れをなして、山越えで小匠集落へ抜けてしまいました。
 このとんでもない処へ行こうとUG兄のお誘い。 正直最近は訳あってダートは遠慮させて貰っているのですが、小匠ダム上流のあの風景を目にしたくて案内役を引き受ける事に。 予定のコースは古座川から滝の拝を経て高野小森川トンネルで高野林道へ、小匠ダムへ高野川沿いに抜けるルートは最近は情報がなく、山越えで一旦小匠集落に入り下流側から小匠ダムへ向かい、ダム上流の分岐を西へ向って今では廃村となった樫山集落へ抜けて古座川へ戻る約60キロのプランを考えてみました。 しかしわざわざ南紀まで行って海も見ずに山中を彷徨うこのツーリング、顰蹙を受けても何なので積極的に誰彼をお誘いする事もなかったのですが、世の中物好きはいるもので私を含め7名の参加者が集う事になってしまいました。 当初は古座一枚岩をデポ地として、前夜から車中泊とテント泊の計画でしたが、旧知のカヌー乗りで且つ変な自転車乗りL氏のアドバイスで古座の旅館神保館に宿泊する事となりました。
朝、UG兄氏に迎えに来て戴き、阪和道を南下しR42へ、串本でDさん一行3人と合流します。 丁度お昼時なので、古座の有名店「ひがし」の串本店で「鰻丼」を戴く事に(^_^)
(Photo : U兄さん)

20111113b.jpg食事の後、古座川沿いに遡って一枚岩へ、あまりに大きすぎて全貌は上手く写し込めません。
 せっかくですからここで自転車を下ろして貰い、Dさん、Bさんと3人で温泉「ゆうや」に立ち寄り神保館まで走る事に、UG兄氏は京都から輪行のEさんを迎えに戻ります。

20111113c.jpg一枚岩からR371旧道に入ります、私が始めてR371を橋本から辿った時はまだこの道がR371現道でした。 集落があるので町営バスは今もこちらを走っている様です。

 

20111113d.jpgヤラセですが明神の沈下橋を渡って貰います、もちろん吊橋と沈下橋と云えばモデルはこの人しかいません。 ただ天気が悪くて日暮れ近いので写真しては厳しいですが。

 

こちらが話題の温泉「ゆうや」です、何度か前を通ってますが私は入るのは初めてです。 ぬるめなのでこの時期はちょっと気をつけないと。

 

20111113e.jpg旅館「雑賀屋神保館」は古座川に面した昭和レトロな旅館です、敷地や建物も結構大きいのですが、今は川に面した3部屋を提供している様です。 JR紀勢線の古座川橋梁も見えて鉄な方にもお薦め。

 

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夕食もお昼に続いて古座のもう一軒のうなぎ屋「古座川」でまたまたウナギを戴くつもりでしちあが、臨時休業でしたので夕食は再び串本へ、駅前のまぐろ料理とくじら料理の店「ゆりかご」へ。 まぐろユッケ丼を戴きました、私としてはウナギのはしごより、こちらで大満足でした。
(Photo : 大黒屋さん)

宿泊客は私たちのグループだけでしたので、自転車も玄関に入れさせて貰いました。
(Photo : てっちゃん)

神保館では大きな炬燵に全員集合。 深夜に車で来て一枚岩で車中泊の予定だったMさんも22時過ぎに到着するとの事で、急遽神保館で1名追加して貰い、明日のメンバー7名が全員揃いました。
(Photo : U兄さん)

本日の走行約17キロ也 (つづく)

Nちゃん迎撃

 この週末には「月うさぎ」の大きな銀杏の木が色づく頃かなと思っていたのですが、ブログ月の日記「月うさぎ」によるとまだまだとの事ですので、週末は仕事に勤しむ事に、来週は伝説のツーリングもある事ですしネ。
朝、Rさんの「風のたより」にNちゃんの書き込みが、枚方から自走で室生寺と「月うさぎ」に向かって走っているとの事、メールで経由地を尋ねると、三輪から初瀬、R165西峠に向かうとの事、午後から予定を入れているし、第一とても健脚組に西峠を付いては登れないので、初瀬までの少しでもお付き合いしようかと、R165と三輪からのショートカットルート<199>慈恩寺三輪線の合流点付近へ向いました。
案の定三輪から<199>を走ってきましたよ、奈良公園から70分ですね、一度位休憩してるかな。 R169を走ると信号が多いから結構大変だったかと思いますが。

 

新しくできたバイパスの下を走りR165へ、初瀬のローソンで休憩を予定していた様でしたが、あそこはいつの間にか店仕舞いしているので、足を停めさせる事なく、長谷寺駅前(下?)でお別れ、パラパラと雨が降り出す中を引き返し帰宅、本日の走行13キロ程、ハイペースですからエエ運動になりました、その後天気は少し回復してきて、室生寺の後、無事に「月うさぎ」に辿り着いた様です。