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乾さんの「ゆるゆるツィードラン奈良」に

奈良県奈良市忍辱山町 園成寺にて 大きな画像は「サイクリングの記録」(要認証)へ

 今日は乾さんが主宰する「ゆるゆるサイクリングクラブ」の「ゆるゆるツィードラン奈良」に参加してきました。今年になって乾さんの「ゆるゆる乱(RUN)」には3月の「雛巡り乱」「お花見乱」、4月の「ゆるゆるサイク 宇陀」、9月の「稲渕棚田のカカシと彼岸花の乱」、10月の「龍王渕サイクリング」と何度か参加させて貰いましたが、いずれも仕事とかの都合で一部しか参加できずにいたのですが、今回初めて集合から解散までフル参加させて貰う事が叶いました。
 今回はコースは奈良市のロートフィールド奈良(以前の鴻ノ池陸上競技場)駐車場に集合し、奈良公園から春日山原生林の中を登って石切峠を越えて円成寺まで往復して戻り、旧奈良少年刑務所跡を経て戻る約30キロ。イチオウ「ツィードラン」と銘打ってますが、そこは「ゆるゆる」、でなくても参加OK、私しもハンチングとニッカだけがツィードの出で立ちで向かいます。先日の「大台ヶ原」はリアが分割式マッドガードで向かったので、昨夜大急ぎで交換作業を済ませた次第。
 朝6時に桜井を出発し上街道を北上し、京終(きょうばて)駅前を経て「やすらぎの道」を北へ、先にお昼の買い出しを済ませてから集合場所へ、丁度良い加減の時間に到着する事ができました。参加者は女性3名を含む14名、三重から賢ちゃんも来てくれました。今日のコースは奈良公園を抜けて春日山原始林の中を峠の茶屋で知られる石切峠を越えて、紅葉の園成寺まで往復しR369で奈良市街に戻って旧少年刑務所跡に立ち寄って戻る約30キロのコースで、何故か春日原始林の入り口まで私が道案内をする事に、新薬師寺の辺りから入ると云う事なんですが、春日大社の辺りがあまり自信がないのですがねぇ。
 最初のポイントは大仏池、東大寺大仏殿を池越しに斜め後ろから望む事ができます、奈良公園の紅葉は今が盛りですね。

 ツィードスタイルでの記念写真撮影大会ですな。
 せっかくですから大仏殿を真裏から見るポイントへ。イチョウの落ち葉が積もる此処は「ならクルコレクション2014」のフォトコンテストで最優秀賞を頂いた写真の撮影場所なんです。
 二月堂から若草山の麓を通って春日大社の中を抜けて行けば良いと思うのですが、この辺りがよく判らないのですよね、反対側からなら行けそうなんですが。結局は飛火野の周りを巡って写真美術館の北側へ、懐かしい今はなき「まんま亭」への道ですね。(写真右 : タックさん)
 遊歩道の入り口へ、遊歩道と云っても車の走れる幅員のあるダートがドライブウェイの芳山交番まで続いています、交番と云ってもおまわりさんいる交番じゃないのですが。北側の月日亭の道は何度も通ってますが、この道は記憶がないんですよね。写真はきんなん君のエンペラーと賢ちゃんの新しい東叡(写真 : 土田賢一さん)。
 
 斜度は知れているのですが、ダートですので推したり乗ったりを繰り返します。
 (写真 : タックさん)
 キャラダイスのサドルバッグが6つも並ぶのもちょっと見ものです。
 芳山交番を過ぎてドライブウェイ(と云ってもダートの車両一方通行なんですが)を少し進んで峠の茶屋で有名な柳生街道の石切峠へ。
 石切峠の「峠の茶屋」、もう辞めちゃったのかと思っていたら営業しているのですね。
 お昼は誓多林に公衆トイレの向かい側の神社(八柱神社)でとる事に。結局火器を持ってきていたのは私だけでして。
 少し下って県道184号須山西狭川線に出ます、長閑な山あいの田園風景です。
 R369に出て忍辱山の園成寺境内の紅葉を愛でます。
 ここで帰宅を急ぐ賢ちゃんとお別れ。R369を戻り奈良市街まで標高差250mの豪快ダウンヒル。向こうに見えている山並みは童仙房辺りですね。

 奈良阪まで下り旧奈良少年刑務所跡へ立ち寄ります(写真右 : HIROMIさん)。
 15時前に無事集合場所の「ロートフィールド」に戻ってきました、走行距離は約30キロ。ところで園成寺で別れた賢一さんの車が停まったまま、万が一の事はないでしょうが、車載で来た事を忘れた走って帰ったんとちゃうかと噂をしていたら… 酒「春鹿」を買いに寄り道してたんだって。1516 皆さんとお別れし上ッ道(上街道)を南下、1642 無事に桜井へ帰投しました。本日の走行73.6キロ。

 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん、賢一さん、KENさん、HIROMIさん、乾さんの写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

 

 

17年ぶりの大台ヶ原②

 10時過ぎに県道40号大台ヶ原公園川上線へ、終点の大台ヶ原駐車場まで約16キロの道のり、大台ヶ原を起点に概ね100mおきに起点までの距離が100m単位即ちデシメートルで書かれた標識がある、国道や府県道によくある標識ですが、ここでは丁度大台ヶ原までのカウントダウンになっています。R169から別れて約3.6キロ、標高差280m程曲がりくねった1.5車線路が大台口トンネルまで続きます。1964年に新伯母峰トンネルができるまでこれが国道であった訳で、今は吉野側は県道となっていますが、熊野側は元国道とは想像できない思1車線の村道に。私が始めて伯母峰を越えたのは1980年前後ですから既に新伯母峰トンネルは開通していたので記憶にはないのですが、伯母峰峠前後は毎年何処かで車が谷に落ちたニュースがある様な道でした。
 1052 大台口トンネル(85m)に到着、稜線直下を貫いている大台口トンネルですが、これは旧道の伯母峰トンネルではないのです、旧トンネルは少し手前にあったそうで現在は存在しません。トンネルを抜けると左へも道が伸びていて村道和佐又伯母峯線として新伯母峰トンネルの熊野側へ下る事ができますが、ホイールベース2.5m以上の車両通行困難と記された険路です。ここまで17年前に走った時の記憶も曖昧ながらあるのですがその時より長く感じました。
 大台口トンネルを抜けると晩秋の陽射しが暖かい稜線の南側斜面を登って行く片側1車線路となります。最初は「大台ヶ原ドライブウェイ」と云う有料道路として開設されました。
 ただ標高が1,000mを超えるだけに紅葉には些か遅かった様です、やはり10月のうちに来るべきだったなぁ。それとここまで調子よく走ってきたのですが、些か脚がつりだしてきました、昔は殆どつる事なぞなかったのですがねぇやはり歳かな。そんな時に限って「芍薬甘草湯」を忘れてきたのですよね。
 12時前には県道226号大台河合線への分岐に出ます。先月工事が行われていたのは知っていたのですが、まだ時間制限が続いていたとは、それも通行可能時間は日中は1100~1130と1330~1400の間だけ、ここから大台ヶ原は往復20キロ弱で標高差300m強、ただ西大台からのアップダウンが無ければ30分足らずで戻ってこれるのですが、つり出した脚で登ってチェックインを済ませて戻ってくるのはかなり厳しいです。
 標高で1,200m近くまで登ると稜線に取り付き北側の視界が開けます(写真右)。
 結局大台ヶ原駐車場に辿り着いたのは13時半、大台河合線を使えないと熊野へ下るにはトンネルまで戻らなくてはなりません。下り基調とへ云えざっと10キロ近く遠回り、村道経由でも新伯母峰トンネルをくぐらなくて良いだけで距離的に殆ど変わらない様です。熊野市駅から輪行で帰るには松阪経由で最終1827、最悪1駅手前で跨線橋を渡らなくて良い大泊駅でも1830、明日が休みなら1泊して尾鷲か新宮へでも海沿いを走ってみるのも良いのですが、後ろは分割式マッドガードにしているとは云え輪行支度で間に合わないリスクを考えると、熊野へ下るのは諦めた方が賢そうです、実際桜井へ帰る方が僅かに距離が長いですし、最後に吉野から何れかの峠を越えなくてはならないのですがね。諦めてしまうとお腹がすいてきたので食堂へ、あまり美味しくなさそうなメニューの写真からなんとかチキンカレーを選ぶ事に、ルーはまぁまぁなんですがごはんがねぇ… 850円は山岳料金、まぁ自販機の飲料が170円ですからね。

 サドルバッグにはG3も入っているのですがTZ85がないと不自由ですね、帰りは全くと云って良い程写真はなし、交互通行で停まらされた以外はノンストップで五社トンネルもを突っ切って吉野まで下ってきました。1658 ようやく吉野町千股の水辺公園でトイレ休憩、虫養いの補給食。月明かりの裏芋を登り 1740 真っ暗な芋ヶ峠を越えて19時前には桜井の自宅に無事帰投する事ができました。本日の走行149.2キロ、またまたセンチュリーランには届きませんでしたが久しぶりの100キロ超えとなりました。



17年ぶりの大台ヶ原①

 今日は「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のスタンプラリーでチェックポイントの大台ヶ原へ向かう事にします、実は24ヶ所のチェックポイントの内15ヶ所をクリアしたのですが、8月末に主力のasuka号で事故に遭い、asuka号が2ヶ月近く使えない事に。erbaロードもデモン太もあるのですが、ロードバイク一辺倒の風潮に「ガード付き自転車で全てクリア」してやろうと企んでいたものの、残しているのが吉野郡の山間部ばかりてデモン太や延陽伯号には辛い処、asuka号の復帰を待たざる得ません。処が残るチェックポイントの内「大台ヶ原ビジターセンター」への県道40号大台ヶ原公園川上線は例年冬季は閉鎖され11月下旬から4月下旬までの間は通行できなくなります(今期は2021年12月1日15時 から2022年4月18日15時までとの事)、ところがスタンプラリーの開催期間は来年2月末まで、従って「大台ヶ原」のチェックポイントをクリアできるのは残り半月限りなのです。そこでR169線沿いの「道の駅杉の湯川上」「道の駅吉野路上北山」もクリアして紀伊半島を縦断し紀勢本線の熊野市駅まで走り抜け輪行で帰ってこようと云う作戦、標高1.000m超の稜線沿いのルートを往復するだけに、穏やかな天気をと、天気予報と勤務シフトを睨んでいたのです。
 ところでその大台ヶ原へ自転車で向かうのはなんと2004年5月7日以来の17年ぶりなんです、吉野上市まで自走し9さんの車に便乗させて貰い大迫ダムから往復したのでした。元来同じルートを往復するのが嫌な質でしてね、今回もそのまま帰らず、終点までの10キロ程は往復し途中から県道226号大台線で上北山村河合に下るプランなのです。実際R169~R309経由で熊野市駅まで走るのと桜井へ戻るのは距離で数キロと違わないのです。
 そしてせっかく大台ヶ原まで登るのですからどんな素晴らしい「自撮り」向きのシチエーションに出合うかも知れないとG3一式をキャラダイスのバーレイに、三脚と輪行袋と衣類をサイクルスミスのランバーバック(いわゆるヒップバッグ)に押し込んで出かける事に。
 未明4時には出発したかったのですが、少々寝過ごして0458に自宅をスタート、さすがに寒いです、今日は標高1,600m近くまで登って下らなければならないのでそれなりの準備はしているのですが。さて旧道の多武峯街道から県道37号桜井吉野線へ、新鹿路トンネル(2,466m)が開通するまで車も少なかったのですが、今では夜中でも結構車が。0556 新鹿路トンネルの入り口に到着、このトンネルは吉野側に向かって下りですので入ってしまえば楽勝、従って逆は。その上北風の強い日は車の排気ガスがこもってしまう事があって最悪です。
 そのまま吉野川べりまで下れば早いのですが五社トンネル(1,360m)を通りたくないので、遠回りですが小島峠を越えて三茶屋へ、ここにもチェックポイントがあり、既に履修済ですがテストを兼ねてチェックイン。0706 先々週に続いて入野トンネルを抜け「紙漉きの里」国栖を見下ろすビューポイントへ。
 0802 チェックポイントとなっている道の駅「杉の湯川上」へ、R169ですが平日ですので相変わらず工事関係の車が多いです。
 0842 川上村柏木、かつて大峯登山や東熊野街道の宿場として賑わい、奈良交通の営業所があった程。新しい道が川よりにできているためここだけ昔の佇まいを残しています。分岐が判りにくいので知らなければ通り過ぎてしまいます。1台の自販機で温かい缶コーヒーを調達。
 0855 大迫ダムへ、天端道路を渡って対岸へ、先程買った缶コーヒーを飲みながら持参のパンをかじります。伯母谷の紅葉が美しいです。
 朝陽に輝く伯母谷ループ橋を見上げるポイントへ、この先ループ橋を挟んで伯母谷(445m)、栗の木(1,297m)、滝の脇(207m)、一ヶ山(440m)、大獄(1,030m)の5つのトンネルが連続しています(写真左)、この写真の横に自販機があるのですが、新伯母峰トンネル手前のが無くなったので、大台ヶ原までの20数キロは自販機すらありません。0928 伯母谷トンネル手前の伯母谷口バス停、水源地街道なんて名前を付けたんですね(写真右)、ここから旧道が分岐しているのですか相変わらず通行止の標識が、さて陽射しも入って暖かくなってきたので、ここでアノラックの下のフリースを脱ぐことにします。
 一ヶ山トンネルと大獄トンネルの間にあるループ橋を渡ります、ここで停まって写真を撮れるのは自転車ならではの特権です。ただ一ヶ山トンネルはループそのものの一部で左に大きくカーブしていて路肩寄りを走る自転車は車から死角になりやすいのです、正直云って気持ちの良いものではありません、今回もマッドガートとバックに付けた3つの点滅灯に命を託す限りです。最近つくづく思うのですがこのR169にしろ十津川沿いのR168にしろ道路の改良と長大トンネルの供用が進み走る車の速度は増すばかりです。人のいない山間部では自転車が安全に走れる幅のある歩道も設置されていません。例えばですが入り口で押しボタンを押すと一定時間「自転車走行中」と表示される仕掛けなどできないものでしょうかね。
 1002 無事に5つのトンネルをクリアし新とは名ばかりの新伯母峯トンネル(1,964m)へ到着、17年ぶりに県道40号大台ヶ原公園川上線へ踏み込みます。(つづく)

 

 

11月6日の日記


 奈良のサイクリストにはにはお馴染み「4’season」へは勤務明けに時々行くのですが、今日の予定は10時に「メガネの三城」へ行ってから西大寺の自転車工房「Delft」まで、時間調整を兼ねてモーニングを。なにやら東側が明るくなったなぁと思ったら住宅が建つとかで整地作業中、暫し見通しが良い様で。
 8月の事故でひん曲がった眼鏡を補償して貰えるので「めがねの三城」へお願いしていたのを引き取りに、中和幹線沿いに移転してからは初めて。しかし眼鏡って体の一部として治療費同様に補償して貰えるんだって、怪我をしていない場合とか、装飾的要素の高いものは物損扱いになるそうですけど。
 大和川べりに出て北上し下永橋からショートカットして佐保川の三郷橋までショートカットし京奈和自転車道、しかし大師橋から北の工事通行止本当に来年1月末なんでしょうかね、今年7月末までの予定だったのにまた延長されたりして。今年5月2日に「京奈和自転車道全通」が報道された時から通行止のままです、なんなんだ。
 奈良口から秋篠川沿いに入り、尼ヶ辻駅の北側の暗越奈良街道(R308旧道)から抜けて行きます、菅原神社へ阪奈道路をアンダーパスできるのでこれが一番早いみたい、1220 到着。
 asuka号とerba号で使っている9速用ダブルレバーSL-7700のSISユニット(図②)をダメ元でお願いしていたけどやはり無いみたい、SL-7700はぼったくり価格でネットにでているけど、10速化か8速化も考えておかなくては。写真右のRIGHT PLATE(図⑤)は以前に常識的な価格でヤフオクに出ていた頃に落札したら欠品していたもの、問い合わせたら「写真に写っているものが全て」とのたまう、今だから云うぞ「お前はアホか!」。
 さて「Delft」さんにちょっと長居してしまいましたが同様のルートで桜井への帰途に、佐保川沿いの京奈和自転車道の何ヶ所かで交通量調査が行われています、土曜とあってそれなりに自転車は行き交っているけどあちこちズタズタの奈良県下の自転車道、お隣の京都八幡木津自転車道とかとは比べるべくもないけど、まぁお役所も成果を検証はしておかなくちゃならないしね。本日の走行58.9キロ。



久しぶりの面子で津風呂湖畔を

津風呂湖畔木ノ子広場にて

 勤務明けですが久しぶりに芋を越えて東吉野へ行こうと思ったのですが、祝日なのになんと「麦笑」「よしの庵」も休みじゃありませんか、では津風呂湖か吉野山でも回ろうと「明日走りに行きます!明日香村セブイレ9時」と幾つかのSNSに書き込んだら、5人も釣れちゃいました。
 9時丁度に集合場所に着いたら既にお揃い、タックさんを除いてランドナー、そのタックさんもガードを外したTOEIフレームにラダーハンドル、パスハン仕様?と今時ロードバイクとは一線を画した集団。 集まった面子はまえださん、oooka さん、kitanoさん、そのまんま成田さんに乾さんの「ゆるゆるSC」からタックさん。私自身はそないに久しぶりでもないのですが、タックさんを除けばそれぞれが結構久しぶりの再会なんですね。なんでもまえださん、kitanoさんとは15年ぶり、oookaさんとは10年ぶりだとか。ちなみに私がまえださんとoooka さんと初めて一緒に走ったのはこの時、2001年8月24日の全通間もない吉野大峯林道だったかと、まだSNSもブログも無かった時代、乾さんの「ランドナー補完計画」のBBSで集った縁でした。さて芋越えで津風呂湖畔に異存はない様ですのでここでお昼を調達しておきます。
 「セブイレ」をスタートすると明日香の怪人のお家の前を通るのですが、タイミング良くと云うか待ち構えていた様に赤いアルファロメオが爆音をあげて飛び出してきます「あんた痛風で死んでるんとちゃうの」。さて稲渕の棚田を見上げる休憩所で停まっただけで、栢森も通過し快調に芋への道へ踏み込んで行きます。
 県道と古道が交差し役小角の祠がある行者辻でストップします。なにやらまえださんがエアーを入れ直してます、なにやらタイヤがちゃんと嵌まっていなかったみたいだとか、危ない危ない。

 1025 芋ヶ峠に無事到着。
 吉野へのダウンヒルをこなし水辺公園のある千股まで下りて来たら後から金属音が、oookaさんが前輪バーストです。サイドが切れていますが、成田さんがタイヤブートを持っていて走行は可能に。
 山麓の県道を登ったり下りたりしながら津風呂湖畔へ、津風呂湖には山口、平尾、入野の3つの吊り橋がありますが、いずれも車は渡れませんので、先年整備された対岸の道へは車はぐるっと回って来なくてはなりません。この平尾の「みかえり橋」(149m)はサイクリング車の通行が公認されている有り難い吊り橋です。
 その「みかえり橋」を渡った処の「木ノ子広場」でお昼にします、湖を見下ろす四阿があります。
 津風呂湖は吉野川の支流津風呂川をせき止め1962年に完成した人造湖で観光地としては廃れてしまいましたが、へらぶな釣りのメッカとして人気があります、南側を県道が通じていますが、北側は谷が切れ込んだ地形の湖岸をなぞる様に道が付けられています、現在は舗装されガードレールも整備されていますが、以前はこんな道だったのです(2006年12月)。入ってくる車は少ないとは云えブラインドカーブの連続ですので、対向車と落石に注意を。また幅員がないので所々に退避所が設けられています。写真右は半島部分をショートカットする峠? 結構激坂です。
 その峠を越えて暫く行くと広場になっていて、湖に沈んだ村を偲ぶ石碑や案内があります。
 先日の「琵琶湖キャンプツーリング」のブログレポートにも書きましたが、8月の事故でコンデジを潰したので、スマホでのバックショット!は難しいです、早く代わりを手当てしなくては、操作が変わるとまた覚えなおさなくてはならないので同じTZ85の中古を探しているのですがね。
 木ノ子広場から数キロ走って入野(しおの)集落へ、ここの桜並木がなかなか見事だったのですが、木が老いてきたのか以前の迫力は無くなってしまった様な、R370から見下ろした桜並木、2011年4月の模様
 桜並木を抜けて激坂を登りR370に取り付き、南へ折れて入野トンネルを抜けると、紙漉きの里「国栖」と蛇行する吉野川を見下ろすビューポイントです。

 窪垣内の三叉路からR370を西へ、宮滝で吉野川左岸の県道に入ります。途中近鉄吉野線の上路トラス橋を見上げる事のできる川縁の道を走ったりしなから椿橋へ。
 椿橋は現在では車が通れませんが、かつて吉野には「桧の渡し」「椿の渡し」「柳の渡し」「桜の渡し」の4つの渡しがあり「椿の渡し」に代わりこの椿橋が架けられました。
 椿橋まで来た処で成田さんのフィキシングボルトが緩んできている事が、誰も14mmのボックスを持っていないので近くのコメリへ走ります。まえださんがハンドルを持っていたのでボックスだけ買って締め直して一件落着。
 R169を椿橋の北まで戻り大淀古道に入り壷阪峠を目指します。
 壷阪峠を越えて葛城の山並みと壷阪寺を見下ろすポイントへ、二上山の向こうにはかすかに大阪の高層ビルと六甲山を望む事ができます。この後土佐街道で御所へ帰るkitanoさんと判れ4人と檜股の集落の中を引っ張りまわして無事に明日香村のセブイレ前に帰ってきました。
 コスモスを見たいと云うまえださんを藤原京の西側へ、タックさんを大和八木駅まで案内し、桜井へと帰途に就きました。本日の走行76キロ。

 今回はスマホで撮った写真しかないのでまえださんとkitanoさんのブログから何枚も拝借しました、谢谢!!
まえださんのブログ「自転車趣味+α2」
kitanoさんのブログ「アルプスと86-part2」



琵琶湖キャンプツーリング(2日目)

琵琶湖岸緑地(志那1)にて

 微妙な予報だったのですが未明から降り出した様です、雨雲レーダーによると10時頃まで断続的に降る予想です、Mt.なおじさんとショコラさんの声がするのでごそごそとテントから這い出します。
 「湖岸緑地志那1」には北端に写真の様に一部屋根のあるベンチがあって駐車場からも比較的離れた位置なのでサイクルツーリストにもうってつけです。10時頃に軽く朝食を済ませて撤収準備もほぼ完了。
 今回カメラはスマホとG3、実はコンデジのTZ85を事故の時にウェストポーチに取り付けていて壊してしまったのです。せっかく持ってきたのでG3を取り出して「湖岸緑地志那1」内でやらせ写真を何枚か…
 右はショコラさんに撮ってもらいました、実は今回三脚を持って来なかったのです、あれば公園内の通路ですから3人で「自撮り」にトライしても良かったかも。

 11時過ぎに「湖岸緑地志那1」を後にし、Mt.なおじさんはデポ地の琵琶湖大橋、ショコラさんは大津へとそれぞれ帰途に就くのですが、軽く腹ごしらえに「JA草津市 あおばな館」に併設されたカフェ「NICOLAO Coffee And Sandwich Works」へ、湖岸道路から500m程入りますがサイクルラックもあって「びわいち」の立ち寄りポイントにもなっているようです、「あおばな館」では地場の野菜とかが安く買えるので賑わっています。
 Mt.なおじさんはメロン街道経由で戻るのでここでお別れです。
 私とショコラさんは湖岸道路へ戻り近江大橋へと、帰帆島前後の橋とかでアップダウンのある区間なのですが、結構良いペースで曳いてくれます、こっちは先が長いんですけど(^_^;) 近江大橋東詰で走りながら再会を約束してお別れです。
 近江大橋を過ぎた処のトイレのあるベンチで小休止、荷物を整えます、ここからまだ70キロは走らなければなりません。今回帰途に大津から逢坂越とかも考えたてみたのですが、やはり走りなれた瀬田川沿いの府道を宇治に下る事にします。久しぶりに石山寺の「茶丈藤村」に寄ってみたかったのですが「NICOLAO Coffee And Sandwich Works」でサンドイッチを食べたばかりですからね。

 14時には天ヶ瀬ダムへ、平等院から奈良街道へ入ろうとするのですが、どうも宇治界隈は苦手です。どうにか奈良街道にはいったものの、JR奈良線と平行する辺りでは踏切待ちの車が交差点を塞いでしまうので、なかなかスムースに走れません。結局R307に出た処で山城大橋を渡って木津川べりの京都八幡木津自転車道に入る事にします。ところで山城大橋東詰のセブイレが11月15日で閉店するとか、結構賑わっていたのにね。
 自転車道終点の泉大橋南詰の三角公園で小休止、ここから京奈和自転車道のルートに入りますが、平城宮跡へは向かわず奈良自転車道(県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線)で奈良市街へ、京終駅前まで車の多い市街を走りに抜けて旧街道の上ッ道へ、後20キロ途中で陽も暮れますが、ここまで来れば帰ってきた様なものです。18時半には桜井の自宅に帰投、久しぶりの4サイドでの1泊2日約170キロをどうにか無事に走り終えました。本日の走行88.4キロ。

前日 1日目 2日目



琵琶湖キャンプツーリング(1日目)

木津川河畔にて 京都府木津川市加茂町

 0850に職場を出発、4月に琵琶湖に向かった時は下ッ道(中街道)を北上したのですが、買い物に寄り道したために上ッ道(上街道)を北上する事に、写真は天理市丹波市にて、念のためにキャリアのネジの点検をしておきます。
 奈良市街を抜けて奈良阪を超えます、丁度11時に元の奈良少年刑務所前へ。
 
 隣に新しい道ができているのにわざわざ通る事もないのですが大仏線跡を(写真左)。木津川べりに出て恭仁大橋の見える処へ(写真右)。1143 恭仁大橋を渡ります、スタートから10分遅れですが、4月に比べて35分遅れです。
 和束清水橋で府道5号木津信楽線と別れ県境越の町道へ、町道と云っても和束から信楽方面へのメインルートになっています。1311 京滋県境の無名の峠を越えます、和束ローソンでの休憩時間が短くした分で6分短縮。県境を越えると直ぐにR307の旧道の裏白峠の東側に出て暫くでR422に入ります。ここから大津市大石まで標高差200m程のダウンヒル、と云っても車が多いのであまり快適でもありませんが。土曜とあって登って来るサイクリストが結構います。1354 鹿跳(ししとび)橋、4月より28分遅れ。
 1419 瀬田の唐橋東詰、1429には近江大橋の手前へ、休憩もあったのですが向い風に苦しめられた4月の時間に追いついてしまいました。現地では飲料水がないのでイオンモール草津で飲料水2リッターを調達しますが、「お客様感謝デー」とあって店内は大混雑、他の買い物もあったのですが所要40分。1520 帰帆島の北側の橋を越え 1535 無事に集合場所の「湖岸緑地志那1」に到着、走行84.8キロ。

 4月はここからまだ50キ先の「六ツ矢崎浜キャンプ場」まで走ったのですが、9月10月と通勤以外ではロクに走っていなかったので、今日はこれで目一杯と云う感じです。Mt.なおじさんとショコラさんは既に到着して設営も済ませています。
 昨日地元のniwa-chenさんに声を掛けたのですが、「今回は遠慮しときます」とつれない返事をしていた割にちゃんと居るではありませんか、泊りはなしで芋煮と柿を差し入れに持ってやってきてくれました。

 メインはショコラさんが準備してくれたもつ鍋です、焚き火を囲んで夜遅くまで酒宴は続きます。(写真右 : Mt.なおじさん)

前日 1日目 2日目



モゼールさんの「コスモス巡り」に

橿原運動公園駐車場にて(写真 : Moserさん提供)

 今日はkanbiさんから受け取るブツがあるので、Moserさん主催の「秋のツィーラン/斑鳩のコスモス巡りと町屋巡り」に少しだけ顔を出させて貰う事に。当初危ぶまれたお天気ですが、結局夜までは大丈夫な予報、と云うより最高のサイクリング日和に、国中のコスモスの名所を巡ります。参加者はMoserさん、kanbiさん、dendenさん、setoroさんに私の5名、「ツィードラン」には些か暑すぎる陽気で、ツィード支度の方は上着を脱いで走る事に。
 曽我川沿いを少し走り松塚駅の北側辺りを葛城川沿いの飛鳥葛城自転車道(写真)に出て北上します、曽我川沿いは私はあまり走らないのでなかなか新鮮です。

 最初の休憩は「奈良県第二浄化センタースポーツ広場」、いつも外周の自転車道を走り抜けるので中に入るのは初めてです、自販機やトイレもあるのですね、当然か。(写真左 : Moserさん)
 飛鳥葛城自転車道に戻り高田川左岸へ、高田川は曽我川に合流しますので、再び曽我川べりを北上し大和川左岸へと。土曜でこの爽やかなお天気とあって行き交うサイクリストも多いです。

 10時前には大和川に架かる御幸橋を渡り、一行は富雄川沿いの自転車道で法起寺方面へ走るのですが、私は午前中には桜井に戻りたいので、残念ですがここでお別れする事に。

 桜井へは大和川沿いを辿る快適なルートですが、馬場尻橋北詰まで来た処で、前方道路上に茶色いものが、橋の北詰で道路が少し高くなっているので自転車の視線でも良く判りません、一瞬大きな犬が転がっているのかと思ったのですが、なんとセメント袋が。一旦通り過ぎたものあまりに危ないので引き返して対処する事に、以前東吉野で狸の屍骸を片付けた事はありますが。戻るとセメント袋は3袋、落下した時に裂けたのか車に轢かれたの既に3袋とも破けています。見通しの良い堤防路で結構車が飛ばして来るので危ないのですが、急ぎ引きずって路肩へ移動させますが、道路上はセメント粉が散乱したまま、今夜は雨の予報ですから、このままでは。
 とにかく落下物の通報しようにも、さてここは何町なのかな、管轄土木事務所は郡山なのかなぁ、それに土曜日だし、この付近は大和川の改修で境界がややこしいし、やはり警察しかないですよね。道路に落下物があると云う事で場所と状況を伝えておきました。後で調べたら道路緊急ダイヤル(#9910 24時間 無料 )と云うのがある様ですね。お陰でSPDシューズはセメント粉で真っ白ならぬ真っ灰色。
 11時には桜井市街を望む処まで帰ってきました、大和川べりの田園風景は稲刈りも進んで晩秋の趣です。
 Moserさんのブログ「明日香の風」 そうそうkanbiさんから頂いたブツはこれ、デモンタの前後輪連結用のカプラー、以前頂いたものの私の使い方が悪くてベアリングを痛めてしまった様で、修理の機会にロック機構を付け加えてくれました。感謝、大切に使わせて貰います。

藤原宮跡のコスモス他諸々

藤原宮跡(奈良県橿原市)にて

 今朝の藤原宮跡です、最高のお天気で「遠回り通勤ライド」と行きたい処なのですが、昨夜は皆目眠れなかったので少しだけ寄り道して帰る事にします。平日にも拘わらず、三脚を立てたアマチュア写真愛好家がぞろぞろ。
 北西側が橿原市街、南東側が明日香村や音羽龍門の山並みになるので、写真を撮るなら午後の方が良いかもね。

 さて来年(2022年)のCanCan謹製カレンダーですが、去年や今年の様に祝日移動の心配がないので先月には着手したのですが、それも「玉」だけで肝心の写真が。「コロナ禍」で皆さんと走る機会まして綺麗どころに至ってはね、従ってネタ切れ状態。まぁ専属カメラマンのS翁は凸凹コンビを連れて兵庫県内を走り回っている様ですが。それで来年は「自撮り」写真集にするしか、それも新作かないので撮り下ろしとか格好の良い事もできず、旧作を並べる事になりそうで、A4/3判になって1999年以降に使ったものは省いて再掲を含めて選考中です。
 ところでカレンダーの表紙を見ていて思ったのですが、うちのホームページのアドレス、いつまでhttp://やねん、別にSEO対策が必要なサイトでもないのですが、セキュリティ上もSSL化はいずれやらないとね、するなら2022年カレンダーの表紙はhttps//canpal .info と行きたい処なんですが、うちのブログには色々と問題が山積しているのです。2017年1月にMovableTypeから現在のWordpressに移行したのですが、横着して子テーマを作らずにテーマに手を入れたりしていた事とか更新もままならず、気が付いたら色々な箇所で不具合がでていて、記事こそ書けるものウィジェットやプラグインをさわれない状況が続いているのです。Movable Typeの前にはNTTデータが投げ出した悪名高きDoblogを使ってたたので、移行時のリンク切れを引きずっている始末、SSL化するにはその前にやらないといけない事が… はてさて。



乾さんの「龍王ヶ渕サイクリング」に乱入

龍王ヶ渕への道 宇陀市室生向渕

 今日は乾さんのゆるゆるサイクリングが宇陀市の「龍王ヶ渕」に行くので追いかける事に。集合場所の天理のファミマには間に合いそうにないのと天理ダムを登るのが苦手なので初瀬ダムから登る事にします。デモン太でこの坂を登るのは初めてなんですよね、どうにか推さずに登れましたが。
 さて11時にはR25下道の福住に出て待ち構えますが、一行は一向にやってきません。1138 LINEに書き込みが、三陵墓古墳群史跡公園で休憩しているとの事、どうやら広域農道を走った様です、長滝経由はあるかと思ったのですが、まさか広域農道を走るとは…
 ゴルフ場の間を抜けて山辺高校の裏に出て20分で三陵墓古墳へ、無事に捕捉する事が、今回の参加者は8名。

 大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)にあります。
 三陵墓古墳から龍王ヶ渕へ入る向渕(むこうじ)まで私がご案内する事に。県道781号を多田まで走り、満寿寺薬師堂の横を抜けて県道28号に出ます。さすがに遅咲きの百日紅は花を落としていましたが。

 向渕の交差点で出口さんと先導を交替、ここから10%前後の坂が1キロ余り続きます、何度来ても嫌です。
 「龍王ヶ渕」に来るのは2017年2月以来、話には聞いていましたが、最近は人気スポットだとか、休日と云う事もありますが、駐車場には車が並んでハイカーも結構います。以前は不気味な位に人の来ない処だったのですが。

 夕方から予定がありますので戒長寺の下まで来た処で、一行とはお別れし一足先に帰途に就く事に、山部赤人の墓所からR369の玉立(とうだち)橋に出て西峠を下り、14時半には帰投できました、本日の走行54.6キロ。