日野町道路元標(滋賀県蒲生郡)

日野町は明治22年の町村制施行時から町であったが、昭和30年に周辺6村と合併し現在の形となった。


元標は旧街道から県道<41>土山蒲生近江八幡線が土山方面へ分岐する三叉路、興仙寺門前にあるが、塔頂の形状が角錐状になっていて、同じ滋賀県に現存する大津市、木之本町の省令に従った形状とは異なる。


裏面には加工された穴が... 塔頂の形状からも大正時代に建てられた道路元標そのものではなく模して再現されたものかも知れない。 滋賀県にこの形状の元標が他にあるかどうかが興味深い。


ところで旧信楽町と旧水口町で見つけた「県道路?」と記された石標、道路元標より一回りは小さいが塔頂は角錐状である。


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