そろそろ毎年恒例のCanCan謹製卓上カレンダーを作らなければならない時期なのですが、今年は皆さんと一緒に走る機会が少なくて、写真のネタがないのです。 そこで苦肉の策、過去に利用した写真で評判の良かったもののベスト集とする事にしました。
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2013年カレンダー鋭意製作中
今まで気が付かなった(*_*;
Premium版カレンダーの製作
毎年、使用した写真を提供して頂いた方と、計らずもモデルになってしまった方々、年間ご一緒ベスト10入りされた方々にお配りしているPremium版カレンダー、今年はリニューアルしてみました、まぁ生産性向上のためなんですが。 お渡しする折に製作方法を質問される事が多いで、ここで解説しておきます。 正直云ってコストはともかくFDケース版より作るのは楽なんです。 デザインソフトは別になんでも良いのでここでは説明しませんが、天邪鬼の私はコーレルドローを使っています。
当然ですがカラープリンタが必要です。 デザイン上フチなし印刷可能な機種を使ってますが、うちのCanonMX850はフチなし印刷機能と、A5サイズや両面印刷の機能が両立できませんので、A4で片面印刷を繰り返します。 考慮する事は各月の写真と月玉の両面の割付で、1部に付きA4用紙が5.5枚必要になります。
A4で印刷していますので両面印刷後カット作業が必要です、A5でフチなし印刷ができないと云う事よりも、市販のプリンタ用紙にA5サイズは皆無に等しいですから、プリンタの機能というよりこれは仕方ありません。 写真の様なカッターでなくともナイフとマットだけで用が足ります。
製本用品にコームリングと呼ばれるものがあります。 コクヨやカールなどから専用のパンチとプラスチック製のリングが販売されています、店頭ではあまりみかけませんが、今ではネット通販で入手可能で、私はカウネットで買っています。 規格はA4長手方向の20個の穴があき、一度に20穴を空けるパンチやグリッサーと云うものもありますが、私はカレンダー用に両端から4つずつの穴を空けたいだけなので、写真の様な簡易なパンチを使用しています、コンピューターの連続用紙用(30穴)やルーズリーフ用(26穴)に同様の製品があるので、ご覧になられた方もおられるでしょう。
プラスチック製のリングはA4長手に対応したものしか私は知りません、但しリング径は各種あってメーカーによっては色違いもある様です、私はφ8mmの白を使ってます。 もとは20穴用ですので、これを4穴ずつにカットします、ハサミで簡単に切れます。 そのリングを回転させながら止めます、言葉ではちょっと説明のしようがないのですが。 この方法と材料でA4を上下に開いた実質A3のカレンダーも製作可能ですね。
CanCan謹製卓上カレンダーのできるまで。
毎年年末に、主にその年一年間自転車でご一緒して頂いた皆さんに。 感謝の気持ちでお配りしている「CanCan謹製卓上カレンダー」、採用する写真は12月に行う「あすか鍋サイク」や「石川ポタ」まで、トップシークレット(^_^)扱いにしていますので制作のプロセスも秘密、と云う訳でもないのですが… ところで昨年からキャンプで大変お世話になっている東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」さんへのお礼の意味と、今年亡くなった看板犬のチロちゃんへの追悼の意味で「CanCan謹製卓上カレンダー」と同じ仕様の「猫カレンダー」を作ってみました。
2001年から現在と同様の3.5吋FDサイズで続いています(2004年だけMO用ケースを使用しましたが)、しかしフロッピーディスクがあたりまえのものでも無くなってしまった昨今ですので、今後安価にケースが入手できるかちょっと心配になってきました。
昔はG.Crewなんてソフトを使っていた頃もありましたが、現在はCorel DRAWを使っています。 アドビ製品を使わないあたりが天邪鬼たるところ。 A4版3枚それぞれに上半期と下半期の各月を、表紙と裏表紙は3枚ずつ割り付けています。
プリントそのものは普通のインクジェットプリンタで、当然インクを大量に消費しますので、しっかり詰め替え用インクを使わせて貰ってます、しかし最近は詰め替えインクを使わせまいとの仕掛けが組み込まれているので、インク残量検知リセッターなるもののも使ってみましたが、チップを壊してしまう多いのか殆ど実用になりませんでした、インク切れを起こさない様にマメにチェックしながれプリントしています。 その後ラミネート作業です、波打ったりしない様に結構温度管理も重要です。
ラミネートの後カッテイング作業です、押し切りとかでズバズバ切れれば良いのですが、そうは行きません。 一枚一枚カッターで切ります、ラミネートされていますので決して簡単ではありません。 何と云ってもこの作業が一番大変です。
まぁ10年もやっていると、なかなかの精度です。
次は丁合と呼ばれる作業です、順番に揃えてゆきます、この辺からの作業は白手袋で汚れを拭いたり指紋が着かない様に行います。
ケースにいれて、ポリプロピレンの袋に入れて完成。 とにかく「月うさぎ」へプレゼントする予定の30部のうち27部が完成しました。
さて肝心の「自転車」版、今年も100部以上は作らなあきませんが、各月の写真がまだ揃いません、毎年何枚か写真を提供して頂いているskuram氏とそろそろ打ち合わせをしなくては…
2010-12-21
京都での仕事の後、大阪キタへ回ってS翁と夕食。 カレンダーのネタで今年は1,8,10月とお世話になりましたが、常連モデルのS嬢の分も含めてカレンダーをお渡ししました。
今年はいつものFDケースバージョンに加えて、B6サイズを作るつもりだったのですが、昨年カット作業中にカッターナイフで指を切ってしまった事もあって、さすがに製本後に1年分を一度に切るのは怖くて途中で止めてしまいました、カレンダーとしても決して使い勝手も良いものではなかったですしね。 代わりのA4サイズを用意しました、今では安いメール便も使えるので送る際のデメリットもないのですが、「石川ポタ」等のイベントでお渡しすると、お持ち帰りにちょっと邪魔になるのが欠点です。
S翁は下戸なので、食事だけでお別れして、私はミナミへ定番コース。 地上へ上がると本降りになってました、雨の法善寺横町。
ここでは恒例のカレンダーをお渡しして、少しだけ引っ掛けて引き上げるつもりでしたが、顔馴染みの常連さんと盛り上がって些か飲み過ぎてしまいました。
FDサイズのカレンダーは畳んだままでカウンタの中で一年間使って貰ってます、中味もラミネートしてあるので水仕事の場所にも丁度良い様です。
来年のCanCan謹製カレンダー
カレンダーの季節
鋭意製作中だったのですが…
今年は仕事と「道路元標蒐集の旅」のスケジュールを考え、ドローソフトを再び変えた事もあって、早くから着手していたのですが、天気周りが悪くて、仕事が一段落したものの何処にも行けません、でケースとかラミネートフィルムとか昨年の材料の残りで、とにかく10数部出来上がりましたので。 昨夜、大阪に出た折に毎年写真を提供してもらっているS翁に、これも毎年被写体になって貰っているS嬢他の分を含めてお渡ししてきました。
今朝、残りの材料が届いたので、再び製作開始。
ラミネートの後、カッティング、帳合をして、手袋をして検査しながらケースへ。 希にラミネートの途中で埃が入ったり、指紋がついたりしますのでネ。 しかし最近ではフロッピーディスクのケースも少なくなり、オフィス用品通販のkaunetのカタログからはなくなりました、ここ数年はaskulに載っているDATALANDのものが一番安いので使っていますが、安いぶん割れやすいのが難点です、フロッピーケースそのものは市場から無くなりはしないと思いますが、メーカーが変わると微妙に内寸が違うのでデザイン時に要注意なんです。
ちなみに過去の’CanCan謹製卓上カレンダー’にはシングルCD用のケースを使った横長のものがありましたが、ケースが入手できなくなってしまったので現在のFDサイズになりました、これは1999年版。
ところがプレミアムバージョン(2008年版は)をカットしている時に、事もあろうかカッターナイフで左手人差し指をタテてにざっくり。 こういった作業は長年やっていますが、こんなのは始めて、ようやく血はとまりましたが、カレンダー製作は暫くお休みです。