「月うさぎキャンプ」前日

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 長い事「あすか鍋サイク」と「月うさぎキャンプ」の幹事をやってきて、週間予報が出てくる頃になると毎日の予報に一喜一憂する訳なのですが….
 週初めに心配された台風の影響のほぼ無くなっていて、週間予報としては快方に向っている様なのですが、連休中日の日曜は何か傘マークが点いたり消えたり。 その手の警報注意報でも出ない限り中止するつもりはないのですが、スカッと晴れてくれた方が良いに決まっています、最悪でも雨の中の撤収だけは堪忍して貰いたいものですが、どうやらその心配だけはなさそうです。
 木曜日に急遽京都往復で一日取られてしまったので、気が付いたら何の準備もできてないではありませんか。
 
 
 
 

 帰宅後慌ててasuka号のタイヤを32Cに交換しキャリアを取り付けます、32Cを付けるとガードクリアランスがタイトで、カンチ台座の修理の折にブリッジ位置の修正もして貰ったのですが、700Cで使えるガードがこれ以上広いものがないのでどうしようもないのです。 微調整を済ませとにかく走って行く事に問題はなさそうです。

 
20151009c.jpg 金曜日、とりあえずフロントサイドだけを付けて試運転がてら買い物に出掛ける事に、「月うさぎキャンプ」は何か一品または何か一本と云うのがルールなのですが、何も決まっていません、他の用事もあったので隣町の八木まで走って行ったので、面白いものはないのかと近鉄百貨店を覗くとペコロスが、それでメニューはポトフに決定、玉ねぎと比べると割高なものですが、そのまま使えて見た目が違います、2パック買えば人数的にも丁度良さそうです。 残りの材料を揃えに近所のスーパーへ回り、フロントサイドを満タンにして帰ってきました、本日の走行14.7キロ。 ポトフの仕込みをやって、必要な荷物を引っ張り出して、後は早起きしてする事にして、早々に今夜は休みます。

 

 
 前日 1日目 2日目 3日目

 

 
 
 

10月8日の日記

20151008a.jpg 今日は月曜に続いて京都府城陽市まで往復、お昼からの用事なので通勤時間帯のピークが過ぎた頃に走り出します。 別に渋滞する訳でもないのですが、奈良阪を越えるまでは狭い旧街道を縫って行きます、昼間はのんびりとしたものですが、朝夕はを先を急ぐ車が走りますので結構危ないのもいます。 と云う訳でいつもこんな処を走っています、田園風景あり、旧い街並みあり、京都府に入れば木津川沿いの自転車道、鉄なポイントもあります、今は渡れませんが有名な「流れ橋」も。 大都市圏に暮らしているサイクリストには恨めしい環境かも。
20151008b.jpg もちろん奈良市街も通りますので鹿もいます、時にはご覧の様なシーンに出くわす事もあります(写真は6月)
20151008c.jpg 所用を済ませ15時には帰途に就いたのですが、ずいぶん陽も短くなってきていて、少し買い物に寄り道していたらすっかり暗くなってしまいました。 本日の走行107.2キロ、既に500キロを越えていて、連休に予定通り走れれば700キロで今月を折り返す計算に。
 
 
 
 
20151008d.jpg そんな事よりも週末には「月うさぎキャンプ」が迫ってきています、天気予報も悩ましいのですが、準備が何にもできていません。 明日丸一日あるとは云え、とりあえず自転車の準備だけは今夜中に済ませておこうと、タイヤを32Cに交換し、キャリアを取り付けました。

赤福本店ツーリング

 2月、7月に続いて今年3度目の伊勢ツーリングです、実はR女史から「お伊勢さんへ行きたいからお供せよ」とのお達しなのですが、スケジュールを合わせるとことごとくお天気が悪くなります、さては雨女かと云うと他のツーリングでは晴れているのです、どうにも巡りあわせが悪い様で。 赤福本店で「赤福氷」を食べ様と云う話は、季節は巡って「赤福氷」は9月17日(本店)で販売が終了していました。

 
20151006b.jpg 帰途輪行の120キロライドですから、Erbaロードで行く事にしますが、どうもディレーラーの調子が思わしくありません、殆ど平地巡航の京都往復ならさして問題はないのですが、西峠~佐倉峠~木津(こつ)峠~高見峠~珍布(めずらし)峠~桜峠と越えて行く獲得標高1,000m超えのこのコースでは些か辛いものがあります。 落ち合う場所を宇陀市榛原のローソンにして貰い、少し早めに出て調整しながら西峠を登る事にします。
 真夏の7月の折には朝5時に出発し、伊勢おかげ横丁の「赤福本店」には13時20分に到着したのですが、今回は榛原を7時に出て、とにかく「赤福本店」には15時半までには着こうと云う段取りです、16時を回ると「おかげ横丁」のお店は次々と店じまいしてしまうのです。
 
20151006c.jpg 芳野川沿いの道を走り、菟田野から佐倉峠を越え東吉野村へ入ります、道路脇の温度表示は10℃を示しています、週末の「月うさぎキャンプ」未明は1桁台は確実、「ホカロン」買っておこうかな…
 いつもなら新木津(こつ)トンネルを抜けると目の前に高見山の雄姿が見えるのですが、残念ながら今日は雲の中です。
 
20151006d.jpg 奈良県側の標高632m、延長2,470mの高見トンネルに到着、今日のコースの最高点です。 三重県側に向って下り基調のトンネルなのですが、トンネルに入るなり強烈な向かい風、いつもと違って漕がないと進みません、結局今日は伊勢までずっと向かい風でした。 高見ループ橋を見下ろせる場所で休憩です、ホットコーヒーをボトルに入れて持ってくれば良かったかな。
 
20151006e.jpg R166は東吉野村鷲家から和歌山街道となります、紀州公が初期には参勤交替に利用した道でもあり、高見峠を越えて最初の宿場がここ波瀬(はぜ)です、R166から少し離れているので静かな佇まいはタイムスリップした様な感覚です。 ここには里程標も現存しています。
 
20151006f.jpg R166に戻ってからも時間的に無理のない範囲で旧道をよって走りますが、ここは外せません珍布(めずらし)峠、岩盤を切り開いた切通しで櫛田川の蛇行部分をショートカットしています。 ここを越えると道の駅「飯高駅」の先に出てしまいますので、珍布峠を越えて少し戻る事にします、私の知る限りこのコースですと高見トンネルを過ぎると桜峠を下る途中まで、公衆トイレの類は道の駅以外には見当たりません(珍布峠の西側に仮設がありますが)。
 
20151006g.jpg 道の駅「飯高駅」を出ると櫛田川右岸の<745>に入りますが、途中で局ヶ岳をバックに沈下橋を見下ろせるお奨めのポイントがあります。 このコースのままR166に戻る事なく桜橋東詰めでR368へ入る事ができます、普通にR166を走って行くと旧飯南町粥見界隈が走り難いのですよね。
 
20151006h.jpg R368は和歌山別街道となり桜峠を越え多気町に入ります。 ここで丁度お昼になりましたので「伊勢うどん」でも頂きたい処なのですが、この界隈では無い様です。
 
 
 
20151006j.jpg 7月に来た折に見つけた丹生大師の向かいの「ふれあいの館」の中にある食事処、結構良かったので今日も当てにして走ってきたのですが、なんと今日はお休み、この付近には食事にできそうなお店は記憶にありません、なにやら豆腐バイキングのお店があるそうなのですが、ちょっと困った事に。 ところがレジ横にお弁当が2つ、店内にテーブル席もあって使えるとの事、お弁当は600円でボリュームもバラエティもあってお味もなかなか、伊勢茶やミカンを頂いてなにやら得した気分。
 この後舗装はしてあるとは云えロードには少し厳しい区間もあるのですが熊野街道に抜けて、後は<13>伊勢多気線を淡々と走るだけです。
 
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 度会橋を越えてから伊勢市街に入ると車も信号も多くなって走りづらいものの15時少し前に「赤福本店」に無事到着、赤福3個入りを頂いて大満足、R女史は赤福のお店のおばさんにお嬢さんと云われて舞い上がってます、私は父親かい。
 一応、内宮前まで行って記念撮影をして最寄の近鉄五十鈴川駅へ、本日の走行120キロ余り。 幸い1653発の直通の上本町行き快速急行に乗る事ができて、楽チン快適安上がりで桜井に帰ってきました、弁当600円、赤福290円、交通費1,390円となんと安上がりな「赤福本店ツーリング」でした。
 
 
 

10月5日の日記

20151005a.jpg 雨でスタートした10月ですが、2,3,4日と走って今日はお天気の月曜ですから、例に拠って京都府城陽市まで往復です、往復100キロ余り、経費計上できる仕事上の移動なのですが、しがない個人事業者に取って経費と云っても身銭を切っているのと同じ、往復すると1,500円、お天気が良ければひと月で上等のタイヤが一式買えちゃう訳ですからね。
 実は明日6日に走る予定に備えて、今朝は4時起きで昨日伊賀上野でcharaさんから分けて戴いたアウターキャップを使ってリアディレーラーのアウター交換をしたら、調整に手こずってしまい、すっかり出遅れてしまいました、いつもの流れ橋に着いたのは9時を回ってしまいました。 しかし朝駆けが基本の私にはレッグカバーが常用になる季節になってしまいました、この歳で膝を痛めるといけませんからね。 それに陽も短くなってきてぐずぐずしていると奈良からはナイトランになってしまいます。
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…と云う訳ですっかり秋めいてきた処で、各ジャンルでお奨めを1枚ずつ。 Joe Stafford / Autumn in NewYork、やはりJoe StaffordはCapitol時代が一番。 荒井由実時代の「晩夏」も良いですが、松任谷由実になって最初のアルバム「紅雀」。マーラーは「大地の歌」2楽章ですか。
 さて明日のお伊勢さん行きが確定、明日も4時起きですわ。

伊賀上野へ「ヴィンテージレーサー鑑賞会」

20151004a.jpg 今日は伊賀上野で開かれるRRCBの集まり「ヴィンテージレーサー鑑賞会」を覗きに行こうと走って行く事にしました。 私自身、ヴィンテージレーサーを持っている訳でもなく、造詣が深い訳でもなんでもないのですが。
 6時少し前にスタートして走り出したのですが、どうもメーターの速度が上がりません、どうやらタイヤ周長の設定が間違っている様で、20インチのKHS用のものを持ってきてしまった様です、このままでは距離も可笑しくなりますので、設定を変更する事に。 実はうちには同じメーターが幾つもあって、間違えない様にとシールを貼って区別していたのですが。
 昨日に続いて2日連続の初瀬ダムです、さすがロードasuka号より10分程早く上がってきました。
20151004c.jpg 荒神さんの水場まで上がってきた処で一息入れ様とすると怪しい人影が… 明日香村のチネリ怪人Vivvaさんでした。 彼も今日は自走で参加予定だったんです、私はR25旧道で行くつもりでいたのですが、彼の希望で<781><782>経由で走る事に、確かにロードで爆走するならこちらの方が愉しいのです、結局8時20分には名張川を渡る薦野橋までやってきました。
 
20151004d.jpg 美旗駅前付近から<57>上野名張線に入り北上します。
 
 
 
 
 
 
 
20151004e.jpg <57>に従って行くとすぐにR422に入ってしまいますので、真っ直ぐ田んぼの中の道を北上します。 昔に何度か南向きに走った事があるのですが、逆方向ですしかなり記憶が曖昧です.猪田道駅の方へ行く橋を渡らなくてはならないのですが、きっちり道を間違えてしまいます。 のどかな田園風景の中を行きます(写真 : Vivvaさん)
 
20151004f.jpg 「ヴィンテージレーサー鑑賞会」は11時からなのですが、私は午前中は久しぶりに旧上野市街をポタって昼食を済ませてから会場へ行く事にしますので、猪田道駅前でVivvaさんを見送る事にします。
 
20151004g.jpg 伊賀上野城、上野町道路元標、サワイ楽器店頭の忍者装束のニッパー君、鍵屋の辻と馴染みのある処ばかりなのですが、何故か「数馬茶屋」が閉まっています、女将さんはお元気なのでしょうか、ちょっと気になります。
 
20151004h.jpg 伊賀上野と云えば、お昼は「わかや」かここ「伊賀路」です。 昔、自転車仲間と「わかや」に集合しお昼に豆腐田楽を頂いて、御斎峠~信楽と走って、夜はここで大騒ぎしたものです。 狂牛病騒ぎで「牛タン」がメニューから消えた時期があって足が遠のいてしまいましたが、JR伊賀上野駅最寄と市街からは不便ですが、麦飯とろろ+牛タン御膳 1,400円(税別)はリーズナブルですね。
 
20151004i.jpg 食後、会場の「サンピア伊賀」に向って伊賀街道を走り、映画「病院坂の首縊りの家」でロケ地になった場所で写真を撮ってますと、鈴鹿のあびさんとなおじさんがやってきました、鑑賞会を抜けてこれから牛丼を食べに行くそうです。 後で聞いた話では牛丼のお店は閉店していて肉うどんを食べたそうですが。 (写真右:鈴鹿のあびさん)
 
20151004j.jpg 他に立ち寄る処もなくなったので、思っていたより少し早いですが会場の「サンピア伊賀」に到着。 なんでまた伊賀上野なのとお思いの方がおられると思いますが、大阪と名古屋のほぼ中間で、名阪国道も近いので車だと便利が良いのですよ。 2階の会議室を借りて、自転車もそのまま入って行ける様に段取りしてくれていますが、ホテル側も変な集団やなと思っているでしょうね。
 
20151004k.jpg 20名の参加者と約40台のヴィンテージレーサー、内訳はチネリか1ダース、デローザが8台、ロッシンが4台、コルナゴが3台、他にビアンキ、マジ、レニアーノ、オルモ等々。 なおこちらの詳しい内容はうちのHPの方に用意しました。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構かと。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。

今日は大和高原へ「自撮り」サイク

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奈良市藺生(いう)町にて
 

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 昨日に続いて「自撮り」へ、今日はasuka号で先週見つけた大和高原の田園風景を狙って行ったのですが。 1週間で稲刈りが思いの外進んでしまっていますが、この場所でいろいろと工夫しながら数テイク撮りました。
 
20151003b.jpg 近辺を少しウロウロしていると茅葺屋根が見えます、この界隈では殆ど残っていないので行ってみると青龍寺と云うお寺でした。 本堂は古いですが良く手入れされたお寺で、村中から大切にされているんだなと云った雰囲気がありました。
 
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 さて今日は連休の「月うさぎキャンプ」に備えて、自走で集まってくるお互いの位置や到着予定が判るようにと「みんなで位置共有」と云うスマホアプリの運用テストをもやっています。 GPS機能付きのスマホを持っている事が条件になりますが、ご覧の様にほぼリアルタイムに参加しているメンバーの現在位置が地図上で判る様になり、コメントを発信する事もできます。 ただこの手のアプリの共通した難点なのですが、バッテリーの消費が著しい事、それにここまでのリアルタイム性が必要あるかどうかで、更新間隔を調整できてバッテリーの消費を抑えられる様にして貰いたいものですね。
 
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 今日は大和高原の後は石切峠を越えて奈良市街に下るつもりでいたのですが、Y氏がオーバーホールのなったRALEIGHのRRAのシェイクダウンに奈良から大和高原へ上がってきていて、「みんなで位置共有」でお互いの位置が判っていたのですが、どこへ向うとも判っていなかったので、田原あたりでニアミスしていた様です。 私は<47>を北上して大平尾で「自撮り」、その後誓多林へ下って石切峠へ向います。
 
20151003f.jpg 「峠の茶屋」で通り過ぎるのも何ですので、相も変わらぬいつもの親爺と世間話をしながら、どうにかならないかと思う相も変わらぬ「わらび餅」を頂きながら、こちらへ向っている様子のY氏を待つ事にします。
 

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無事にY氏と落ち合えたので春日山原始林の中をドカドカと下り、奈良市高畑町のローディー御用達のカレー屋「まんま亭」でお昼にする事にしました。
 Y氏をお別れした後、<188>を走って帯解からいつもの上街道へ。 こんどは「みんなで位置共有」を見ていたSORAさん補足されてしまいました、休日とあって気の趣くまま走っている皆さんと落ち合う事ができて、そう云った意味でも「みんなで位置共有」は面白いアプリです。 そしてGPS談義をしながらのんびりと上街道を帰途に就きました、本日の走行79.1キロ。

「自撮り写真集」を更新しました。

20151003y.jpg 更新して間もないのですが、季節ネタもありますので新作11点を追加しました。 「自撮り写真集」
 
20151003x.jpg 稲刈りが始まると彼岸花もあっと云う間に姿を消してしまいました。 稲刈りが終わってしまう前にと、稲穂の輝く風景を狙っているのですが、なかなか難しいものです、と云っているうちに紅葉の季節がやってきます。
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「笛吹けども踊らず」なの?

20151001.png ブログで批判めいた事や物事を斜に構えて捉える様な事ばかりを書き連ねるのはあまり良しとしていないのですが… たまには良いでしょう。
 うちのブログを見て頂いてる方には現在奈良県が実施している「ならサイクルスタンプラリー」についてはご存知の事だとは思いますが。 改めて説明しますと、自転車を利用してあらかじめ指定されているポイントを巡り、GPS機能の付いたスマートフォンでいわゆるチェックインを行うと云った、今風のデジタルなポイントラリーなのです、まぁ自転車でなくてもチェックインはできなくもないのですが。 自転車をターゲットとしたイベントと云えば、レースまがいのイベントばかりで、民間のイベント屋が行なうならともかく、自治体が行なう限りは果たしてそれがどれ程の地域貢献や一般のスポーツ振興になっているのか計りかねますが、私としてはこの様なスタンプラリーの様なイベントの方が、自治体が行うに相応しいと考え支持もしていた訳で。 原則レースまがいのイベントには参加しないとしている私も、奈良県在住のサイクリストとしてこの「スタンプラリー」には積極的に参加し、自身のブログでも紹介させて貰っている訳です。
 昨年は「ツールド紀伊」と云うなんと紛らわしいと云うか、時流に乗ったネーミングで和歌山県と三重県を巻き込んで紀伊半島と云う広域で30ヶ所を巡るものでしたが、今年はどういう経緯でそうなったのかは知る由もありませんが、奈良県のみ24ヶ所のポイントで「ならサイクルスタンプラリー」として7月18日から行われている訳です。 当然今回も全ポイント制覇を目指して参加させて頂いていて、先月末までに19ポイントをクリア、後5ポイントを残すのみとなっています。
 案内チラシなどの作成や配布は必要だとしても、従来のスタンプラリーの様にスタンプカードの印刷や配布、設置場所の確保などは不要な訳です。 チェックインにスマホを利用する以上は、インターネット媒体の活用が考慮されているのは当然の事ですし、HPでの情報発信に加えて、facebookと云ったSNSでの情報交換なども呼びかけられている訳です。 当然県の担当部署が片手間でできる話でもありませんから、それなりの予算が組まれて外部業者に運用までを含めて委嘱されている訳でしょう、当然我々の税金の一部が利用されている訳ですから、有効な運用がされていて然るべきなのです。
 実際のところ昨年の「ツールド紀伊」では全ポイントをクリアしたのが13名、チェックポイントの中で最多の「奈良公園」ですら91名と云う有様、今年の「ならサイクル~」では8月31日現在で全ポイントクリアが2名、同様に最多の「平城宮跡」で16名と云う状況です。 決して安くは無いだろう参加料を払ってまで申し込まれるイベントの参加者に比べて少な過ぎる数である事ははっきりしています。 スマホ利用と云う方法に無理があるのでしょうか、しかし現在のスポーツサイクルでのスマホ利用者の比率は相当に高いものです、そうなるといわゆるマーケティング不足、この手のイベントが大多数に受け入れられないのか、周知方法に問題があるのかと云う事になります。
 さらにfacebookでの情報交換においては今年度は私以外の書き込みは皆無、さすがに「いいね!」やコメントがありますが、はっきり云って9割以上が身内な訳でして、こちらが恐縮して書き込みを遠慮してしまう状態です、「笛吹けども踊らず」とは正にこの事かと。
 
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 ところで同時に開催されている行事にフォトコンテストがあります、こちらも媒体としてfacebookが利用されている訳でして、応募作品を「いいね!」の数で判定すると云うなかなか大胆な方法とっているのですが、昨年はこれに運用上の不手際があって、明らかに不公平な裁量が行なわれました、これについてfacebookのコメントを通じて非公式ですがクレームを付けましたが無視されたままです(後日メールにて私信に近い形式で不手際があった旨の知らせは受けましたが) さて今年は2ヶ月を経ても応募は皆無、さすがにこれはと思い先月21日に「フォトコンテスト応募作品」として1点投稿したのですが、10日経っても「~応募作品」として登録されません、主催者である県の担当者あるいは仮に委嘱されている業者であったとしても、この程度の規模のイベントですから専従しているとは思えませんが、10日も放置されているのは常識では考えられません。
 さすがにカチンときて今朝になって次の文面を問い合わせ窓口に直接送りました…
『 9/21にfacebookのタイムラインにフォトコンテストの応募を行いましたが、未だに「応募作品一覧」に反映されません。 念のためにフォトコンテストのスレッドにコメントとしても書き込みしましたが無視されたままです。 応募方法に間違いがあるのか、作品が不適当なのか、ご説明を願います。 昨年の不手際もありますし、かなり疑心暗鬼になっております。 またコンテスト期間を前半後半に別ける、賞はいまなお検討中(後付けなら賞ではなく粗品にされては)のままになってますが、どの様になるのでしょうか。 』
 自動応答の受付メールが返信されてきましたからには、問い合わせ窓口としては機能しているはずです。 そして夕刻になってfacebook上で私の書き込みに対して「ならサイクルスタンプラリー」氏から複数の「いいね!」が付きました、タイミング的にこちらの問い合わせは明らかに通じている様ですが、相変わらず「フォトコンテスト応募作品」への掲載は行なわれていませんし、先の直接の問い合わせに関しても回答はありません。 これを’無視’と云わずに何と云いましょう、振り返ると昨年も私以外にも同様の問い合わせを無視されたままになっていると云う人がおられ「私はメッセージで送付しましたが放置されたままで、最後の最後で掲載されまして、当然ながらいいねはつかないですよね。 何か意図的なものを感じました。 」と書かれておられました。 しかし’無視’までして何か都合の悪い事でもあるのでしょうか。
 「スタンプラリー」そのものは世間から見れば単なる遊びや趣味の範疇のものでしかありません、しかし自治体が大義名分を掲げて公費を使って実施されている限りはそれは県の事業の一環、すなわち役所の仕事なのです。
 
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 「スタンプラリー」はともかく、応募規定上一次使用権すなわち著作権まで提供して、県の事業の一助にでもなればと応募した「フォトコンテスト」は取り下げる事にしました、折角「いいね!」を頂いた皆さんには申し訳ありません。
 日頃から「ならくる」や「奈良県の自転車道に物申す」として県内自転車道に対してやや批判的な立場を取っている私ですが、最近では奈良県は「全長75キロ、奈良県縦断サイクリングロード整備へ」を発表しており、今回の件を含めて県がサイクリストをダシにして、利用者のための事業ではなく自分達や業者のための仕事を作っているのではないのか?と云う視点で見て行きたいと思います。
 

2015年9月の実績、累計10,415.5km

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 9月も無事に1,000キロ超え、前半の不順な天候で昨年9月の1.219キロには及ばず、12ヶ月続いていた前年同月以上が途切れてしまいましたが、時間があっても自分にはこの辺りが適当なんやと云う事なんでしょうね、数字は目安で目標やないですから。 10月も有意義な自転車ライフを送れます様に。

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古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。