CanCan謹製卓上カレンダーのできるまで。

毎年年末に、主にその年一年間自転車でご一緒して頂いた皆さんに。 感謝の気持ちでお配りしている「CanCan謹製卓上カレンダー」、採用する写真は12月に行う「あすか鍋サイク」や「石川ポタ」まで、トップシークレット(^_^)扱いにしていますので制作のプロセスも秘密、と云う訳でもないのですが… ところで昨年からキャンプで大変お世話になっている東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」さんへのお礼の意味と、今年亡くなった看板犬のチロちゃんへの追悼の意味で「CanCan謹製卓上カレンダー」と同じ仕様の「猫カレンダー」を作ってみました。

2001年から現在と同様の3.5吋FDサイズで続いています(2004年だけMO用ケースを使用しましたが)、しかしフロッピーディスクがあたりまえのものでも無くなってしまった昨今ですので、今後安価にケースが入手できるかちょっと心配になってきました。

昔はG.Crewなんてソフトを使っていた頃もありましたが、現在はCorel DRAWを使っています。 アドビ製品を使わないあたりが天邪鬼たるところ。 A4版3枚それぞれに上半期と下半期の各月を、表紙と裏表紙は3枚ずつ割り付けています。

プリントそのものは普通のインクジェットプリンタで、当然インクを大量に消費しますので、しっかり詰め替え用インクを使わせて貰ってます、しかし最近は詰め替えインクを使わせまいとの仕掛けが組み込まれているので、インク残量検知リセッターなるもののも使ってみましたが、チップを壊してしまう多いのか殆ど実用になりませんでした、インク切れを起こさない様にマメにチェックしながれプリントしています。 その後ラミネート作業です、波打ったりしない様に結構温度管理も重要です。

ラミネートの後カッテイング作業です、押し切りとかでズバズバ切れれば良いのですが、そうは行きません。 一枚一枚カッターで切ります、ラミネートされていますので決して簡単ではありません。 何と云ってもこの作業が一番大変です。

まぁ10年もやっていると、なかなかの精度です。

次は丁合と呼ばれる作業です、順番に揃えてゆきます、この辺からの作業は白手袋で汚れを拭いたり指紋が着かない様に行います。

 ケースにいれて、ポリプロピレンの袋に入れて完成。 とにかく「月うさぎ」へプレゼントする予定の30部のうち27部が完成しました。
 さて肝心の「自転車」版、今年も100部以上は作らなあきませんが、各月の写真がまだ揃いません、毎年何枚か写真を提供して頂いているskuram氏とそろそろ打ち合わせをしなくては… 

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「CanCan謹製卓上カレンダーのできるまで。」への2件のフィードバック

  1. そんなに大変だったなんて。



    少なくもカッティングは一気かと思ってました。
    毎年ありがとうございます。

  2. まえださん毎度。
     そうなんですよ、印刷機の様に針~咥えと云う仕組みがなく、ローラーだけの紙送りに頼っているプリンタの精度なんて知れているので、重ねて位置を合わせてズバっなんて芸当はできません、ましてラミネートフィルムにはさんだ時にもずれますんで、一枚一枚カッターナイフで切るしかないんですよ。

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