「小口自然の家」のフリーテントサイトはご覧の様に木々に囲まれた草地に炊事棟とトイレがあるだけ、と云うかそれはそれで充分な処です。 電源がないのと車が中に入れないのが、今どきのファミリーキャンパーは隣のオートキャンプ場へ行ってしまう理由なんでしょうね。 私たちはテントサイトと神社の間にある通路に車を入れさせて貰って不自由はしませんでしたが、但し木の枝があって車高に注意。
ところで「小口自然の家」は公衆無線LANのFREESPOTが使えるとの事でしたが、セキュリティの設定がある様で利用ができませんでした、モバイルカードがあるのであえて尋ねる事はしませんでしたが。
ここ小口をベースにしたのは良いのですが、程々の距離の周回コースがとれないのが難点です、熊野川」を跨いで湯の口温泉方面とか考えられなくもないのですが、<44>那智勝浦熊野川線を南下し<45><43><46>と継いで那智からR42で新宮へ、熊野川を渡りR168の対岸の三重県側の<740>小船紀宝線で三和大橋まで戻ってくる約88キロのコースを示しました。 プロフィールマップも出したのですがあえて反対意見もでなかった様です(^_^;) 心配していたのが所要時間から計算して何時に出られるかと云う事でしたか、先行した9さんを追って7時半には出発する事ができました。
暫くは小口川の渓流に沿って快適に走りますが、静閑瀞を迂回する様に400m近いピークを越えなければなりません。 (写真:天神橋五丁目さん)<44>那智勝浦熊野川線のこの区間を走るのは10年ぶりですが、東牟婁郡熊野川町が新宮市と名前が変わっただけで、何も変わったませんね。 そう滝本集落にあった自販機は朽ち果てていました。
天五さんがこのキャンプに興味を示したのは、この「宝龍滝」の存在です、裏那智の滝とも云われる名瀑ですが、不便な処にあるのと長らくアプローチの林道や遊歩道が崩れているとの事でした、最近訪れた方の情報があったので、今回のプランに加えたのですが、やはり滝壷まではかなりの難路でサイクリングの足回りと云う事もあって滝壷まで行ったのは4人だけでした。
滝本から激坂をこなし那智勝浦町域へ、このルート過去南行き2回北行き1回走っていて、キャンプ装備とあってかなりトラウマになっていましたが、今回は荷物も少なく気候も良くて払拭する事ができました。
← <45>那智勝浦本宮線と離合点に。 <44>の方が番号が若いのでヘキサはここからも<44>となるのが普通ですが、ここから籠まで<45>となってます。
少し雲行きが怪しくなってきましたが<43>那智勝浦古座川線となる籠へ到着、昔お世話になったおばぁちゃんもお元気な様で安心しました。 籠から那智までちょっと登り返しがあるものの400mの下り、那智からは仕方なくと云うかR42を十数キロ走り新宮へ向かいます。
新宮からは素直にR168を走らずに対岸の三重県側へ渡り<740>小船紀宝線で上流に向かいます、新宮大橋を渡ると20キロ余り三和大橋まで橋がありません、小口へは少し戻る形になるため距離的に約7キロ程の遠回りになりますが、交通量は非常に少ないです。
途中には「飛雪の滝」があります。 ここは「宝龍滝」と違い県道から見える上にキャンプ場や四阿が整備されています。 でも水量があればなかなか見応えのある滝です。
本日の走行約92キロ。