「音楽・オーディオ」カテゴリーアーカイブ

私を構成する9枚と9本

facebookで「私を構成する9枚」と「私を構成する9本」と云うハッシュタグがあったので作ってみました、もちらん9枚とはCD(LP)、9本とは映画の事ですね。

20160206k.jpg 実は昔、うちのHPに「棺桶に入れて貰いたい13枚」と云うコンテンツがあったのですが… 
①グスタフ・マーラー 交響曲「大地の歌」/ブルーノ・ワルター~ニューヨークPO (1960)
 最近ではシュリーニ~ウィーンPOのライブとスタジオの2種類の録音が気に入っているのですが、ここはリファレンスのワルター盤を、ウィーン時代の3枚の録音に拘る人もおられる様ですが。
②チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」//ディミトリー・ミトロプーロス~ニューヨークPO (1957)
 ニューヨーク・フィルの暗黒時代なんて悪口を云う人もいますし、当たり外れも多いのですが。 貴重なステレオ録音、確か私が自分のお金で買った5枚目位のLPでした。 3楽章のスケルッオのエキサイトぶりは凄まじい!
③モーツアルト レクイエム KV626/ビクトル・デ・サバタ~イタリア放送管弦楽団・合唱団 (1939)
 サバタと云えばイタリアオペラの指揮者として知られているらしいのですが、私はそちらには造詣がないので。 旅行嫌い録音嫌いとかで録音が少ないのですが、ブラ4とか「英雄」の録音が残っています。 モツレクは歌唱陣にタッシナーリ、スティアニーニ、タリアヴィーニ、ターヨと云った面々を配した、ちょっとキワもの。 1939年とは思えない録音です。
④松任谷由実「紅雀」
 なぜユーミンなんだと云われそうですが… 「14番目の月」から「流線型’80」にかけての時代の作品が好きですね、なかでもこの「紅雀」、アコーステックなサウンドは他とは一線を画すものがあります。 同時期にLP化されていない「消灯飛行」と云うシングル・チューンがありますが、荒井由実から松任谷由実へと変わって行く移ろいに感じるものがあります。 「~13枚」の時には尾崎亜美の「Hot Baby」も選に入ってました。
⑤John Coltrane/「ole」 (1961)
 私のJAZZ開眼の1枚です、この後インパルスに移籍しますが、発展形の「アフリカ・ブラス」や「至上の愛」以降はあまり好きやないんですよね、神懸っていると云うか。
⑥Eric Dolphy/「Last Date」 (1964)
 外せないですねこいつは、「When music is over, it’s gone in the air. You can never capture it again.」この言葉を残してドルフィーは飛び立って行きます、プレスティッジのヨーロッパ3部作は頂けませんが、こいつはミッシャ・メンゲルベルグ以下の現地リズム陣が傑出してます、ドルフィーが夭折しなかったら…
⑦「Curtis Fuller with Red Garland」 (1957)
 JAZZに詳しい人には何だこれはと云われそうですが、良いんですよね。 数々の名盤を差し置いて、それもリーダーのフラーがお休みしている「Moonlight Becomes You」1曲のためにこの1枚を選びました。
大野えり/「Good Question」
 彼女は1955年生まれで同志社軽音出身、実力ナンバー1の女性ジャズ・ボーカリスト、最近はしっかりJAZZしてますが80年代のソウルフルな作品を敢えて選びました。
⑨笠井紀美子/「What New」(1973)
 若きケメコの傑作アルバム、菊池雅洋、鈴木良雄、村上寛のバックも最高です。 この後コマーシャルなサウンドに流されてしまったのが残念です。
 
 後、曲と云う点ではブラームスの4番とシベリウスのバイオリン協奏曲を入れたかったのですがネェ。
 
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 続いて「私を構成する9本」
①「ベニスに死す」 ルキノ・ヴィスコンティ(1971) マーラーの音楽が一般的でなかった時代、この作品でファンになった人も少なくないはず。
②「渚にて」 スタンリー・クレイマー(1959) 戦争も核爆発のシーンもまったく出てこない反核映画、G.ペック、E.ガードナー、珍しくシリアスな演技が光るF.アステア、モノクロ作品の美しさ、隠れた名画です。
③「博士の異常な愛情~」 スタンリー・キューブリック(1964) 説明は不要ですね。
④「あした」 大林宣彦(1995) 新尾道三部作の一つ。
⑤「首」 森谷司郎(1968) 小林桂樹主演のサスペンス作品、モノクロ作品、DVD等もなくなかなか視聴は困難。
⑥「泥の河」 小栗康平(1981) 宮本輝原作、私の世代では学校で見た人多いかも、モノクロ作品。 「萌えの朱雀」と二択になったけど、こちらを。
⑦「砂の女」 勅使河原宏(1964) もちろん安部公房の名作、「他人の顔」と二択になってしまった、音楽はともに武満徹。
⑧「大停電の夜に」 源孝志(2005) 大停電の夜に6組?の男女の織り成すストーリー、田畑智子が最高に愛しい、音楽は菊地成孔、ライティングと挿入されるBill Evansの「My Foolish Heart」が美しい。
⑨「足ながおじさん」 ジーン・ネグレスコ(1955) 大好きなこの時代のミュージカル作品から1本、「パリのアメリカ人」「キー・ミー・ケイト」との三択になったけど、F.アステア~L.キャロンのダンスシーンは替え難い。
 
あと邦画を代表する娯楽作品として「八つ墓村」か「犬神家の一族」、「砂の器」と云った処を掲げたかったなぁ。 岸恵子~萩原健一の「約束」、監督 斉藤耕一、音楽 宮川泰と桃井かおり~萩原健一の「青春の蹉跌」とかも捨て難い。
 

D/A変換アダプター

20160126a.jpg AMAZONのfireTV stickのお陰ですっかりプライムビデオではなくて、TV画面でYouTubeを見るのにハマっています。 ほっといたら勝手にマーラーチクルスとかブルックナーチクルスとやってくれますんで。 ところでうちのTVにはアナログ音声出力がついていないのです、一時は光入力のあるリモコンの付いたアンプでも買おうかとも思っていたのですが、なんかテレビのためだけに勿体無いなと自重していたのですが。 お手軽にD/A変換アダプターを買って手持ちのアンプに繋ぐ事にしました。
 
20160126b.jpg 安価な中華ブランドなんで大して期待もしてませんし、所詮はソースはYouTubeですしね。 AMAZONのレビューでも当たり外れがある様な書かれ方をしてますが、値段が値段ですからね。 トスリンクとコアキシャルの入力とRCAプラグとミニプラグのアナログ音声出力、そしてDC5V入力にACアダプターではなく、USBの電源ケーブルが付いています。 USB電源は別途用意する必要がありますが、幾つか転がってましたし、光ケーブルもビデオカードかに付いていたもものがありましたので、本体だけ購入するだけで済みました。
 
20160126c.jpg 必要なものが揃っていれば格段悩む事もありません、幸い外れではなく繋げばちゃんと鳴ってくれました。 電源のプラグがちゃんと奥まで収まらない辺りが中華品質でしたが、まぁとにかくTVの音がうちの虎の子のMarantz~JBLで出てきました。
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AMAZON fireTV stick

20160120a.jpg 実は年末にこんなものをポチッていました、「AMAZON fireTV stick」。 まぁ簡単に云うとネット上にある動画を一般のTVで見る事のできるアダプターです。 本来はAMAZONのやっているプライム・ビデオと云った配信サービスを利用するもので、TV側にHDMI入力とTVの置いてある場所にインターネット接続のできる無線LAN環境がある事が条件なのですが、あの悪名高いAMAZONプライム会員なら、結構な量のTV番組や映画を無料視聴する事ができます。 悪名高いと云っても無料お試しサービスなんてのについ申し込んでしまい、うっかりしていると無料期間が過ぎて、いつのまにかクレジットカードから年会費が引き落とされていると云う、至って当たり前の事なんですが。 ちなみに私はAMAZONには一年を通じてお世話になってますので、充分送料無料の恩恵は受けさせて頂いております。
 ネット上にある膨大なコンテンツをPCやスマホ、タブレット上だけではなく、画質の問題は置いておくとしても、普通のテレビでゆったり見たいと思うのは当たり前の話で、以前はHDMI出力のあるビデオカードを使ったり、コレクション的なものは可能ならばDVDに焼いたりしていたものです。 まぁPCとTVの間を行ったり来たりとか、ダウンロードしたりとか決して扱い易いものでもありません。
 
20160120b.jpg 以前からこんなのも使ってます、IO-DATAの「AVeL Link Player」、直接見る事のできる動画配信サービスは極めて限られていますが、LAN内で共有されている動画などをTVで見る事ができ、SDカードやUSBメモリも使えます。 LANとは有線での接続、TVとはHDMI以外にもD端子、コンポジットでも接続できます。 最新モデルはYouTubeにも対応しているそうなんですが、もともとこいつのネット動画再生は色々と問題があったみたいですし、価格を考えると買い換える程でも無かったのです。
 
 そんな時に目に入ったのが「AMAZON fireTV stick」、最初はAMAZONプライムビデオ専用のハードウェアだと思っていて、この手の配信サービスにあまり自分好みのものは多くないのですが、他の機能とかを見ていてちょっと欲しくなり、クリスマスのキャンペーンの時にポチってしまいました。 当初在庫がないとかで届くのは年明けと云う事だったのですが、年内に届いていました。
 
20160120c.jpg 特に設定に難しい処はありません、自身のアカウントでAMAZONで購入された場合はアカウントの設定は済んでいますが、ギフトとして手にした場合は設定が必要です。 あまりにも簡単過ぎる取説に従ってTVに繋ぎ、画面の指示に従って無線LANとの接続をするだけです、うちの場合は無線LAN親機でMACアドレスフィルタリングを云うセキュリティも掛けているので、それを一旦外して接続してMACアドレスを調べて設定すると云う手間がかかりましたが、一般的なセキュリティの設定ならば、TV画面と付属リモコンの操作だけで完了するはずです。 最初音がでないと云う問題がありましたが、これはTV側のHDMIの音声の設定がPCに繋いでいた時のアナログになっていたためでした。 音声がでないとセットアップ中の音声ガイダンスが聞こえないので、セットアップ前にTV側のメニューで確認しておいた方が良いでしょう。 問題が無ければ上の様な画面がでてきます。
 また音声リモコン付きモデルもありますが、あまり賢くない様な話なので、安価な普通のリモコンの付いたモデルにしました。 なお音声認識もできるスマホ用のリモコンアプリが無償で入手できますが、最初は上手く応答していたの何故か、今は接続できなくなってしまっています。
 そんなこんなでプライムビデオを見るところまで進んで、正月に実家へ帰ったり、「新春ラン」に行ったり、「しまなみ」へ行ったりとそれ以上の事はできずにほったらかしになっていました。
 
20160120d.jpg 落ち着いた処でやはり当初の目的のYouTubeを簡単にTV画面で見たいものです。 それもTV画面とリモコンの操作で「AMAZON fireTV stick」にアプリを入れるとご覧の様にYouTubeが、でも検索はリモコンの十字キーを使ってシコシコ入力を繰り返さなければなりません。
 
20160120e.jpg そこで「AMAZON fireTV stick」をYouTubeにログインさせPCでの接続と関連付ける訳なのです。 ログインしようとするとURLと8桁のコードが表示されますので、PC側で先のURLにアクセスしますと、コードを聞いてきますのでTV画面に出ている8桁のコードをPCに入力し[次へ]を押して指示に従い操作を進めると、後はTV側でもPCで検索して視聴した履歴などが反映されます。 これでほぼPCと同様の環境でYouTubeをTVで視聴できる様になりました、まずは目的達成。
 
20160120f.jpg これで先日のkiki君のLiveも「新春ラン」もチェリビダッケのブルックナーもBill Evansも落語もゴロゴロしながら見られる云うものです、まさにカウチポテト(死語)、それにうちはPCを動かしていると云う事はサーバーも立ちあげている事になりますので、省電力にもなるはずです。
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「Trace Train」 Live at Galerie Tzigane

20160116a.jpg 今日は大阪南船場の「ギャルリー・チガーヌ」と云うお店へ、自転車仲間のkiki君がベースを努めるグループ「Trace Train」のJazzLiveを聴きに行って来ました。
 
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 「Trace Train」 川上拓也(as)、松原教浩(p)、箕輪昌裕(b)、折田健吾(ds)他、セッションゲスト。
 
20160116c.jpg 今日はThelonious Monkのナンバーをメインにスタンダードも交えてご機嫌なナンバーが続き、締めはColtraneの「Giant Steps」と。
 ピアノのBill Baramatsuこと松原君とは2011年の「敦賀『お月見キャンプ』」以来の再会でしたね。
 
20160116d.jpg しかし今日は自転車に乗らないのが勿体無い様なお天気でしたね、10時半に梅田でD女史と待ち合わせ、色々とお買い物の後、自転車仲間で昨年の「月うさぎキャンプ」にも来て頂いた竹元さんのお店、天神橋の「アリオリドス」でお昼を、私は先日syokoraさんがUPしていた煮込みハンバーグが美味しそうだったので、それを頂く事に、ボリュームたっぷりのサラダも付いていて大満足。 Liveの時間にはまだ少しあるので、天神さんにお参りしてから長堀へ移動します。
 私の性格ですから動画に手を出すと残りの人生を食い潰しかねませんので控えているのですが、今日は音のしないカメラをとLumixのコンデジDMC-TZ60を持っていったので、やってしまいました。
 

John Coltrane 「Giant Steps」 Trace Train at Galerie Tzigane
 

休足日4日目

20160102a.jpg 昨夜、おせち料理と雑煮でおなか一杯になって実家から帰ってきてから、明日の名古屋の「新春ラン」に持って行くカレンダーと自転車の準備をしながら、元旦早々届いたワルターのCD-BOXでマーラー三昧です。  いずれもLPで聴いていましたし「大地の歌」はCDでダブるのですが、7枚組2.488円についポチってしまいました、CDが出始めた頃から考えるととんでもない値段ですね。 レコードプレーヤーは壊れたままだし、正直云ってLP2枚組を何度もひっくり返すのも邪魔くさいですしね。 ちなみにワルターのCBSへのマーラーの録音を網羅、1番「巨人」(新旧2種)、2番「復活」、4番、5番、9番と「大地の歌」に「さすらう若人の歌」、「若き日の歌」が入ってます。 やはり愛弟子ワルター、9番と「大地の歌」は初演をしているだけに、リファレンスとも云うべき名演です。 同様のブラームス集もLPとダブりますがポチっちゃいました、こちらは5枚組 2,086円。

 
20160102b.jpg 恒例の「CanCan謹製カレンダー」も年末の「あすか鍋サイク」と「石川ポタ」、そして明日の「新種ラン」でほぼ配り終えます。 ただ暫くお目にかかる予定のない方や、嬉しい事に今年は一緒できていないがカレンダーだけはほしいと云う御仁もおられて、昨年までは年賀状と一緒に送らして頂いていたのですが、昨年3月にクロネコメール便が廃止されてしまい、そうなると送料も馬鹿になりません。 また逆に気を使って頂いて過分なお礼が届いたりして、却って困ってしまう事もありますので、今回は送料140円分を無駄な手数料のかからないAMAZONギフト券(Eメールタイプ)で頂こうかと思いますので、ご希望の方それでよろしければ送付先をメールでお知らせ下さい。 (なお原則面識のない方にはお渡し致しません。 )
 
20160102c.jpg asuka号は暫くキャンピング支度で走る予定はないので、タイヤをアサヒ限定のケブラービート仕様パセラ700x28cと分割式マッドガードの組合せに交換し、快走輪行スタイルにしました。
 
20160102d.jpg 「自撮り」の必需品三脚ですが、長年愛用しているSLIKのスプリントMINIⅡ、脚を曲げてしまって騙し騙し使い続けていまして、修理も可能な様なのですが、あちこちガタも出てますし、新しいのをポチってしまいました(中央)、高さで欲を出したらやはりちょっと大きかったかな(上)、インプレッションは後日。
 さて4日間の休足日は今日で終わり明日が走り染めです。 しかし休足がちょっと勿体なかったような穏やかな年末年始でしたね。
 

10月31日の日記

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 今日は明日香村へ「自撮り」にでも行こうかと思っていたのですが、すっきり晴れないので籠って自転車なぶり、まずはErbaから。 (左)元々はカーボンのkoga-miyataに付いていたダブルレバー、台座を普通のものに交換。 (右上)馬鹿になっていたボトル台座のダボ、引き抜きリベットで固定。 (右下)スローパンクの原因はバルブの根元、既に2度パッチしているチューブやし、気がねなく交換、処分。
 
20151031c.jpg 明日はもう11月、お馴染みの「CanCan謹製卓上カレンダー」の製作をぼちぼち始めます。 ところで来年から「山の日」(8月11日)と云うのができるんですね、今の今まで知りませんでした。
 
 
 
 
 
20151031d.jpg  机の右側に居座っている1台のPC、HTPCとして組んだけど全く使ってない、E6550だからまだまだ使える、バラしてミドルタワーに組み換えようかなぁ、Windows10検証用マシンもほしいし。
 
 
20151031e.jpg 今夜の3枚、渡辺暁雄/シベ2、ビシュコフ/ショスタ5、アンセルメ/「火の鳥」

6月21日の日記

梅雨ですねぇ、KHSで近所へお使いに出掛ける事を除けは5日連続の休足日です。 昨日は「降る降る詐欺」って感じでしたが、今日はお昼までは晴れたと思ったら土砂降りになるといったとんでもない天気でした。 そんな週末でもカタギの人はお休みを有効に利用しようと昨日から走りに出掛けている様で、syokoraさんは福知山から丹後若狭方面へ、S女史は十津川泊りで今日は丸山千枚田、facebook等で皆さんの行程を追いかけているのも愉しいものです、どうやら近畿地方は北の端と南の端が良かった様です。

 
20150621a.jpgさて「自撮り」で大活躍の愛用の三脚SLIKのスプリントMINI2(5年使用)ですが、いつの間にか石突ゴムをなくしてしまいました。 ネットで調べると保守部品で300円で頒けて貰える様なので、電話でメーカーの窓口へ問い合わせてみると、送料も掛かるしその部品ならカメラ量販店経由で取り寄せて貰う事ができるとの事で、近くの上新電機に行ってみると注文可能との事、それが入ってきていたので、引き取りに行ってきました。 代金は2個で518円(税込)でした、邪魔臭いと送って貰ったら千円以上かかる処でしたが、やはり国内著名ブランドは安心ですね。
 
20150621b.jpg「ムジークフェストなら2015」の一環で、橿原のローディ御用達のカフェ「4’season」でギター・ソロ・ライブがあるとの事で、昨夜連絡したらまだいけるとの事で午後からKHSを駆って出掛けてきました。 珍しく今年は3月の大フィルに始まって、「月うさぎ」のチェロ・コンサートと生に接する機会が多い様で。 寺地達弘(g)、「ジェット機のサンバ」、「イバネマの娘」、「カーニバルの朝(黒いオルフェ)」、「スペイン」、オリジナル2曲、「リベルタンゴ」etc. ジョビンの名曲に始まってピアソラまで、小さなカフェならではの雰囲気で、なかなかのライブでした。
 
20150621c.jpg実は朝からこんなのをごそごそさわっていました、asuka号用のフロントバッグTOPEAKのTour Guide HandleBar Bag DX 。 先日グローブがおニューになって気になったのは手の甲が金具に引っ掛かるのですよね、で両端を内側入れ込んでみました(写真左上)。 それと「EB金具」の取り付け、TOPEAKのこのバッグは芯材を外せるのでこうしてしっかり位置合わせをします(写真右上)。 しかしソローニュほど高価なものではありませんが、防水の事を含めて考えると穴をあけるってのは抵抗ありますよね、それと「EB金具」の最大の欠点はキャリアの寸法に合わせて金具を固定するので、専用になってしまうと云う事。 私は構いませんが自転車をたくさんお持ちの方は悩ましいですよね。
 さて実際にasuka号に取り付けてみるとライトが邪魔して取り外しが少しやりにくいのですよね、まぁこれで段差等でバウンドしてもバッグが踊る事はなくなりますが。
 

今日のサイクは「かえる・お蕎麦・チェロ・夜桜」

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東吉野村谷尻(たんじり)今日の風景
 
20150418b.jpg今日は御馴染みの東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」で開かれるチェロコンサートへ行くために走ってゆきました。 東吉野へ向かう時は時間が許せば、距離こそ倍になりますが吉野回りで向かいます。 車の多い西峠や女寄峠を登る事を思えば、精神衛生上違いは歴然としていますよね。 飛鳥を抜けて栢森へ、もう5月なんですね、鯉のぼりが気持良さそうに。 今日は土曜とあってロードやクロスバイクが5台ばかり芋峠を越えて行きました。
 
20150418c.jpg上市の吉野ストアに寄った後吉野川河畔の道を遡上します、R169を少し走り妹背大橋で対岸の県道へ、柴橋で再び右岸に戻りR370から県道吉野東吉野線へ入るいつものコースです。 高見川河畔では今年初めてのカジカガエルの声を聴きました、これから暫く涼やかなその鳴き声が愉しみ、雑音を出さない自転車ならではの愉しみです。
 
20150418d.jpgニホンオオカミ像の前で持参のボトルのコーヒーでブレイクの後、お昼は木津川(こつがわ)の手打ち蕎麦「よしの庵」でお蕎麦をよばれます。 里山の集落の風景を眺めながらJAZZの流れる贅沢な空間です。
 
 
 
20150418e.jpg今日も一応「自撮り」の準備はしてきたのですが、のんびり走っていると時間の余裕がなくなってしまい、「月うさぎ」の着いたのはコンサートが始まる予定の10分前、自転車仲間のVIVA2000さんがご家族連れで車でお見えでした。 「月うさぎ」にある樹齢100年とかの「月桜」、この下で何度かキャンプをした事があるのですが、満開の時に訪れるのは初めてです。
 
20150418f.jpg定刻を少しまわってチェロコンサートは始まりました。 チェロは本倉信平さん、バッハの無伴奏チェロ組曲6番をメインに、春にちなんだ日本の曲や、アウベニス、コダーイ、リムスキー・コルサコフ等の構成です。
 
 

20150418h.jpg何故か闖入者が、ねぎジャージに身を包んだ若干3名が(^_^)

 

 

 

 

 

 

20150418g.jpg コンサートが終わって聴きに来られた皆さんが帰られると「月うさぎ」には元の静けさが戻ってきます。 陽が暮れると残った私とVIVA2000さんご家族のためだけに「月桜」をライトアップしてくれました。

 

 贅沢な1日を過ごした後、今日は帰途ナイトランのつもりでしたから完全装備で、一谷峠を下り、真っ暗な中に飛び出してきた鹿には参りましたが、菟田野の旧街道を抜け、女寄を下って9時前に無事桜井へ戻ってきました、本日の走行90.1キロ。
 

久しぶりの生オケ

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たまには自転車以外の話題も。 ずいぶん久しぶりに生オケを聴きに行ってきました。 前は若杉弘のマーラー7番だっけ、千住真理子のシベリウスだっけ、とにかくいつの事だった判らない位に久しぶりなんです。 それとフェスティバルタワーは2012年の12月に行きましたが、新しいフェスティバルホールは始めてです、何か安くて良いプログラムがあればと思いつつ2年も過ぎてしまいました。 大フィル定期でブラームスの二重協奏曲(バイオリンとチェロのための)とドボルザークの8番がかかる事を知って、二重協奏曲はそう聴く機会はないので、昨年暮れにチケットをとっておきました、早かったので安い席にしてはなかなか良い位置、まぁ初めてのホールなんで良く判らなかったのですが。
 正直云って二重協奏曲の方は「エエこんな曲だったの」と思う位に印象の違うもので、帰宅後手持ちの4枚のCDを聴いてみたのですが、オケもソリストも悪くはないのですが、この曲の持ち味であるソロ楽器とオケの絡み合いの妙とブラームスらしい響きが聴こえてこなかった様な、ドボルザークの方はなかなか聴き応えのある演奏で満足して帰ってきましたが、まぁたまに生の音を聴いておかなくてはネ。

20150321a.png指揮:クラウス・ペーター・フロール、バイオリン:クララ:ジュミ・カン、チェロ:ジャン・ワン、大阪フィルハーモニー交響楽団。

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クリスマス・イブと云えば

 山下達郎も悪くないですが、彼もカバーしている「ホワイト・クリスマス」は何と云ってもBing Crosby、なにしろ世界で5000万枚売れたと云うのですから、同名映画は1954年の米パラマウント作品、共演にはDanny Kaye(名前をぱくったのは亡くなった谷啓さん)、Rosemary Clooney(George Clooneyの伯母さん)。 アメリカが希望と自信にあふれ輝いていた時代の作品です。
 毎年12月は「合唱」を聴いて、NHK-FMでパイロイト音楽祭のライブ録音を聴いて、この「ホワイト・クリスマス」のDVDを観るのが恒例行事です。
 Irving Berlinのこの名曲、初出は1942年の「スイング・ホテル」(原題はHoliday Inn)、もちろんこちらも主演のBing CrosbyにFred Astaireが共演しています。

 クリスマスを題材した映画は少なくないですが、邦画では源孝志監督の2005年作品「大停電の夜に」が一押し、イブの夜に5組の男女のストーリーが同時進行で絡んで行く、音楽は菊地成孔、オリジナル作品以外にもジャズの名曲「My Foolish Heart」が随所に使われています、もちろんBill Evansのアルバム「Waltz for Debby」の収録曲。 田畑智子が好演、手にする「Waltz for Debby」のレコードはRIVERSIDEのオリジナル盤だったとか。

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