「奈良県」カテゴリーアーカイブ

本日の走行91.6キロ

7月は皆目走れなかった(別に忙しい訳でもなかったのですが)のですが、今月は心気一転頑張ってみようかと… まずは定番コースの~芋峠~吉野~東吉野~宇陀と反時計回りに走ってきました。

 

御馴染み豊田旭堂、みたらし団子にはまだ時間的に早かった様で…

東吉野村小(おむら)、川面を渡る風が心地良いです。
お天気は上々だったですが、9時頃から雲が多くなってきて、一瞬パラパラッときたので、しまったポンチョを持ってくるべきだったかと思ったのですが、結局それだけでその後は降られる事はありませんでした。

定点観測、高見山の見えるポイント。

10時半には「月うさぎ」に到着。 猫たちに遊んで貰いながらまったりと過ごします。 また8月一杯「お写ん歩写真展」が開かれています。

丁度いらっしゃていたお客さんの車、クラシックなブリティシュロードなら似合うのでしょうが。

 

14時頃には「月うさぎ」を後にし、榛原まで下ってきた処で、JAZZの流れる素敵な空間「Gallery & Cafe 廣栄堂」で一服。 1時間ほどゆっくりしてから、西峠をパヒュンと下って帰ってきました。 しかし下界の暑い事と云ったら。

三たび石舞台、「霧立つASUKA・・・」

 土曜、日曜に行ったばかりなのですが、今日も橿原まで所用があったので、石舞台を回ってきました。 「飛鳥アートプロジェクト2011」、石舞台での「霧のインスタレーション」は12/25までの9時から18時、毎正時から10分間行われているので、地の利を生かして時間があれば通ってみようと思っています。

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R166旧道脇道裏道回送ツーリング

 明日30日は鈴鹿のあびさんから「伊勢本街道ツーリング」のお誘いを受けているのですが、集合場所は近鉄大阪線の榊原温泉口駅に午前9時との事、自走では桜井からR165を走れば約60キロ、一本道なのですが、交通量が多い上に青山峠の白山トンネルが控えていると云う、自転車にとっては何も愉しくないコース、それを日も短くなってきたこの季節に走って、本番のツーリング80キロは些か大変過ぎます。 輪行なら急行乗り換えなしで1時間と楽勝なのですが、あまりに芸がないのと輪行仕度も邪魔臭いので、前日の今日かなり遠回りですがR166で高見峠を越えて松阪の手前から北上し榊原温泉口駅を目指す段取りです。

 西峠を上り榛原から芳野川沿いの道へ、ご覧の様に最高のお天気です。 ただ昨日の時点で明日の予報が思わしくなかったので、今朝の天気予報をみて改めて明日のツーリングを決定すると云う事ですので、中止ならば中止で回送はやめて旧道の高見峠まで往復してみようかと。

 菟田野町の大きな旧家の前にて。 この後松井橋のローソンで食料を買い込み一谷峠への道へ、本来R166は佐倉峠~木津峠を経て高見峠へ向うのですが、せっかく東吉野村を通るのですから「月うさぎ」へできたての「猫カレンダー」を少しでも届けようと持ってきているので、今日はこちらのコースをとります。 最高のお天気の下、ご機嫌で走っていると追い越しざま幅寄せする車が、….と運転手を睨み付けると「月うさぎ」のオーナーでした(^_^) 「載って行きますか」とのお言葉は遠慮させて貰ってもちろん走ります。 一谷峠への途中であびさんからメールが、明日は予報も多少良くなっているので決行との事、確かに三重県だけ晴れマークが少し。

 「月うさぎ」にカレンダーを届けて先を急ぐ事にします。 高見峠への旧道ですが3週間前は通れないとの情報でしたが、現在は「通行止」などの案内はありませんでした、まぁ旧道峠を越える余裕はなく紅葉にも少し早いので今日は素直にトンネルを抜けてループ橋を下る事に。 しかしR166の交通量が増えた様な気がします、台風禍以降長島、尾鷲方面への車がR169を避けてこちらへ流れる様になったのでしょうか。 今では高見峠を越えると三重県松阪市になってますが、まだまだ市街へは60キロ以上あります。

 R166は東吉野村鷲家で紀ノ川筋を遡ってきた和歌山街道となります、紀州徳川公が江戸初期に参勤交代に利用した街道で、松阪で参宮街道に繋がります。 ここ数年でずいぶん道が整備されましたが、雰囲気の良い旧道も残っていますので、自転車向きのマニアックな旧道脇道裏道を縫って行きます、このコースは2007年に2度ばかり、皆さんを案内して走っているのでご存知の方も多いのです。 「R166旧道脇道裏道ツーリング」でググると天五さんの動画とか一杯でてきますし、SORAさんのブログもお勧めです。

 まずは車が渡れない様に規制された橋を渡り波瀬の集落へ、現在の国道から離れているために、ここだけ時間が止まってしまった様な佇まいの家並みが、和歌山街道波瀬宿、本陣や旅籠跡に建つ旧家が並び、そして里程標や丸ポストなんかも立っています。

 R166は高見峠を越えてから小片野まで櫛田川に沿っていますが、新しく整備された道はバイパスとなっている処が多く、この様に川沿いに雰囲気の良い旧道が昔のまま残されています、車も地元の人が行き交うだけです。 写真は乙栗子を過ぎた辺り。

 和歌山街道で外せないのはやはり珍布(めずらし)峠、最近はウォーキングコ-スとして案内板が整備されたりしていますが、 やはり判りにくいです。 旧R166(今は一応R422に)の赤桶橋の下をくぐって行きます。

 見事な切通しの珍布峠、前後には色々と曰くありげな案内もあります。 なおこの峠を東に下ると宮前集落に出ますが、R166沿いの道の駅「飯高駅」を通り過ぎた処ですので、あてにしている方は注意が必要です。
一度国道に出ますがすぐに櫛田川に架かる黄色い橋で対岸(右岸)へ渡り、県道<745>片野飯高線に入ります。 高見山から東に延びる山塊の東端にあたる局ヶ岳をバックに櫛田川に架かる新旧の橋、なかなかのビュ-ポイントなのです。 ちなみに櫛田川の北岸には中央構造線が知っているために、それに関係する案内も見られます。

 片野飯高線はR166の対岸を走るのですが、R368を越えて立梅辺りから先は、地形図で点線道になっていますが、最近グーグルマップを見ていると、幅員はないものの舗装はされている立梅用水沿いの区間より、しっかり書かれていますのでどうやら整備されたのかと、いままで踏み込んでいない貴重な道だけに、これは行くしかありません。  しかし行く手には「通行困難」の案内板と未舗装路が。

 意外とダート区間は短く、その先は道路と云うか堰堤というかコンクリートの回廊が、小匠ダムを彷彿とさせ、その上洞門まで。 危険なので殆ど押してましたが、MTBなら99%乗車可能です。
 一キロ足らずでガードレールが見えてまともな道に、振り返るとこんな感じです。
 どうやら文政年間に開削された立梅用水は昭和に入ってトンネルでショートカットされるまでは、このルートに沿っていて、洞門はその時の名残の様です。

 ようやく立梅用水の快適な疎水沿いの道へ、対岸のR166は深野の街並みの中で路肩が狭く走りにくいのですが、こちら走ると格段に快適です。
 小片野で櫛田川と離れR166で瀬戸峠を越えて、辻原から北上し、近鉄大阪線川合高岡駅を目指します、ただ「旧道脇道裏道」を縫って走っていたのですっかり遅くなってしまい、五輪峠を越える頃には16時をまわってしまいました。
 それでも川合高岡駅辺りまで良かったのですが、そろそろ暗くなってくるので、雲出川北岸の道を避け様と考えているうちに名松線の伊勢川口駅方面に入ってしまい、計画より5~6キロ程遠回りして、19時前にようやく榊原温泉口駅に到着しました。 予定では駅の自転車置き場に相棒をしっかり括り付けて、明朝まで置き去りにするつもりでしたが、その適当な自転車置場がこの榊原温泉口駅にはありません、これは一つ東の大三駅まで戻るしかないかと少し引き返すと、単車自転車預かり所の看板が、ここなら100%安心とその上おばあちゃんは一泊200円にまけてくれて、フロントバッグだけ担いで再び駅へ戻ったのです。 本日の走行141.6キロ。

東吉野へ

 紀伊半島を襲った台風12号、その被害の全貌はまだまだ明らかになってもいないのですが、来月に予定している「月うさぎキャンプ」へのアクセス路や「月うさぎ」そのものの被害も心配なので、久しぶりに芋峠を越え吉野川に沿って東吉野へ向かいました。 まずその前に明日香村稲渕で行われている「かかしコンテスト」へを立ち寄ります。

芋峠への道は行者辻の手前で柴が散乱しているのと、吉野側で倒木の枝が道を半分塞いでいる程度で、通行にさして支障はありませんが、ロードバイクとかで下りを飛ばしすぎていると危ないかも。 定番の津風呂湖畔は<256>入野河原屋線が危なそうなので、吉野川沿いにR169まで下り、R370から<16>吉野東吉野線へ入り、一気に小のみたらしだんご屋さんまで走り抜けます。 ロードの先客が、すみません物覚えの悪い私は記憶がなく失礼しました「よろづ」で一度二度お目にかかっている方で、大峠を越えて回ってこられた様で、暫くみたらしだんごを頂きながら情報交換、どうやら<221>小村木津線の一部が通行止めで対岸路に迂回している様ですが、蟻通から先R166までは問題なく抜けられる様です。

熊野の事を思えば東吉野村の被害は少ないようですが、麦谷の方で土砂崩れがあって、高見川の水の流れは濁ったまま、流された橋もあります。 また対岸路の低い処では、高見川の増水で冠水していた様で、乾いて土埃が酷いところが一部あります。

 蟻通橋から東吉野キャンプ場の方を見下ろします、ご覧の様に濁っていますが、左から流れ込む高見川の流れはかなり澄んできています。

 R166まで出てきました、御馴染み関西のマッターホルン高見山の全貌が。 風が爽やかで気持ちの良い天気ですが、空気が澄んでいる分日差しがキツいです。  

 <251>谷尻木津線は通行止の看板が出ていましたが、どうやら大丈夫そうなので進む事に、道路上の土砂等はかなり撤去されていますが、かなり崩れたいた場所もある様で、一部電柱が曲がったままの場所もあり、谷尻集落内で復旧工事が行われていましたが、まもなく通行止は解除されそうな感じです。

 谷尻集落の三叉路から<31>榛原菟田野御杖線に入りますが、脇の林道が川の様になってあふれ出してきているので路面はご覧の通り、まぁガード付きですからどうって事はありませんが。

 肝心の「月うさぎ」ですが、さすがに台風の当日は停電でポンプが動かず大変だった様ですが、後片付けされた後とは思いますがご覧の様に建屋等などには被害はなく、来月のキャンプには影響はなさそうです。 ただ大銀杏が葉も実も落としてしまったので、今年の黄葉は残念かも。
 谷尻集落まで戻り、一谷峠を越えて菟田野経由で「おごぽご」に立ち寄って帰ってきましたが、こちら側からのアクセスは全く問題なしです。 ただ室生から染谷峠を越えて東吉野村滝野へ出るルートは、6月に崩れた箇所が交互通行まで回復していたのが、再び通行止になっていて、こちらは厳しそうです。 本日の走行93.0キロ。

ダブルヘッダーの夏

 今日8/7はUG兄さん主催の「大和高原早朝ラン」と輪童さん主催の「流しそうめん」の日程がバッテイングしてしまった、いずれも外しがたいデフォルト参加のイベント。 幸い「早朝ラン」は午前中メイン、「流しそうめん」の方はメインディッシュのそうめんが12時頃準備開始の予定、8時に針テラスに顔を出して少しご一緒しても、お昼までには移動できそうとダブルヘッダーを画策してみました。 そうこうしていると「早朝ラン」に参加のダイバーてっちゃんが午後には仕事で戻らなければならないと云う事で、有難い事に布目ダムから御所まで便乗させて貰える事になりました。
 桜井を6時20分に出発、標高差350m近い針テラスを目指し、T御大が追いついてくるだろうとマイペースで走りますが、一向に現れません、ギリギリで追いつかれてから元国体チャンプとアタックさせられては敵いませんので、少しペースアップして8時丁度に到着、既にほぼ皆さんがお揃いの処に、案の定T御大が飛び込んできました。

 今回の参加メンバーは御馴染み、ご無沙汰、初めての方、そして紅一点のDさんと都合16名。 一本松から上山田、田原、日笠、大柳生、須川、下狭川まで北上し、柳生から布目ダム経由で戻ってくるプランです。

 今日は最初、ロードで出掛けようかと思っていたのですが、両方の段取りを考えるとやはり荷物が多くなってしまい、さりとて真夏に荷物を担ぐのは遠慮したいので、結局は九州帰りでほったらかしのasukaを出す事に、フロントバッグにはカメラ一式、サドルバッグには三脚、上着と草履が。 (photo : T御大)

 しかし私とダイバーてっちゃんの午後の予定を気遣って頂いたのか、いつもなら休憩毎の自転車談義が心持ち短いのと、写真撮影の度のインターバル走行でヘロヘロです。 11時きっかりに布目ダム到着。
 出てきましたUG兄さんのサプライズ、冷たい氷水と良く冷えたスイカ。

 休日とあって道が混んではいたものの1時過ぎには「流しそうめん」を行う御所市某所の滝に到着。 こちらも参加者17名の大盛況です、こちらは年末の「石川ポタ」以来とか、どうやら食い物ネタがないと集まらない面子が揃っています。

 いつもお世話になります、輪童さん」ご夫妻。

 こんな事する人は他にいません、神戸から馳せ参じたnana魔女。  

 食後の菓子と暖かいコーヒーも、実はここは真夏でも長居していると寒いぐらいのところなんです。

 撤収後、神社まで下りてくると、Yさんがご家族で。
 この後、集合場所の九品寺まで戻るのですが、写真を撮っている内に案の定はぐれてしまいました。 この界隈何度きても道が覚えられません、結局はR24まで下ってしまったので、九品寺まで戻るのは諦めて帰途に就く事にしました、しかし下界は暑い。 本日の走行84.1キロ。
 いつもの様に「大和高原早朝ポタ」と「流しそうめん葛城ポタ」のそれぞれ写真をうちのHPにUPしました。 https://canpal.info/hp から「BICYCLE」→「ツーリングの記録」→「2011」とたどって下さい、集合写真他大きなサイズの画像を落とす事も可能です。 なお認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 また申し訳ありませんがIE6以前のプラウザでは正常に表示できない場合があります。

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絶景トンデモ林道ツーリング

 先月にUG兄氏を案内して19年ぶり訪れた吉野郡上北山村のサンギリ林道に続いて、今度はその北側に近年開通した橡谷西の谷林道を走ろうと云う企画です。 橡谷西の谷林道はサンギリトンネルよりさらに上、標高1200m近くまで登らなくてはなりません。 正直云って距離こそ30キロに満たないツ-リングですが標高差は900m、その上私にはトラウマのサンギリ林道東行きを含む反時計回りと云う事で、正直云ってあまり気がすすみません。 そこに先日の台風6号で、これできっと道は無いぞと一安心、代替案まで用意していたのですが、世の中お好きな人はいるもので、24日は参加できないので一人で23日に走ってきたツワモノガ、お陰様で自転車ならば通行可能と云う報告を受け、今日の「絶景林道ツーリング」は決行される事となったのです。

 今回は京都からの参加者もあるので、いつものT御大宅での集合を7時にして、UG兄氏のトランポで一路R169を南へ。 上北山村河合の道の駅「吉野路上北山」で参加の皆様を待ちます。 今日の参加は先週の京都北山「まったりランドナーラン」とほぼ同じ面子で9台のガード付が集います。

 早速サンギリ林道に、川沿いのアプローチも短く最初からどんどん標高を上げて行きます、毎度の事で休憩のお喋りが長いので、貧脚写真係の私はその度に先回りさせて頂くと云うパターン。 生かさず殺さずと有難い限りです。  

 それでも標高850mのサンギリトンネルには本隊に遅れて到着、T御大は早速水浴びをしていたとか。 先日の台風による雨で水場は豊富です。 しかし1月前に19年ぶりに訪れたばかりのこの場所に間を置かずに再び訪れるとは思いもしませんでした。

 橡谷西の谷林道はサンギリトンネルの東側で分岐してさらに登って行きます。 サンギリ林道のピークであるトンネルで気持ちが一旦切れていますから、さらに標高で300m登るのは気が重いです、その上斜度も路面状況もパワーアップし、そして「8km先通行止の標識」が。 (PHOTO : tatsumi御大)

 標高1100m、大峯の山々を見渡せる展望台が今日の目的地です、林道そのもののピークは、サンギリトンネル側から来ると、展望台からさらに後少し数10m登らなくてはなりません、またGPS搭載の地図や多くの地図がこのピークより北側の一部の区間が載っていないものが殆どです。

 最近アウトドアクッキングにご執心のUG兄氏以外にもバーナー持参の御仁や、保冷バッグによく冷えたノンアルコールビールがあれば、下界を走っている人には信じられないでしょうが、熱いお茶を沸かせて飲んだりと。

 通行止とされている8キロ地点より手前でご覧の様な路面が、先日の大雨のせいでしょうか、舗装の下が流されて、アスファルト路面は波板状に、チェーンリングが当たるので押す事もままなりません。

 しかしこの林道の造りはかなり強引なコース取りです。

 問題の通行止箇所は此処でしょうか、道路の半分が谷側からざっくりえぐられています。 柵もなにもありませんし、上から下りてくると見えにくいのでMTB等の走破性の高い自転車で調子に乗っているとそのまま谷底へ。

距離的に楽勝と思われた今日のコース、休憩が長い事もありますが、ダウンヒルも思うようには走れず、デポ地に戻ってきたのは16時過ぎと今日一日目一杯遊んでいた事に。 その後上北山温泉「薬師湯」に入っているうちに雨が降り出し、ツーリング中にあの山の中で降りださなかった事に感謝。
 本日の走行、集合場所までの自走を含めても35.5キロ也、しかし疲れましたわ。

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やっぱり夏は東吉野

 台風6号の過ぎ去った後多少涼しさが残っているのですが、やはり下界は暑い事に変わりはありません、と云う事で夏の定番コース「東吉野」へ向かう事にしました。 標高の事を考えると天川村の方がずっと涼しいに違いないのですが、行き帰りと考えるとね、その点東吉野なら朝の涼しい内に芋峠を越えて川沿いに下りてくる冷気を感じながらゆっくりと登って、最後は宇陀市側へ越えて、一気に転がり落ちてくると云うコースが組めます。 桜井スタートで約90キロ、そこそこの距離にはなりますが、明日日曜のの予定もある事なのでのんびりと走って、早めに下りてくる段取りです。

 明日香村稲淵、明日香村に入ると未明まで降っていたのか、路面はしっかり濡れています。 棚田も後一ヶ月もすれば案山子コンテストの準備が始まりますね。 今朝は食事をして出てこなかったので、芋峠に着いた処でパンを齧りながら休んでいると。 ロードが1台登って来ます、少し話していると以前、私が住んでいた広陵町のそれも至って近所の方で色々と話が盛り上がってしまいました。  

 ところで4月から津風呂ダム堰堤南側の県道部分崩落で 、ここ暫くは一旦吉野川沿いのR169まで下りていたのですが、今月になってようやく通れる様になったので、久しぶりに天端道路を渡り湖畔を走ってみる事にしました。 とは云っても土嚢を積み上げただけで本格的な法面の復旧工事はこれからの様です。  

 ところが県道<256>入野河原屋線に入って暫く行くと通行止の看板が、その先はご覧の通り、先日の台風の被害でしょうか、崩れたてホヤホヤです。  一ヶ所だけで先が見えているので、担いで突破。 よゐこは真似しないでネ。

 無事に崩落箇所越えて、久しぶりの湖畔道路です。

 入野トンネルを窪垣内に下り<16>吉野東吉野線へ、吉野川右岸から高見川右岸を遡ります、しかし台風後の増水でかなり濁ってます。
 東吉野村役場のある小村の何時ものみたらし団子のお店でパンとチューブ入りアイスを補給。 ここは近くに以前勤めていた会社の同僚の実家があったりして、結構古くからの顔馴染みです、お陰で此処に立ち寄る自転車乗りはみんな私の知り合いみたいに思われていたりして(^_^;)

 あ~橋が… 何時にない増水で、鮎釣り客や川遊びの家族連れが見られない東吉野です。 小村から蟻通橋の間は県道<220>大叉小村線ではなく左岸を走ります。 地元の車しか通らないのと、高見川を見下ろしながら走るのが快適です。

 丹生川上神社のある蟻通橋に、今日は連れができれば七滝八壺と噂の中華屋探索も考えていたのですが、一人ではつまらないので、まっすぐ高見川沿いの<221>小村木津線を遡ります、ここまで来ると高見川にも清流の趣が戻ってきます、川風とヒグラシの鳴き声が最高に心地良いです。

 R166を跨いで<251>谷尻木津線へ入りいつもの「月うさぎ」へ、一人ですし予約もしていなかったのですが、他のお客さんもあった事もあって、1日10食夏限定ランチを戴く事ができました、私の様な大食いサイクリストには量的にちょっと物足りない様な気もしますが、美味しくてヘルシーな食事を愉しむ心掛けしなくてはネ。  

 もちろんランチには、癒し猫と涼しい縁側が付いていますよ(^_^) ところで今オーナーは夏のイベント準備におおわらわです、小学生位のお子様をお持ちの方には、夏休みの課題が色々とできるかも知れませんよ、興味がありましたら問い合わせてみて下さい。  

3時過ぎに「月うさぎ」を後にし、一谷峠を越え宇陀市へ下り、芳野川に沿った裏道を縫いながら帰途に就きました、本日の走行89.0キロ也。


ところで朝、芋峠でお逢いしたKさん、女寄峠の裏道の件、この機会に紹介しておきます。 新旧の女寄峠とトンネルが合流する女寄交差点から桜井側へ1キロ、写真の場所で右折しUターンして現道をくぐって左側へ出る道と、この先に信号があって左後ろに入る道があり、先の道と合流して忍坂東の信号まで、現R166の一段下を平行した道(今年のカレンダー9月の道です)が続き、僅かの距離ですが車に煩わされずに走る事ができます。

飛鳥~今井町カメラポタ

今日はゲストを迎えて明日香ポタです。 実は4月にDさんと兵庫県の北条鉄道のレトロな法華口駅を訪れた折に知り合いになったKさんが折畳みのできる小径車に興味を持たれている云う事で、その時にも私のKHSに跨って貰ったのですが、今日は輪行時にはころがず事も可能なBD-1をT御大から拝借して、実際にそこそこの距離を走ってみてもらおうと云う事なんです。

しかし、よりにもよってこの暑い盛りにとも思いましたが、少しでもすがすがしい内にと朝7時から走り出す事にしました。
 

飛鳥川沿いの自転車道を走り、とにかく涼しい内に一番奥まで行ってみようと栢森集落へと、しかし18吋のBD-1は始めての人にとってもちょっと手怖い様です。 目的は風景や鉄道の撮影行の時の足なので、輪行時の運びやすさとコンパクトさなんですが、どうしても走行性能や操縦性とは反比例する事は否めません。 小径車マニアの方は色々と云われますが、所詮小径車は小径車その機動性を評価する以上のものでは無いと云うのが私の考えです。

栢森は明日香村のほぼ南端、芋峠へ入り口にあたる集落で、村内の周回バスも来ていますが観光客は殆ど訪れる事もない静かな処です。
栢森集落の奥に蓮が植わっている処があって覗いてみます。 開いているのも一輪ありましたが、朝露を被って開花を待つ蕾が印象的でした。

栢森を後にして稲渕へ下り、案山子ロードへ登り返します。 この後石舞台にも寄ってみましたが、この季節の明日香村って観光客もまばらなのは良いですが、カメラを担いで走ってみると一年で一番彩りのない季節だなぁと、つくづく思いました。

 少しお昼には早いのですが、橿原へ下りお馴染みの「よろづ」でお昼にして今井町へ、しかし日陰の少ない一番暑い時間的になってしまいました。 この後、八木西口駅でお別れしましたが、折畳み小径車の実用性いかがでしたでしょうか。

今日は東吉野まで

 6月は最後に頑張って655キロ、7月も天気予報に煩わされながら頑張りましょうとばかりに、まずは定番の東吉野まで、今日は芋峠経由で反時計回りの予定ですが天気が少し心配、峠を越えてしまえば開き直るのですが、栢森あたりで降りだすと萎えてしまいます。 やはり峠手前から霧雨状態に、峠に着くと1台のロードが… 昨年ここでお逢いした高田のらくさんでした、どうやらガラス片を踏んでパンクしたそうで、吉野方面に向かわれる様でしたが、パンクでちょっとテンションが下がってしまわれたご様子、お一人なので天気がはっきりしていればお誘いしたのですが、先に進ませて貰う事にしました。 千股まで降りると路面も乾いています。 ただ津風呂湖での通行止めがまだ続いている様なのでR169まで下りサンクスで補給、思っていた以上にに車が多いので、吉野川左岸の<39>吉野五条線に入ってみますが、宮滝付近での工事、歩行者、自転車も通行止めと明記しているので、中荘で再びR169に戻って東吉野を目指します、東の空に少し青空も見えて天気もどんどん良くなってきます。

 東吉野村に入って、ニホンオオカミ像の前で小休止、2台のロードが追い越して行きます、足の郷でも行くのでしょうかね。

 高見川左岸路へ、解禁された鮎釣りで賑わってます。 R166を跨ぎ谷尻へ、三叉路まで来ると途端にパラパラと、「月うさぎ」までの900mを珍しくスタンディングでラストスパート。

 今夜はコンサートがあるとかで準備されたタープの下でお昼の最中でした。
 残念ながら今日は夜に予定があるので、暫く猫たちに遊ばれてから「月うさぎ」を後にします。 しかし一谷峠を下っただけで途端に暑くなります。

宇陀市篠楽まで来て、新しくできたセブイレでアイス購入、ここはカウンターが設置されていて、ちょっと涼ませて貰う事にします。
本日の走行89.7キロ、ちょっと物足りない気もしますが、シャワーを浴びて出掛ける準備を、こちらの方が疲れます。