5月とは云え標高600mの「月うさぎ」の朝は寒いです、結局持って来た物を全て着込んで3シーズンの寝袋にもぐりこみ、余りもののホカロンまで使って寝ていました。 今日は積んできて貰ったロードを駆って桜井へ下り、asuka号でここへ戻ってこなければなりません。 そろそろ起き出そうかと思っているとエンジン音が、新聞配達も来ないだろうに思っていると、VIVVA2000さんが差し入れを持ってやってきてくれました、昨日鈴鹿市の有名焼肉店「みさきや」へ家族で行って、帰りにお肉を差し入れて下さるつもりが名阪国道が渋滞のため遅くなったので、今朝改めてわざわざ持ってきて下さったとの事、有難く頂戴した後、すぐに帰ると云う事ですので、ロードもろとも桜井まで送って貰う事に、何のために積んできて貰ったのやら、koga-miyataは一歩も走る事なく桜井へ。
早速、近くのファミマへ届いているチェーンカッターを引き取りに、こう云った時にAMAZONのコンビニ受け取りは便利ですね、昨日日中に受け取れない荷物を夜中とか早朝に受け取れるのですから。 PWTと云うブランドのチェーンカッター BT-15R を買いましたが、チェーンフィキサーと云う名の両端を曲げた針金をセットする様になっていて、これがとても重宝します。 針金を加工すれば簡単に作れるものですが、チェーンカッターにセットしておけるのが便利です。 (私の買ったものは10速までの対応ですが割高ですが7~11速対応もある様です。 )
チェーンを繋ぎ終えると、サイドバッグ他荷物は既に昨日積んで行って貰っていますから、カメラとか身の回りのものだけ入れたフロントバッグだけセットして再出発です。 本来ならR165西峠やR166女寄峠を越えて行くのが近くて早いのですが、キャリアが付いているものの空荷ですし、送って貰ったお陰で時間の余裕もありますので、のんびりと芋峠を越えて吉野経由で向かう事にします。
shokoraシェフからサランラップを買ってくる様にとの指令がでていますので、吉野ストアへ回りますがありません、結局ローソンで買ったのですが、田舎でもコンビニができてしまうと日用品まで含めて依存度が高いのですね。 川面に響くカジカガエルの声に癒されながら吉野川から高見川沿いの道を快走します。 ニホンオオカミ像の前で小休止しようとすると、先程写真を撮っている時に抜かして行ったローディ2人は女性だったんです、本当に最近増えましたね、華やかになって良い事です。 これから佐倉峠を越えて宇陀へ、関戸峠で戻って津風呂湖畔を経て帰るそうです。 世間話をしていると1台の車が、道でも尋ねるのかなと思っていると2月の「福寿草サイク」でご一緒した北野さんでした、最近はエンジンの付いた愛車でのドライブが多いとか。
「月うさぎ」に残っている一行は七滝八壺へのサイクリングを予定しているので、上手くすれば合流できるかも知れません。 丹生川上神社中社のある蟻通橋に着いたのは11時半、何人かの携帯を呼んでみましたが一向に繋がりません、暫く待っても連絡がとれませんので先に進む事にすると連絡が、昼食には「月うさぎ」に戻りたいので七滝八壺までは行かずにやはた温泉で折り返し、既に数キロ先を走っている様子、オオカミ像前で油売ってなかったら一緒に走れたのに、残念。
木津川(こつかわ)から伊豆尾にかけての高見川沿いはこの季節、藤の花が満開です。 遠目には新緑に溶け込んでしまって自転車を入れての写真はなかなか難しいですね。

七滝八壺へ向かった一行の様子は… 写真はsyokoraさんからお借りしました。
「月うさぎ」へ戻ると丁度お昼の準備が、「よしの庵」顔負けの釜飯とざる蕎麦のセットです。 火器は各自のものですが、釜飯の釜と食器はsyokoraさんが準備してくれました、昨年9月の「山の釜飯 北摂サイクリング」の時のそれですね(^_^)
niwa-chanさんが今日帰られるので「月うさぎ」の番頭さんにも入って貰って記念撮影を。
入れ替わりに八尾から4サイド自走でUG兄さんが到着、今回は1958年エルスキャンピングの初お目見えです、リアもパニアではなくソローニュの巨大サイドバッグ仕様で積載容量が尋常ではありません。 サドルバッグは装備していませんが、バッグ5点セットで自転車が買える。
そうこうしていると思わぬ闖入者が、ねぎジャージに身を包んだいまやんさんとTABOOさんが菟田野は西昭和堂のみたらし団子を提げて差し入れにやってきてくれました。 今日は何やらロードバイクのイベントで走り回っていたそうです。
2日目の夜は、VIVVA2000さんが差し入れてくれた「みさきや」の焼肉をメインに「月うさぎ」の番頭さんご夫妻も加わって恒例の持ち寄り宴会です。 syokoraシェフは新たにお好み焼きを投入、そしてキャンプファイアーの始まりです、すみませんこれ以降の事はあまり覚えていません…
奈良県東吉野村にある古民家カフェ「月うさぎ」の敷地をお借りして行われている「月うさぎ」キャンプ、シクロツーリスト誌にも紹介された私たちの恒例行事です。 (ちなみに第6回は…)
今シーズンは開催の予定をしてなくて、またいつもは千客万来オープンな催しなのですが、大黒屋さんがGWはのんびりと山の中で気兼ねなく過ごしたいと云う事で、内輪の催しとして行う事になりました。
さて準備の方ですが、愛用のテントMOSS OUTLANDのポールを昨年5月の
「満腹キャンプツーリング」の時に折ってしまったのを無事に修復した件は先に
「今日は休足日」でお伝えした通りですが、テント本体も洗って防水処理を済ませて準備万端。
「10年ぶりの野迫川村」から戻った後にasuka号にキャリアを取り付け、足回りを28Cから32Cへ交換し、調子の悪くなってきたチェーンを交換しようとしていた時に、チェーンカッターの押し出しピンを折ってしまいました。 すぐにAMAZONに注文しましたが配達は4日になります、それにお天気の思わしくない4日は無理に走らずに、軟弱にも大黒屋さんの車にサイドバッグ4個とともに便乗させて貰う事にしてしまいました。 最初は5日朝に「月うさぎ」から菟田野まで送って貰い榛原駅経由で桜井に戻り、配達をコンビニ受け取りにしておいたチェーンカッターを受け取り、asuka号のチェーンを交換後に再出発を考えていたのですが、車にロードバイクを載せる位の余裕があったので、ちゃっかり回送用にkoga-miyataを積み込んでしまいました。
榛原のオークワで買出しを済ませ、大黒屋さんのリクエストで東吉野村木津川(こつかわ)の手打ち蕎麦「よしの庵」へ向かいます、休日ですが曜日が平日でですので営業の確認に電話を入れた際に予約しておいて大正解、到着した時には「おそば売れ切れ」の貼り紙が、東吉野村は食事のできる処が少ないので当てが外れると難儀です。 いつもの変わり御飯とお蕎麦のセットを戴きます、大黒屋さんにも気に入って貰えた様で良かったです。
「よしの庵」を後に「月うさぎ」への道をとりますと、前を走っているのは九度山人さんではありませんか、天気次第では車載もと仰ってましたが、しっかり和歌山県九度山町からの60キロ余りを4サイドのBSアトランテッスで自走されてきました、暫くそっと後ろにつけて勾配が緩くなった処で声を掛けます。
「月うさぎ」には既にsyokoraさんが到着されていて、早速準備を始めます。 今回syokoraさんは車に食材、機材を満載してきて賄い役に徹して頂けるとの事です。
断続的に小雨が降ってきたりするのですが、ターフのお陰で快適に過ごせます。 大阪からkiki君、滋賀からniwa-chanさんが到着、九度山人さんも無事到着して、1泊目のメンバーが揃いました。
今夜のメニューは豚肉と野菜でヘルシーな「蒸し鍋」です。 いつもの月うさぎキャンプは大人数であちこちでワイワイガヤガヤ、新しい出会いもあってそれはそれで愉しいのですが、今夜は気心の知れたメンバーで落ち着いた時間が流れて行きます。
本日の走行0キロ。

平川釜落林道
4月も今日で終わり、昨夜asuka号の足回りを触ったので、大和川河畔を流して御幸橋まで、飛鳥川沿いの自転車道を走り大和八木経由で帰ってきました。 本日の走行36.4キロ、今月の走行1,059.0キロ、今年の累計4,349.3キロ。
走っている間に防水処理をしたテントを乾かしておきましたが、フライは現地でしようかな、って初日の4日には雨マークが…
復活?後まもなく1年になりますね。
体重に関しては下げ止まりと云うより、リバウンド気味? 最近お腹が空いて空いて仕方がないのですよね、体脂肪は維持している様だから別に良いのかなぁ…
道路元標はまあボチボチとやりますわ。
【1031】 2015/04/07 山口県 大島郡 蒲浦村 (現 周防大島町
【1032】 2015/04/08 山口県 阿武郡 萩町 (現 萩市)
【1033】 2015/04/08 山口県 美祢郡 大田村(現 美祢市)
【1034】 2015/04/10 石川県 石川郡 額村(現 金沢市)
今月も無事に1,000キロ超えを果たしたし、GWのキャンプの準備もせなアカンので、今日は休足日です。
GWのキャンプに備えてMOSS OUTLANDの修理、伸びてしまったポールのショックコードの交換と、2ヶ所で折れてしまったポールの差し替え、モチヅキが修理をしてくれらしいが並行もんやモチヅキが輸入した商品と示すもんがないとボラれるみたいやし、別にオリジナルにこだわるつもりもないし、幸い昔使っていたEureka! RISINGSUNのポールをとってあったので流用して加工、キセルポールの一丁出来上がり。
マッドガード交換中、だるま二個止めにしました。 ブリジストンのソーラーテールライト、エエけど重いのがね。
至って自転車メカ音痴の私でっけど、こんな事もあるんやね、「ハブが割れるのも何やけど、気付かんと乗ってるあんたも何やな」と云われそうですね(^_^;)
4週ぶりの木津川の自転車道です。 週一で城陽市に所用があるので、可能な限り走って行くのですが、今月は雨だったり荷物が多かったりとなかなか走れませんでした、1往復すると交通費が1,500円浮くので、毎週走れれば毎月タイヤが買える計算になりますね。

最短コースは山城大橋を渡り右岸を北上するのですが、往復100キロに少し届かないので、最近はそのまま左岸の自転車道を木津川大橋まで北上して折り返しています。 近鉄京都線木津川橋梁にて、ここ何週か電車の中から覗いてましたが。
暮れあたりから続いていた自転車道の工事も終わり走りやすくなりました。 写真は木津川流れ橋にて、持参のポットのコーヒーとパンで一息入れます。 平日ですが気候も良くなった事もあるでしょう、頻繁にローディが出入りしています。
陽が長くなると帰りにつくのがついつい遅くなってきて、16時を回ってようやく帰途に。 信号のない自転車道とは云え、60年ものの乗り手と20年もののツーリング車が巡航30キロをキープするのはなかなか大変。
小腹が空いてきて桜井まで持ちそうにないので、コンビニで菓子パンを買って猿沢池で一息入れる事にしたのですが、隣のベンチでクラシックギターを弾いている人がいて、聞き入っていたらすっかり長居をして遅くなってしまいました。
本日の走行102.0キロ、今月も無事に1,000キロ超えを果たす事ができました。

御所市風の森にて
日頃一人でマイペースで走っているので、昨日の疲れがでたのでしょうか、朝早く起きる事ができずにゆっくりしてしまいました。 それでも8時頃には飛び出して、とにかく五條へ向かう事にしました。 写真は吉野口駅手前の葛村道路元標、「自撮り」も考えたのですが、陽射しが強すぎるので今日はお預け。 ふと風の森へ行こうと思いついて、薬水を過ぎた辺りから西へ向きを変えます。
薬水から船宿寺へ越えるこの道、東行きで走った事はあるのですが西行きは初めて、結構な勾配ですがピークに達すると正面に金剛山が見えます。
もちろん国道24号線の東側の旧道を走りますが、峠の手前で案山子たちが出迎えてくれます、登り詰めると御所市鴨神、風の森峠です。
鴨神の信号を西へ渡り登って行くと金剛山の裾野が広がります。
「風の森」と書かれた石碑を入れて「自撮り」を、なかなかコース取りが難しくて3テイク。
国道24号線を一気に下り栄山寺口から旧街道へ入り、宇智村道路元標を確認の後、五條新町へ、「餅商一ツ橋」はお休みでしたが。 こんなお店が開いていました、いつも平日にばかり来ているので気が付きませんでしたが、鉄な人にはたまらない空間の様で。


五新線の遺構を覗いた後、大川橋を渡り
野原村道路元標を経て吉野ストアで買物をすませて帰途に就きます。
栄山寺橋を少し<39>五條吉野線を走り吉野川を渡らずに右岸の道を行きます。 路面状態は決して良くないのですがツーリング車にはお似合いの道です。 「吉野ストア」で買った弁当を道端で食べながら暫く過ごします。 昨日の津風呂湖畔と同じで、ちょっと「自撮り」は難しいロケーションなんです。 それから阿太高原を越え16時過ぎには桜井へ戻ってきました、本日の走行71.1キロ。

一昨日、たまたま通れる様になっている事に気づいた津風呂湖の対岸道路ですが、早速
輪童さんと連れ立って写真を撮りに出かけてきました。 津風呂湖は昭和37年に出来た県下では古い津風呂ダムによってできた人造湖です。 ダム下流から南岸に県道256号入野(しおの)河原屋線が通じています。 北岸には近畿自然歩道が設定されていましたが、数年前から舗装工事が進められていて長らく通れず、現在も車は通れない様ですが香束(こうそく)側のゲートは開いていてバス釣りの車が入ってきています。 車は通れませんが3つの吊橋があって自転車は対岸から渡る事が可能です。
明日香村石舞台に8時に待ち合わせ芋峠を越えて行きます、県道28号吉野室生寺針線に入り小島峠を越え香束集落を過ぎた辺りから津風呂湖畔に入ります。 ここには古い案内板があり一部がサイクリングロードとして設定されていた事が伺えます。
2つの吊り橋を過ぎると「木の子広場」と云う名の小さな公園があって、四阿や遊具、トイレがあります、ずいぶん昔からあるのですがちゃんと維持管理はされている様です。 対岸に津風呂ダムを見る事ができます。
真新しい舗装路とガードレールが続いています、1ヶ所だけ半島をショートカットする小さな峠がありますが、他は北岸を忠実になぞって行きます。 ブラインドカーブが多く、落石もあるのでロードレーサーが飛ばせる様な道ではありません。
一昨日に来たばかりなのに再訪したのは、湖岸に咲く桜をバックに「自撮り」をするためだったのですが、残念ながら2日の間に花を散らせていました、来年への宿題に。 他に山桜もありますし紅葉の時期も良さそうですね、四季折々にチェックしておきましょう。
そうこうしていると鉄人児玉さんから電話、先回りして窪垣内から入野峠を登っている様です。 こちらは写真を撮りながらのんびり走っているので、反対向きに走って貰い途中で落ち合う事に。 最近音沙汰がないので心配していたのですが、お元気で走られている様です。
先の「木の子広場」を除いて休憩できる様な場所はないのですが、一ヶ所だけ岬に張り出した駐車スペースの様な場所がありましたので、そこでお昼にする事に。
しかし写真の方はガードレールが途切れる事なく続いていて、コーナーには必ずカーブミラーが、それに山が迫っているのでなかなか上手く撮れる場所がないのです、湖をバックに見下ろせる場所があれば良いのですが。
先の桜の場所とここ位かと、対岸の採石場とカーブミラーが入ってしまいますが。
でも自転車にとって走っていて気持の良い道には違いありません。 香束側でバス釣りの車が何台か駐車していましたが、その後車には遭わず、山菜取りでしょうか自転車のお姉さんが一人だけ。
上流の入野まで走りR370へ入り宇陀へ、関戸峠の五平餅へ、実はここのご主人もサイクリストです。
一旦、大宇陀の道の駅まで下りますが、宮奥ダムを経て大峠トンネルへ、多武峯で輪童さん、児玉さんとお別れして桜井へ下りました。 本日の走行64.3キロ、今月800キロを超えましたが、1,000キロ行けるかな。

「紙漉きの里」吉野町窪垣内(くぼかいと)にて
もう桜は終わってしまっているのですが、先週に続いて吉野山へと向かいました。 芋峠を越え上市橋を渡り、近鉄吉野線の橋梁にてちょっと鉄な写真を。
平日の朝と云う事もありますが、吉野駅もひっそりとしています。
吉野山から一気に金峯神社へ、鳥の声とタイヤの擦れる音だけ静かです。 金峯神社から東側へ下った処にある展望台から。
奥千本もご覧の通り。
上千本にて、この後「静亭」でお昼を戴きながらまったりと過ごします。 五條へ向かう予定をしていたのですが、なにやら邪魔くさくなってきましたので、吉野山を下ると川沿いに東へ、窪垣内から入野(しおの)峠への道へ入り「紙漉きの里」を見下ろすポイントで「自撮り」を。 このまま関戸峠まで登って、五平餅でも戴いて大峠か女寄峠を越えて帰ろうかと思ったのですが、津風呂湖湖岸へと入る事に、西向きに走る事は滅多にないので新鮮です。
対岸路は長らく工事で通行止めになっていたのですが、入野吊橋を渡って覗いてみると通行止の看板などはなく既に供用されている様ですので走ってみる事に、少し上流側へ走ってから戻ってきます。
真新しいこげ茶色のガードレールが切れ目なく続いています、「自撮り」のポイントを探しているのですが山が迫っていて、なかなか良い場所がありません。
湖面に映える新緑や山桜が美しいです。 一応「近畿自然歩道」になっている様です。 幅員が狭くカーブが連続していますが、時折車がやってきます、ロードで飛ばせる様な道ではありません。
沢の多い北岸に沿って愚直な程に忠実に走りますので結構な距離があります
、半島をショートカットする小さな峠が一つありますし、歩いていると馬鹿馬鹿」しくなると思いますよ。
ロケハンしながら走っているので津風呂ダムが見える頃には陽が傾いてきました。 途中道の真ん中に鹿でしょうか、半ば白骨化した屍体が転がっていたりしましたが、無事に県道28号の香束付近に出る事ができました。
裏芋で帰ろうかと思っていたのですが、時間も押してきましたし最短コースの新鹿路トンネルへ、17時を回って交通量が増えてきた時間帯に2500m近くあるトンネルはできる事なら走りたくないのですが、ヘッドライトは2灯、後ろはテールランプを含め光物が3つもついてますんで。 しかし歩道は狭くてとても走れませんし、桜井に向かって緩やかなものの上り坂なんです。 ともあれ18時半には桜井へ無事帰り付きました。 本日の走行89.9キロ。

先日のフロントバッグのリクセン化で、カメラバッグ等で使い勝手の良さそうなものをリクセン化してみようと云う話になっていましたが、とりあえず目をつけていたのはこれ、VANGUARDと云うブランドのカメラバッグで、以前からうちに転がっていて、カメラバッグとして持ち出す事もなく単なるカメラアクセサリ入れとして使っているのですが、サイズ的になんとなく中途半端だし、フロントバッグにすると前開きになってしまうのと、後ろ側のポケットを潰してしまう事になるので躊躇しているのですが…

ところがこんなのがあったんです、エツミ製のリュック型カメラバッグが、ずいぶん以前に買ったのですが、出番がないまま殆ど新品(このモデルは現在では廃番の様ですが)と云うか、ミニベロのフロントバッグにならないかなと云う考えは無くも無かったのですが… ミニベロのフロントの縦長の空間、このスペースを有効に利用しようと云う考えは10年以上も前から、かのシクロアルピニストと云われたKeroさんが実践されていて、手作りの帆布製縦長フロントバッグを愛用されていました。 (彼は
「自撮り」の先人でもあります)
私のKHSはその機動性から北は会津から南は宮崎まで、いつもの「18きっぷ」輪行で、主に道路元標蒐集に活躍していて、泊りがけともなるとおのずと荷物も増えてしまいます、私はツーリングでは背中には担がないと云うのが基本ですので、かなり強引に小型のサイドバッグを装備している訳です。 そして輪行時には輪行袋とカメラやモバイル機器の入ったフロントバッグを両肩に担ぐスタイル、フロントバッグをリュック化できれば輪行時にかなり楽になってくるはず。
ちなみにリクセンカウルのフロントアタッチメントはタイオガのフロントバッグホルダーを介してハンドルポストに取り付けています(写真右上)、なお写真にも少し見えていますが、この世代のKHS F-20にはリクセンカウルのヘッドチューブアダプターを取り付けられるダボが付いているのですが、ねじ穴が浅すぎて使い物になりませんでした。
さてリュック型カメラバッグの改造です。 背当て部分にリクセンカール互換のBASILのアダプタープレートを取り付けます、そんなんしたら背中痛いやんか、とお思いでしょうが、これが殆どこたえないのです、それに第一このリュックを担ぐのは輪行袋を担いで移動する乗下車や乗換えの時だけです。 フロントバッグとは云えリュック型になって容量が増えた分、重量はおのずと増えてくるでしょう、リクセンカウルのクリックフィックスだけでは強度に不安があります、そこで出てくるのが昨日の「EB金具」なのです、これでフロントキャリアに固定すると抜群の安定感、おそらく「EB金具」がなければリュックをフロントバッグにする事には踏み切らなかったでしょう。
リュック型カメラバッグの多くは上下2気室になっています、このバッグの場合、フロントバッグとして利用している時は下部を開く事はできませんが、マジックテープで固定されている仕切りを外すと1気室にする事は可能ですし、輪行袋等の走行中に必要のないものを入れておいても良い訳です。 少し困ったのはフロントバッグとして使用時に邪魔になるショルダー、ブラブラさせていると非常に危険ですが、たたんでリュック自身のチェストハーネスやヒップベルトでハンドルポストにしっかり固定すると大丈夫です。 今日は荷物満載と云う訳でもありませんが、結構重いUPSの交換用バッテリーを積んで40キロ程走ってきました、ちなみにDST40.2km、AVS17.4km/h、MXS41.1km/h

今のところ課題はバッグの大きさの割りにクリックフィックスやEB金具を取り付けている部分に腰がないので、なかなかパチンと一発で固定できない点でしょうか、バッグを内側から押さえてやるとかしないとなかなかうまく取り付けができません。 なにかしっかりとした芯材を入れてやる必要があるかも知れません。 後はSTIのワイヤーが邪魔になる事、折角の後開きが生かせません、別にSTIレバーに魅力は感じていませんので交換する手もありますが、バーエンドコントロールにすると輪行時に邪魔ですし、使い慣れているダブルレバーでは台座と折りたたみのKHSゆえにワイヤーの取り回しをどうすれば良いのか、色々と悩ましいところです。
古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。