
白木街道を行く
既に時期を外してしまった感もありますが、今日は鳥見山に行く事にしました。 鳥見山は宇陀市の北端にある標高734.4mの山で標高600m程の山腹に鳥見山公園が整備されていて、東海自然歩道の経由地でもあります。 地元ではツツジの名所と知られているのですが、紅葉もなかなか見応えがあるのです。 なお桜井市外山(とび)にも鳥見山と云う名の小さな山があり、万葉集に歌われているのは、こちらの鳥見山の様です。 その鳥見山は榛原から車道が通じているのですが、これがとんでもない激坂で、下るのさえ一苦労と云う斜度が続きます。 ところが桜井市側から白木街道と云う、由緒の良く判らない道が、西側から山腹を巻く様に通じています。 アップダウンが多くて効率は良くないのですが、常識的な斜度で鳥見山公園直下まで辿り着く事ができます。
R165を長谷寺まで走り初瀬ダムへ。 県道から白木街道に取り付くには幾つかのルートがあるのですが、桜井市側には鳥見山を記す案内などは殆どありません。
今日は小夫(おぶ)集落から小夫嵩方(おぶだけほう)へ標高差100m程をショートカットする道へ入ります。 一旦奈良市藺生(いう)町まで行って回りこむ道もあるのですが、スクラップ工場とかあって雰囲気が今一つなので。
その白木街道ですが、とにかく分岐が多く地形図を持っていても間違う程に判り難いのです。 一歩間違うと元来た初瀬ダムへ下ってしまいます。 かと云って登り側を選べば良いと云うものでもないのです。
桜井市側最後の集落萱森で長谷寺側から直登してきた東海自然歩道と合流します。 ここで初めて鳥見山の文字が。
集落の中の坂を登りきるとほぼ平坦になって、木々の間から宇陀の盆地を望め、暫くで鳥見山公園の入り口へ。 ここから300m程ですが標高差は50m程あります、ここは無理せず推して行く事にします。

鳥見山公園は先日からの木枯らしで、木々は葉を落としてすっかり冬景色でした。 ただ風もなく冬の陽射しが心地良いので、お湯を沸かして持参のコンビニ弁当とカップ麺でお昼にします。
お昼の後は少し写真を撮りに公園内を回ったのですが、大した成果もないので昔の写真をば。 さて榛原側に下りますが今は2つのルートがあります、新しく出来た車道は展望は良いのですがコンクリート舗装のかなりの急坂です。
鳥見山に登っている時からFacebookに書き込みをしていたので、宇陀警察署の処まで下りてきたら、原住民のいまやんさんが待ち構えていました。 何でもここ2ヶ月程は皆目走っていないとの事、山部赤人墓~戒長寺~室生ダムと宇陀市中引き回しの上、榛原駅前でお茶しばいて、放免と致しました。
女寄経由で一旦桜井に帰り、明日の「あすか鍋サイク」の準備で買出しに回って帰宅、本日の走行60.9キロ。
先月「自撮り」写真集をフォトブックで作った事をお伝えしましたが、その折に毎年のCanCan謹製カレンダーで使った写真でもフォトブックも作ってみたのですが、当然と云うか「おっさんの後ろ姿」集よりもこちらの評判が良くて作ったら買うよとの話が幾つか。 そこで私の撮った分と撮られた分に加えて、毎年何枚か写真を提供して貰っているskuramさん撮影の分も含めたフォトブックを作る事にしました。 別に商売するつもりはありませんが、十数年分ですから結構な頁数になってしまいます、今の処144頁で1,000円以内で頒布させて貰う事にしようかと思っています。 写真はサンプルですが、来週にでも予約を受けて「石川ポタ」にお渡しできればと思っています。 なおどなた様にもと云う訳にも行きませんので、頒布させて頂くのは、原則写真を提供して頂いた方と一度でも被写体になって頂いた事のある方に限らせて頂きますので、あしからず。

若草山にて
今日もお天気が良さそうなので「自撮り」サイクに出掛ける事にしたのですが、朝一に一仕事済ませて出掛け様とと思っていたらちょっと手こずってしまい出遅れてしまいました。 初瀬ダムへ登ったらもう10時を回っていました。
今日は春日山原始林が一応の目的地なので福住から<186>福住矢田原線へ入ります。 今日のコースの最高地点ですね。
12時過ぎに石切峠の峠の茶屋へ、大して旨くもないのですが、おでんでもやってればと思ったものの、どうやらやっていない様なので、今日はスルーして奈良奥山ドライブウェイへ。
昨年のリベンジを狙ったのですが、どうもここは朝早くでないと陽射しがあまり入らないのですね。
「自撮り」は諦めておざなりの紅葉黄葉の写真を何枚か。
せっかくですから、久しぶりに若草山へ、結構観光客がウロウロしているのでタイミングを見計らって「自撮り」を何テイクか。 合間に福住で買っておいた菓子パンを食おうとすると、目ざとく鹿どもが押し寄せてくるのでどうもいけません。
春日山遊歩道を下りますが、見上げる位置には幾らか紅葉しているのですが、「自撮り」のバックになるのは昨年と同じ場所でした。 まぁ今年の紅葉の状況を考えるとまずまずかな。
春日大社の中を抜けて1440ローディ御用達「まんま亭」に到着、天理の銀杏並木も寄ってみたかったのですが、長居をしてしまい上街道を真っ直ぐ帰途に、本日の走行62.1キロ、一昨日は仕事での往復とは云え3日間天気に恵まれまずまず走れました、お天気は明日から下り坂とか。
吉野山吉野神宮近くにて
昨日に続いてお天気が良さそうなので、週末の「あすか鍋サイク」の下見を兼ねて吉野山に登ってきました。
実はasuka号はリアのマッドガードを痛めてしまっているので、今日は昨日の京都行きに続いてErbaの出動です。
大官大寺跡にて。
今朝の奈良はかなり冷え込んだのですが、最高のお天気で気持ちが良いです。
芋峠前後は先週の強風でかなり柴とかが散乱していますが、ツーリング車でのんびり走る分には全く問題ありません。
上市橋で吉野川を渡り、近鉄吉野駅に立ち寄ってから吉野山へ。
いつもの「静亭」でお昼にします、今日は鴨葛うどんと柿の葉寿司のセットにします。
秋冬は季節限定で「鴨鍋」「ぼたん鍋」の一人鍋セットなんてのもあります、いかが。
今年の紅葉はいずこも今一つの様ですが、12月になって綺麗に色づいているものをちょくちょく見かける様に、吉野山はあまりに桜の印象が強すぎるのか、他のシーズンは桜の時期の混雑が嘘のように静かです、それも風情があって良いのですが、ライトアップとかも行なって集客を計っている様ですが。
写真は蔵王堂にて。
いつもの椿橋を渡り、壺阪峠で帰途に就きます、冬場は空気が澄んでいるので、峠から見る大和盆地の展望も見応えがありました。
日の走行62.3キロ。
今日は昨日に続いてどこか走りに行こうかと思っていたのですが、降水確率は0%なものの何となく鬱陶しい空模様に萎えてしまいました、そんな事云ってたら冬場は走れなくなってしまいますが。
さて色々と雑事も溜まっているのですが、CanCan謹製カレンダーも週末の「あすか鍋サイク」や年末の「石川ポタ」、年が明けたら名古屋の「新春ラン」と大量に用意しておかなければならないのですが、右から左に出て行くのでなかなかストックできません、頑張って10部ばかり製作。
ところで2016年は3年ぶりにプレミアムバージョンを作っています、カレンダーのモデルになってくれた方と、今年1年サイクリングでご一緒して頂いた方で、回数が多い方上位何人かに進呈します。 なお上の写真は2013年版、右の写真はまえださんのものを使わせて頂きました。
プレミアムバージョン、元々は中綴B6サイズだったのです、A4両面にプリントして、写真右の中とじ用ステープラーで製本してB6サイズにカットしていましたが、14枚を一気にカッターナイフで切るのはなかなか大変で、ある時手元が滑って指をざっくり切ってしまいました。 さすがにこれは危ないなと云う事で、製本用のリングを使ったA5サイズのものに仕様を変えました。
ここまでして作ろうなんて物好きはそうはいないと思いますが、製作工程をご紹介。 A4両面フチなし印刷をして、半分のA5にカットして専用のパンチとガイドを使って孔を明けて、リングを通して製本する訳です。 最初からA5サイズで作れば一手間省けるのですが、A5サイズのインクジェット用紙ってない訳ですし、少なくともうちのプリンタではA5のフチなし印刷はできない様なのです。
完成した2016年版がこれ、中綴じ時代の名残りで今年12月からスタートします、中綴じだと頁数は4の倍数にならなければならないからです。 実はFDケースの卓上カレンダーよりこちらの方が手間がかからないのです、まぁコストは高くつきますが。 あと吊り下げ方法がちょっと悩みで、孔をあけたりしてみたのですが、強度的に不安でちぎれてしまいそうです。 (写真中)の様にターンクリップを使って頂くのがベターかと、また(写真右)の様に100均とかで売っているA4サイズの既製カレンダーのプラスチック留め具を流用して頂くのも良いかと。
今日は晴れ時々曇りとの予報なので「自撮り」の段取りをして東吉野へ向う事にします。 今年は3月に行けなかったものの、毎月一回以上は東吉野を走っています。 それと今日は「CanCan謹製カレンダー」をあちこち届けてまわる任務もあります。 伊勢への道中に通り過ぎたものもありますが、写真は今年15回の東吉野村木津(こつ)から見上げる高見山です。
いつもの様に明日香村から芋峠を越えて吉野へ向います、稲渕にて。
吉野町千股の水辺公園にて、来週の「あすか鍋サイク」は、例年通り此処でお昼にします。
東吉野村へ入った処でクラクションを鳴らす対向車が、明日香村のチネリ怪人ことVivva2000さんでした。 どうやら「麦笑」へ行ったかえりの様です、早よ行かなパン無いよとの話。
Vivvaさんと少し話してお別れし暫く行くと反対車線に動物の死骸らしきものが、車が避けて走っています、どうやら小さな狸で車にあてられた様でまだ綺麗ですが。 100m程行き過ぎた処であまりに不憫なので引き返す事に、いくら交通量の少ない道でも、いずれは車に轢かれて無残な姿になる事は目に見えています、せめてものと路肩に寄せてあげる事にします。 既に冷たくなっていましたが、飼い猫の様にふわふわと柔らかな躰がいとおしかったです。 この冬を越そうと木の実や一杯食べて備えていたんでしょうね。 手を合わせて回りにある落ち葉をかけてやりました。 上方落語には「まめだ」と云う人情噺があります、三田純市さんにより昭和に作られた新作落語なのですが、亡き米朝師匠により初演され、最近作者の
自筆原稿が師匠宅から発見され少し話題になりましたが、現代の古典とも云える名作です、豆狸の墓に落ち葉が集まってくるサゲで終わります「ぎょうさん香典が届いたで」と。
「麦笑」(むぎわら)は東吉野村小(おむら)に先月末に出来たパン屋さんです、案の定パンは殆ど残っていませんでしたが、残りの幾つかを買って帰る事にしました、東吉野へ来る愉しみが一つ増えました。
お昼は例によって手打ち蕎麦「よしの庵」へ、この季節は温かい蕎麦もあるのですが、新蕎麦の時期ですしいつもの盛で変わりご飯のセットを頂きました。
高見山を見上げるポイントまでやってきました、冠雪を少し期待していたのですが、沢筋に少し見える程度でした、この場所での「自撮り」のリベンジは次の機会に、予報ほどに晴れ間もなくG2と三脚を使う事もなく、「月うさぎ」と「おごぽご」にカレンダーを届け女寄峠を下って帰宅しました、本日の走行97.5キロ。
11月末までで走行13390.2キロ。
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明日香村稲渕 にて (Photo : 輪童さん)
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今日はNちゃんとErbaロードの「里帰りサイク」を考えていたのですが、先日からのトラブル対応で午前中は京都行きになってしまいました。 昨日からの寒波で今朝の奈良の気温は3度台、さすがに寒いですがお天気が良いので清々しくて気持ちは良いです、丁度8時に木津川の自転車道に入ります。
12時半には作業を済ませ、宇治市のヤマタンさんのお店へカレンダーを届けに、自転車談義の後、1時間半程時間があるので少し一緒に走ろうかと云う事になったのですが、身支度を整えられて自転車の元へ行くとなんとタイヤがバースト、一緒に走る事は諦める事に。 私は木津川大橋経由で自転車道へ入り流れ橋へ。 少し休憩の後、自転車道を南下しますが向かい風に閉口します、どうにか1445に泉大橋に到着。 実はこの週末は鈴鹿のあびさんと舞鶴のマッキーさん、名古屋のなおじさん一行が笠置キャンプ場へ冬季恒例のストーブキャンプに来ているのです。 そこで表敬訪問がてら見学に伺おうと。 木津から加茂まではR163を避けて左岸の道を走りますが、加茂から先はどうにもR163を走らざる得ません、大型車が多いので出来る事なら走りたくないのですが。 ただ木津から先は追い風に助けられ40分で笠置に着いてしまいました。
ある程度想像はしていましたが、車で来ているとは云え、とんでもない装備です。 まぁここまでやれば真冬のキャンプは夏より快適でしょうねぇ。
あまりゆっくりともしていられないのですが、コーヒーとお菓子を頂いて1時間程過ごさせて貰いました。 (写真はマッキーさんからお借りしました。 )
16時半には笠置キャンプ場を後にし白砂川沿いの<33>奈良笠置線を行きます、3週間前に走った誓多林経由のルートは、さすがに日没後にはなんなのでR369に入りますが、その頃にはすっかり日はくれてしまいました。 猿沢池で一息入れ、天理のスーパーで少し買い物をして、19時半には桜井に帰りつきました。 本日の走行129.7キロ、今月も無事に1,000キロを越えました。
東大寺大仏殿講堂跡北側にて
例によって週明けの京都行きです。 昨夜からの雨は未明にはほぼ上がったのですが、路面は結構濡れています、asuka号はキャンプ支度のままなので、お尻を濡らすのは覚悟の上でErbaロードで向う事に、いつもの上街道は大変な霧で、ライトをフラッシングにして走ります。
猿沢池もご覧の通り、霧の奈良公園もおつなものだろうと、少し寄り道してみる事に。
大仏殿を回って講堂跡へ、「ならクルフォトコレクション2014」で最優秀賞を頂いてから、ちょくちょく覗くのですが、どうもここで撮るとコラージュみたいな写真になってしまいますね。 その後
マンネリですがお馴染みの撮影ポイント、大仏池。
木津川の自転車道に入る頃には結構晴れてきて、流れ橋辺りまで来ると路面は乾いていました。
今日は遅くなってしまいErba号を客先に置いて電車で帰る事に、ライトもありますし月夜で走れなくもないのですが、自転車道のナイトランは危ないのでネ。本日の走行55.3キロ。
古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。