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道路元標蒐集サイク(愛知篇1)

 別にヒマになった訳でもないのですが、まぁ一段落ついて来月上旬まで少し待ちの状態なので、出掛ける事に(^_^)

 早朝、某御大の車に便乗して名古屋へ、まずは十四山村道路元標へ 、106年間ずっと十四山村だったのですが、2006年に弥富町と一緒になって弥富市に。 道路元標は立派すぎる元役場の玄関に鎮座しています。  
 次の目的地は瀬戸市なのですが、朝の時間帯に輪行袋を担いで名古屋市を横断するのは大変、地下鉄東山線の高畑まで走りで栄で名鉄瀬戸線へ乗り換えるつもりだったのですが、東山線をそのまま藤が丘まで全線乗りりニモに乗れば愛知環状鉄道の八草まで行ける事に気がつきました。 お陰で混雑する区間は乗ったまま通過。 愛知万博には行っていないのでリニモに乗車するのは初めて、大阪のニュートラムと違って勾配が結構あるのでなかなか車窓も愉しめます、ただニュートラムと違い発車時と停車時に振動が多い様ですね。  
 目的地の雲興寺へショートカットしようと「海上の森」へ迷い込んでしまうとダートが…
 行き止まりになっていたり、こんな干上がった池にでくわしてドロドロになりながら結局は撤退。 一時間以上ロスしてしまい、後の予定が狂ってしまう事に。 
 瀬戸市赤津の雲興寺。 正月の新春ランではづきの重鎮Iさんに教えて貰っていた赤津村道路元標、ネット上初登場になると思います。 結構有名な名刹だそうですが門前とかと違いここまで奥に持ち込まれると従来の感覚では発見は難しいですね。 しかし何処に建っているか判ります? 
 戸越峠を越えて豊田市域へ、藤岡村道路元標へ向かいます。  

 藤岡村道路元標からR419を小原へ向かいますが、大型車は多いわ、思っていたのと違いアップダウンが多いわと結構堪えました。  
 「磯丸碑」と書かれた案内板があってこの小さな峠は一本松峠と云うそうです。 おそらく未踏ではないと思いますが峠おやじ未収の峠ゲット。

 小原村道路元標ですが、交差点側からは車が置かれている影になっていてちょっと判りにくいです。 

 矢作川本流へ向かって快適なコースを下ります。 毎年新春サイクで走っているコースの上流へ出て、県道11号の対岸の県道355号を豊田市街へ向かいます、広梅橋まで出会った車は2台だけと快適なサイクリングコ-スでした。  
 日没ぎりぎりにどうにか高橋村道路元標へ到着、予定ではあと少しまわるつもりでしたが、「海上の森」で迷ったりしたのがひびいて本日の収穫は5基。 予報より天気も良いので、一泊して明日も少し走る事にします。 しかし暫く走っていないのでそろそろ限界、ヘッドランプを忘れてきた事もあり、愛知環状鉄道の新上挙母駅まで走って三河安城まで輪行する事に、本日の走行83.9キロ。
 
豊田大橋、1キロ程の間に矢作川を渡る大きな橋が三つも並んでいます、しかし大の付く企業城下町は違いますね。

【831】 愛知県 海部郡 十四山村 (現 弥富市) 
【832】 愛知県 東春日井郡 赤津村 (現 瀬戸市)
【833】 愛知県 西加茂郡 藤岡村 (現 豊田市)
【834】 愛知県 西加茂郡 小原村 (現 豊田市)
【835】 愛知県 西加茂郡 高橋村 (現 豊田市)

道路元標蒐集の旅(香川編)

 1月20日が有効期限の「18きっぷ」が1回分残っているので、3月並みの陽気がやってくると云う予報を信じて一日だけですが、四国香川へ行く事にしました。 今回はKHSを駆って。
 今回も阪神なんば線で三宮へ行き、神戸港(新港第3埠頭)0055発のジャンボフェリーで高松東港へ渡ります。 和歌山から徳島へ渡る南海フェリーも何度か利用していますが、夜行便は和歌山港0240発→徳島港0450着で、どうしても乗船前に時間を潰さなければなりません。 こちらは0055発の0500着なので仮眠できる時間もしっかりとれて、運賃も自転車込みで2,140円でICOCAやIDも使えます。 ただ自転車や単車は大型車と一緒に下の甲板に最後に乗せられるので、客室へ入れるのは一番最後になってしまいます。 混雑時2人以上の時は1人は席取りに一般乗客として乗船した方が良いかも知れませんね。 やはり今回も乗船できたのは出港10分前位でした。
 さすがにこの季節朝5時は真っ暗で寒いです。 昼間との温度差が10度以上にはなりますし、自転車で走る事を考えるとウェアには相当気をつけないといけません。
 高松東港からR11に沿ってJR高徳線志度駅まで走り、自転車置き場に自転車を置いて、0609発で讃岐白鳥まで移動し白鳥村道路元標まで往復し、志度駅へ戻り再び走り出します。
 志度町道路元標は長尾町、屋島村、牟礼村と同様、四国八十八箇所霊場の近くにあり。 ここは八十六番札所志度寺の門前です、折しも観光バスから巡礼の列がゾロゾロと、まぁ巡礼と云う名のバスツアーです。
 志度町から小方峠と云う小さな峠を越えて鴨部村道路元標へ、鴨部川沿いに南下し長尾街道を西に走り平井町道路元標、今度は新川沿いに北上しくるっと一周。 庵治村道路元標は最近穴蔵さんのHPに紹介されたのですが「香川県」としか見えないし。 庵治までは海岸沿いに小さな峠を越える道を数キロ往復往復しなければならないので躊躇したのですが、天気も良いし時間の余裕もあるので頑張って向かう事に。 庵治へは30年近く前にクルージングで訪れて以来で、対岸に見えるのは源平合戦で有名な屋島です。> 庵治町道路元標は道路元標と彫られた面を裏側にして移設された様で確認できません、手のひらが入る位の隙間があるので「模牌」してみましたが… でも元標そのものには間違いなさそうです。 ちょうど隣の家のおじいさんが出てきたので話をしてみると、県道と町道の境界になっていると認識されている様です、隣は橋の親柱で今は暗渠になっていますが、ここに太鼓橋が架かっていたそうです。 元標の上では洗ったアロエが干されていましたが、いつか見えなくなっている表面が見える日もくるかも。
 丸山峠、庵治まで行く県道36号にある峠、地形図には記載されていませんがバス停があります。 先の小方峠に続いて峠おやじナワールドさん未踏の峠2基GET!! 峠の南側は山側に旧道が残っています、旧道と云っても舗装路ですが、交通量の多い現道より自転車には快適です。
 屋島駅まで戻り詫間へ向かいます。 高徳線では1500系に混じってキハ40系もまだまだ活躍していますが、国鉄時代の匂いのする車両もだんだん少なくなってきます。 いわゆる首都圏色(朱色5号1色)のキハ47 2両編成を見かけましたが。
 せっかく香川に来たのに… でもいつも接続待ちの合間に高松駅構内のこのお店で済ましてしまいます。
 快速サンポート用の113系、一体何色あるねんと思うのですが、どうやらこの三色だそうです。 JR西日本は経費節減のために車両塗装を統一するそうですが。
 詫間村道路元標を回って帰途に、詫間1556発で帰途に就きます、時間的にも岡山~姫路間は混むので北長瀬まで一駅戻って新見始発の姫路行きに乗り込みます(18きっぷなので不正乗車じゃないですヨ)。 桜井までJRのまま帰る事のできる時間ですので、大阪駅から大和路快速で王寺へ、ここで25分待ち、しかし「18きっぷ 」であちこち行きますが、桜井線って日本で一番サービスの悪い路線ではないかとつくづく思いますね、奈良、高田、王寺での接続は悪いし、寒くても半自動対応していない4扉両開きの105系を平気で走らせるし、桜井と天理を除けば駅はどこも汚い。 奈良駅の高架化が今年3月で完了するので、すこしはダイヤも見直しされる事を期待しているのですがネェ。 とにかく桜井2216着で無事に帰り着きました。

志度0609→0647讃岐白鳥 440円
讃岐白鳥0716→0812志度 440円
屋島1303→1322高松1343→1415多度津1429→1439詫間 1,060円
詫間1556→1627坂出1654→1732岡山1741→1744北長瀬1754→1926姫路1927→2028大阪2039→2219王寺2144→2216 桜井 5,110円
7,050円分乗車

【825】 香川県 大川郡 白鳥村 (現東かがわ市) 
【826】 香川県 大川郡 志度町 (現さぬき市)
【827】 香川県 大川郡 鴨部村 (現さぬき市)
【828】 香川県 木田郡 平井町 (現三木町)
【829】 香川県 木田郡 庵治村 (現高松市)
【830】 香川県 三豊郡 詫間村 (現三豊市)

本日の走行64.8キロ

 

 

道路元標蒐集の旅(関東編1日目)


今夜の「ムーンライトながら」で東京へ向かう事にしたのですが、昨年から「ムーンライトながら」は定期列車ではなく臨時列車となってしまいました、ただ「18きっぷ」のシーズンとほぼ重なるように運転されているのですが、そうでないと夜行バス全盛の今では金額面でのメリットはありません。 それに以前は日付が変わってからの停車駅が大府だったのですが、今のダイヤでは大府に停まらず豊橋まで行ってしまうので、日付が変わって最初の駅までの乗車券+「18きっぷ」と云う使い方が以前より割高になってしまい、私の様に前夜に桜井から名古屋まで近鉄で移動するより、前日も「18きっぷ」を使っていないと金額的なメリットがなくなってしまいました。 そこで今日は滋賀県と愛知県で未踏の元標を回る事にしました。

最初は滋賀県甲賀郡の「水口町道路元標」、実は以前から「国道ML」上で「R307現道滋賀銀行前」として現存情報が挙がっていて2006年に探してみたのですが見つける事ができませんでした。 それが最近ネット上で現存情報を見つけてしまいました、どうやら旧R307と旧東海道が交差する旧市街の様です。 滋賀県ですから充分射程範囲なのですが、走る機会のないまま今回徒歩で訪問する事に、しかしJR草津線貴生川駅から最寄駅の近江鉄道水口石橋駅まで片道230円は高いです。

 再び貴生川へ戻り、草津、米原経由で尾張一宮へ、今度は名鉄尾西線に乗車、愛知県中島郡の「萩原町道路元標」へ、ネット上でも未知の元標でしたが、昨年秋に自転車仲間の方から神社境内に移転保存されている事を教えて頂いていたのですが、ようやく訪問する事ができました、ありがとうございました。


↑ 写真を撮っていると何処からともなく黒猫が、そう云えば隣の海部郡の甚目寺村道路元標でも黒猫がいましたが。

 次は東春日井郡の「勝川町道路元標」、JR中央本線の春日井駅から歩いて10分とかからない春日井市立郷土館の中庭に保存されています。 ただ開館日が毎週土曜日だけと云うのは、それでも最近午後のみから9~16時に拡大された様ですが。 なお門が閉まっていると全く見えず、挙母町、赤穂町や平福村の様に覗く事もできない。
 名古屋まで戻り東海道線で西小坂井まで行き「小坂井町道路元標」へ、ここまで来たらこのまま東京へ向かった方が良い様な気もしますが。
「ムーンライトながら」の大垣発時刻は22時48分なので、時間潰しをしながら大垣まで戻る途中、コンビニ補給がてら岐阜駅で下車、そう云えば北口へ出たのは何十年ぶり? 名鉄の軌道線が走っていた頃以来の様な…
 しかし青色LEDのイルミネーションはこの季節寒々しいですわ。 しかしこんな事なら峠おやじ氏を晩飯に誘っておけば良かったかと、まぁ連休は峠漁りに遠征していて岐阜にはいる筈は無いとは思いますが。

やってきたのは以前の373系ではなく、183系なのでちょっと失望、大垣から乗り込む乗客は減った様です。 しかし連休中とあって鉄ちゃんも多いのです、鉄道に限らずブームになって人口が多くなるとマナーの悪い族も湧いて出るもので、平気で前に割り込んできます、隠居の身なのでおとなしくしていたので、この後も側面のサボを撮っていると、再三割り込むのでのでさすがに頭に来たので注意したのですが、チラっと振り返っただけで無視して行ってしまいました。 自分は何か特別の人間だと思っているでしょうか、他は何も見えないのでしょうか、まさが嫌がらせをして歩いているとは思えませんから、殆ど子供か犬猫の精神構造ですね。 自転車はともかく道路元標がそうならない事を祈っています、まず心配はないと思いますが。

【801】 滋賀県 甲賀郡 水口町(現 甲賀市)
【802】 愛知県 中島郡 萩原町(現 一宮市)
【803】 愛知県 中島郡 勝川町(現 春日井市)
【804】 愛知県 中島郡 小坂井村(現 小坂井市)

年忘れ「石川ポタ」

「あすか鍋サイク」とともに年末の恒例行事になっている「石川ポタ」、大和川の支流石川沿いのサイクリングロードの10km程を往復する、掛け値なしの「真性ポタ」です。 昨年は少し寝過ごしてしまいKHSで往復輪行の体たらくでした。 今年は幹事役のUG兄氏から炊き出し隊の要請を受けましたが、食材と装備を積んだ4サイドで大阪柏原までの30キロを往復するには、タイヤとガードを交換して足回りを強化しなければ不安で、今週は時間と加えてモチベーチョンもないので。 柏原まで車で来られる大黒屋さんに食材の準備をお願いして、集合場所から私が2サイド装備で運ぶ事にしました。

桜井から柏原までは近鉄大阪線沿いにR165を走って行けば良いのですが、例によって旧道や裏道を縫って田尻峠を越えます。 写真は近鉄の旧玉手山トンネル、トンネルの上を現在のR165が走っています。 この旧道には奈良県と大阪府の県界標が建っていて「従是東奈良県管轄」「従是東大和国北葛城郡二上村田尻」とあり、奈良市元標、高田町元標、北葛城郡役所までの距離が里町間で記されています。 奈良県下の道路元標探索のバイブルとも云える「道路元標」を尋ねて~奈良県ふるさとめぐり~の著者上田倖弘氏はこの県界標の調査がきっかけで道路元標探索を始めたそうです。
 なお現在この旧道は橋が陥没していて通行止になっていますが、自転車を押して抜ける事は可能でした。

のんびりと走って行っても集合場所の柏原市役所前には9時過ぎに着いてしまい一番乗り、暫くするD女史が到着、食材をサイドバッグに押し込みますが、ほぼ30人前の「ぜんざい」は相当な重量です。 しかし今回は事前の参加表明が少なく、全てを積んで行かなくても良かったのですが、お見送りを含めて結局15名程が集まってきました。 作業服のまま駆けつけて少しだけご一緒したご仁はダイバーてっちゃん(^o^)

さあ、いよいよ出発。 ロードレーサーが行き交う石川サイクリングロードをサイドバック装備のランドナーを中心にした異様な集団が走って行きます。






たいした距離でもないのですが、途中一度の休憩と云うかお喋りタイムを挟んで通称「OHCHOの森」へ到着。 UG兄さんの鍋、まっちゃんさんの「おでん」、大黒屋さんの「ぜんざい」の準備が始まります。




20091227h.jpg「石川ポタ」では毎年お世話になっているUG兄さん、今年は「豚骨醤油味」です。








 

恒例のビンゴゲームで持ち寄りの賞品交換。 今年は携帯ツールを賜りました。








20091227b.jpg 本来の参加者で
走ったのは14名だったのですが… 「振る舞いぜんざい」でKHSの1名をGET!
 私が小さい頃、正月に大阪船場では厄落としに店の前で「ぜんざい」を振る舞う処があって、良く食べに行って来いと云われたものです。


柏原市役所まで戻り解散。 輪行の用意もしていたのですが頑張って自走で帰途に就きます。 久しぶりの竹之内峠です、私が自転車で最初に越えた名のある峠と云える峠ははここなんです、もちろん当時はダートでしたが。 ちなみにここにも県界標が建っています(写真右上)。 すっかり暗くなった18時前に桜井へ無事帰着、本日の走行78.9キロ。

 

PS:くたびれたのと眠たいので早々にダウンしてしまいましたが、未明に起きだしていつもの様にうちのHomePageの「ツーリングの記録」に写真をUPしました、集合写真も大きな画像(1280×960)で掲載しています。 なおログインには認証が必要です、ログイン名は’pal’ パスワードはFAX番号の下4桁です、カレンダー等をご覧ください。

復活「あすか鍋サイク」

昨年は私の気まぐれで開催しなかった年末恒例の「あすか鍋サイク」、幹事役としては地元だけにマンネリ感や、10回と云う区切りでもあり、年の暮れで皆さんお忙しい中同じ12月には「石川ポタ」と云うイベントも定着してきた事もあって、そろそろ潮時かなと思いもしたのですが。 復活を望む声やリクエストがあったのか無かったか、今シーズンは行う事に…
 元々は乾さんの主催した「ランドナー補完会議」のイベントとしてスタートし、それなりの歴史もあるのですが、まぁ「今年もやろかぁ」の
ノリだけで続いてきた様なもんです。 今回で11回、12年目になる訳ですが、輪童さんや辰巳御大と地元組のお力添えで続けられるものなら続けてもと、他意はありませんが今回は「ラン補」の看板はあげずに復活と云う事で…
 今年の参加者はサイク13名、鍋15名。 過去には20から30名近い大所帯になった時もあったのですが、走るにはこれ位が限界と云うか丁度良い人数です。






↑ 吉野から宇陀へ超える無名の峠にて (写真:天神橋五丁目さん)

今回のコース、前半の大宇陀町までは2006年の第9回と同様ですし、先日の下見で同行して貰った辰巳御大がしんがり役を務めて貰っていたので、あまり心配もないのですが、ここ何年か頚に不安のある私はどうも最近コースリーダー役が億劫になった云うか、それに写真を撮るチャンスが限られてしまうのも残念です。 天気もまずまずで風もなくて寒くはなかったのですが、小名トンネルを超えたあたりからいつになく左膝が痛くなってきて、力が入れられなくなったのですが、少しポジションを後ろへ下げてやったら幸い治まったのですが、あちこちと歳のせいでしょうかネェ。

今回は後半、道の駅のある大宇陀の中心部へは出ずに、途中から関戸峠の北側へ抜けてから宮奥ダムへの道に入り、昨年供用された大峠トンネルと八井内トンネルを抜け、談山神社のある多武峰へ登り返し、ようやく開通する<155>多武峰見瀬線で一気に明日香村へ下るコースです。 実は多武峰見瀬線が正式に開通するのは12/14で、しっかりと通行止になっていて車は引き返してきますが、自転車は… 悲願20年か30年か知りませんが、ようやく開通するこの道路、多武峰側は紅葉時期の渋滞解消と、集客力のある明日香と直結する事で観光客が流れてくる事を期待しているのでしょうが、明日香側として石舞台周辺の道路ががボトルネックになってしまうので、決して良い話でもない様です。 ところで標高差400m弱のこの区間、減速帯が多くて自転車で下るのは快適とは云い難いです、ただ坂馬鹿には絶好の練習コースになったりして。

明日香村へ戻ると「めんどや」の手前でカメラを構えている方が、最近お仕事が忙しくてそれでも鍋だけでもとくろださんが京都嵐山から今日は電車に乗って駆けつけてくれました。 それに私には有り難いサプライズが…
実はまだ799基なのですが、あと一基年内達成を目指して、有り難く頂戴致します、感謝。

「あすか鍋」下見サイク

来週13日に予定している第11回あすか鍋のコース下見に行ってきました。 ここ暫く自転車の方はモチベーションが下がりぱなし、T御大にはとりあえず車で一周してくれと声を掛けたのですが、明日は昼から天気も良くなるからと、自転車を引っ張りだす事に。 お互い午前中は予定があるいので12時に「めんどや」で待ち合わせたものの、世間話をしていて結局飛び出したのは1時少し前。

予定しているコースの県道15号桜井明日香吉野線は芋峠を吉野側に下ったところで通行止に、自転車は担いで越えられると云う情報もあったので大したこともないのだろうと思っていて、念のため今日出しなに県のHPを見たのですが、あいかわず通行止のまま、しかし栢森まで行ってみても先日あった通行止の案内も無くなっていました。

↑ 芋峠を越えて吉野が見下ろせるあたり。

今日出しなにも県のHPを見てきたのですが、あいかわらず吉野町千股の水辺公園の手前1キロで通行止になったままなので、途中の道路もかなり荒れているのか思っていたのですが、大した事もなく土砂崩れの現場も綺麗に復旧していました。



千股からもお馴染みの津風呂湖へ向かうルートを走ります。 (Photo:T御大)


津風呂湖畔を入野(しおの)まで走り、R370を少し北上し三茶屋(みちゃや)から<28>吉野室生寺針線に入り、<219>佐倉大宇陀線を抜けて、R370関戸峠の北側から宮奥ダムへ向かいます。 宮奥ダムの上に四阿が整備されていました。

今回のコースの最高点標高約570m、大峠トンネル(1806m) 正式に供用されたは昨年ですが、2006年には既に通行は可能で照明のない中をR氏と抜けた事があります。 最近女寄トンネルも開通しているのでショートカット路としての役割はあまりない様です、標高も高いので冬場は危険かも。

多武峰を越え明日香村を見下ろす頃にはすっかり陽が暮れてしまいました。
本日の走行70.2キロ(「あすか鍋サイク」のコースは約52キロですが)
 「あすか鍋サイク」の案内を輪童さんのBBS「風のたより」にUPしています。

巡回 \(^^ )//(^^ )\\(^^ )/

 不細工な怪我にお見舞いのお声を掛けて頂いた皆さん有難うございます。 指の傷の方はだいぶ良くなったのですが、キーボ-ドを打つのは大して苦にはならないのですが、包帯をまいたままなので色々と日常生活が不自由です。 近所へ出かける用事があったのでSTIレバーのKHSは使いにくいのでダブルレバーのasukaで出かけてきました。

用事を済ませてお昼はmillonさんのお店「よろづ」へ、些か早いですがカレンダーもお渡ししてきました。
← いつも二枚載せなんですが、今日は一枚にしました。

9月の台風で芋峠の<15>桜井明日香吉野線が吉野町千股で通行止になっていたのですが、millonさんの話では今だに通行止が続いていて、自転車では担いで越えた人はいるそうです。 出たついでに栢森まで行ってみましたが、「土砂崩れで通行止」以上の情報はありませんでした。


明日香村稲渕の棚田での今年の「案山子コンテスト」の最優秀賞はこれだったそうです。

昨年は私の気まぐれで開催しなかった「あすか鍋サイク」(一昨年は)、次は11回目になるのですが今年は開催する旨、輪童さんのBBS「風のたより」に告知したのですが、毎度の事ですが明日香村「めんどや」へは日にちだけは予約してきました。

 

 

 

 

 

 

 

本日の走行32.5キロ、はめにくいので指ぬきの手袋をしていったのですが寒風に傷が疼きます。

 

 

 

南紀ツーリング

 今日のツーリングコースは古座川町の一枚岩から県道<229>古座川熊野川線を北上してくるU兄氏一行と旧熊野川町小口付近で合流し、<44>那智勝浦熊野川線~<45>那智勝浦本宮線~<43>那智勝浦古座川線で一枚岩へ戻る計画です。 <229><44><45>は先月「小口キャンプツーリング」でも走っているのですが、<43>の篭から滝の拝の間は暫く走っていませんし、自転車にとってとても魅力的なコースなので案内役ををかってでる事にしました。 川湯温泉から小口までは近年開通したホイホイ坂林道を経由する事も考えたのですが、先日の台風で道路状況が判らないのと、万が一越えられないと戻って迂回していると間に合わなくなるので、素直にR168にでて小口を目指す事にしました。

 R168の旧本宮町から旧熊野川町かけての区間は2つの新しいトンネルが開通して1キロ程もショートカットされました。 お陰でこの敷屋大橋に入る熊野川沿いの区間は殆ど車が入ってこない様になってしまいました。 
 先月キャンプしたばかりの小口は南方商店で、パンと缶飲料と買って<229>古座川熊野川線を畝畑方面へ5キロ程入ります。 かつてスーパー林道と云われた古座川熊野川線ですが、一番のハイライトは素堀のトンネルとガードレールが殆ど整備されていない断崖絶壁が続く小口~畝畑間です。 一枚岩を朝7時にでている一行、標高差550m程の峠越えですが健脚の2人なので45キロを早ければ3時間少しで走ってくるのではと踏んでいたのですが、うまい具合に10時半に落ち合う事ができました。
 小口に戻って再び<44>那智勝浦熊野川線へ、先月走ったばかりですが暫く小口川沿いの平坦な道の後、土手の本の最初の激坂へ、やっぱりキツいですわ。

滝本へ下る始めるピークで休憩、U兄氏がコーヒーを入れてくれます。 車が全くと云ってやってこないとは云え、県道の白線の上です。



 今回は「宝龍滝」へ立ち寄る時間の余裕はありませんでしたが、滝本からの登りをこなし小麦集落を過ぎたあたりから太平洋を遠望する事ができました。 しかし旧熊野川町側はそうでもなかったのですが、那智勝浦町側は先日の台風の影響があって、飛んで来た芝やまだ青い葉が普通でも悪い路面を覆い尽くしています。 いつもの様に籠のおばあちゃんの店へ立ち寄りますが、先日の台風で停電し、下から順番に復旧はしてきたそうなのですが、一番奥のここまで復旧したのは3日目だったそうです、もとより水道やガスはありませんが、3日間も電気が使えないとは。
 籠から<43>那智勝浦古座川線へ入りますが、高野林道の舗装と高野小森川トンネルの開通で古座川方面へ抜けるのはそちらが主になっている様で、坂足経由の県道の荒れ方は台風の被害だけではない様で、とても舗装路だとは云えない様な状況です。 とにかく暗くならないうちに滝の拝へ抜けたいので走るのが精一杯で、写真を撮る余裕もありませんでした。
 16時半に滝の拝到着、ここまで来れば道も良くなり、日が暮れても心配ありません。




 明神橋で<38>すさみ古座線に入り、もう少しで一枚岩へ。 本日の走行106.5キロ

南紀ツーリング前日

 お盆の「ヤマセミキャンプ」、先月のシルバーウィークは「小口キャンプ」と、久しぶりに紀伊半島づいているのですが、さて明日12日はU兄氏の「南紀ツーリング」、120キロの全行程は厳しいので、後半をご一緒させて貰おうと、前日に現地入りする事にしました。 今夜の宿は川湯温泉、R168を自走して行く事も考えたのですが、十津川までは8月にも走っているので、久しぶりに田辺側からR311で入る事にしました。

R42を殆ど走る事なくR311に入れるJR紀勢本線朝来駅まで輪行する事に、今回も「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」を利用したのですが、紀伊田辺以南は0753発から1051発まで3時間近くも普通列車がありません、車が多いですが一山越えるつもりなら紀伊田辺からスタートした方が早いかも知れません、まぁ桜井からのんびりと和歌山線経由で向かう事にします。
 朝来駅は島式ホームですが跨線橋はなし、輪行袋を担いで乗り降りが楽、少し走れば近所にコンビニやクロネコヤマトの営業所もあります。 無人駅ですがトイレもリニューアルされていました。

R311と云っても鮎川までは交通量の少ない富田川左岸の県道を走って行きます。 ところが市ノ瀬橋まで遡ってしまいR311沿いのコンビニへ寄るつもりが行き過ぎてしまいました。 紀伊半島の内陸部はメジャーのコンビニは皆無なので、さて。


日頃、特にソロツーリングの時は食事に入ったりする事はあまり無く、殆どコンビニ弁当やおにぎりで済ませてしまう事が多いのですが、今回は道の駅「ふるさとセンター大塔」 に立ち寄る事に、あんかけうどん定食、汗だくになって食べました。


R311も道がずいぶん良くなり熊野古道ブームで交通量も増えて、結構飛ばしているので。 極力旧道を選んで走って行きます。 写真は逢坂峠の旧逢坂随道、直線なので出口は見えているのですが、結構長いのでランプ必携です。



逢坂随道の西側は殆ど人も車もやってこないのですが、東側は熊野古道の牛馬童子像から箸折峠へのルートと重なるために熊野古道のはっぴを着た案内人が引き連れた団体やハイカー、それに送迎のタクシーまでやってきます。 正直云って世界遺産となってからの熊野は、至って天の邪鬼の私は敬遠していたのですが。

 

 

↑ 箸折峠からの山道と再び合流する辺り、果無の山々をバックに近露の里を見下ろせます。

 

 
近露から再び登り返し、小原峠を経て有名な「とがのき茶屋」へ、おかみさんに挨拶したものの、写真と撮っている内の後から来たグループに残り僅かのお団子をさらわれてしまい、日も短くなった事もあって時間も押してきていますし、先を急ぐ事にします。



かつてツーリングマップルに「西日本随一の不気味随道」と書かれた「高尾随道」、凄まじい漏水でカッパを着こみ、中央に排水溝があるため押してくぐり抜けたものです。 もう塞がれて十年にはなろうかと思いますが、新トンネルができても前のバス停は「高尾随道」のまま健在です。



ここもR311旧道の小広峠です。










17時過ぎに川湯温泉に到着しましたが、明日も早いのでR168まで出てデイリーヤマザキで買出しを済ませてから宿へ。 一昨年の「仙人風呂ツーリング」の時に泊まった「まつや」、温泉観光地にしては珍しく洋室シングルもあって、どちらかと云うとビジネスホテルの雰囲気ですが、ちゃんと温泉もあって加えて本館にあたる「みどりや」の露天風呂や、ちょっと豪勢ですが食事も利用できます。 仙人風呂の始まる来月までは格安プランもあったのですが、先週の台風のお陰で早めに予約を取る事ができなかったのが残念。

本日の走行66.1キロ。

東吉野サイク

久しぶりに皆さんと一緒に走ってきました。 最近なかなか音頭取りする元気がなくて、T御大に仕切って貰いました(^_^;) ちゃんと参加表明をしていたのは天五さんだけ、あとはドタ参で都合6名。

明日香村石舞台に集合して芋峠をめざしますが、稲渕で毎年恒例の「案山子コンテスト」(昨年は)が行われているので、寄り道して行きます。 休日で見物客やアマチュアカメラマンで一杯なので、時間がとれたら平日に改めて写真を撮りに行こうかと。




お馴染み芋峠への道、SORAさんが問題のGPSのファームのバージョンアップをしたので、その結果の程は…








津風呂湖で昼食休憩の後、湖畔から入野峠を経て東吉野をめざします。









木津(こつ)にできた新しい道を初めて通ります、正面に見えるのは高見山。









投石の滝にて(photo:天神橋五丁目さん
染谷峠から榛原へ下り、帰途に。
本日の走行92.4キロ