謎の古墳群から丹後縦貫林道へ(前半)


京丹後市筆石 枡塚古墳にて

 4時過ぎには一旦は目が醒めます、歳のせい。気になるのは今日のお天気ですが… お昼頃には山陰から丹後半島にかけて晴れる予報が、予報通りなら信州から丹後半島に転進して泊まりと決めたのが大正解と。
 今どきそこそこのビジホでは定番の朝食バイキング、6時半からと有り難いのですが、寒々しい曇り空を見ていると急ぐこともないかと。案の定「コロナ禍」でバイキングはワンプレートのランチに。
 8時過ぎにスタート、R482ではなく府道656号間人大宮線と662号溝谷内記線と継いで道の駅「てんきてんき丹後」へ向かいます。見覚えのある道筋だなと思うとどうやら6年前とほぼ同じルート、その折も曇り空だったなぁ… 途中のローソンで補給を、この先は宮津までいわゆるコンビニの類は皆無です。
 道の駅を出てR178を走るとすぐ、竹野海水浴場へと越える坂の上に「大成(おおなり)古墳群」の案内が、入り口のコンクリ舗装の激坂と奈良県民ゆえに「ここまで来て古墳かい」と引いてしまうのですが、実は今回の丹後半島のきっかけとなったのがそのロケーション、古墳はともかく海に向かって続く道、これは行かずには…
 しかし丹後半島のほぼ先端、日本海を望む厳しい土地、吹きさらしの海食台の上にわざわざ暮らしたのでしょうかね。少し調べてみると「まぼろしの丹後王国」は「邪馬台国」よりずっと面白かったりして。
 向かって左側に立岩、右側に竹野海岸と屏風岩を臨むロケーションなのですが、もちろん「自撮り」の準備はしてきています、換算400mmまでのズームまで。
 でもなんか観光地の記念写真みたいになってしまいました。北の方に少し青空も見えてきているので1時間半ばかり粘ってみたのですが、丹後縦貫林道で上世屋までと云うミッションもありますので、これ以上は次の機会にと云う事に。
 結局帰り間際に古墳群の入り口で撮ったのがベストショットだったりして。しかし天気を考えるとウェアの色がやや地味だったかも、実は「ユニクロのアノラックもどき」でサイズがなくほしかったカラーを最近見つけたのですが。
 さてR178に戻ります、丹後半島を巡るのはこれが3度目、経ヶ岬から伊根とR178を行くなら時間的には余裕の行程なのですが、正面に見えるのが犬ヶ岬。
 R178沿いに魅力的なポイントを、六体地蔵の後ろが方墳だそうです、駆け抜けるローディを含め気が付かずに通り過ぎる人が多いでしょうね。時間が押してきますが「自撮り」を3テイクばかり(写真右は嵌め込み合成です)。
 12時半、宇川で丹後縦貫林道へ入ります。ここから大鼓山線、角突山線、成相線と継いで世屋高原まで縦貫林道のほぼ北半分22キロを走ります。ルートラボが無くなり最近はRide with GPSでルートの検討していますが、標高で600m以上まで登らなくてはなりません。なおこの手のスマホアプリはバッテリーの消耗が激しいのでナビ機能は利用していません。(後半に続く)

 

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