Wajinさん一行の吉野サイクへ

 下市町 秋野隧道にて

 今日はWi-Fujiさんのお誘いで奥美濃C.C.のWajinさん主催のサイクリングに1日だけ参加してきました。橿原神宮前駅に集合し黒滝村の「森の交流館」に泊まる1泊2日のサイクなのですが、明日は西吉野へ恒例の「福寿草サイク」の予定がありますので、ご挨拶がてら今日一日お邪魔させて頂く事に。
 ところで機材なんですが、Erbaロードや延陽伯号でと云う訳にも行きませんので、事故後のasuka号を急遽ハンドル廻りだけは修理、変形したマッドガードの方はとりあえず以前使っていた多少マシなのを取り付けて出掛ける事に。
 集合場所は橿原神宮前駅西口に10時。地元の人なら判るでしょうね、悪い予感が。西口にはすぐそばにコンビニがあると云うのが東口でも中央口でもない理由らしいのですが、実は橿原神宮前駅から近鉄南大阪線の隣の駅はなんと橿原神宮西口と云う名前なので、遠来のお客さんでなくとも間違う可能性が。案の定わざわざ西口駅へ向って下車した方が、隣の駅ですから走ってきても知れているのですがね。と云う訳で面子が揃って主催者の挨拶が始まったのは1022、黒滝村までのコースは当初明日香村から芋ヶ峠だったのですが、昨年秋の台風禍以来一応は通行止、計画通りその芋ヶ峠へ向かう人も若干名いるのですが、集団での突破はまずいと云う事で本隊は薬水経由でと云う事に、その本隊をWi-Fujiさんと私がご案内する事に。
 まずはR169の反対側、近鉄吉野線の西側を南下しますが、京都のWi-Fujiさんもなんでこんな道知ってるのよ。
 飛鳥駅前から高取町へ越えて県道120号五條高取線へ入りレトロな吉野口駅前で小休止。
 奉膳(ぶんぜ)の狭い村の中を抜けて薬水拱橋(きょうきょう)、吉野鉄道時代に作られた煉瓦造りの2連アーチ橋で土木遺産にも指定されています。
 続いて薬水の地名の由来となった弘法大師所縁の井戸へ。この後R309と近鉄吉野線に挟まれた旧い道を登って行きます。結果的に車坂峠より高い処まで登らなければならないのですが、車に煩わされる事なく走る事ができます。
 お昼は何処でと云う事になったのですが、これだけの人数が入れる処はそうありませんし、大淀のオークワで弁当でも買って貰って吉野川の河原でもと思っていたのですが、買い物を済ませて出てくると、駐輪場で店を拡げている気の早い人がいます、と云う訳で一同が駐輪場で頂く事に。そして車坂で前輪がバーストして走行不能になった方がいて、車で伴走していたWajinさんの自転車のを拝借してとりあえず走れる様になったのですが、隣のホームセンターでハチサンのタイヤを無事入手する事ができた様です。
 1248オークワを後にしますが、車坂で迷子になった人がいる様です。
 千石橋で吉野川を渡って下市町に入りますが、ここで超ベテランakutaさんがパンク、下市口まで輪行してきたメンバーもいた様で、橋の南詰で待機しますが、先の迷子は吉野山へ向ったとか、一体何人で走っているのか全く把握できていません。現地集合の人もいるのですから、とにかく目的地の宿へさえ着けば良いのでしょうが、携帯電話あればこそです。
 下市町の千石橋南詰から黒滝へはR309一本、ただ広橋峠への旧道はともかく新しい道は交通量も多く自転車向きでありませんので、県道48号洞川下市線で地蔵峠を越えるとの事、Wi-Fujiさん曰くそれも下市の街の中を通らずに下市町阿知賀から立石に越える秋野隧道経由で行くとの事。この町道は黒滝からの帰途に利用する定番ルートではあるのですが、南行きに使った事は一度もありません。吉野川左岸の県道39号五條吉野線を少し東へ走るのですが、案の定分岐を見落として少々オーバーランしてしまいました。途中行者の滝と云う名前の割には大した事のない滝の前で一息入れますが、隧道の手前は南側同様結構な坂になります。
 県道48号に下ったのが既に14時前、車の少ない快適な道を地蔵峠(地蔵トンネル)へ向います、これからは一本道ですので後ろへ回って写真を撮る余裕も、だた私は日帰りですのでそろそろ引き返す事を考えなくてはなりません。
 幸い上立石あたりで地元の摩耶さん(写真右)が合流してくれましたので、才谷の分岐でバトンタッチする事に。僅か4時間程でしたがご一緒した皆さんとお別れして県道257号才谷吉野山線経由で帰途に就く事に。
 県道257号の途中から脳天さんへ下れば楽なのですが、先月14日に走ったばかり、吉野山へ少し登り返す事に、「静亭」の見える処にでますが、時間がありませんので蔵王堂へと下ります、桜の時期が嘘の様な静かな吉野山です。
 吉野神宮を過ぎてから県道15号で下るつもりが、通行止でしたので、県道167号吉野神宮停車道線で下ります。再び吉野川左岸の県道39号に入りますが、今度は西向きで向かい風の苦しめられる事に、どうにか1512椿橋到着。
 問題の壷阪峠ですが、南側の拡幅区間の手前、以前にも崩れた部分の少し上で路盤が谷側に崩れています。通行止でなくてもそうなんですが、まったく車がとおらなくなったので、前後もかなり荒れています、通行止の看板の肩に車両と書かれているのは、このルートが大淀古道でハイカーの利用があるからでしょう、そうなると万が一の事故の再に、道路管理者の責任が曖昧になりますね、さて自転車は車両ですから自己責任で。しかし芋ヶ峠もここも過去の例からすると復旧には相当の時間が掛かる(ほったらかし)と思われます、サイクリストにとっての吉野と国中との重要なルートですので、なんたら自転車道の整備よりも早期に復旧して貰いたいものです。
 壷阪峠を下ると高取町、来月1日から恒例の「町家の雛めぐり」が行なわれるのですが、観覚寺なかよし広場のジャンボ雛は既に出来上がっていました。来週3日には乾さんと一緒に伺う予定にしています。
 走行64.7キロ、暗くなる前に無事桜井に帰投しましたが、明日予定していた五條市西吉野町津越への「福寿草サイク」、天気は午後から崩れるとの予報に輪童さんは早々に中止宣言を。
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