東吉野へ

 紀伊半島を襲った台風12号、その被害の全貌はまだまだ明らかになってもいないのですが、来月に予定している「月うさぎキャンプ」へのアクセス路や「月うさぎ」そのものの被害も心配なので、久しぶりに芋峠を越え吉野川に沿って東吉野へ向かいました。 まずその前に明日香村稲渕で行われている「かかしコンテスト」へを立ち寄ります。

芋峠への道は行者辻の手前で柴が散乱しているのと、吉野側で倒木の枝が道を半分塞いでいる程度で、通行にさして支障はありませんが、ロードバイクとかで下りを飛ばしすぎていると危ないかも。 定番の津風呂湖畔は<256>入野河原屋線が危なそうなので、吉野川沿いにR169まで下り、R370から<16>吉野東吉野線へ入り、一気に小のみたらしだんご屋さんまで走り抜けます。 ロードの先客が、すみません物覚えの悪い私は記憶がなく失礼しました「よろづ」で一度二度お目にかかっている方で、大峠を越えて回ってこられた様で、暫くみたらしだんごを頂きながら情報交換、どうやら<221>小村木津線の一部が通行止めで対岸路に迂回している様ですが、蟻通から先R166までは問題なく抜けられる様です。

熊野の事を思えば東吉野村の被害は少ないようですが、麦谷の方で土砂崩れがあって、高見川の水の流れは濁ったまま、流された橋もあります。 また対岸路の低い処では、高見川の増水で冠水していた様で、乾いて土埃が酷いところが一部あります。

 蟻通橋から東吉野キャンプ場の方を見下ろします、ご覧の様に濁っていますが、左から流れ込む高見川の流れはかなり澄んできています。

 R166まで出てきました、御馴染み関西のマッターホルン高見山の全貌が。 風が爽やかで気持ちの良い天気ですが、空気が澄んでいる分日差しがキツいです。  

 <251>谷尻木津線は通行止の看板が出ていましたが、どうやら大丈夫そうなので進む事に、道路上の土砂等はかなり撤去されていますが、かなり崩れたいた場所もある様で、一部電柱が曲がったままの場所もあり、谷尻集落内で復旧工事が行われていましたが、まもなく通行止は解除されそうな感じです。

 谷尻集落の三叉路から<31>榛原菟田野御杖線に入りますが、脇の林道が川の様になってあふれ出してきているので路面はご覧の通り、まぁガード付きですからどうって事はありませんが。

 肝心の「月うさぎ」ですが、さすがに台風の当日は停電でポンプが動かず大変だった様ですが、後片付けされた後とは思いますがご覧の様に建屋等などには被害はなく、来月のキャンプには影響はなさそうです。 ただ大銀杏が葉も実も落としてしまったので、今年の黄葉は残念かも。
 谷尻集落まで戻り、一谷峠を越えて菟田野経由で「おごぽご」に立ち寄って帰ってきましたが、こちら側からのアクセスは全く問題なしです。 ただ室生から染谷峠を越えて東吉野村滝野へ出るルートは、6月に崩れた箇所が交互通行まで回復していたのが、再び通行止になっていて、こちらは厳しそうです。 本日の走行93.0キロ。

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