吉野山まで

20160412a.jpg 今日はお天気も良さそうですし、吉野山に行く事にしました。 中千本はもう遅いでしょうが、上千本あたりが見頃でしょう、ただ明日から天気が崩れる様ですから、今日あたりが最後かも知れません。 上千本までは花見客が非常に多いので、いつも奥千本が見頃になる頃を見計らって行くのですが、今朝はいささか出遅れてしまいました。

20160412g.jpg 明日香村を抜け芋峠を越え吉野川河畔へ。 ローソンで補給がてら一休みしていると「さくらライナー」が吉野川を渡って行きます。 その後近鉄の吉野駅に立ち寄る頃には駅前は結構な人出に。

 

20160412h.jpg 車で吉野山へは吉野川河畔から吉野駅の横を通って如意輪寺から参陵トンネルへ抜ける<37>桜井吉野線が一般的ですが、おかしな事にこの県道は途中から<15>桜井明日香吉野線となります。 桜井明日香吉野線は美吉野橋を渡ってくる道で、吉野山への道として歴史的にも古い道なのですが、何故か如意輪寺近くの何もない処で2つの県道が唐突に終点となって接続されているのです。 後は吉野神宮駅から取り付く<167>吉野神宮停車場線と、吉野駅からロープウェイに沿って登る「七曲坂」があるのですが、いずれもこの季節は下千本から観光客の多い吉野山中を押し歩く事になりますのでお勧めできません。 

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 奥千本は標高700m台の山深い処にあって、ちょっと中まで自転車を持って行くのは大変なので、金峯神社修行門から更に吉野大峰林道側へ進んで「義経の隠れ塔」寄りの駐車場に自転車を置いて歩いて行く事にします、観桜期は周回コースが設定されていて徒歩で小一時間の行程です。 満開にはまだ少し早い様でしたが、やはり出遅れた様で、平日にも関わらずかなりの人が来ています、ただ場所柄物見遊山と云うよりハイカーと云った出で立ちの人が多いです。
 
 写真は奥千本への入り口となる金峯神社修行門

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 下とは異なる奥千本の幽玄な雰囲気が好きだったのですが、近年周りの杉林や老木の伐採が進んでいる様で、今では些か殺風景な事になってしまっています。 22世紀には奥千本を復活させ様と苗木を植える活動が行われているのですが、22世紀はともかく私が生きているうちには目にする事は叶わないでしょうね。
 
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20160412d.jpg 昨年4月16日の写真はこちら。 写真は部分を切り取ったものですから、それなりに見えるのですがね。
 
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 水分神社側の激坂を下り上千本へ、しかし下りてくる程に人が増えてきます、これでも土曜日曜の事を思えばマシなのですが。 吉野神宮側へ下るのは諦めて、朝登ってきた如意輪寺側の県道を下り吉野山を後にしました。
 
20160412j.jpg 吉野河畔まで下りてきたものの、ちょっと走り足りないので宮滝から入野(しおの)峠を経て宇陀へ、「自撮り」の準備もしてきているので、せっかくですから見納めだろう宇陀川河畔の桜をバッグに何枚か、女寄経由で帰途に就きました、本日の走行97.4キロ。
 
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