踏んだり蹴ったり

 「踏んだり蹴ったり」、しかしなんで「踏まれたり蹴られたり」やないんやろ… 上方落語で「弱り目にたたり目、泣き面に蜂、貧すりゃ鈍する、藁打ちゃ手ぇ打つ。 便所に行ったら、誰か入っとる。」と云うのがありますが、米朝師匠の「帯久」でしたっけ、韻を踏んでいてなかなか面白いです。サイクリストにとって踏んだら嫌なのは釘とかアレ、そうアレ、マッドガード付きには最悪ですね。
 さて今日は輪童さん主催の「福寿草サイク」だったのですが、時間的に間に合わないので不参加。開放された9時頃から今月の帳尻合わせを兼ねて東吉野へパンでも買いに行こうかと芋ヶ峠を目指したのです。
 機嫌良く芋ヶ峠を登って峠まで後100m程の処で空気の抜ける音が、一気に抜けるではなく結構長い事かかります、おかしな物を踏んだ様でもないのですが、エアーが完全に抜け切らないので小さな穴なんでしょうが、それにしても最近パンクづいています、それもasuka号の後輪ばかり。ところでasuka号はワイヤー上出しではないので、この様に倒立させる事が、マッドガードが付いていますし、何しろ重いのでホイールを外すのにはこうするのが楽なんです、メーターを外したり、サドルを保護したりと手間は手間ですが。
 パンクが続いているのでパンクの原因と位置を見極めて置かなくてはと、外したチューブにエラーを入れ様とすると、シリンダーが引っかかっていけません、以前から調子の悪い時があってスペアパーツを用意はしてあったのですが、機嫌の良いときはすんなり入って圧も上がるので、ついつい後回しにしていました。シリンダーを抜いてみると、Oリング状のパッキンが劣化して外れています、はめ直して入れ様としてみたのですが上手く行きません。そのうち無理な力を加えてしまって根元で折れてしまいました。TOPEAKの名誉のために云っておきますと、このロードモーフを始めモーフシリーズはミニモーフを含め4本も持っている、私の一押しです。今までに雨中走行で中に水が入るまで酷使してきたのに、ロクにメンテをしなかったままでの経年による劣化が原因で、責任は私にあるのですが。
 さてエアーが入れられないとすると善後策を考えなければなりません。土曜日の芋ヶ峠ですから、そのうち1台位ローディが登って来るかもしれませんが、今どきはインフレーターを持つよりボンベの人が多いですし。ここから一番近いのは明日香村のチネリ怪人vivvaさんでしょうか、推して行っても一時間位でしょうか、電話を掛けてみるとお昼までは在宅との事、早速asuka号を推しながら下る事に。
 何十年、数え切れない程越えているの芋ヶ峠ですが、推しながら下るのは流石に初めてです。こうやって見てみるとなかなか新鮮なものです。

 

 行者辻を過ぎて暫く行くと、白い車がエラい勢いで登って来ました。ちびちゃんの子守り中だったvivvaさんがフロアポンプを持って救援に駆けつけてきてくれました、感謝! 既にチューブは交換してありますので、エアーを入れて無事に走り出せましたが、パンクの原因がはっきりしていませんし、インフレータは使えないままですので、帰途に就くしかないのですが、「自撮り」の準備もして来ているので、手ぶらで帰るのもと思ったものの、この時期彩りがないですねぇ…
 と云う訳でこちらもローディ御用達の「4’season」でオムライスを頂いて、ホームセンターとかスーパーとかと買い物に立ち寄りながら帰宅。本日の走行31.1キロ、残りの日程を考えると今月は3年ぶりに500キロ割れする事は確定です。

 調子が悪いなと思った時にちゃんと用意しておいていたのですが、その後期限良く使えていたので、ついつい後回しになっていました、さっさと交換しておけば無理な力を加える事もなくスペアパーツの交換だけで済んでいたものを。ミニモーフがありますが700Cx32を履くasuka号にはやや力不足です。こんなものもケースに入れてありますが、その様なシチエーションには遭遇していません。ポンプ次第で既定圧まで上げられないとは思いますが、実際にうまく使えるのかな、試そうにもうちにはその手のポンプがありません。
 どうも後輪を組み替えてから続いているので、帰宅後点検してみたのですが、今回もチューブの外側ですし、前回も室内交換で異物も見当たりません。原因はちょっとはっきりとしないままです。

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